「お前も蝋人形にしてくれようか!」
と吐き捨てる午前1時。
どうも、こんばんは。デーモン小暮閣下ではありません。
何でもいいから、俺の舛ノ山を返せよ! 俺の! 舛ノ山を! 返せよ!
その昔、男性の自慰方法として、カップラーメンを使用するものがあったそうな。すなわち、容器の蓋か底に己の陰茎の太さに合わせた穴を空け、湯を注ぎ、しばらく待ち、湯を切り、人肌に冷めるまで待ち、穴に陰茎を入れ、好みの硬さの麺でもって刺激する。伝播していく過程でアレンジが加えられたのか、細かい部分で違いはあるものの、大筋はそんな感じ。要は、今で言うオナホールの代わりです。
うん、何、その発想力。通知表の『創意工夫』の項目に文句なしで丸を付けてもらえそう。隣町の中学校まで、ヒーローとしてその名が響き渡りそう。なかなか衝撃的なお話だぜー。
まさかと思い、調べてみたところ、他にも出てくる出てくる。逆手でしてみたり、軍手でしてみたり、床に押しつけてみたり、切れ目を入れたこんにゃくを使ってみたり、バターを塗って犬に舐めさせてみたり、掃除機に吸わせてみたり、セルフフェラを目指してヨガに励んでみたり、逆に一切の外的刺激を与えずに精神高揚だけで達してみたり、あんなことしてみたり、こんなことしてみたり。定番・伝統のスタイルもあれば、眉唾・都市伝説レベルのものもある。ちょう楽しい。当時のオナニーバリエーションを検索するだけで、朝から晩まで楽しめますぜ。最近のオナニーも範疇に入れれば、丸3日は余裕でしょう。
いやはや、昔の人はよく考えたもんだなぁ。いかがわしい道具は当然として、きっと、成人雑誌を手に入れることさえ一苦労だった時代ですよ。青少年達のほとばしる性欲。女性器への憧れ。涙ぐましい努力。その結果の1つがカップラーメンオナニー。これはもはや、健気とすら言えましょう。湧き上る感動を禁じ得ません。その情熱と探求心に乾杯。
それにしても、我々は幸せ者ですな。様々な道具のある、しかも、それを通販で買える21世紀に生きているんだもの。僕の高校時分にはTENGAも発売されてたはずだし。この時代に生まれたからには、オナホールを使わない方が損なんじゃない? カップラーメンオナニーで局部を火傷した先人に申し訳が立たないんじゃない? よし、ちょっとオナホ買ってくる! U.S.TENGA買ってくる! ごめん、見栄張った!
夫婦最後の共同作業はパイプカット。性器入刀っつってね! Heartbreak 亀頭カット!
あっ、亀頭カットじゃ割礼か包茎手術の失敗ケースか。いや、もしかしたら、失敗した振りをして故意に切っちゃったのかも。何せ、最後の共同作業だし。Heartbreakだし。
あれ? ただの下品な話が、何だか、恐い話になっている。期せずして、身の毛もよだつほどの恐ろしい話へと変貌を遂げている! ぎゃー!
男性のみなさーん、正気を保てていますかー? 発狂していませんかー? 恐くて眠れなくなっちゃったら、ごめんなさいね。そんな時は布団の中で、ちんちんを優しく握ってあげましょう。ほら、不思議と気持ちが穏やかに――、えっ? 普段からそうしてる? じゃあ、大丈夫。いい夢以外は見られません。
いざ更新しようとした時に、内容の9割が下ネタだったことに気付く。このサイトも、もう長いですからね。そんなことが1度や2度じゃありませぬ。
何と申しますか、そんな時はさすがに心配になるのですよ。自分が自分で。何か嫌なことでもあった? ちょっと休んだ方がいいんじゃない? むしろ、すごく調子いい? 嫌なことでも思い出しとく? 老後のことでも考える? 気持ちを鎮めて、もとい、沈めておく?
そう言えば、バラエティー番組を観てても、結局のところ、ケンコバ辺りの下ネタで一番笑ってる。今をときめく芸能人、それも、ほとんどがお笑い芸人ですよ。そんな人達が10人前後で集まって軽妙なトークを展開してるってのに、僕は下ネタで一番笑ってる。
今まで人間のつもりだったけど、自分、新手の妖怪かも知れないなぁ。下ネタを食べて生きる妖怪。水木しげるが描かないタイプの妖怪。こんな女に誰がした!