イタリア人の生ナンパ。
どうも、こんばんは。歌丸じゃありません。
介護職員(童貞)が元同僚の女の子にアプローチをかけられたらしい。
『どうして、年下のあたしに敬語使うんですか? 次に敬語で喋ったら罰ゲームですよ。……あっ、今、敬語使ったー。じゃあ、罰ゲーム。あたしをハグしてください☆』という流れを経てハグ。そしたら、彼女が介護職員の首筋にキス。驚いた介護職員は慌てて逃げ帰った、と。
あえて言わせていただきましょう。それ、何てエロゲ?
いやはや、相当なやり手がいたもんだ。手口があまりにも鮮やかだから、うっすらと恐怖さえ覚えるよね。大丈夫? 壷や絵を売りつけられたりしない? ないしは、全部が君の妄想だったりしない?
その後、向こうからの誘いもあって、デートを繰り返すこと数回。だいぶ言わされた感はあるものの、やっとのことで告白。交際にまで漕ぎ着けましたとさ。やったね!
つって、その直後からいちゃいちゃしたんだって。何それ、引くわー。ものすごく奥手なくせに? 付き合うと決まった途端? いちゃつき始めるとか? マジ引くわー。こりゃ、童貞喪失もすぐでしょうな。このこのー。
と思いきや、彼女がグイグイ来るばかりで、当の介護職員は気分悪くなってたらしいけど。彼はピンクサロン、略してピンサロで過呼吸を起こす男だからなぁ(2012年6月10日の日記を参照)。先が思いやられます。
夜の襲撃。お相手は、ジュエリーと暴君。
介護職員に恋人ができて、ジュエリーが落ち込んでいる。こんな時、僕が友人として告げられることは――。
「えー、26歳にもなって、異性との交際経験がないやつなんていんのー?」
いや、僕は決して恋愛至上主義ではないし、『恋人がいない=寂しい・悲しい・劣っている』とも思っていません。そりゃあ、今すぐにでも恋人が欲しいのに、諸事情でうまくいかないってのは不幸なことでしょう。とは言え、人生、それが全てじゃないからねー。
残念ながら、恋だの愛だのと、それだけに日々を費やして許されるのは学生くらいのもんですよ。そもそも、生活のどこに重きを置くかも人それぞれ。色恋の優先順位がさほど高くない人も、決して珍しくはないでしょう。むしろ、惚れっぽい僕からすれば、ちょっと羨ましいくらい。たまには、誰も想わない期間が欲しい。
だから、本来であれば、僕がジュエリーを馬鹿にする理由も必要もないのです。では、なぜ、こんなことを言うのか?
そんなの、面白いからに決まってるじゃないか!
や、嘘。違うの。ほんの冗談。ほら、状況が状況ですからね。変に気を遣って、『大丈夫だよ。いつか、君のよさをわかってくれる子が現れるよ』なんて励ますのも白々しいし、『そっ、それより、うちの妹が馬鹿でさー!』なんて【時をかける少女】の1シーンみたいに話を逸らすのも不自然だし、沈黙を貫くのも気が重い。それで誰が救われるというのでしょう?
ならば、やるべきことはただ1つ。馬鹿にしないわけにはいきますまい。全然、もう、ほんと、全然、ジュエリーを馬鹿になんてしたくはないのだけれどね。致し方なくね。溢れ出る友情がね。
「まさかねー。そんなやつ、いるわけないよねー。少なくとも、この中にはいないよねー」
「ぴぃじゅ、お願いだから黙っててくれよ……」
あれー? 人の思いやりがわからないやつだなぁ。
そんなジュエリーは2日連続でソープへ出向き、尿道痛を訴えていたのであった。そりゃ、モテませんわ! 性病コースでお願いしまーす。
ちなみに、彼のちんこは逆反りちんこ。ネス湖のネッシーの正体も彼の逆反りちんこ。股間にUMAを飼う男。かっこいい! こりゃ、モテちゃうんじゃないのー?
2回に渡る健康診断の末、尿から蛋白質が検出された暴君。そこまで深刻ではないし、仕事を始めたばかりだし、疲労やストレスが原因ではないか。ということで、今後、様子を見ていくそうな。
それを恋人に報告したところ、
「何? 私といるのが疲れるってこと?」
とか言われるんだって。
そそそそれだー! 君の腎臓が音を上げるほどの疲労やストレスの原因はそれだー!
いや、ほんと、色恋は人生の全てじゃないですよ。そうだったら困りますよ。