午前4時半まで起きてたり。
どうも、こんばんは。履歴書の特技に『不摂生』と書ける子です。
我ながら、寝ればいいと思うのですが、だって、しょうがないじゃない。面白いんですもん。
何かですね、『学校生活の目標』なんてものを書かされましてね。
話によると、それを教室の壁に貼るんですと。
いや、あの、えっと、ここは小学校かよ!
んー、専門学校っつっても、そんなもんなんですかね?
それでまぁ、普通のことを書いても面白くないですし、他の子達も常套句ばかり書くであろうことは、火を見るより明らかなわけです。
ですんで、今年の僕の目標でもある(1月20日の日記参照)『叶わない恋をしない』を堂々と書きましたら、それを教壇の所に立ってクラス全体に発表するってんだ!
ちょっ、ちょっと、先輩! そりゃないっすよ!
動揺しながらも結局、発表しちゃったわけですが、読み上げた時のささやかな冷笑ったら、もう、羞恥プレイ以外の何物でもないんですよ。
クラスのほんの数人が、くすっと。本当に申し訳程度に、くすっと。
別に、笑いを取ろうとして書いたわけじゃないのに……。
自分独りを楽しませる意図で書いただけなのに……。
この怒りと悲しみは、ちょっとぶつけておこうと思います。
おい、そこのお前! そうだ、お前だ、担任だ!
ちょっとここに正座しろ。…………。いいから! とにかく、正座しろ。
お前、最初、これを発表するなんて、一言も言ってなかったよな?
しかも、俺の目標を下書き段階で読んで、
「うん、なかなかいいんじゃないか?」
とか、小さな笑みと共にぬかしやがったよな?
それが、この大惨事だ。お前はこの事態を予想できてたよな? 明らかに、計画的犯行だよな? 俺を陥れたよな?
お陰で、俺は痛い子丸出しだよ。お前はさぞ、嬉しいだろうな。楽しいだろうな。気持ちいいだろうな。
笑えよ。笑えばいいさ。俺を笑えばいいさ! 愚かな俺を笑ってくれよ!
…………。
俺に恨みでもあんのか!
とまぁ。こんな小芝居も教壇でできたら、四面楚歌の戦況も変わったかも知れませんが、そこまでは自分を捨て切れない僕に、人間としてのプライドを見出せて一安心です。
次の授業。後半にだいぶ時間が空いたので、説明会の時にやった質問形式の自己紹介(こちらは4月9日の日記を参照)をやらされました。
愛想笑いが寂しく響く空間に、再び、この身を置かねばならんのですか? もう、ネタになるような質問事項もないですし、やだなぁ。
と思いきや、やたらとノリノリな子がいます。
僕がちょっと頑張って、
「エレベーターに乗ったら、端で大人しく待ってる派? それとも、どんどん上ってっちゃう派?」
とか、
「ホンジャマカの石ちゃんが、『まいうー』を他局でも多用してることについて、どう思う?」
とか訊いてたら、なかなかいい反応を示すんですよ。ツッコミを入れてくれたり、うまいタイミングで無視してくれたり。
おおっ! 僕の話の流れを汲み取ってくれるのかい? この子、違いのわかる男ですよ、隊長!
ということで、調子に乗りました。乗りまくりました。いつものネタ(乙女ネタとか、色恋ネタとか)を垂れ流しました。
彼以外には、めっちゃ引かれました。
しかし、その引き具合が、僕の胸をさらに熱くさせる!(変態)
こちとら、引かれてなんぼの人間じゃい!
つーか、女の子に気を遣って、下ネタを言わなかった僕には、何らかの賞が授与されて然るべきだと思います。
・『大人っぽい(これは柔らかめの表現で、普通は『何歳?』とか、『若さがない』とか、『オヤジっぽい』など)』
・『えっ、ゲイなの?』
・『君の言うことは冗談に聞こえない』
以上は、僕がよく言われる言葉の代表例ですが、その日だけでこの3つをクリア。
周りの新鮮な反応がちょー楽しーっすよ、姉さん!
と申しますか、ほんと、僕、キモいなぁ……。
ここまでの話を、高校時代の友人にメールしたところ、『ぴぃじゅらしいね』と温かな返事が来て、僕、いい友達を持ってんなぁ、と。
で、どういうわけか、ノリノリな子に気に入られたらしく、仲良くなりました。彼の友達とも仲良くなりました。
でも、アレなんですよ。彼ら、いわゆる、アレなんですよ。
髪の毛を染めちゃったり、煙草とか吸っちゃったり、服装に気を遣っちゃったり、ちょっと悪そうな雰囲気がキラリと光るイケてるメンズ、略して、イケメンなんですよ。
僕とは全く相容れない存在なんですよ。
いやまぁ、今まで、そういう友達がいなかったわけじゃないですが。むしろ、そういう友達も結構いましたが。
何と言うか、こういう意気投合の仕方は初めてなので、びびります。
しかも、ノリノリな子はホストをやっているそうで、世の中って、すごいなぁ、と。
まぁ、あたしくらい魅力溢れる女になると、ホストの心も軽く動かせちゃうのよね☆(ごめんなさい)
それ以来、休み時間や放課後など、ちょこちょことお話しているのですが、いつ、カツアゲされるのかとドキドキです。
担任からも、
「ぴぃじゅ、あいつらにいじめられてるわけじゃないよな?」
なんて訊かれたりして、楽しかったりします。
もう、ほんとに、そうにしか見えない組み合わせなんですよ、僕ら。
とは言え、彼ら、意外とフレンドリー。
ただ、なぜか、お笑いについて僕に指導をしたがります。
いや、あの、僕、別に芸人を目指してるわけじゃないんですけど……。
さらに、授業中に話を振ってきたりしますが、違う! その絡み方は違う!
僕、授業中はすごい真面目っ子なんで、そっとしといてください。
ちなみに、やっぱり、僕の恰好は野暮の極みみたいです。駄目出しされまくり。
でもなぁ、若者らしい服も違うしなぁ……。
あと、ホストの子はCoccoとかCharaのよさがわかる子で、ちょっと嬉しかったです。