２００７年１１月２３日　１８：００〜２０：００　長野県長野市　犀川第二緑地

ミュージックスターマイン
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　11月23日(祝)といえば、長野えびす講です。明治32年にえびす講大売出しの景気付けとして始まり、今年で102回を数える歴史のある花火大会です。｢日本でいちばん美しい晩秋の花火｣といわれる程に、質の面でも特上の花火を見る事ができます。
　担当は地元長野の青木煙火と信州煙火です。どちらも全国競技大会で上位入賞の一流煙火店です。十号玉新作花火コンテスト、十号玉十発一斉打、ミュージックスターマインなど、魅力的なプログラムが満載です。

　場所は長野駅東口から日赤病院方面に約２KM、徒歩でも30分ほどの犀川第二緑地です。
　広島発７：３０の新幹線に乗り、名古屋からは｢特急しなの｣で長野駅に向かいます。この日はちょうど3連休の初日で、指定席は売切れ、自由席は超満員、ヘロヘロになり１３：００ごろの到着です。
　駅前のコンビニで花火仲間にばったりと出会ったのをはじめ、会場の堤防道路には大勢の顔見知りの姿がありました。久しぶりに会う顔もいれば、毎回見かける顔もいます。皆さん花火が大好きなんですね〜。全国各地から来られているようです。

あちこちに顔を出して楽しくお喋りしてたら、あっという間に夕方になっていました。今年はシベリアからすごい寒波が来ているようで、ずいぶんキビシイ冷え込みです。ジーパンの下にはスキータイツ、ジャンパーの上にはベンチコート、さらに手袋・マフラー・ニット帽の３点セット、カメラやバッテリーにもホッカイロ、と完全防備で臨みます(笑)

＜オープニング〜十号玉十発一斉打＞

「イエーイ！！｣で始まる開会の挨拶のあと、オープニングのスターマインがドバドバ上がり、一気にテンションが上がります。また、昨年は無かった十号十発一斉打が復活し、あまりのすごさに思わず叫び声が上がります･･･。

開会　大スターマイン(信州)

七号玉十発一斉打（信州）

大スターマイン（信州）

十号玉十発一斉打（青木）

＜全国十号玉新作花火コンテスト＞

オープニングが一段落すると、全国十号玉新作花火コンテストが行われます。全国の有名煙火店１５社によって、10号玉１発ずつが打ち上げられます。

10号　昇り曲付姫菊（小口煙火）

10号　昇り曲導付五重芯菊花の極（篠原煙火）

10号　光のジュエリーコレクション（イケブン）

10号　昇り曲付四重芯点滅花（小幡花火）

＜スターマイン、キノコと和火＞

　レギュラーのプログラムも見逃せません。キノコのスターマインはまわりの観客も大喜びで、最後のキノコ千輪は一段と大きな歓声でした。また、昔ながらに炎色材を使わず、炭火色をした和火のスターマインも、派手さはありませんがシブイ魅力です。

大スターマイン　ホクトのキノコ（青木）

大スターマイン　ホクトのキノコ（青木）

大スターマイン　和火（信州）

大スターマイン　和火（信州）

＜十号玉十発一斉打〜ミュージックスターマイン（信州煙火）＞

　さすが目玉プログラムなだけに説得力が違います。ミュージックスターマインは、まさに音楽と花火のコラボレーションです。

十号玉十発一斉打（信州）

ミュージックスターマイン（信州）

ミュージックスターマイン（信州）

ミュージックスターマイン（信州）

＜十号玉三発〜ミュージックスターマイン（青木煙火）＞

青木煙火と言えば割物の帝王ですが、この3発の10号玉は神がかり的に見事な出来栄えでまさにゾクゾクものでした。心を込めて作った玉は開きが違うと何かの本で読んだ記憶がありますが、花火作家の気持ちが伝わってくるようです。楽しみにしていたミュージックスターマインでは、始まったと思ったら風向きが変ってしまい、ちょっと残念でしたが･･･。

十号玉三発（青木）

十号玉三発（青木）

十号玉三発（青木）

ミュージックスターマイン（青木）