いや、レミオロメンじゃなくってね。ザングースの日でもなくてね。サイト開設日の話。1日過ぎちゃったけど。
どうも、こんばんは。あんまり人目につかなかったり、誰かと共有することのない趣味を、コソコソと続けるのが得意です。普通、ホームページってのは見てもらうためのもんなんだけどねー。
ということで、ここも6周年ですよ。おめでとー! ありがとー!
本当だったら、何か派手に更新できたらいいのだけれど。ま、まぁ、10周年、くらいには、何か、できたら――。うん、弱気。
たまには、最近のお話でも。
ポニョ見たよ! 感想書くよ! 今さら!
元ヤンであったことが連想されるリサさんのドライビング・テクニックとか、グランマンマーレの華麗なる背泳ぎとか、誰もがタブーだと思っていた『人面魚』を軽々と言ってのけるトキさんとか、何より、宗介の可愛らしさ! 胸がキュンキュンする! 前半の親子愛パートだけでお腹いっぱい。割と、ポニョ本人はどうでもよかったんだけど、単純にいい話で楽しめました。
いや、わかる。わかるよ。賛否両論があるのはね。確かに、ツッコミどころが多過ぎるし、話の進行に不自然な点もあるし、やり過ぎてたりもする。『否』のみなさんの気持ちもわかる。僕もさすがに『傑作だ!』とか『あの頃のジブリが戻ってきた!』とは言いませぬ。
でも、一言で言うと、みんな勘繰り過ぎー。難しいこと考え過ぎー。
だって、これ、ファンタジーだよね? しかも、絵本とか童話とか、そのタイプの。子供向けの。
そりゃあ、ジブリ作品ですからね。そこに多大な期待を傾けるのは仕方ないっちゃあ仕方ない。それに加えて、千と千尋以降の説教臭い作品群のせいもあるだろうし、舞台を現代日本にしているせいもあると思う。普通の大人の視線だと『えー!』ってなっちゃうのも当然。
でも、絵本好きな大人なら、割と素直に楽しめるはず。『賛』の方のみなさんは、きっと、そういう人達じゃないかしら。難しいことを考えずに、ただ『あー、面白いなー』と見ればいい映画を、その通りに見られるような。
ポニョの不幸は、作り手と受け手の姿勢に相違があったことなのかも。『懐石料理が食べたかったのに、お子様ランチ出されちゃった』 みたいな。『いや、懐石料理もお子様ランチもねぇし。俺、作りたいもん作ってるだけだし』みたいな。
まぁ、アレっす。楽しめない人は徹底的にツッコミ入れればいいんす。それはそれで楽しいし、正しい見方だと思うんだ。
『アート引越センター CM 女の子』とか『アート引越センター CM デブ』なんて検索ワードによってここへ到着する人が、先月だけで6人くらい。小林きな子様様だぜー。
ここにアクセスアップの糸口が見えるような、見えないような。
【肉溺】なるデブ専エロ雑誌を発見! 違うの。ホモ雑誌じゃないの。ノンケ雑誌なの。
いやぁ、さすがに単発ムックっぽいけど、それでさえ一昔前はなかったよねー。ノンケの間でデブ専って言ったら、ほんとに少数派って感じで。なのに、専門誌が! 喜ばしいことですよ。そう言えば、最近はデブ専AVも増えてきたような……。
どうしたんだろう? ちょっとした流行り? 追い風? これを機に、みんなデブ専になっちゃえばいいのに!
ザッピングしてたらNHKで【テストの花道】って番組を放送してて、そこに太い子が出てた。太い子が出てた!
その名も中村竜之慎! この竜之慎君がねー、えらいこと可愛いの。これが絵に描いたような萌えキャラで、簡単に言うと、文系眼鏡デブ高校生。ほら、お好きな人にはたまらないでしょう? 僕だって、たまらないもの。
ということで、テストの花道の本放送は3月29日から(僕が見たのはパイロット版っぽい)。気になる方は是非。
ポンタが可愛い! ポンタってのは、ほら、アレです。ローソンポイントを母体とした共通ポイントプログラム、Ponta。そのマスコットキャラクター。出べそたぬき。
なのに、僕が持ってるローソンのポイントカードは以前のもの。いや、このカードも可愛くないことはないんだけれど、ポンタのんがずっと可愛い! いいなぁ。欲しいなぁ。取り替えたりできるのかなぁ。
奇しくも、わたくし、去年の10月にローソンのポイントカードを作ったばかりでして。もう5カ月我慢していれば――。人生難しい。
スポーツ/東京事変
タイトルはスポーツ。ジャケットは金メダル。ブックレット内の写真はオリンピックを意識したもの。発売日もオリンピック開催中。しかし、本家のオリンピックでは日本に金メダルなし。それに対して、このアルバムはチャート1位を獲得。皮肉な話だねー。と申しますか、攻めてるなぁ。
ということで、名盤、来たー! もう4枚目、現メンバーで数えても3枚目だけど、1曲1曲の個性が立ってて、でも統一感があって、だからって小さくまとまることもなくて、風通しがいい。そして、やたらと挑発的で攻撃的で音楽愛に満ちている。その最たるものが【能動的三分間】。歌詞も構成も真っ向からJ‐POPシーンに喧嘩売ってる。攻めてるなぁ。
そんな気概溢れる今作を見るに、これからなの? 事変、まだまだこれからなの? 攻めてるなぁ。
詞は【生きる】や【乗り気】辺りが核心かな。『なんてこの身は頼りないのだろう。/あまりに何も無い。』とか『五体満足を無駄遣い/抑ゝ下段がガラ空きなんじゃい』とか『読みかじった文字面と、視たままの数字を覚えて、知った気になっているようじゃあきょうも、丘サーファー・・・。』とか『感じているより考えているより/からだがはやい』とか、耳が痛いっす。
しかし、インタビューで『今回はギリギリまで詞を書かなかったし、言葉で意図していないし、そこまでメッセージはない』ってなことを林檎さんがおっしゃってまして、いやいやいや、嘘だね! 絶対嘘! メッセージ込める気ないのに、こんな詞が書けてたまるかよ! 嘘って言って!
曲はわっち(伊澤一葉)のがすごく好き。【シーズンサヨナラ】(浮雲作曲)もいいけどね。あと、【電波通信】のベースが鳥肌もの。たまんない!
PLAY/竹内電気
1年くらい前から気になっていたバンド、竹内電気。まぁ、ちょっと曲だけ聴いてみてよ。曲だけね。まだビジュアルは見ないで。これ重要。『ポップでオシャレでロックンロール。どーせ、こーゆーのは顔のいい男達がそつなく演奏してんだろ?』と若干陰湿な気持ちで予想してみたなら、次にPVを見てほしい。そしてロックの、ひいては音楽の素晴らしさを感じてみてほしい。
だって、あんな出で立ち(失礼)。しかも、あんなPV(失礼)(2回目)(まぁ、大人しいPVも多いけど)。やり過ぎ。
とりあえず、5人中3人が眼鏡ってどういうこと? 60%だよ? 内閣支持率で言ったら、60%って結構なもんよ? 何その安定感。時代が時代なら、くるりやアジカンやゴーイングやサンボマスターなんかと一緒にメガネロックとして紹介されていたことでしょう。
そんなある種のファンキーさで僕の心をがっちり掴んだ彼らだけど、特に斉藤さんが好きです。いや、変な意味じゃなくて。好きと申しますか、気になって仕方がない。
集団の中で異彩を放つ人が、どうも僕は好きみたい。V6で言えば、イノッチ。往年のモーニング娘。で言えば、保田圭。まぁ、竹内電気で言えば、間違いなく斉藤さんになるよね。どんだけ異彩を放てば気が済むんだろう。もちろん、ここまで全部が褒め言葉。
さて、CDの話。
ロックでポップでカラフルでセンチメンタル。男の子はこうでなくっちゃ! あー、胸がキュンキュンする!
僕は【YOU&I】から入ったので、これはもちろん大好き。あと、【アンラッキー・レボリューション】もたまらん! こういう『冴えない思春期の奮起』云々は個人的にツボなのです。そして、何度聴いても【帰り道】における斉藤さんの華麗なるサビ泥棒には惚れ惚れせざるを得ない。全体的に浮遊感のあるシンセサイザーが素敵。
ところで、歌詞カードに『ギター・ソロ』とか『シャバダバ』って書く? そこ主張しちゃう?
タワレコで買ったところ、コインをいただきましたぞ。
これ、ライブ会場に設置されるガチャガチャ専用のコインなんだけれど、どうしよう、ライブに行く予定が全くない……。いや、行けるもんなら行きたい。行きたいけど、ねぇ。
財布に入れといたら100円玉と間違えちゃいそうだし、さて、どうしたものやら。
もえタイ/杉基イクラ
冴えないぽっちゃり男子高校生が、ボクササイズを通して夢と生き甲斐を見つける王道少年漫画。
なんだけど! 太一君が! かーわーいーいー!
一般目線なら、上記の少年漫画部分と番外編の妹達の愛らしさが主な見所になるのでしょう。しかし。しかしだよ。太一君が可愛過ぎて、とてもじゃないが冷静な目でなんか見られないんだ。
デブ専目線だと、痩せるどころか少しずつNIKUが増えていく太一君。彼の成長や心意気や可愛らしさに萌えっぱなし。
腐女子目線だと、太一君と蔵田さんの恋路にワクワク。それと、大塚 THE ツンデレ。
あー、胸がキュンキュンする! (意識的にせよ無意識的にせよ)狙ったような言い回しも多少あるし、これはこれで正しい読み方だと思う。だと思う!
この手の作品は、主人公があまりにも卑屈だったり、人間的にいけ好かなかったりして苦手なんだけれど、太一君は素直ないい子で一安心。序盤こそ後ろ向きだったものの、後半の突っ走り具合にはなかなかのカタルシスも。普段、少年漫画を読まないもんだから、ちょっと新鮮に思えたくらい。
これは1巻漫画だからだろうなぁ。20巻30巻と続くのなら、この程度じゃ済まない。
ところで、ヒカルの碁もスラムダンクもマスクマンキャッチャー小武蔵もタッチもさすがの猿飛も保健室の死神もアイシールド21もフラワー・オブ・ライフもNARUTOもドラゴンボールも黒いラブレターもハンターハンターも、デブキャラ登場漫画を(立ち読みはするけど)ほとんど持っていない僕。そんな僕がもえタイだけは買ったのも、1巻漫画であることが大きかったりします。
だって、何十冊もの漫画は時間とお金と収納場所が必要なんですもの。デブキャラ登場巻だけを買い集めるのも邪道だしなぁ。そもそも、ちゃんとお話としても楽しみたい。
あと、アレね。単行本発売に際して、デブ専界隈でにわかに盛り上がってるもんだから、みんなだけ楽しんじゃってずるい! 僕だって太一君に萌えたい! もえタイ! っていう嫉妬心。