似ているようで全然違う。そんなの常識? タッタタラリラ?
どうも、こんばんは。インチキおじさん登場です。
ということで、今回は暗部で陰部なお話をしてみましょう。もっと言うと、暗部で陰部で深部で淫靡で耽美で神秘で甘美なお話を賛美していきましょう。
男達よ、処女膜に騙されることなかれ。
そもそも、便宜的に『膜』と呼ばれてはいるけれど、その正体は粘膜のひだです。ただ膣を狭めているだけだったり、全体的に覆っていても穴が空いていたり。その大きさや位置や数は千差万別あるものの、とにかく穴が空いているのです。じゃないと、経血や下り物が排出できないからね。
ちなみに、処女膜に穴がないのは異常なことで、完全に膣が塞がってしまっている方は手術が必要とのこと。病院へ行きましょう。
これを前提に、男達よ、処女膜に騙されることなかれ。
まず、全ての処女に処女膜があるわけではない。激しい運動による損傷は有名だし、今時分、女性の自慰行為も珍しくはありませぬ。そりゃあ、TENGAもirohaを出しちゃうよ。
よしんば、処女膜が健在だったとしても、穴が大きめだったり伸縮性・柔軟性が高い場合には、性行為に及んでも出血しないことが少なくないそうです。男性側の性器のサイズによっては、その傾向がなおさら強くなるでしょう。彼女が処女か否かを疑う前に、自分の大きさを顧みた方がいいんじゃないのー。
また、全ての非処女に処女膜がないわけでもない。1回や2回の性交渉で処女膜が裂けきっちゃうかと言えば、そんなことはなく。上述の通り、セックスしてもほぼ無傷ってことも多いのです。
さらに、今の美容外科や婦人科では、処女膜再生手術なんてのが行われてるんですって! なぜ、手術までして処女膜を再生させる必要があるのか。もちろん、難しい事情をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。しかし、その反面、簡単な理由の方もいらっしゃるはず。金持ち男に狙いを定めて、『あなたのために処女を捧げます』とか、ね……。怖い怖い。
つまり、処女膜の状態で性経験の有無は判別できない。むしろ、我々の浅はかな思い込みを、逆に利用されていることすらあるのです。もう一度、申し上げましょう。男達よ、処女膜に騙されることなかれ。
とは言え、日本人はロリータ嗜好・処女信仰が強過ぎる気もするけどね。半ば、自業自得。そんなに処女が必要なの? そりゃあ、『生まれ育った村を飢饉や水害や疫病から救うために、荒ぶる神への生け贄を見つけなきゃならない』ってんなら話は別だけどー。
それにしても、毎度行き当たる壁として、下半身関連の話題は確実な資料が少ない。単純に研究がなされていないというのもあるでしょうけど、ネットに出てくる情報となると、さらに少ない。眉唾物ばっかり。
何しろ、性器云々。特に、女性器のこととなると、幻想やら希望やら俗説やら誤認やら素人意見やら狂気やら禍々しい何かやらが渦巻いていて、僕の心の中のインチキおじさんが『ふふふ、この世に真実なんてものはないんだよ……』と囁きかけてくる。何これ怖い。
僕も故意に間違った情報を発信したいわけではないので、できる限り多くの情報に接して、信頼性の高いものを選んではいます。手近に資料があれば、ネット以外からも拾ってきたり、たとえ内容が面白くても、真偽が怪しいものは泣く泣く切り捨てたり。結果、正確無比とはいかなくても、決して間違ってはいない程度の文章はお届けできているのではないかと。
とは言え、所詮、これも『ネット上の不確かな情報』の1つですからね。話半分くらいに、世間話くらいに、軽くお読みくださいませ。要は、僕がうんこちんこまんこ言いたいだけなので。
僕がカレーを食べてる横で、猫がうんこをし始めたんだけど、あの、これ、えっ、天罰?