1時間ずっと笑っていたのは、お察しの通り、はい、僕です。
どうも、こんばんは。下ネタ大好きゲイ人です。
逆に訊くけど、あの回で笑わないなんて可能なの? 無理でしょう? 下ネタに対する愛や哲学に触れた時、人は自然と笑顔になるものでしょう? 人間って素晴らしいね!
そう言えば、わたくし、同性愛開始から今年で丸10年です。思った以上に面白おかしく過ごしてしまったなぁ。
『もしも、僕がノンケのままだったら――』なんて考えることもあるんだけれど、『今と大差なかっただろうな』ってのと『間違いなく童貞を貫き続けてるだろうな』ってところに行き着きます。さらには、『遅かれ早かれ、こっちの世界に辿り着いていたはずだ』という結論に至るわけで。
だって、僕が肥満男性の可愛らしさに気付かないはずがない。お肉に魅せられてしまった以上、それは不可避というものでしょう。ホモ歴は10年だけど、デブ専歴は15年くらいですからね。もはや、人生の半分以上デブ専。思春期以降、ずっとデブ専。そりゃあ、肥満男性の可愛らしさにも気付きますよ。
むしろ、約5年も気付かなかったのが信じらんない。まぁ、その頃はね、肥満女性が可愛過ぎたんじゃないでしょうかね。BBWっつってね。
さて、若くしてセクシャル・マイノリティーの側に転がり込んでしまったみなさんは、その多くが必要以上の苦悩に追われる青春を過ごすそうな。そりゃそうですよね。保健体育の授業どころか、大人は誰も教えてくれないような世間の死角に、よもや、自分が入り込むことになろうとは。
でも、生来なよなよしていたり、少数派に回るのに慣れていた僕としましては、そういう思いをしたことがほとんどないのですよ。何だか、申し訳ない。でへへ。
ただ、悩める若きみなさんへ、十年選手の僕から先輩風を。余計なお世話? お節介? ちょっとくらい、いいじゃない。
あのね、存外、楽しいものですよ。何より、自分の一番好きなものが見つかるんですもの。今まではスリムな若い異性こそが最も好くべき対象であるとメディアや時代や世間に刷り込まれていたけれど、それどころじゃなく可愛らしい人間がいるんですもの。それも、思いの外、身近に。目から鱗が落ちるとは、正にこのこと。世界は今日から君のもの!
何か、後半は真面目な話になっちゃって、かっこいいことまで言っちゃった。やだーん! 恥ーずーかーしーいー! 惚れてくれてもいいよ。太ってくれると、なおいいよ。みんな太ればいいのにねー。
ガテン系があるのなら、テンガ系があってもいいはず。そう、TENGA系。
例えば、TENGA系男子。女性と実際の行為に及ぶよりも、オナホールによるマスターベーションに喜びを見出す男性のこと。また少子化が進んじゃうね。
あるいは、TENGA系の仕事。そのものずばり、TENGAを始めとするデザイン・機能の両面で優れたアダルトグッズを開発する仕事のこと。老若男女あらゆる層において、憧れの職業の代名詞と言えましょう。
はたまた、TENGA系の資格。これはまず、男性であること。次に、ある程度の年齢であること。下限は精通直後。ですが、なるべくなら、18歳以上が好ましいですね。上限は性機能が正常に働いているうちまで。最後に、少しのお金。それらが夢へのパスポート。
うん、TENGA系。こいつはいけるな。もとい、イけるな。イけちゃうな。
そのうち、SPA辺りで特集組まれるね。深夜番組で取り上げられて、観てるこっちが恥ずかしくなるパターン。僕もなりたいTENGA系。