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しあわせをひとつ・・・・。 日本ハリセンター

無精子症は病院では[病院受診→無精子診断→MD-TESE→0匹]・・・すべてが終了です。無精子症は単一の疾患ではなく様々な環境下で発生するので、原因を把握して処置をすれば精子の確認も可能になります。病院での処置がすべてが終り終了宣告をされた方も再度のご確認をおすすめします。




 「子宝はり」の日本ハリセンターへようこそ          



無精子症治療のご案内






治療環境の確認と整備
 無精子症の宣告は突然に予期せぬままにやってきます。そして、言われるがままに精巣生検(TESE)などの処置が始まり、科学的確認や医学的状況を把握しないままあれよあれよと言う間に結果が告げられるような、あわただしい日々に我を忘れて翻弄されてしまう事も少なくないといわれます。此処では、非閉塞性無精子症の中でも、染色体異常による無精子症の治療の取り扱いについてのご案内です。誰もが、染色体異常=最悪な環境の無精子症と考えますが、冷静に一つ一つ染色体異常による無精子症についてご案内いたします。
精子生産を阻害する染色体異常には、
①Y染色体微小欠失障害
②常染色体の相互転座やロバートソン転座障害
③クラインフェルター症候群
についてご案内申し上げます。

 今まで無精子症治療で行なった検査や診断や処置などの確認や不足な部分の穴埋めなどから今後の無精子症治療に於ける取り組みで無駄や遠回りをせずに充実した無精子症治療ができるよう役立てればと考えます。
ひとりひとり個性ある無精子症です。



Y染色体異常 非閉塞性無精子症(NOA)  




 非閉塞性無精子症(NOA) ーY染色体微小欠失―
  鍼治療後の射精精子回収率(手術なし)・・約70~80%前後です。
Y染色体微小欠失障害の患者様で過去に行ったMD-TESEでは、OP結果はジョンソンスコアーで2~3レベルやセルトリ細胞のみ程度の結果の方々から射精精液中に精子が日常的に確認されております。以前から症例数も多く確実に結果が出ております。(射精精子の確認、凍結作業は関東エリアの体外受精医が担当しており、希望とあらば、地方への配送対応もできます)
※治療にあたって、欠失部位の資料が必要です。
※Y染色体微小領域欠失で妊娠出産された場合、男子出産に関しては、夫のY染色体を引き継ぐ為、同様な異常がみられる確率が高いです。
※このエリアから採取できた精子は質が良く、ハリ治療の継続は無く(凍結精子の大量備蓄できれば)精子が見つかればハリ治療を終了いたします。




非閉塞性無精子症(NOA)のハリ治療の目的と役割  
Y染色体異常 非閉塞性無精子症(NOA) ーY染色体微小欠失―
①精子製造に影響を与える部位→AZFa領域、AZFb領域、AZFc領域DAZ領域、SRY領域が中心となる微小欠失領域と考えます。
②Y染色体微小欠失の方は、Bバンド方式の染色体検査は問題ないのですが、Y染色体微小領域検査をすべて確認する施設が少ないのが困惑するところです。
③Y染色体のどこかのエリアで検査・診断結果に異常があり、欠失部位が明記されていれば治療を開始いたします。追加してY染色体微小欠失検査はいたしません。
④Y染色体微小欠失障害から抽出された精子は良質精子がが多く、充分な量の精子凍結ができれば、ハリ治療は終了です。
⑤鍼治療後の射精精子回収率(手術なし)・・約70~80%程で驚くほどよく精子が見つかります。
※染色体異常の非閉塞性無精子症患者様は、精子が採取されれば時を開けずに頻繁に体外受精施設の担当医で必要なだけストックしてください。ハリ治療回数の間引きや中止すると、精子の抽出もできなくなります。
Y染色体微小欠失領域図
  






常染色体異常 非閉塞性無精子症(NOA)  




 非閉塞性無精子症(NOA) ー転座障害ー
   鍼治療後の相互転座の射精精子回収率(手術なし)・・約78.5%(14人中11人精子確認)程度です。ロバートソン転座は精子抽出率は0%(5人中0人)です。

Y染色体微小欠失障害と比較すると症例数が少ないので高確率をキープしておりますが、症例の増加とともに回収率が少しダウンするものと考えます。
※染色体転座障害で抽出された精子は、回収以後の対応(顕微受精)→移植→妊娠反応→安定期のエリアの一連の妊娠経緯に問題が出そうです。




非閉塞性無精子症(NOA)のハリ治療の目的と役割  
常染色体異常 非閉塞性無精子症(NOA)ー転座障害ー
①Robertson転座と相互転座が存在いたします。
②Robertson転座・・5名受診中射精精子確認は0人です。
 相互転座・・・・・・14名受診中射精精子確認は11人です。
※19名全員大学病院での診断後のハリ治療です。確認精子数は
   1匹~24匹までの範囲です。数回の射精精子を凍結し顕微受
   精になります。転座は顕微受精で受精卵はできるのですが
   それ以後が問題です。
※ハリ治療約3か月通院後、D大学病院で5日後MD-TESE予定者
  が射精精子5匹確認一匹が運動精子でした。(手術回避)
※ハリ治療4ヶ月通院後、3日後に九州地方でMD-TESE予定者が
  射精精子2匹確認されました。(手術断れず実行・・15回分
  精子凍結) 
※習慣流産:相互転座が多い、ICSIの染色体異常は、比較的に多いのは相互転座、Robertson転座、逆位の3者。45,XY,derの男性の精子形成では、交互分離と隣接分離の2通りがある。Robertson転座の染色体異常では生まれてくる頻度は低い。母親が染色体異常の保因者の場合が異常児が生まれやすい。




常染色体異常 
常染色体異常 ー逆位ー
① 腕間逆位
② 腕内逆位
 ※共に生殖エリアに問題はなく、この逆位が習慣性流産を惹起することはありません。9番染色体の腕間逆位は正常の変異内と言われ頻度も高く、有名な逆位です。



性染色体異常 非閉塞性無精子症(NOA)  




 非閉塞性無精子症(NOA)ー重複障害ー
   〇47XXY・・・クラインフェルター症候群は精子の造精は不可能です。精子細胞すら怪しいエリアですが、下垂体ホルモンやテストステロン値の変化や調整を行います、睾丸触診結果も様々ですが、何がどう変化するかを確認しながらハリ治療を行っております。期間限定でのハリ治療で変化を感じたら、MD-TESEを依頼いたします。




非閉塞性無精子症(NOA)のハリ治療の目的と役割  
染色体異常 非閉塞性無精子症(NOA)ー重複障害ー
①47XXY・・・クラインフェルター症候群の患者様の取り扱いです。このエリアの方は、精液確認や精液精査は実施しません。ハリ治療は科学的検査を実施または実施済の資料を精査の上、治療を行っております。
②精子の抽出は困難で、最終的にMD-TESEから精子細胞を採取することになります。それぞれ異なるホルモン濃度の調整を行います。
今までのお申込みは約60人程度ですが、MD-TESEで精子細胞が確認できた方は5名です。拡張胚盤胞孵化状態まで進んだ方もおります。
③クラインフェルター症候群の治療に関しては、上記のとおり科学的内容を確認の上治療を行っております。

 ※無精子症エリアのハリ治療の役割は射精精液中に精子を確認することが仕事です。射精された精子確認やMD-TESEで採取した精子細胞などは顕微受精施設にバトンタッチになります。日本ハリセンターの無精子症治療の役割は精子をつくる事までです。




日本ハリセンターでの無精子症治療は、製造会社に例えればあくまでも製造過程の中間業者で「精子をつくる事」を専門に行っておる処です。精液確認、精子凍結、体外受精などはART施設で行っていただきます。精子の抽出率や各エリアの精子採取状況は体外受精施設の担当医がすべて確認しております。一人でも多くの方が、睾丸を切らずに精子が確認できる事を願って無精子症治療を行っております。



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