あー、おっぱいぷるぷるで二の腕たぷたぷの太い人が、汗だくの脇の下で握った特製塩むすびを、腹十二分目になるまでTA☆RA☆FU☆KU食べたーい!
どうも、こんばんは。美食家です。
ほら、いくら涼しくなったと言っても、まだ夏ですからね。知らぬ間に汗をかいていることもあれば、急に気温が上がる日もあるでしょう。こんな時期こそ油断は禁物。引き続き、水分と塩分を意識的に摂取しなくてはいけません。
けれど、どうせ摂取するのなら、楽しくおいしくいただきたい。そこで、愛しのお肉様達の体表面を彩る汗ですよ。塩分の含まれたそれを、そのまま滴らせておくのは惜しい。ならば、彼らの汗を摂取すればいいじゃないか!
そう、日本人のソウルフードであるおにぎりの味付けとして、たっぷり染み込ませるのです。どう染み込ませるのかと言えば、脇で直接ギュッギュと握ってもらいましょう。何なら、脇のヘアーなども混入していただければ幸い。『あれ? 昆布かな?』なんつってね。
いやぁ、我ながら、名案。塩分云々抜きにして、これを食べたくない人なんている? いないいない、いないでしょー。よっしゃ、ちょっくらクックパッドに投稿してくる!
ふと、『壊れかけのRadio体操』というフレーズを思いついたので、どなたか振り付けをお願いいたしします。
何しろ、夏休みも残りわずか。世の学生達は宿題に追われている頃合いでしょう? 自由研究の一環として、ほら、ね?
いや、大丈夫大丈夫。【ようかい体操第一】や【EZ DO DANCERCIZE】が流行る時勢ですもの。壊れかけのRadio体操があったところで、何もおかしくはありますまい。
そんなことより、【壊れかけのRadio】の曲調が体操に全然適さない方が問題なんだけど、そこは腕の見せどころ。じっくりと筋を伸ばすような振り付けを考えたり、曲の方にアレンジを加えたりと、少しばかり工夫を凝らしてみましょう。だって、あくまでも自由研究だからね。頑張った感を出しておかないとね。これで花丸間違いなし。
さぁ、君も壊れかけのRadio体操をでっち上げて、憂鬱な新学期を乗りきろう!
間違いだらけの人生さ(見間違い編)。
『真夏』が『童貞』に見えたもんだから、高校1年生の男子が過ごす、いまいち冴えない夏休みを想像した。
高校生になって何か変化があるかと思いきや、周囲の環境が変わっただけで、感覚としては中学校の延長戦。拍子抜けしながら日々を過ごしていたところ、いつの間にやら夏休みですよ。
まぁねぇ、夏だからねぇ。それも、思春期の夏だもんねぇ。ここらでひとつ、異性と戯れたくなっちゃうのは当然でしょう。あわよくば、己の純潔も捨て去ってしまいたいというのが人情。
しかし、そうはいかないのが現実です。恋人どころか、女友達もほとんどおらず、冷房の効いた部屋に引きこもってはオナニー三昧。それ以外には、テレビを眺めたり、ゲームをしたり、漫画を読んだり、同性だけで集まって延々と下らない話をしたり。
『高校生の夏休みって、もっと、こう、キラキラしてると思ってた』とか『せっかくの夏休みだし、何か大きなことをやらなきゃいけない気がする! 気が、するんだけど、なぁ……』とは考えつつも、具体的に何をどうしたらいいのかはわかりません。あぁ、あの子は今、どうしているんだろう? 時間ばかりが過ぎていく――。
でもね、それはそれで尊いものなんですぞ。そういう時期に編み出した独自の自慰方法が後で笑い話になったり、触れた作品や遊んだ友達が一生ものになったりするからね。決して、色恋ばかりが青春ではないのですよ。
それに、当然のことながら、恋をするには相手が必要。家でだらだらしていても、女の子と付き合えるわけじゃなし。異性に会いたいのなら、学校へ行くのが一番です。むしろ、夏休みの終わりを歓迎しましょう。可愛いあの子を久しぶりに見られるよ!
なんて説教を架空の高1男子にするくらい、僕の夏もいまいち冴えませんでした。
いや、楽しかったんですよ? 楽しかったんですけれど、冴えてるか、冴えてないかで分けると、まぁ、ね……。もっと言うと、生まれてこの方、冴えてる夏を過ごした覚えがありませぬ。ぎゃふんだねー。