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2011年06月26日(日) 肛門は出口ではない。出入口である。

もしくは、我々に最も身近な宇宙である。
どうも、こんばんは。ほんの出来心なんです。ちょっと言ってみたかっただけなんです。

まさか、【電波女と青春男】の中で『サラマンダーより速ーい!』が聞けるとは!
説明しよう! 『サラマンダーより速ーい!』(正確には『サラマンダーより、ずっとはやい!!』)とは、我が青春ゲームの1作、【バハムートラグーン】内で王女が発する名台詞である! 帝国軍に身柄を拘束された王女は、そこで出会った敵将と恋に落ちる。束の間の外出の際、彼とドラゴンに乗った王女は言うのだ。『サラマンダーより速ーい!』と。サラマンダーとは主人公が乗っているドラゴンの名前であり、主人公と王女は幼馴染みであり、お互いに淡い恋心を抱いていたにもかかわらず! にもかかわらず! 王女は言うのだ。サラマンダーより速ーい!
この台詞により、主人公にもサラマンダーにもプレイヤーにも大きな心の傷を残したことは確かで、発売から15年が過ぎた今でも一部の熱狂的なファンがネットの一隅で夜な夜な怨み言を吐いているという。そして、王女はスクウェア三大悪女の1人として、燦然とゲーム界にその名を残したのだ。
ちなみに、こんな台詞は序の口です。決して色恋が話の中心ではないのだけれど、その方面ではどんどんえげつないことに。下ネタも多め。そして、そんなストーリーを抜きにしても面白いんです。名作です。バハムートラグーン。気になる方は、是非。

労働日記(派遣社員編)。
ということで、今日から派遣社員編。見知らぬ人々の車に給油する日々です。

車種によって、こんなにも給油口に違いがあるなんて!
みなさん、ご存じ? 軽トラックの給油口には、鍵が付いてるんですのよ? 外蓋がない故のいたずら防止策かと思いきや、軽以外のトラックにも外蓋がないのに、こっちは鍵がないことが多いの。どうしてなんだろうねー。
しかし、お客さんに初めて鍵を渡された時はびっくりした。『えっ、何? このおじいちゃん、ぼけてんの?』なんて思っちゃったもの。Yes、失礼。

人様の車を運転するのが恐過ぎる!
洗車やタイヤ交換のために、お客さんの車を運転することがあるのです。これがね、もうね、ちょー恐い。敷地内をほんの少しだけとは言え、ぶつけたらどうしよう。しかも、その車が高級車だった日にゃあ、もう!
そうじゃなくても、エンジンのかけ方やサイドブレーキ・シフトレバーの位置が1台1台で違うし。座席からアクセルやブレーキが遠いし。己の足の短さを思い知るの刑。

そんな中で任される事務作業の安心感。キーボードや電卓を叩いてる時が一番落ち着くよねー。
自分、つくづく、そっち側の人間です。

あー、失敗した。『とりあえず、ガソリン入れときゃいいんでしょ?』なんて高を括ってた自分に言ってやりたい。ガソリンスタンドには配達の仕事もあるぞー!
軽トラだって嫌なのに、それ以上に大きいトラックなんて運転できないよ! こちとら、軽自動車だって持て余してるっつーの。もっと言うと、教習所以来、マニュアル車の運転すらしてないっつーの。
さすがに、ちょっと運転させて無理だと悟ったのか、今のところは敷地内のみ。でも、いつかは配達させる予定とのこと。
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。もう辞めたい!

って、え? ふふふ太い! 太い子が! 太い子がいるー! アルバイトの学生さんですって! 俺の時代がやって来た!
つってもね、そこは学生さん。放課後が出勤時間なので、僕とはすれ違い。せいぜい、挨拶を交わす程度。と見せかけて、そこから始まる恋物語? ドラマチックかつロマンチック? すれ違いの末に結ばれる王道パターン?
いいじゃない。素敵じゃないの。辞めたくない!

2011年06月05日(日) そうか、【夜遊び三姉妹】がすごく好きなのは、

【やっぱり猫が好き】を彷彿させるからかも知れない。女性3人による緩いシチュエーション・コメディ。特に、アドリブらしき部分が好き。
あと、いけだてつや君も出てるしー。ムチムチスーツ姿だしー。
どうも、こんばんは。やっぱり肉が好きです。
って、三福星はいつの間に解散してたんだ!

楢山節考/深沢七郎
食料の乏しいその寒村には、『70歳を迎えた者は村から遠く離れた山に捨てられなければならない』という掟があった。69歳のおりんは着々と準備を進め、潔くその時を待っている。しかし、彼女を山に捨ててくる役目を負った息子の辰平は、複雑な想いで日々を過ごしていた。姥捨山小説。
急になぜ、昭和の純文学を読み始めたかと言いますと、ぼちぼち近代文学の勉強でもしたいなと思いまして。加えて、サンタラの新譜に楢山節考の影響を受けた作品があると聞きまして(これについては後述)。じゃあ、ここから読んでみようかな。という次第です。
確かに面白い。老いても歯が丈夫であることや、曾孫が生まれることさえ恥とするほど、食料のない貧しい村。それ故に、老人を遠くの山に置き去りにするという残酷な因習。そんな掟に従うことを美徳とし、進んで山に捨てられようとするおりん。それを心苦しく思い、『曾孫が生まれたら、おりんのために捨ててしまおう』とまで言う家族達。ものすごい。ものすごく美しい。何て言ったらいいのかわからないけれど、『人間の生の尊厳』ってこういうことじゃないかな? それが一番近い気がする。
あと、おりんさんが人間的に非常にできている。その上、愛らしい。同時収録の【白鳥の死】で著者自身が『おりんはキリストと釈迦の両方とも入っている』と述べていて、うん、なるほど。僕はキリスト教徒でも仏教徒でもないけれど、何か、すごく腑に落ちた。
これが日本文学の名作の1つかぁ。勉強になります。でも、これ、短編集で、楢山節考の他にも3作収録。けど、その3作がどれもいまいち。わかるような、わからないような。面白いような、つまらないような。やっぱり、文学はよくわからないなぁ。

愛しのTRICKSTER/サンタラ
名盤しか作らないことでお馴染みのサンタラ。今回も間違いなく名盤です。
何も知らずに聴けば、こう、ストイックと申しますか、ハードボイルドと申しますか、どこまでも広がる荒野を相棒と2人でひたすら歩んでいくような、そんなかっこいい曲、【W DIAMOND】。だけど、これ、サンタラの2人が敬愛する笑い飯に捧げた曲だってんだから、何か、すごい。それを踏まえて聴くと、歌詞にも笑い飯の要素がちらほらと。中でも『モンローのバースデイソング』には笑いました。
今作の大金星、【会いたい時に君はいない】。『明け方の間違い電話の向こうで誰かが泣いてる/何も言えなくて切った/喉が渇いていた』なんて書ける? ねぇ、書けないでしょう? そこはかとなく、それでいて、もう止めようのない恋の終わりをロックに乗せて歌いながら、『こんな日にロックなんて何の役にも立ちはしない』ですよ! たまんねぇな、おい!
さて、前述の【楢山節考】に触発された【カナリア】。去っていく者の毅然とした決意。やはり、美しい。人間、こうありたいものだけれど、そう簡単にはできないだろうなぁ。
今を生きる全ての人へ、【狼】。サンタラが描く情熱の歌は、どうしてこうも胸を打つのだろう。【カナリア】からの流れもあって、心はざわめき、涙腺は緩み、形容しがたい余韻が残される!
うん、名盤。素晴らしい。これだから、サンタラはやめられない。
最近はシンプル一辺倒だったブックレットも、今回は久しぶりに写真たくさんで素敵な仕上がり。CD派からすると、こういう部分も大事なのです。
ちなみに、【W DIAMOND】と【12時のデジャヴ】はYouTubeで公式に配信されてるから、気になったら聴いてみるがいいよ!

エメラルド Tour 2010/Cocco
正直、ろくに食べてない人のステージとは思えない。確かに、声を出すのに苦労しているように見えるところもあるけど、全体を通して圧倒される。力強い。ライブハウスだからお客さんも鮨詰め状態で、それも熱気を感じさせます。とは言え、早くドーム級の会場でできるようになるといいんだけど――。
エメラルドツアーなので、エメラルドの曲は全曲披露。そして、なぜか、ファーストアルバムからの曲も多めに。最新と最古参が入り交じって、Coccoの変遷を感じられるものの、やっぱり、どれも彼女から出てきたものなんだなぁと再確認。
【クロッカス】の最後、中指おっ立てて、いわゆるFUCKサイン。ちょっ、映像化の上に商品化されちゃってるけど、いいの? 大丈夫?
【のばら】の早口部分に拍手。ライブであれはすごい。
【カラハーイ】の前奏のダンスと観客の盛り上がり。あと、間奏のベースのかっこよさ。
みんな大好き【Spring around】。ライブ映えするなぁ。
今作は『メジャーデビュー15周年へのキックオフアイテム』ということで、今後も何らかの作品が発売されるだろうことを思うと、もう楽しくなってきちゃうね!

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