おいおいおい! 【ソードアート・オンライン】の2期が始まったのに、【アクセル・ワールド】の2期は始まらないなんて、不条理が過ぎるだろ! 俺が納得できるように説明してみせろよ! ほら、早く! 今すぐに! 適切な説明を! できないの? できないんなら、速やかにアクセル・ワールドの2期を作りなよ!
どうも、こんばんは。違うんです。ちょっとマンマルカワユス病の発作が出てるだけなんです。
そりゃあ、まぁ、いろいろと大人の事情があるのでしょう。しかし、それらを全て排してでも、動くハルユキ君をこの世に再臨させることこそが、日本の全アニメ関係者の使命なのにねー。それ以外に、荒みきった現代社会を浄化する手立てはありません。ハル君の愛らしさで人々の心の罪を洗い流すのです。
うーん、だいぶカルトめいてきた? いやいや、僕はちょっとハル君が好きなだけですよ。怖くないよ? ほんとだよ?
Cold Heart,Long Distance/サンタラ
毎度お馴染み、名盤しか作らないサンタラだけど、今回も名盤だよ! すーぐ名盤認定しちゃう僕が言うくらいだから、信憑性はだいぶ低いけど、でも、すごくいいアルバムなのは確かだよ!
とは言え、今までの作品とは一味違う。ものすごく渋くて濃い。『2014年の日本の音楽シーンにおいて、こんなアルバム作ってる人なんているの?』ってくらい渋い。何しろ、今作のコンセプトはアメリカーナ。カントリーの新しいジャンルのことだそうですが、まぁ、日本じゃ馴染みがないよね。実際、邦楽ではあまり耳にしない音が多め。渋い。
しかも、カントリーと言えばサンタラのルーツでもあります。初期衝動や原体験や憧れだったものをテーマに据えて、自分達の手で現代流に再現するのだから、そりゃあ、気合いも入るってものでしょう。濃くなって当然。サンタラの1つの到達点と言えましょう。
でも、そんな渋くて濃いアルバム、カントリーやアメリカーナに造詣が深くないと楽しめないんじゃない? と思いきや、心配ご無用。何だかんだで、音楽的なジャンル以前に、サンタラの持ち味が何よりも強い。便利な言葉を使っちゃうと、個性? スタイル? 世界観? そういったものが圧倒的な魅力を放ってる。
だって、1曲目の【非情の街】からして強烈。物悲しげに、どこか皮肉めいたバンジョーの音色と、【あしたのジョー】や【赤鬼と青鬼のタンゴ】で有名な尾藤イサオ氏によるアウトローの台詞から幕開け! トラブルを起こして街を追われた男と、彼の帰りを待ち続ける女を描く歌詞内容もさることながら、楽天カードマンへの変身能力を得た川平慈英氏にラジオニュースまで読ませる徹底振りですよ。先制攻撃もはなはだしい。
また、洋楽カバーの【500マイル】も、サンタラの手に掛かれば、昭和のモノクロ映画が目に浮かびます。きっと、ヒロインは真知子巻き。曲が進むにつれて力強くなる演奏も、主人公の心境と夜汽車の走行音を暗に示しているかのよう。
かつて、期間限定で無料配布された【Perfect Happiness】が、新アレンジ・新録音なのもありがたい。決して派手ではないものの、星が静かに煌めくようなアレンジは、往年の名曲【フラッグ】を彷彿とさせます。
アルバム全体で見ても、叙情的かつ映像の浮かび上がる詞や、それを的確に支える音作りは健在。コンセプトアルバムだけに、まとまりも抜群。
まるで、『Cold Heart,Long Distance』という映画のサウンドトラックみたい。それはさながら、1人の女性の半生のような。あるいは、11人の男女による群像劇のような――。
どちらにしても、この映画の結末は決して悲劇ではないでしょう。いろいろあったけれど、『記念日は嬉しくて少し悲しいもの』と歌う【バースデイブルース】を経由して、【Perfect Happiness】で終わるからね。酸いも甘いも、といったところ。
つってね、長々と書いちゃったけどね、細かいことを抜きにしても、単純にかっこいいんですよ。去年のライブ(2013年9月1日の日記を参照)で聴いた【Backseat】と【500マイル】が入ってるだけでも僕は大満足。なのに、他にもいい曲がたくさん。それがアルバムという形で立体的な姿を見せてくれるもんだから、言葉を尽くして褒めずにはいられない。褒め過ぎな気もするけれど、これでも手加減してるつもりだよ! いいアルバムなんだから仕方ないじゃない。
ということで、YouTubeで【Backseat】と【昨日の影】のMVが配信中。また、SoundCloudでは全曲試聴もできますので、是非。何なら、歌詞を読むだけでも楽しいよ。もう、ほんと、みんな、買えばいいのにねー。
にしても、去年はインディーズデビュー10周年でセルフカバー・ベストアルバムを出して、今年はメジャーデビュー10周年で自らのルーツをテーマにしたコンセプトアルバムを出すんだから、最近のサンタラはちょっとドラマチック過ぎるんじゃないの? 大丈夫? 燃え尽きないでね? これからも楽しませてね? まだまだ期待してるよ!
間違いだらけの人生さ(変換間違い編)。
ただでさえ、『オスマン帝国』が下ネタに聞こえて仕方ないのに、『♂満定刻』なんて変換されたものだから、僕のオスマン帝国が独立寸前。
その上、オスマン帝国に大規模なハーレムがあったと知って、いよいよ、疑惑が確信に変わりつつある。オ、オスマン帝国の、大規模な、ハーレム……。
今、僕の頭の中でかなりえげつないハーレムが繰り広げられている。繰り広げられているけれど、それを書くとえげつなさ過ぎて成人指定になっちゃうし、そもそも僕の技術じゃ正確に描写できないし、ここはみなさんのイマジネーションに丸投げ! 行ってみたいなオスマン帝国!