２０１３年０１月の日記

去る２０１２年１２月３１日のお話。行ってきましたコミックマーケット８３！
どうも、こんばんは。オタクです。
にしても、今回は１日目・２日目・３日目と、目当てのサークルがやけにばらけてる。コミケともなると、肥満セクシー系のジャンルばかりが狙いじゃないからなぁ。
とは言え、３日間も体力と予算が続くか怪しいし、目当てのサークルの８割は３日目に固まってるし、そもそも３日目しか行けそうにないし。

ということで、大晦日の午前５時半に起床。『３日目しか行けそうにない』どころか、前乗りさえできなかったので、当日に早起きですよ。
大晦日の早朝はまだ薄暗くて、外には誰一人いません。すれ違う車も数えるほど。電車内もほぼ貸し切りです。コミケにお出かけ。電車の中で迎える夜明け。
４時間ほど電車に揺られ、国際展示場駅に到着したのは１０時半くらい。おおう、まだ並んでいる……。でも、小股ではあるものの、ほぼノンストップで歩き続けて１１時にはビッグサイト内の西ホールに辿り着けました。

さぁ、ケモノ島の大混雑の中へ飛び込もう！
もちろん、半身になって。でなきゃ、満足に前進すらできないから。こういう時だけは、痩せていて本当によかったと思います。
おっ、売り切れ必至と思ってたものも意外と買えちゃう。無論、開始１時間で即完売している本もちょいちょいあったけど。部数の問題もあって、予測が難しいなぁ。

一通り買い終えたところで、東ホールへ。
道中、ＡＴＭ待ちの行列に戦慄が走る。と申しますか、ビッグサイトにＡＴＭなんてあったんだね。今まで気付かなかったよ。
でも、いいの？　コミケ当日に会場内のＡＴＭを稼働させといていいの？　何らかの法に引っ掛からない？　みんな、使っちゃいけないお金を使おうとしてない？
どいつもこいつも無茶しやがって……。生きて帰ってこいよ！

ふおおおお！　ちゃんと太いダル君（ＳＴＥＩＮＳ；ＧＡＴＥ）コスプレの人を発見！　随分と巨乳だもんだから、女性かと思いきや、いや、男性だ。あぁ、この時をどれほど待ち侘びたことか。やっと、真ん丸いダル君に会えたよ。可愛い。ちょう可愛い。抱いてー！

「よいお年を」
の挨拶と共に本を渡してくださる方もいらっしゃったのに、
「あ、ありがとうございます！」
を繰り返すばかりの僕。
せっかく、作り手と買い手のコミュニケーションの場でもあるってのにね。我ながら、不甲斐ない。

再び西へ。ケモノ島の最終確認と、そのすぐ隣の雑貨島巡り。とてもありがたい配置。
雑貨島に至っては、もう、見てるだけで幸せ。小動物を目の前にした女子高生のように『はぁぁぁん！　カーワーイーイー！　チョーカワイー！　はぁぁぁん！』と心の中で叫びながら回ります。
それにしても、人の流れが緩いなぁ。ここだけコミケじゃないみたい。そこにいる人はサークル側も一般参加側も７・８割が女性だし、同人誌即売会にしては装いが洒落てるし、ギラギラ感も全くないのです。エロ同人エリアの異常性を改めて思い知るよねー。

シロクマさん（しろくまカフェ）コスプレの人がいるー。しかも、ここ、ケモノ関係でもしろくまカフェ関係でもない場所なのに、シロクマさんがブース内に鎮座してらっしゃるー。
頭部と首から下が分かれてるタイプの着ぐるみで、人の顔は露出してるんですけれど、それ以外はもうモッフモフ。あまりのモフモフ具合に目を奪われて、その人が何を売っていたのかも覚えてないくらい。だだだ抱いてー！

企業ブースへ。今回もハル君（アクセル・ワールド）のグッズは皆無。何だよー。
その代わり、可愛い眼鏡デブっ子さんが売り子してるブースがあって、全然知らないアニメだけど、思わずグッズ買いそうになった。そーゆー売り方か！　危ねぇ危ねぇ。

あれ？　いつの間にやら、３時過ぎ？　とすると、広場でのコスプレ終わってんじゃーん。残念。
じゃあ、もう帰る！　そうでなくても、体力が尽きかけてるし。股関節が痛いし。腿とかふくらはぎじゃなくて、股関節が痛いし。どーゆーこと？　疲労って、こんな現れ方するんだっけ？

ということで、コミケ８３、お疲れ様でしたー。
何だかんだで、回りたいサークルは全部回れました。コミケにもだいぶ慣れてきたんじゃないのー？
収穫は２４冊くらい。出費は１２０００円くらい。数としては予定より買い過ぎたものの、出費としては予算内で済んだし、財布の余力で『買えたら買おう』くらいに思っていたあれこれも買えました。いやぁ、満足。

あとは、友達の家に遊びに行って、猫ちゃんを揉みながら年越ししましたぜ。

生後数カ月のスコティッシュフォールドだそうです。耳折れ猫ちゃん。か、可愛い……！
今までは犬派を自称していたけれど、猫派になってしまいそう。

背後から両手で支えてあげたーい！　その照準を便器の中心に据えてあげたーい！　最後は先端に残ったわずかな尿を、適度なスイングで振り落としてあげたーい！　でなきゃ、小さく畳んだトイレットペーパーで、優しく拭き取ってあげたーい！
どうも、こんばんは。変態です。
変態ですけれど、これは性欲から来ている感情じゃない気がするんだ。とすると、…………母性？　とんだ母性があったもので！

アヒルと鴨のコインロッカー／伊坂幸太郎
大学進学に初めての一人暮らし。少なからずワクワクしていたのに、アパートの隣人から持ちかけられたのは本屋への襲撃だった。
はたまた、話は２年前。ペットショップで働く女の子とブータンからの留学生は、街を騒がすペット殺しと遭遇してしまう。
現在と２年前が交錯し、痛々しくも鮮やかな物語を描き出す。

うん、傑作。何年か前に映画版の方を観ていたから、だいたいの話の流れもトリックもオチも知ってるんだけど、それでも全く色褪せない。面白い。まぁ、細かな伏線だらけですからね。繰り返し観たり読んだりしたくなるのは当然。そうでなくとも、惚れ惚れするほどのどんでん返し。ミステリーとして、出来が相当いいんじゃないでしょうか。でも、これ、映像化できる？　難しくない？　映画はどう見せてたんだっけなぁ？　濱田岳君と瑛太君がはまり役だったくらいしか覚えてないや。
キャラクターが全員魅力的で、会話も軽妙洒脱。故に、話の切なさがより際立つ。間違いなく悲劇なんだけど、それだけとは言えないような妙な爽やかさもある。殺人があったわけでもないのに、こんなに嫌な気分になって、救いがあったわけでもないのに、こんなに温かい読後感。それでいて、ちゃんとミステリーで、間違いなく青春もの。すごいな、伊坂幸太郎！　他のも読みます！

女性のみなさんに朗報です。
男性用アダルトグッズのＴＥＮＧＡで有名な、あの株式会社典雅から、遂に女性用の商品が発売決定！　ぬほおおおお！　盛り上がってきたー！
これは事件ですよ。２０１３年最初の事件。だって、完全なる日陰者だったアダルトグッズに、洗練されたデザイン性という新機軸を持ち込み、社会的にも男性的にも大ヒットさせた典雅がですよ。その典雅が女性用アダルトグッズを作るってんですもの。そりゃあ、期待せずにはいられないよね。さぞ、スマートかつ高機能なものに違いない。何なら、オシャレの域に入るかも知れない。化粧ポーチに忍ばせ兼ねない。
これを機に、女性の性がもっと開かれるといいんですけどね。女性でも自慰行為に及ぶのは当然のことですし、その割合も決して低くないと聞きます。しかし、現状、女性がアダルトグッズを買うのは非常にハードルの高いことでしょう。通販で購入するにしても、見るからに禍々しかったり、保管に困りそうなデザインを変えることなどできません。
したいのに、できない。欲しいのに、買えない。それは不幸なことです。でも、今回の商品がそんな女性の一助になるのなら、とても素敵なことじゃないですか。
男性側としてもね、ちょっと頬を赤らめながらエッチなことをしている女の子は、結構な人気があるわけで。

何にせよ、二次性徴を迎えた全ての人間が注目すべき一大事です。
既にサイトは公開されていますが、わかっているのは【ｉｒｏｈａ】というブランド名だけ。細かい情報は２月４日から、発売は３月３日からとのこと。
もしかしたら、世界が変わる瞬間に立ち会えるかも知れない。そう、ここからが本当の女性の時代。そして、僕らは歴史の証人になるのです。

あと、アレ。女性用ということは、特殊な性癖を持ち、特殊な自慰行為を嗜む男性も恩恵を受けられるかも知れませんね！　具体的に誰とは言いませんけどね！　楽しみだね！

明けたんでしょ？　知ってるよー。
いや、ほら、何て言うかさ、同人誌を？　読んでたら？　はたまた、太い人が出てる？　正月番組を観てたら？　ありゃ、いつの間にか、１月も中旬っていうね。
どうも、こんばんは。今年もデブ専です。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

それにしても、辰年の直後に巳年ってのも酷な話だよね。さすがに蛇も気後れするでしょうよ。だって、自分と似たような外見の、でも、かなり大きくて、角が生えてて、手足もあって、空も飛べて、火を吹いたり、願いを叶えたり、敵になったり、味方になったり、八面六臂の大活躍！　何だよ、伝説上の生物のくせに。っていう、そんなやつが自分の直前に干支やってんだもの。出づらい出づらい。
考えてもごらんなさいよ。午年の前にペガサス年が、戌年の前にケルベロス年が来るようなもんですよ。その時、馬や犬がどんな顔すると思う？　下手すりゃ、プレッシャーで逃げ出すよ？　想像しただけで、いたたまれない。気の毒。気の毒王。
でもね、蛇はそんな逆境に文句１つ言わないの。逃げも隠れもせず、毎回、立派に巳年を務めてる。あぁ、何て誇り高いのでしょう。
それもそのはず。蛇にはちんちんが２本あるからね！　ちんちんが！　２本！　あるからね！（２０１２年１２月２４日の日記を参照）　そりゃあ、怖いもんなしですわ。辰でも雌でもどんと来いってね。竜は架空の生き物であるが故に、性器が付いてるかどうかすら怪しいしー。

ということで、今年もちんこの話ばっかりするよ！　よろしくお願いするのもどうかと思われる話から始まったけれど、いや、ほんと、よろしくお願いしますよ！

朗報ー。ちょっとみんな聞いてー。朗報だから聞いてー。
あの名作アニメ、【電脳コイル】がテレ玉で再放送中。うっひゃー！
初回が１月１１日からで、その前には書いておくつもりだったんだけどね。ほら、同人誌を読んでたら、過ぎてたっていうね。あと、テレ玉での放送だから、視聴できる人もだいぶ限られます。かく言う僕も観られない。埼玉、隣なのに……。
何はともあれ、観られる人は是非。ちょう面白いから。あと、デンパ君が可愛いから。せめて、第１２話だけでも。是非。

Ｔｒｉｂｕｔｅ　Ｔｏ　Ｅｌｉｓ　Ｒｅｇｉｎａ／ｏｒａｎｇｅ　ｐｅｋｏｅ
ブラジルの国民的歌手であるエリス・レジーナの楽曲をオレンジペコーがカバー。
つってね、オリジナルアルバムじゃないし、エリス・レジーナさんのことは全然知らないから、今回は見送ろうかと思ってた。思ってたけど、オレンジペコーの外国語の歌を聴いてみたいとも思ってた。さぞ、似合うだろうなと。今までは日本語ほぼ１０割なんだけど、いつか外国語で歌ってくれないかと。遂に来たかと。
結果、うん、正解。ブラジルの曲だけあって、サンバやボサノバが主で、それは彼女達も得意とするところ。違和感なく、むしろ、心地よく聴けます。完全にカフェで流れてるアレ。オシャレ音楽。それでいて、アルバムとしての起伏やまとまりもあって、Ｊ‐ＰＯＰばかり聴いている僕でも楽しく聴けました。いいアルバムだなぁ。

ただ、歌詞カードに日本語訳くらい用意してくれてもいいんじゃないのー？　ポルトガル語がわかる日本人なんて、そうはいないでしょうに。