オブジェクションのワークシート           岡森利幸

Rev.98-2013/2/12 寸評シリーズ雑文シリーズに新項目を追加。

 

右の写真は最近の『自写像』である。    

オブジェクションとは、異論・反論の意味だ。「反対する理由」という意味も含む。オブジェクションを示すためには、合理的な理由がなくてはならないだろう。自分の主観にとらわれず、合理的に思考することを心がけたい。それが洞察力というものだろう。

ワークシートは、下書き・メモ帳のような意味で用いている。掲載した内容に誤記や説明不足があれば、気付いたときに訂正しよう。

以下は事件・事故から政治、社会、趣味の世界のことまで、盛りだくさんに載せているので、忙しいあなたは、全部は読めないだろうから、関心のある項目だけクリックしてください。これだけは読んでほしいという項目もあるのだが……。

寸評シリーズ一覧

別ページの一覧表

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比較的短く、新しい論評を集めたもの。たびたび更新している。

雑文シリーズ一覧

 

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映画評、随筆、宣伝などが含まれる。

 

特別公開 期間限定

小説(フィクション)

題名(クリックすると、リンク先の文章へ)

コメント

小説

2007/11/29

R1-2007/12/07

姉妹の絆

「坂出祖母孫殺人事件」を題材にした短編小説。

小説

2008/11/5

R0-2009/1/18

挫折の銃弾

「佐世保銃撃事件」を題材にした短編小説。

小説

2009/9/10

R0-2009/10/22

屈折の凶器

「中央大教授刺殺事件」を題材にした短編小説。

 

本編

 

ジャンル

初出の日付

更新歴と改訂日

題名(クリックすると、リンク先の文章へ)

コメント

社会

2009/2/20

R2-2009/3/9

マルチ商法の儲かる仕組み

マルチ商法で商品を販売することに、問題がある。特に、配当や紹介料のリターンが期待できるような金融商品を売り買いするのは、友人・知人を巻き込んだ詐欺事件に発展することがよくある。

マルチ商法は、金を集めるための、悪徳業者の常套手段になっている。

社会

2008/1/29

R1-2008/2/1

偽装店長のただ働き

チェーン店では、名ばかりの店長が、本社の上司に言われたとおりに働いている。残業代ももらえずに……。

社会

2007/11/22

R1-2007/11/27

防衛省と偽物納入業者

外国メーカーと代理店の関係は、商品を安定的に高値で売りつける仕組みになっている。防衛省が高い値段で商品を買ってくれるものだから、そこに付け入ろうとする他の商社が入札に加わった。納入する商品は、それらしく見せればいいらしい。

社会評論

2007.2.8

R1-2007.2.10

業務委託費に吸い込まれた出資金

大々的な宣伝で匿名組合を募集し、広く一般から資金を集めた平成電電設備と平成電電システムが破産させられた。そこで破産管財人の調査により資金の流れの一部が明らかになった。グループ企業間の業務委託とマージン搾取によって、集めた資金を食い物にしていた。

社会評論

2006.9.18

R2-2006.9.28

疑惑の平成電電

複数の関連会社が詐欺まがいのことをして多数の一般投資家から巨額な金を集めた直後、会社を倒産させた。不透明な資金の流れで、平成電電には負債だけが残った。それらをすべて踏み倒すことが許されるものなら、警察はいらない。スケールの大きい陰謀が見える。近未来通信詐欺事件の原点がここにある。

2007.3.5の午後7時NHKニュースで、佐藤賢治氏や熊本徳夫(のりお)氏ら、グループ会社の元社長や幹部5人が詐欺容疑で逮捕されたことを知った。この件で、ささやかながら活動した私としても、事件が解決の方向に向かったことをよかったと思っている。警察の存在意義があった!

社会

2007/11/24

R1-2008/1/10

外国人研修制度のゆがみ

日本国内の企業や農家などの自営業では、単純労働力が不足している現状があるが、外国から「研修」と称して安い賃金で人材を導入するのは不当だろう。それでは彼らを「奴隷」的扱いになってしまう。

社会

2007/11/02

R1-2007/12/03

ふみたおされるNOVAの受講料

英会話教室のNOVAがあっけなく破綻した。授業が続けられないとなると、前払いされていた授業料は、返還の対象にはなるが、債権整理の優先順位が一番低いため、生徒には、ほとんど返還されないことになるらしい。それが一番の問題だろう。

社会・法

2007.2.18

R1-2007.4.5

民法772条の理想と現実

民法772条は、誰の子かわからないような子供が生まれた場合を想定して、父親を決める判定基準を、婚姻の開始や停止からの日数で定めている。それが父親として不正確な「決め付け」をしているものだから、女性たちが困ったことになっている。

社会

2007.2.16

R2-2007.6.17

農薬をまき散らす無人ヘリコプター

生産者たちが無人ヘリコプターを使って遠隔操作で田畑に農薬をまくことが増えている。飛び散った農薬が、病害虫以外にも「薬効」を及ぼしている。

社会評論

2007.4.24

R2-2007.8.6

人材派遣会社のいかがわしさ

「クリスタル」が日刊現代の記事『派遣労働者の実態』に関して勝訴した。東京地裁は「記事のごく一部は真実でない」と裁定した。と言うことは……。

人材派遣会社が儲かれば儲かるほど、そこで実際に働いている人(労働者)の給与が目減りする。それが格差を広げる大きな要因だろう。

社会評論

2007.4.16

R2-2007.8.19

前払いレッスン料を返さない英会話学校

英会話教室のNOVAが槍玉に上がった。消費者に前払いさせて丸儲けするのは、NOVAだけじゃないけれど……

社会評論

2007.4.16

R1-2007.4.19

原子炉の制御棒が抜け落ちた

電力会社の隠ぺい体質は、よく知られていたことだが、臨界事故まで隠し、再発を防止するための情報交換さえしなかったとは、ひど過ぎ。

社会評論

2007.4.11

R1-2007.4.13

大幅な元本割れの投資事業組合

投資事業組合の突然の破綻が福岡でも起きた。損失を被ったのは、やはり一般の投資家だ。14億円の元本がほとんどなくなった。

組合が何に投資したのか、なぜ損失を隠していたのか、疑惑がもたれる。

社会評論

2006.12.22

R1-2007.1.23

脅しのエスカレート

いじめ問題を語るのは、気が重いところがある。しかし、仕返しを恐れて語ろうとしない子供たちに大人は、気付いたときにすぐに手を差し伸べるべきだろう。

社会評論

2006.12.10

R1-2006.12.24

急浮上する潜水艦

大小さまざまな船が航行する海面上に、突如、黒い物体が浮上することがある。クジラではなく、海上自衛隊の潜水艦だった。

国際社会評論

2006.11.20

R2-2006.1.11

核保有国・北朝鮮のプライド

北朝鮮がなぜ核保有にこだわっているのか。

国とその国民が困窮・疲弊しているから、という理由が考えられる。

国際社会評論

2006.11.29

R2-2006.12.26

北朝鮮と拉致事件

北朝鮮の日本政府に対する悪口が、的を得ているから、おもしろい。拉致事件に関して北朝鮮のいらだちがよく表れている。

国際社会評論

2006.11.15

R3-2007.1.7

中国の反日政策

日本の農薬規制に対抗するにしても、もっと理性的な方法で対応できないものか。風評を広げるような中国政府のやり方には、私はオブジェクションを唱えたい。

国際社会評論

2006.11.3

R2-2007.1.16

ロシア式の報道規制

政治権力をもつと、それに批判的な報道を抑圧する方向に走りがちだ。ロシアの場合、その手段としてよく用いる方法とは? リンク先に行く前に少考してほしい。

社会評論

2006.5.18

R2-2007.2.20

仕事の裁量と対価

会社が、従業員に『自由に仕事していいから、その代わり残業や休日出勤の手当ては支払わない』と言い出したら、あなたは受け入れるか。

社会評論

2006.10.22

R2-2006.11.4 

求婚の拙速

男が女性にプロポーズして失敗することは、よくあることと思わなくてはならない。その失敗の要因には、視野の狭さとタイミングの悪さがあるだろう。

社会評論

2006.10.4

R2-2006.12.5

安すぎる携帯電話器

携帯電話では、「電話器」を安売りして、その分、割り増しの回線使用料で通信会社が利益を得ている。通信会社だけでなく、他にもその仕組みに乗じて、外国に転売して利益を得ていた者たちがいた。彼らはSIMロックを解除していたのだ。

社会評論

2006.9.3

R1-2006.9.5 

NTTリース機器詐欺事件

これも、看過できない事件だろう。NTTの子会社が本来の業務を詐欺会社に丸投げした結果が、このざまである。丸投げがキーワードになっている。

スポーツ随筆

2006.9.7

R2-2006.10.3 

おれの頭突きを食らえ

W杯サッカー決勝戦での頭突き事件について、最近、マテラッティ選手の問題の「暴言」が明らかになった。頭突きをしたジダンの心は?

Sports short story

10-1-2006

R2-10-4-2006 

You get my head-butt! (English version of the above)

In relation to the head-butt in the World Cup final, recently Materazzi stated his controversial words. What feeling drove Zidane to head-butt the opponent?

国際社会評論

2006.8.22

R2-2006. 9.2 

ロシアによる漁船拿捕

日本漁船が北方領土海域で、またやってしまった。ロシアに非難される種を作ってしまった。それでなくても、日本はロシアとの外交がうまく行っていないのに……。

国際社会評論

2006.9.3

R2-2007.1.9 

北朝鮮の体制崩壊はいつか

いつ・どんなきっかけで崩壊するかは、よくわからないが、ここで示している体制が維持される要因のいくつかが消えるときに、それが現実のものになるだろう。中国が重要なカギを握っている。その中国も……。

社会評論

2006.8.21

R2-2006. 9.1 

中国政府と中国人の礼儀

他国での礼儀についてとやかく言う立場でないけれど、マナー向上運動に少々興味をもって、一言。

社会評論

2006.9.1

R1-2006.9.2 

吸水口のふたが外れた

国が指針を示しても、それが現場に伝わらないのでは、プール事故の一つも防止できない。これを教訓としなければ、また起こる。

社会評論

2006.8.30

R1-2006.9.2 

釧路湿原の公共工事

釧路湿原を流れる川を直線にしたり再び蛇行させたり……。工事計画を審議する協議会では、「異論なし」ですんなり承認されたという。

こんな公共工事でも、あなたは異論をもたない?

社会評論

2006.8.21

R2-2006.9.1 

酒匂川で増水釣り人死亡

上流域での集中豪雨とダムからの放水も加わり、上流で急に増水したのだが、アユ釣りの人びとは、下流域にいた人まで次々と濁流に巻き込まれてしまった。ダムの放水警告システムがぜんぜん働かなかったのはなぜ?

社会評論

2006.8.21

R1-2006.8.23

送電線に接触したクレーン船

これは作業員個人の「へま」だけではなく、建設土木業界の組織的な問題につながるだろう。送電停止が社会のシステム的な課題にもなりそうだ。

国際社会評論

2006.7.11

R2-2006.8.30 

北朝鮮ミサイル試射の対応

北朝鮮はミサイルを試しに射ってみた。国際社会がどう反応するか。脅しの効果がどれほどあるかを確かめるために……。それに最も敏感に反応し、あたふたしたのが日本だった。これで防衛費を増額するためのよい口実ができたようだ。

技術的エッセー

2006.7.16

R2-2006.8.11 

支援戦闘機の損耗

個人的な趣味で言えば、エンジン数の問題を除き、F−2支援戦闘機はよくできた戦闘機だと思う。日米の政治的圧力で、高価な特注品になってしまったことが惜しまれる。

社会評論

2006.7.2

R1-2006.7.11

プリンター・カートリッジ販売戦略

プリンター本体価格を安くし、インク・カートリッジを高くしての、特許権をたてにする独占的販売方法は、企業の利益のためだけの特許を悪用する反則行為だろう。それとも販促行為? いずれにしても消費者のためにならない。

社会評論

2006.7.2

R1-2006.7.4 

シンドラーの誤り

シンドラーエレベータ社の製造責任の範囲は?

なぜ保守会社に製品情報や保守ノウハウを開示していなかったのか。

社会評論

2006.7.2

R2-2006.7.4 

電気自動車EV1の末路

GM社は1996年に革新的なEV1のリース販売を開始した。市場で好評を博し、売れる車だったのに、その後GM社はぜんぜん売る気を見せなかった。そのわけは?

政治的評論

2006.5.3

報道の自由と憲法改正

報道規制や情報管制は、国民の目をそらすために政府が取る常套手段である。安易に許してはならないだろう。それは民主主義に反する。

国際政治的評論

2006.4.29

R3-2006.6.13

竹島の風雲

日韓朝の竹島領有権問題を解決するためには、ここに示す平和的方法がベストであろう。日本が韓国から竹島を奪い取った歴史を直視すべきだろう。

国際政治的評論

2006.5.18

R3-2006.6.14

靖国参拝の拘泥

靖国参拝問題に私の『オブジェクション』を加えてみた。互いの政府に「意固地」という言葉が思い浮かぶ。日本と中国にとって何が得策だろうか。

社会評論

2006.4.3

R4-2006.8.11

呼吸させる機械

2006年3月下旬、富山県の病院で、人工呼吸器を外して患者を死亡させたということで事件になった。「終末期医療」に関して私の考えを示そう。

政治的評論

2006.4.29

外交機密の暗闇

人質事件の暗闇で何が……。また、外交文書を機密にしたままでは、歴史的価値も埋もれてしまう危険がある。――この文書は200410月ごろ書き始めたものだが、私自身、途中でこれを埋めていた。

政治的評論

2006.4.19

R1-2006.4.29

日本に憲法裁判所がないから

現状では、日本国憲法は不磨の大典というよりザル法だ。憲法改正反対を叫ぶよりも、立法において憲法の審査を経る仕組みが必要だろう。

政治的評論

2006.4.19

R2-2006.5.16

党議拘束をかける条件

日本では、党議拘束が、議員の活動において厳しい制約になっている。組織的に行動するのはいいが、自分の考え方まで組織に合わせるのはどうだろうか。

技術的エッセー

2006.4.25

R3-2006.5.16

ゆりかもめ脱輪事故の原因考察

原因が金属疲労によるとされるフランジの破断で、タイヤが脱落した事故を考察する。フランジにかかるトルクが動的に変動することが問題点だろう。

 

これらに意見・要望・連絡のある方は、「ワークシートの件」と題し、e-mail to-survey@plala.to に送信してください。

 

URL-- http://www17.plala.or.jp/tokamori/

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