いつの間にやら、いい具合に雪が積もってました。
まぁ、冬休みにはよくあることです。
どうも、こんばんは。出無精です。
遅れましたが、年越し宴会の話。長文です。ご注意を。
2006年12月31日午後8時頃。
2006年最後の更新をしたり、掲示板の返事をしたり。
それらが一通り終わったところで、いざ、出発。
今年は近所の子の家で開催です。
その子の家へ伺ってみたところ、あら、人数もだいぶ少ないのね。
去年は9人もいたのに対して(2006年1月2日の日記を参照)、今年は僕を含めても5人。当然、全て男。太い子は0。
どうやら、みんな、別の集まりに出ちゃってるそうです。
あぁ、そりゃそうだ。ここの集まりは、アポを取る気が全くありませんからね。当日に呼ばれるんですもの。
って、『ゼロ使(『ゼロの使い魔』の略。萌えライトノベル)』の信者が増えている!
元々、ゼロ使の信者だったニートが、同じくニートのエロゲーマー(元自衛隊)を引きずり込んだみたいです。
たまらん! 世の中、たまらん!
そして、おもむろに始まるゼロ使音読会。
無骨な男達の口から垂れ流される、素敵なツンデレWORDの数々!
おっ、お前ら、面白過ぎるから、やめなさい。
あと、テレビに映し出された(瀬戸内)寂聴さんを見て、
「あれ? この人、死んだんじゃなかったっけ?」
って、失礼!
生きてますよー。彼女、すごい生きてますよー。
9時頃。
友達の部屋から居間へ移動して、鍋の準備。
と思いきや、居間のテレビは故障中とのこと。
みんな、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のスペシャルを見たいらしく、困ってます。
選択肢は4つ。
- 友達の部屋へ戻って、ガキ使を見る。
でも、部屋が狭い上に散らかっているので(失礼)、鍋はできません。あと、初詣でにも行かなくてはいけないので、新年まで鍋はお預けです。
- すごくお腹が空いているので、鍋を食べる。
でも、ガキ使は見られません。
- パソコン(テレビの横にある)を接続して、テレビを見られるようにする。
でも、接続方法がよくわかりません。
- 友達の部屋からテレビを持ってきて、それを接続する。
でも、液晶とは言え、なかなかの重量があります。あと、接続方法がよくわかりません。
まぁ、僕はあまり見る気がないので、彼らの様子を傍観。
白熱する議論。過ぎていく時間。手巻き寿司をつまみ食いする僕。
あっ、『ガキ使』と『ゼロ使』って、似てますね(ひどい)。
と、ここで、最後の参加者がやって来ました。
現自衛隊で坊主頭の彼は、『寂聴』というあだ名を付けられて、
「いいところに来た。寂聴、俺の部屋から、テレビ持ってきて」
その子は渋々了承。でも、なぜか、僕も連れていかれることに。
えー、なんでー?
「もう、あなたはあたしがいないと、何もできないんだから。寂しがり屋さんね☆」
とか言いつつ、2人で友達の部屋へ。
で、テレビを持ってきたんですけど、接続方法がよくわからない。
友達のお父さんに手伝っていただくも、うまく映らない。
面倒臭くなった一同は、テレビの視聴を放棄。
各自、自宅へビデオ録画の連絡をすることに落ち着きました。
何だかなぁ。
仕方がないので、パソコンでYouTube内の萌えアニメ(『ゼロの使い魔』、『スクールランブル』、『すもももももも』など)を流しながら、鍋を貪ることに(うわぁ)。
つーか、具材が多過ぎー。
結構な面積のテーブルを、結構な割合で埋め尽くしちゃってますよ。
もう、白菜なんて、山になってるじゃない。
どうやら、参加人数が6人という小規模なものになるとは思ってなかったようです。
まぁ、これなら、10人は余裕だよね……。
皮肉のつもりで、
「うわぁ、みんな、たくさん食べるんだねー」
と申し上げましたら、
「お前、殴るぞ?」
って言われました。えー。
そんなわけで、みんなで鍋をつつきまくり。
僕はあんまり鍋が得意ではないので、ネギと豆腐と肉ばかりをつついておりました。ネギ、うまー!
11時前。
『何か、もう、お腹いっぱい、だよ、ね? 山とは言わないけど、丘程度に具材が残ってるけど、限界、だよ、ね?』という空気になってきた頃、初詣でに出発。
…………。
いやいやいや、徒歩って!
君達が行こうとしてる神社は、ここから歩いて、1時間以上かかりますよ?
それをわかっていながら、徒歩って!
この寒空の下を?
憎たらしいほどに輝く月の下を?
越冬つばめ(森昌子)も心が挫けるであろう気温の中を?
津軽海峡もびっくりな冬景色(石川さゆり)の中を?
徒歩で?
ばっ、馬鹿じゃないの!(素が出ております)
ということで、徒歩です。
寒いです。
いや、まぁ、去年も歩きだったんですけどね、その時はそもそも出発地点が違ったのですよ。
神社から、それほど離れていない家(徒歩で30分くらい)に集まっていたのです。
それが、1時間ちょいって……。
無謀だよ! 若さ故の無謀だよ!
そんな僕を尻目に、電波ソングを歌うニートがいたり、歩きの速い軍人ども(元自衛隊と現自衛隊が1人ずつ)がいたり。
常に元気なのは、ニートとエロゲーマーのみという大惨事。
あーもー。
火の付いている煙草を、別の子に投げつけるニート。
さらに、火の付いている煙草を、吹き矢の要領で(口から直接、吹き出して)別の子に当てるエロゲーマー。
火の軌跡やその飛んでいく勢いが、暗い中、すごく綺麗だったので、思わず、
「すげー! かっこいー!」
とか叫んじゃったんですけど、君達、危ないよ!
そりゃあ、厚着してますけれどもさぁ。
ったく、何だ、その心意気は?
『前を歩いてると寒いから』という理由で、僕の背中にべったりとくっつくエロゲーマー。
「やだー、あたしのお尻に入っちゃうー! 犯されるー!」
とか、すかさず、絶叫する僕(ごめんなさい)。
途中、全員と共通の友達から電話が。
どうやら、彼、いろんな子達の正月の集いを回っているらしく、僕らの集いにも近いうちに来るとのこと。
何か、猛者がいるー。
何だかんだで、神社に到着。長かった……。
列に並んで、初詣で。
いや、あの、でっかい鈴を鳴らしながら、
「ルイズたん(ゼロ使のヒロイン)と結婚できますよーに」
って、お前……。
2007年1月1日午前0時頃。
まぁ、この辺りで年が変わったかな、と。
いつの年もそうですけど、明けた実感が全くありません。
2007年ねぇ。匂う女(2007)の年ねぇ。
で、餅を拾うべく、餅撒きに参加。
一般的なものなのかどうかは存じ上げないのですが、矢倉の上で能(狂言?)チックなことをしている人達が、餅やお菓子やみかんを投げるというアレです。
矢倉のすぐ近くに集まった子供達が、
「(お餅を)ちょーだい! ちょーだい!」
なんて言ってるんですけど、エロいよ、君達。
ロリコン・ショタコンに犯されてしまえ。
太い子がいたら、あたしが犯してくれようぞ(ごめんなさい)。
ということで、子供達の真似をして、
「ちょーだい! あなたの熱いものをちょーだい!」
とか叫びながら参加する僕達。むしろ、こーゆー発言をしていたのは、僕だけ。
…………。
下手したら、捕まりますね。
えっと、ほんと、ごめんなさい。
いや、あの、子供に媚を売り過ぎー。
餅を撒く場所が矢倉付近過ぎー。
4人くらいで参加したにもかかわらず、1個も取れませんでしたよ。
いや、そりゃあ、ハレンチ発言は悪かったけどさぁ。僕だって、謝ってるじゃないですかぁ。
あと、単純に、投げる餅の数が少なかった気がします。
財政問題、かな?
餅が取れなかったり、ものすごく寒かったりで、いい具合にテンションが下がってきた一行。
6人が6人、『えっ? これから、歩きで帰るの? また、1時間ちょいかけて? この、くそ寒い中? えー、やだー』という雰囲気に。
と、ここで、さっきの猛者に迎えを頼むという提案が。
慌てて電話。
しかし、彼はまだ、他の子達の集まりに参加しているらしく、当てになりません。
仕方がないので、渋々出発。
道中にある、また別の小さな神社まで猛ダッシュしていく2人。
って、いや、何で、君ら、走ってんの?
彼らの後を歩く4人。
もちろん、僕は後者のうちの1人。
小さな神社のたき火で温まりながら、みかん(たぶん、ここで配っているのでしょう)を投げつけられる僕。
さらに、口中のみかん汁を吹きかけられる僕。
ええい! やめい!
食べ物と僕を粗末にしないの!
しばらく温まったところで、再出発。
またも、走り出す2人。
彼らの後を歩く4人(第1デジャビュ)。
だいぶ、彼らとの距離が開いたところで、さっきの猛者が車で颯爽と登場。
そして、すかさず、颯爽と逃走。えー。
そりゃあ、僕達も必死で走り出しますよ。
数十メートル先で止まっている車に追いつき、
「うっひゃー! 大好きー! お前、大好きー!」
とか褒め称えながら、乗り込む僕達。
いやぁ、このタイミングで来てくれるとは、惚れるぜ!
そこから、さらに数十メートル、車を走らせると、道路の端に2つの人影が。
お察しの通り、猛ダッシュ馬鹿どもです(ひどい呼び方)。
バトンパスの姿勢で待っていた2人を、案の定、抜き去る僕ら。
『車』というバトンを渡されないまま走り出す彼ら。さすが、猛ダッシュ馬鹿です。
とは言え、スピードを上げる車に追いつけるはずもなく、2人は遥か後方へ。
まぁ、車内は当然、大爆笑ですよね☆
何だろう? この言い知れぬ優越感は。
もちろん、また数十メートル先で拾いました。
いやぁ、素晴らしい運転手が来たものです。
と、運転手に電話が。
どうやら、彼、まだまだ他の集いを回るらしく、催促されているみたいです。
この猛者め。
で、気になるのは、電話の相手を『ズッキーニ』と呼んでいたこと。
車内の全員から、
「ズッキーニって、誰だよ!」
とツッコミを入れられながら、
「後輩」
なんて平然と答える彼。
「どうして、ズッキーニ?」
「いや、実は、何もズッキーニと関係はないんだけど、とにかく、ズッキーニなんだよ」
「ちんこが? ちんこがズッキーニ?」
「ぴぃじゅ、お前、降りろ」
と停車される僕。
だ、だって、『ズッキーニ』というあだ名を付けられる理由としては、『ズッキーニ並みのちんこだから』以外はありますまい!
車で楽に帰り着いて、またも、飲み食い。
ソファに座る僕。に座る猛者。
「やだー、あたしのちんこが入っちゃうー! 犯されるー!」
とか、すかさず、絶叫する僕(第2デジャビュ)。
『買ったばかりのワックスの試用がしたい』と駄々をこねる猛者に、
「もう、あなたはあたしがいないと、何もできないんだから。寂しがり屋さんね☆」
とか言いながら(第3デジャビュ)、仕方なく付き合うことに。
その後、ワックスで髪形を整え、鍋をちょいとつついて、彼は別の集いへ出て行きました。
忙しいなぁ。
僕らは引き続き、飲み食いしながら、うだうだ。
午前2時頃、エロゲーマーが就寝。
午前3時頃、寂聴も就寝。
彼らにしては、ダウンが早いと思いきや、何やら、12月30日からほとんど寝てないのだそうで。
それじゃあ、しょうがないですよね。
で、ニートも彼らと一緒にいたから、寝ていないはずなんですけど、やたらと元気です。
いや、君も寝なよ。
ということで、残るは4人。
今まで、あまり話していなかった2人が、酔ってきたのか、人数が少なくなったせいなのか、いい具合にべらべらと話します。
へぇ、2人揃って、キスも未経験のチェリーボーイかぁ。
いいなぁ、すごく綺麗じゃない。いいなぁ、いいなぁ。
「じゃあ、もう、男を相手にすればいいじゃん」
って言ったら、膝を殴られました。えー。
やっぱり、男だけのこーゆー集まりの時は、思い出話と女体の話が一番盛り上がりますよね。
ストーブの灯油が尽きたので、寝入っている2人を残し(ひどい)、友達の部屋へ。
もう結構な時間(午前7時半頃)なので、就寝。
えっと、まだまだ続くんですけど、かなり長くなっちゃうんで、また次回。