来ーなーいーでー。帰ってー。もー駄目だー。
どうも、こんばんは。冷え性です。
ということで、毎年恒例霜焼けさん。今回は右手ばかりあちこち。やっぱり、暖房器具のない部屋で筆記・パソコンの日々を送るとこうなりますか。
でも、12月下旬。ひどい年は10月中旬に霜焼けてることもあったし、だいぶ持ち堪えたもんだなぁ。
大晦日だし、最近のお話でもして、2009年を締めましょう。
労働日記。
あれ? 大晦日、休んでいいの? 本当に? 続く1月1日はお店自体が休みだし、ふ、冬コミに、行けるじゃ、ないか……!
と思いきや、やっぱり出てほしい? まぁ、断れないよね。むしろ、選択の機会すら与えられなかったからね。
糠喜び! これこそ、糠喜びなり! そして、年末年始は週5出勤。うーわー。
おい、ベッキー♪#。
大々的に『本格的に歌手活動開始』と謳って、CD出したり音楽番組に出たりしてるみたいだけど、嘘を吐くでない。
君、以前、歌手活動してたじゃない。しっかり歌ってたじゃない。【わがまま☆フェアリー ミルモでポン!】の主題歌をな!
忘れてやんないよー。許してやんないよー。見逃してやんないよー。
それとも、『あれは本格的じゃなかった』とでも?
日清の太麺堂々のCM。そう、力士コスプレ(not 廻し but 浴衣)のタレントさん達がモーニング娘。のダンスを完コピさせられているという『だいたい予想はできるけど、どうしてこうなったか、ちょっと説明してくんない?』と言いたくなるようなあのCM。
とは言え、わたくしとしましては大歓迎です。いいじゃない。ときめくじゃない。
しかしな、判断を下しにくい人達が判断を下しにくい映され方をしている。みんな同じ格好だし、遠景が基本だし、西(洋亮)君も出演してるらしいけど、見分けがつかないし、あ、あれ? どうしよう? ときめきづらいよ? と申しますか? あんまり? 可愛くない?
いやいやいや、太いタレントさんが10人もいて全滅なんてことはあるまい。デブ誰専の容疑をかけられるほどの守備範囲を誇る僕ですよ? 甘く見てもらっちゃあ困る。1人ずつきっちりゆっくり正面から見せてもらえば、7人くらいには恋する自信があるんだけどなぁ。ソロバージョン作って!
余分三兄弟が歌ってた。サスペンダーで。
サスペンダーは正義!
【ホルスの好奇心】の石ちゃんの衣装が可愛い! つーか、エロい!
アラビアンな赴きなんだけどね、お乳の形がね、こうね、くっきりとね。エロい!
以下、感想文。
2009年はサイバライヤー! ということで、10年くらい前から知ってたし好きだったんだけど、立ち読みで済ませてきちゃった西原作品を読み漁りました。つっても、まだ3分の1くらい? いわゆる『叙情派』と呼ばれる方の作品を中心に読みまして、何か、もう、名作揃いで驚いた。
1つ1つ書くのは大変だから、一番のお気に入りを挙げさせていただくと、【ぼくんち】です。人が生きるということは、これほどまでに鮮やかで美しい。傑作。
小学生の時だったか中学生の時だったか、ちらりと読んだことがあるけれど、今ちゃんと読んで正解。当時じゃあ、あんまり理解できなかったと思う。
あと、【この世でいちばん大事な「カネ」の話】にも圧倒されたし、【西原理恵子の太腕繁盛記】の青山ぽんちゃんが可愛かった(モリタクさんも出てるし!)。太ってます。ブログで西原さんも言ってたけど、絶対ホモ受けするよなぁ、ぽんちゃん。
ここで1つ、去年読んだものを。どうも書き忘れてたっぽいっす。
ネムルバカ/石黒正数
大学の女子寮でルームシェアする先輩と後輩。毒舌な先輩は夢に向かってバンド活動に明け暮れ、堅実な後輩は目的もないままバイトに明け暮れる。夢に恋に将来に、どうにもならない大学生活を過ごす少年少女達漫画。
いや、いい話でした。名作。確かに、『日常』だし『ぐだぐだ』ではあるけども、それ以上に『青春』です。すごくリアル。
夢を追う人も、何をしたいのかわからない人も、10代後半から20代前半なら、何か思うところがあってほしいもの。や、もちろん、結構な大人が読んでも共感できるはず。あの頃の焦燥感とか、漠然とした不安感とか。
そして、ラストの先輩は鳥肌もの。あと、伊藤君が好きです。あ、いや、太ってません。悪しからず。
にしても、『駄サイクル』についてはねー、ほんと、耳が痛いっつーか、甘えてちゃいけねぇなぁと思う。頑張りたい。頑張りたい!
引き続き、それ町やよつばとも応援中!
って、それ町が文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に! えっ、それ何? 受賞とは違うの? その中から選ぶの? どうなの?
氷菓/米澤穂信
姉の命令で入ることになった廃部寸前の古典部。そこには思いがけず、1人の女子生徒が。彼女の好奇心に応える形で日常の謎を解いていくうち、次第に部員が増え、日々は賑やかになっていく。そして、『氷菓』と名付けられた古典部の文集から、33年前の事件に行き当たり――。小説。
いやぁ、面白かった。文句が『こんな流暢かつ語彙豊富に日本語を操れる高校生なんて存在しないよ!』ってのしか出てこないくらい面白かった!
今をときめく若手ミステリー作家の米澤穂信。今をときめき始めた数年前から、その名前を目にする機会が多くなってきたので、やっとこさ読んでみました。お手並み拝見のつもりで、デビュー作から。
したら、面白かった! これが米澤穂信の実力か! そりゃあ、人気も出るよねー。
なんつってたら、今年のこのミスやその方面の類似本に軒並みランクインしてやんの。うわー、この人、すごい人だー。
実は、わたくし、ミステリーが苦手でした。決して、嫌いなわけじゃないの。あくまで、苦手。
そんな僕のミステリー像ってのが、『陸の孤島で連続殺人事件が発生! 偶然、そこに居合わせた探偵が鮮やかに事件を解決!』ってやつなんだけど、そっか、人が死なないミステリーもあるんだね。
よく考えれば、そうだよなー。今時、『陸の孤島で(以下略)』なんて、それこそ古典だよなー。使い古されたネタをさらに面白くできるのは、相当な実力者じゃないと無理だもんなー。
これからはミステリーにも手を出していきたい所存。
にしても、うまい。キャラクターはいちいち魅力的だし、文体も端正。ミステリー初心者だから、はっきりとは言えないけれど、ミステリーとしても巧みなんだと思う。たぶん。
で、散々『ミステリー』って言ってきたけど、この小説の真骨頂は青春です。青春とは真逆の主人公から描き出す、これ以上ないほどの爽やかでほろ苦い青春! たまんないなぁ。
最早、ファンです。他のも読みます。
SxOxU/SxOxU
何か、いろいろと思うところがあったらしく、GOING UNDER GROUNDの素生さんのソロアルバム。
プロデュースはBEAT CRUSADERSのヒダカトオル。確かに、そのまんまビークルが歌ってても違和感ないアレンジです。でも、全体的に似通ってる気がしないでもない。全曲英詞だから、余計に? とは言え、いい仕事するよねー。
素生さん特有っつーか、ゴーイング特有のセンチメンタルは鳴りを潜め、歌唱も強め。これはこれでかっこいいっす。でも、英語の発音が拙い気も。萌えポイント?
と申しますか、ジャケットの赤ちゃん、お子さんなの?
えっ、素生さん本人のお子さん? 結婚してたっけ? それ、有名な話? あれれー?
まぁ、僕はその方面で素生さん好きだったわけじゃないからいいんだけど、最近、デブ専界隈で彼の話を聞かなくなったのは、このせいなのかしら……?
ACTION!/サンタラ
サンタラ初のライブDVD。これがもう、ちょーかっこいい! ほんとかっこいい!
これ以上、何も言えない。Yes、語彙不足。とは言え、言葉を尽くせば伝わるってもんでもないよね。百聞は一見にしかず。あー、ライブ行きたい。
決して大掛かりではないけれど、圧倒的。濃縮されてる感じ。逆に大掛かりじゃないのがいいのかな?
CDの再現ではなくて、全体的にライブならではの聴かせ方をしてくれる辺りに好感。【Money】の不穏なアレンジとか、【ROW THE BLUES】のベースとか、たまんないっす。【太陽】や【フラッグ】をライブ音源で聴けたのも嬉しい。
あー、ライブ行きたい。 これだから、サンタラはやめらんない!
ということで、さよなら2009。
今年もお世話になりました。来年もよろぴくね。
若干の怨念を込めつつ、よいコミケを! そして、よいお年を!