学校で、ギターとマンドリンの生演奏会がありました。
すごくかっこよかったです。
あー、アコースティックギターを振り回しながら、絶叫したいぜ!(意訳:アコースティックギターで情熱溢れる弾き語りがしたい)
どうも、こんばんは。孤高のシンガーソングライターです。
にしても、ほんと、いろんな行事がある学校だなぁ。
最近、何が溢れてるって、情熱や精液を除けば、CDです。
CDが僕の机の上に溢れてるんです。
6・7月に素敵なCDがやたらと発売されまして、いまだに聞き続けているのが原因。
ということで、今日はそれらの感想文でも。
『陽の照りながら雨の降る』 Cocco
総勢64名によるコーラスの『陽の照りながら雨の降る』もなかなか感動的なんですけど、僕はカップリングの方が好きかも。
特に、『手の鳴るほうへ』が素敵です。
あと、『コンポジションA』には、是非、標準語訳を。
そして、初回限定盤に付いている『blue bird』がすごくいい!
『ザンサイアン』 Cocco
やっぱり、Cocco、すごいぜ! かっこいいぜ!
救いのない歌ばかりだったデビュー当時の頃と比べますと、だいぶ、Coccoも丸くなったよなぁ、と(誰目線?)。
この人から、『四月馬鹿』のような歌詞が出てくると、何と申しますか、すごく救われます。
いや、まぁ、この歌詞も決して、いいことばかりが書かれているわけじゃないんですけどね。
ただ、初期の救いのない歌が好きな方からすると、物足りなく感じるのではないですかね?
そこの辺りが、ちょっと心配ではあります。
とは言え、『暗黙情事』や『野火』、『インディゴブルー』のような歌もありまして、こういうところが一筋縄では行きませんね。
Cocco、すごいぜ! すごいぜ、Cocco!
とにかく、Coccoが何かしら『掴んだ』感じがありまして、今までとは一味違います。
進もう進もうとする勢いと言うか、ひたむきさが、もう。
何か、大きな安堵さえ感じさせます。
いやぁ、今後も楽しみですよ。
あと、DVD。
『Swinging night』の話なんですけど、Coccoさん、色っぺー。素敵ー。
あと、オヤジダンサーズがいたような気がするのは、僕だけですか?
『BEST OF GOING UNDER GROUND with YOU』 GOING UNDER GROUND
あのぅ、初回限定盤はケース仕様なのですが、ケースがきつ過ぎて、CDが出てこないんですけどぅ……。
僕、頑張りました。
指の筋肉痛になるくらい頑張りました。筋肉痛、なってないですけど。
そして、やっとこさ、取り出せたCD。
さて、この苦労は内容で返してもらおうじゃないですか。
ゴーイングと言えば、泣き虫ロックで有名ですが、『東京』や『ハミングライフ』のような、何て言うんでしょう? 人生賛歌? もすごくいいです。
東京で一人暮らしした経験もないのに、なぜか、ぐっと来るものがあるのですよ。
と申しますか、この人達はいつまでも青春してるんですね。素敵。
ほんと、どの曲もきらきらしてんですよ、きらきら。
僕も、こういう詞が書けたらいいのになぁ。
あっ、でも、『サンキュー』が入ってないのは、残念でした。
それだけがちょっと心残り。
『耳鳴り』 チャットモンチー
あー、瑞々しいぜ。若いぜ。女の子だぜ。
でも、前作の『chatmonchy has come』は高校生くらいの心情を書いていたように思いますが、今作はもうちょっと上の気がします。
20歳前後くらいの女の子かなぁ、と。
どちらにしろ、もっと同年代・同性に受け入れられてもいいと思います。
そう言えば、『さらば青春』(前作収録)→『東京ハチミツオーケストラ』(今作収録)で、卒業→上京という流れができているのですが、もしや、これは狙ってのこと?
ふへー、うまいことやるなぁ。
で、誰が何と言おうと、『恋愛スピリッツ』です。
これがまた、ひどい歌でしてね。いや、いい意味で。
ひどく切ないのです。ひどく痛いのです。
『だからあなたは私を手放せない』という歌詞の連呼は、もう、ほんと、圧巻ですよ。
そして、そこから畳みかけるように『だから私はあなたを想っている』って、何ですか、アレは? 呪詛ですか?
ということで、僕の中では、呪詛として解釈しております。
いや、もちろん、これも褒め言葉ですよ?
感情移入を禁じ得ないのです。感情移入せずにはいられないのです。感情移入できないはずがないのです。感情移入する以外に、できることがな(しつこい)。
こりゃあ、すごい歌だぜ!
でも、もしかしたら? なんですけれども? この子達? ネーミングセンスが? あんまり? よろしくない?
いや、まぁ、僕も人のことを言えるようなネーミングセンスではありませんけど、彼女達も結構な割合で、うーん……。
『ペルソナ』 竹仲絵里
だいぶ前から、目を付けていたんですけど、『サヨナラ サヨナラ』が出てから、さらに注目ですよ!
ほんと、『サヨナラ サヨナラ』は名曲です。
『「ねぇ見てた? 隣のゴンドラでキスしてたよ」/せがんだわけじゃ無いけど どうして今日は手も握らないの?』という歌詞には、もう、胸キュンですよいやっはー!
これは実生活で応用しなければ。
で、あの、それ以外の曲はあんまり聴いてないですごめんなさい。
いや、聴いてはいるんですけど、他の作業と並行してたりするので、じっくりと聴いていないんです。
でも、さらっと聴いているだけでも、すごくいい雰囲気。
何だろう? 声がいいのかな?
安心感と申しますか、包まれている感があります。素敵です。
と申しますか、『サヨナラ サヨナラ』が目当てなら、シングルを買えばいい話なんですけど、だって、このアルバム、安かったんですもの、しょうがないじゃない!(2000円)
『家族ゲーム』 ミドリカワ書房
相変わらず、素敵な歌を作ってくれてますよ。
すごくリアルで、『今も日本のどこかで、これと同じことが起こってるんだろうなぁ』と思わせる歌達。
ちなみに、『豆電球の灯りの中で』のような経験をした人って、どのくらいいらっしゃるんですかね?
僕はないのですけども。
あと、『母さん』の歌詞が気になります。
『諸事情によりボーカルトラックを抜粋』したそうなのですが、諸事情って?
そんなにまずい歌詞なんですかね?
でも、ライブでは普通に歌っているらしく、ファンの間では感動作として知られているようなので、放送コードに引っかかるようなものではないのでは?
んー。
『Every Single Day COMPLETE BONNIE PINK (1995‐2006)』 BONNIE PINK
思ってた以上に、ポップでした。
もうちょっとロック寄りの人かと思いきや、ポップでした。
その中でも、『LOVE IS BUBBLE』の放つ異彩。
そして、『LAST KISS』がよい!
これはよい!
前々から好き(と申しますか、これを聞いて、ボニーさんを好きになった)だったんですけど、改めて、よい!
聴いてて、割りと自然に思ったのですけど、この人はもっと評価されていいですよね。
綺麗なものを、とても丁寧に作ってらっしゃる気がします。
もっと前の段階から、大衆受けしないこともないと思うんですけどねぇ。
どうしてだろう? 硬派過ぎるのかな?
あと、DVD。
映像そのものが素敵です。
『Private Laughter』とか『A Perfect Sky』が好み。
ボニーさんは綺麗な人ですね。