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しあわせをひとつ・・・・。 日本ハリセンター

無精子症は病院では[病院受診→無精子診断→MD-TESE→0匹]・・・すべてが終了です。無精子症は単一の疾患ではなく様々な環境下で発生するので、原因を把握して処置をすれば精子の確認も可能になります。すべてが終了した方も再度ご確認をおすすめします。




 「子宝はり」の日本ハリセンターへようこそ          



無精子症治療のご案内







陰嚢・睾丸臨床事例



・臨床からの幾つかのサンプルと睾丸、陰嚢の形状や内分泌の結果を記載してございます。それぞれに異なった男性不妊症ですが一言で無精子症といいますが、さまざまなケースがあり幅と深さを持ったエリアである事をご認識頂ければと存じます。




非閉塞性無精子症(精巣生検経験者)
初診年齢32才 結婚歴 約6年 特記事項:17617
第一回精巣生検 施設 : 一般病院 
Jonsen's Scoreレベル1(何もなし)
第二回精巣生検 施設 : 大学病院
精子と細胞の存在が確認できない。
陰嚢状況 陰嚢容積に比較して睾丸の容積の占める割合が多く、見た感じ陰嚢いっぱいに睾丸があるような状態です。非閉塞性無精子症にしては非常に珍しく良好な状態がうかがえます。陰嚢表皮も全く問題なくすばらしいと思います。
睾丸触診検査
睾丸はやや小さく安定した位置にあります。睾丸の硬度は非常に良い状態で無精子症とは思えない充実した感触でした。左右差はないものの精巣上体の部位や大きさが良く確認できませんでした。LHの処理方法で半年程度の加療で後期精子細胞抽出できました。
       下垂体睾丸機能

PRL・・・1.2   →2.05   →2.8
LH・・・・15   →9.8   →8.6
FSH・・・10.5  →12.3  →9.31
TST・・・615  →673   →606



準無精子症
初診年齢38才 結婚歴 約10年 特記事項:17865
第一回精巣生検 液量3.3ml 濃度110万/ml 運動率6% 
ノーマル精子0% 直進率 計測不可
第二回精巣生検 液量4.5ml 濃度800万/ml 運動率18% 
ノーマル精子13% 直進率 11%
第三回精液検査   液量4.5ml 濃度1.200万/ml 運動率48% 
 ノーマル精子29% 直進率 21%
陰嚢状況 巨大な陰嚢で陰嚢表皮の組成も肥厚した体表組織に覆われていて、陰嚢下部には表層皮膚組織の色の変色部位が確認できます。高度乏精子群では良く見かける陰嚢組織で非常に肉厚組織に包まれて睾丸の温度の上昇が考えられます。良質精子濃度の低下が多く見られるタイプです。小児期アトピー性皮膚炎あり
睾丸触診検査
睾丸サイズは一般の方の大きさより非常に大きく形も良好でした。睾丸硬度がマシュマロを指で挟んで圧迫したときの感触で極柔らか睾丸です。治療と臨床観察の期間が充分にありましたので、細かなチェックをしております。睾丸硬度の変化がありました。基本的に自然妊娠をご希望でしたので10カ月ほどの期間を必要としました。
       下垂体睾丸機能

PRL・・・8.8
LH・・・・5.3
FSH・・・9.39
TST・・・383
初回採血の結果が良好の為採血は一度だけです。




非閉塞性無精子症(精巣生検経験者)
初診年齢42才 結婚歴 約7年 特記事項:01226
第一回精巣生検 施設 : 都内大学病院 
後期精子細胞を確認しております。
第二回精巣生検 施設 : 不妊クリニック(klc) 
何も確認できず。
第三回精液検査   施設 : 不妊クリニック(sm) 
 後期精子細胞回収→顕微受精6回着床せず
陰嚢状況 陰嚢が一般成人より非常に硬く出来ていて皮膚の柔軟性も少なく、すごく重そうな「青い果実」のような感じです。陰嚢表皮はとても良好です片側が欠損しているようには見えませんでした。
睾丸触診検査 停留睾丸により小児期(小学校前)に左睾丸の摘出手術を行っております。睾丸は一般成人としては普通よりやや大きめサイズです。片側摘出の為、FSH、LHは当然高めで鍼治療しても変化はありませんが、男性ホルモンの分泌は停留睾丸ではほとんどの方が低く変化しない場合が一般的ですが非常に変化が出ました。
胎生期、妊娠6週目から24週目にかけて精巣から大量のテストステロンが分泌される時期があり、アンドロゲン・シャワーと呼ばれて、脳は女性的特徴を失い、男性化する。なお、男性外生殖器の形成に関係するのは、ジヒドロテストステロンen:Dihydrotestosterone)という、別の男性ホルモンによるものと言われている。エストロゲン(女性ホルモン)は,セルトリ細胞の増殖を抑制し,胎児の早い時期にその数を少なく固定してしまう.その結果としてホルモンの分泌が行われなくなり,尿道下裂や停留睾丸を引き起こします. 
下垂体睾丸機能   PRL・・・5.82 →6.5  →9.9→4.7
LH・・・・15.3 →16.9 →12.2→14.6
FSH・・・42.1→44.7 →39.5→41.0
TST・・・203 →356 →411→531




非閉塞性無精子症(精巣生検未経験者)
初診年齢35才 結婚歴 約4年 特記事項:11019
精液検査 診断施設 : 不妊クリニック 
無精子症の診断
陰嚢状況 身体もとてもりつぱで身長も大きくごく一般的な方です。陰嚢容積は非常に大きく造られており、引っ張ったり開いたりできでとても容量のあるかたです。陰嚢表皮も何もいうことなくすばらしい状態です。
睾丸触診検査 左右睾丸か同じような位置と大きさでした。睾丸サイズは「パチンコ玉」ほどの大きさですごく唖然としました。大きな陰嚢の最下部にちょっとある程度になっておりました。
染色体検査を実施した結果正常男子(46XY)よりX染色体が一つ多い47XXYのクラインフエルター症候群という染色体異常が確認されました。本来ならここで終了ですが、日本ではクラインフエルター症候群での妊娠の事例があるので本人の希望で不妊病院での精巣生検(TESE)の紹介をしました。私もクラインフエルター症候群の患者様の精巣生検(TESE)を4回OPEに立ち会っておりますが4回ともJonsen's Scoreレベル1(何もなし)でした。
       下垂体睾丸機能

PRL・・・6.8 →5.5
LH・・・・20.3 →17.7
FSH・・・32.9 →31.4
TST・・・273 →354




精子無力症
初診年齢42才 結婚歴 約11年 特記事項:07372
生殖補助医療 施設 : 不妊クリニック 
人工授精+顕微受精約十回ほど実施
○精液検査は全て正常でした。
○精子の奇形度が高く一度も妊娠反応がありませんでした。
○凍結受精卵を作り当センターで加療後二度着床妊娠するも2回とも科学的妊娠状態で心拍未確認のまま流産になっています。

○無力症の改善と先天性のエリアの対応
陰嚢状況 体格も大き目の人ですが、陰嚢の大きさはダントツ一番大きく陰嚢には一本も毛根が生えておらず、陰嚢の表皮の形状も独特の形状で肉厚無精子様な風貌がうかがえますが精子濃度は正常です。
睾丸触診検査
一般的には睾丸は陰嚢の最下部に収まっている場合が一般的ですが、この方は陰嚢中間部に位置して刺激を加えても下垂もせず上昇もせず微動だにしない状態です。勃起障害があり、バイアグラでも勃起できないED障害を持っています。
       下垂体睾丸機能

PRL・・・8.6
LH・・・・4.3
FSH・・・5.6
TST・・・438



閉塞性無精子症(精巣生検経験者)
初診年齢37才 結婚歴 約5年 特記事項:02817
第一回PESA 施設 : 不妊専門病院
精子回収できず
第一回精巣生検 施設 : 不妊専門病院
精子認めず精母細胞を数個認める
Jonsen's Scoreレベル4
陰嚢状況


睾丸触診検査
一般成人男子としてはごく普通の大きさと陰嚢表皮や陰嚢形状何をとっても形態学的問題はありません。

サイズや睾丸硬度もごく一班成人なみでした。
睾丸サイズが約三ヶ月のはり治療で長軸の直径が1.13倍、短軸の直径が1.21倍になっております。
 ※閉塞性無精子症の多くはPESAすなわち注射器などによる精子吸引で充分精子回収が可能なのですが、精巣生検(TESE)前にPESAを実施していますが結果が得られない為精巣生検(TESE)を実施しています。精巣生検(TESE)でも精子や精子細胞も未確認のため、鍼治療に来院されております。非常に珍しいケースです。
※このような状態が発生した原因が精巣-精巣上体間ですので治療は非閉塞性無精子症の治療に変更しての処置をおこないました。
       下垂体睾丸機能

ope前 → 初診時
PRL・・・一桁台 → 一桁台
LH・・・・一桁台 → 一桁台
FSH・・・一桁台 → 一桁台
TST・・・・・372 →  410
ホルモン濃度は正常です。




非閉塞性無精子症(精巣生検未経験者)
初診年齢36才 結婚歴 約6年 特記事項:17618
無精子確認 診断施設 : 国立病院→都立病院 
セカンドオビニオン大学病院泌尿器科
経緯と今後の予定 現在までは精液検査のみで精巣生検(TESE)は未経験です。一般検査や専門検査での異常はありませんでした。採血結果から予測できることを確認して少量の精子や細胞でもいいので、充実したホルモン濃度に改善するまで性腺機能不全の処置を行いました。
陰嚢状況 写真で診ても非常にスモールな陰嚢にみえるとおもいますが?。陰嚢の形状や表皮の状態はごく普通で表皮に関しては非常に繊細で「湯葉」のように薄く組成されています。容積が小学生程度と思われます。
睾丸触診検査
睾丸も非常に小さくて、やわらかくて潰されそうなイメージの睾丸です。第二次性徴期からの発育過程に何らかの問題があってそれから変化がないようです。本人もそれを認識していて、コンプレックスを感じていたようですが無精子状態とは思っていなかったようです。
       下垂体睾丸機能

PRL・・・4.6 →5.5  →4.9
LH・・・・1.9 →2.1  →3.8
FSH・・・12.5→13.8 →12.9
TST・・・182 →274 →301.0




異常精子群
初診年齢36才 結婚歴 約7年 特記事項:12186
不妊治療 医療施設 : 一般病院 
人工受精二回の精液検査で異常を確認
 妻が当センターに来院していて人工授精実施時に異常を疑い精液検査の結果液量3.3ml 精子濃度約1.億以上匹/ml 運動率95% ですごく良好ですが精子直進能力が異常低下を確認されたので夫の精査のクルーガーテストで100%アブノーマル精子を確認
陰嚢状況 長きに渡る消化器系疾患の投薬により陰嚢の力強さがなく全てが萎縮しております。陰のうに物理的刺激を加えても反応が遅く、「胃下垂」様な感じで無理のできない陰嚢に見えます。
睾丸触診検査
睾丸の容積は非常に充実していて大きさや内容も非常によく詰まっているような状態です。硬さも充分で、なぜ精子検査内容が悪いのか判らないじょうたいです。
       下垂体睾丸機能
下垂体睾丸機能は正常値





非閉塞性無精子症(精巣生検経験者)
初診年齢44才 結婚歴 約13年 特記事項:11494
第一回精巣生検 医療施設 : 大学病院(t) 
精子および細胞確認できず
第二回精巣生検 医療施設 : 大学病院(b)
精子および細胞確認できず
 第三回精巣生検  医療施設 : 大学病院()
 精子および細胞確認できず
 第四回精巣生検  医療施設 : 大学病院(t)
 精子および細胞確認できず
 第五回精巣生検  医療施設 : 大学病院(s)
 精子および細胞確認できず
はり治療 約九ヶ月間のはり治療→MESA-PESA→:顕微受精2回目→男児出産
睾丸触診検査
たび重なる精巣生検(TESE)のため局所的に硬結部位も見られるが良質な陰嚢です。睾丸は大きく柔らかい状態でした。はり加療で睾丸硬結度が格段に硬くなりホルモン値とあいまってMESA-PESAで約1,000j万/mlの精子を回収されました。
       下垂体睾丸機能

PRL・・・5.0 →3.5  →5.9→3.1
LH・・・・12.6 →10.0 →7.7→6.1
FSH・・・18.3→20.6 →12→9.2
TST・・・712 →758 →742→709




非閉塞性無精子症(精巣生検経験者)
初診年齢41才 結婚歴 約12年 特記事項:18875
第一回精巣生検 施設 : 一般病院 
精子および精粗細胞が確認できない
第二回精巣生検 施設 : 公立大学病院
精子と細胞の確認できない。
陰嚢状況 陰嚢が全体に力不足のような感じでだらんとして垂れ下がっている陰嚢です。陰嚢表皮は極薄の「油とり紙」様なとても良好皮膚でした。
睾丸触診検査
やや円形状に近い「お団子」タイプでとても硬くて良質感を感じました。睾丸圧迫時に比較的強い痛みを訴えておりました。精巣上体もとてもしっかりと充実しておりました。
       下垂体睾丸機能

PRL・・・3.3  →4.76  →7.02
LH・・・・12.6 →11.9  →5.4
FSH・・・47  →30.2  →38.2
TST・・・345 →291  →334
 
はり治療終了後精巣生検(TESE)を予定しておりましたが、当センターでは無精子症の精巣生検(TESE)の際は必ず精液検査を行ってゼロを確認してからOPEになります。この方は精液検査で精子が約30万/ml抽出され、そのまま顕微受精になりOPEをしておりません。




非閉塞性無精子症(精巣生検経験者)
初診年齢33才 結婚歴 約3年 特記事項:11662
第一回精巣生検 施設 : 不妊病院 
精子、細胞が確認できない。
第二回精巣生検 施設 : 不妊クリニック
精子、細胞が確認できない。
陰嚢状況 陰嚢がコンパクトで小児の陰嚢の如くとてもきれいで陰毛も全くありません。体毛も薄く性格や会話やさりげない対応も落ち着いて、そつがなくできていますが少し「男くささ」が欠落しているような人柄と陰嚢のような気がしました。
睾丸触診検査
大きく立派で全く問題はありません。しかしとても柔らかいです。
一般非閉塞性無精子症と違った脳の部位からの疾患と位置づけ治療中のものです。詳しくは結果が出てから
       下垂体睾丸機能

PRL・・・39.4→34,0
LH・・・・11.7→5.6
FSH・・・39.0→35.4
TST・・・244→291




非閉塞性無精子症(精巣生検経験者)
初診年齢36才 結婚歴 約7年 特記事項:03556
第一回精巣生検 施設 : 大学病院
後期精子細胞を大量に確認+数匹の精子あり
第二回精巣生検 施設 : 不妊クリニック
精子と細胞確認できない。
陰嚢状況 第二回目精巣生検(TESE)の際、男性ホルモンの大量投与がおこなわれ局所麻酔で浅く超激痛精巣生検が行われ一回目以上の結果にならず。その後、陰部周囲のメラニン色素の異変や陰嚢の大きさが手術前の2/3ほどの大きさになったとのこと。陰嚢下部まであった陰毛もすこし禿げ上がり、陰茎の大きさも非勃起時は以前より小さく感じるとのこと。非常にショックな状態での来院でした。睾丸も大きかったことが触ってなんとなくわかるものの「半熟卵」の殻をとった状態で過去の状態も見えていました。
睾丸触診検査
睾丸の大きさは、第一回精巣生検を行った際の大学病院のデータですと約14mlとのことでしたが、当センター実測では約11.5mlでした。
約10ヶ月はり治療後精巣生検(TESE)で精子15本分凍結し顕微受精を行うもいまだ着床せず。女性ホルモンの関係かな?
       下垂体睾丸機能

PRL・・・39.9→●→●→●→9,7
LH・・・・21,6→●→●→●→12,6
FSH・・・9,6 →●→●→●→9,3
TST・・・123→●→●→●→253




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