花火散歩

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20090718伊勢神宮奉納全国花火大会

20090515下田黒船まつり花火大会

20090504篠田の花火

20080914田原祭り五町花火大会

20080906常総きぬ川花火大会

20080823大曲全国花火競技大会

20080814宮島水中花火大会

20080802呉海上花火大会

20080727豊田おいでんまつり花火大会

ぎおん柏崎まつり花火大会

20080720蒲郡まつり納涼花火大会

20080719伊勢神宮奉納全国花火競技大会

20071123長野えびす講煙火大会

200708141宮島水中花火大会

20070721 沼田本郷夏まつり花火大会

20070414菟足神社「風まつり」

20070217 西大寺会陽冬花火

20070210 猫山雪まつり花火大会

20070102 ツインリンクもてぎ「花火の祭典」〜新春〜

20061231 那珂川花火大会

20061203 秩父夜祭花火大会

2006.10.07 日光けっこうフェスティバル

20060923 埼玉・吉見 やるぞ!!花火大会

20060909-10 片貝まつり奉納煙火

20060902 諏訪湖新作花火競技大会

20060826 全国花火競技大会「大曲の花火」

20060820 邑楽まつり花火大会

20060816 新町花火大会

20060815 諏訪湖まつり花火大会

20060814 ツインリンクもてぎ「花火の祭典」

20060813 熊谷花火大会

20060812 伊勢崎利根川花火大会

20060805 足利花火大会

20060801神奈川新聞花火大会

20060730小山の花火

20060723調布市花火大会

20060722能代港まつり花火大会

2006.07.16横浜みなと祭り花火大会

20060701弁天島海開き花火大会

20060528鹿沼さつき祭り花火大会

20060514葛生工業祭花火大会

20060429足利春のミニ花火大会

2006.03.18 舞子雪まつり花火大会

2006.02.11.昭和村ウインターフェスティバル

2006.01.02ツインリンクもてぎ「花火の祭典」〜新春〜

2005.12.31年忘れ那珂川花火大会

2005.12.23忘年熱海海上花火大会

2005.12.11.忘年熱海海上花火大会

2005.12.03.秩父夜祭花火大会

2005.11.23.長野えびす講煙火大会

2005.10.15.富士山麓「彰徳の大花火」

2005.10.08.岡部コスモス祭り

2005.10.01.土浦全国花火競技大会

2005.10.09.片貝祭り奉納煙火

2005.09.03.諏訪湖新作花火競技大会

2005.08.27.大曲全国花火競技大会

2005.08.20.釈迦堂川全国花火大会

2005.08.15.諏訪湖湖上祭花火大会

2005.08.14.ツインリンクもてぎ「花火の祭典」

2005.08.13.境利根川花火大会

2005.08.06.渡良瀬遊水地花火大会

2005.07.31.小山の花火

2005.07.30.夕顔サマーフェスティバル第2部花火大会

2005.07.23.真岡市花火大会

2005.07.17.横浜みなと祭り花火大会

 

 

宮島水中花火大会

2007年8月14日 19:50〜20:50 広島県廿日市市 厳島神社前面海上

宮島水中花火大会01
水中花火と鳥居のシルエット
※携帯待受サイズ(240x320)ですので、よろしければケータイに転送してご使用ください。

海に浮かぶ本殿回廊と大鳥居。その日本の原風景を思い起こさせる神秘的な景色は日本三景に数えられており、今では世界遺産にまで登録されている宮島。まことに美しいロケーションの中で行われる宮島水中花火大会はあまりにも有名で全国に知れ渡っています。

特に水中花火が目玉となっていて、鳥居のシルエットと組み合わされた写真は「日本で一番絵になる花火」と言われるほどです。そのため各地からカメラマンが多数集まる人気の花火大会となっています。

一方、フェリーで島に渡るロケーションであるため、場所取りや混雑なども大変なもので、特に帰りのフェリーは相当の覚悟が必要といえます。しかし宮島ではそれを補って余りある素晴らしい花火が待っています。

 


<8月13日・・・花火前日>

宮島の花火を見て、写真に収めるためには、ごく限られた観覧場所を確保する事が第一条件となります。花火と鳥居が上手く絡むような位置取りはおよそ3エリア考えられますが、今年は大潮のため、干潟に降りる選択肢がありません。(実際には海の中からという猛者も数多くいましたが…笑)
このため、最激戦ポイントを押えるべく、前日13日の夕方には島に渡る事にしました。宮島の場所取り解禁は、日付の変る午前0時からです。それまでは大っぴらには場所取りができないため、ひたすらお目当ての場所に座って待ちます。24時間を超える場所取りは今までに経験がありません。さすが宮島です!
やがて午前0時になりガッチリと陣地を固め、朝イチのフェリー組に備えます。そしてそのままゴザの上でご就寝となりました。

<8月14日・・・花火当日>

【午前6時】起床。4時間半の爆睡の末、朝の冷たい風に起こされます。クーラーBOXに入れてあったおにぎりを食べてお腹も満足。意外と爽やかな朝です。
【午前8時】涼しい内に島の中を散歩がてら見て回ります。昨夜話題になったお茶屋さんの景色を確認し、冷やし抹茶で一休み。もう一箇所のスポットにも行ってみます。
【午前10時】玉取り祭が始まるので自分のお席に戻って見物モードです。争奪戦が行われたのは11時ごろからでした。
【午前12時】すでにこの時間になると、暑さは尋常ではなくなっており、さんさんと降り注ぐ太陽光線はもはや殺人光線です。そこで、千畳閣へ行って難を逃れます。
【午後4時】お席に戻るとそこはもう別世界。2重3重に人垣が出来ている状況でした。掻き分け掻き分けお席に辿り着きます。

宮島水中花火大会02
お茶屋さんからの眺め
昭和天皇もここからの景色を楽しまれたという由緒正しい絶景ポイントです。冷やし抹茶とモミジ饅頭のセットがオススメで、しばし時を忘れることができます。

宮島水中花火大会03
千畳閣
正式名を豊国神社といい、もともとは豊臣秀吉が命じて作られた大経堂です。昇殿料を支払うと、風通しの良い日陰で休む事ができます。
宮島水中花火大会04
玉取り祭
旧暦7月18日頃の昼の満潮時に行われる厳島神社の年中行事です。たまたま今年は花火と日が重なりました。
本殿前の海の中に「やぐら」が組まれ、宝珠を載せた台が吊るされます。この台は世話係りの手によって、上下するようになっています。
本殿の祭典の後、町内の若者達が海に入り、タイミングを計りながら肩車を組んで、上下する台に飛び付きます。宝珠が海に投げ入れられて玉の取りあいが行われます。
写真は肩車を組んで台に飛びついたところ。
宮島水中花火大会05
観覧エリア
場所取りの最激戦ポイントです。カメラマンが2重3重に三脚を立てた合間に、一般客が隙間を埋めています。後方の屋台との間が通路となっていますが、打上間際には歩くのもままならない混雑となります。

光と音の幻想花>

刻む時に 拡がる波間 つどう心に 宮島の華」

宮島の花火は、毎年テーマを変えて、7景に分けて構成されます。
各々テーマに沿って水中花火を中心にした打ち上げが行われます。

 ・第1景 預かりし神の島
 ・第2景 百万一心 元就の想いに寄せて
 ・第3景 宮島の夢、宮島の時
 ・第4景 喜びの歳月とともに弐千年
 ・第5景 歌詠み人のこころ
 ・第6景 咲く華 終わらぬ夢物語
 ・第7景 受け継ぎし流るる時の間
宮島水中花火大会06 宮島水中花火大会07 宮島水中花火大会08 宮島水中花火大会09
水中花火は鳥居の左から右にかけてボートが移動しながら点火していきます。玉は発泡スチロールに包まれ海面に浮かんでいて、約50秒後に開発します。
宮島水中花火大会10
10号 和火千輪3段咲き(仮名)
花火が開き、しばらくして和火の千輪がいっせいに開きます。その後2回・3回と時間差で千輪が開きます。
宮島水中花火大会11
宮島水中花火大会12

宮島水中花火大会13

宮島水中花火大会14
10号 昇り曲付八重芯変化菊残輪(仮名)
花火玉が上っていく間、下の方で小花が何度か咲きます。花火の芯が2重に入る八重芯という高級な花火です。
宮島水中花火大会15
 
宮島水中花火大会16
鳥居の真後ろで、緑牡丹と椰子星の尺玉が開花し、鳥居のシルエットが浮かびます。海面が緑に染まって、幻想的な1枚になりました。
宮島水中花火大会17
フィナーレ打ち止め
鳥居右側にあるもう一つの台船からも怒涛のスターマインが上がっています。鳥居を優先してスターマインの写真はありませんが、そちらも素晴らしいものでした。

※厳島神社より写真(鳥居背景)掲載許可済み、「厳文FP19163号」(8月17日発行)によります。

会場図> 

大変わかりやすい図であるため、
宮島水中花火大会に出かける際の参考になればと思います。

※宮島観光協会よりプログラム抜粋許可済み、8月17日のメールによります。