花火を見るには適度な方角から適度な距離で見るのが一番です。一般的には煙の影響を受けない風上方向で打ちあがる花火が小さく感じない距離だと思います。写真を撮るためにあまり離れすぎても、ドンと上がった花火のワクワク感もなくなってしまい、楽しみが半減します。自分の好みにあった場所を探して歩き回り、ワイドスターマインを斜めに見つつ、三尺玉を正面に見る埠頭の端に陣地を構えました。(写真的には高さのあるワイドスタマと予想されたため、縦位置で斜めに切取る作戦です。この時は、三尺はどうせ遠くだからとタカをくくっておりました、笑)
<開幕ワイド尺玉10発/正三尺玉3発>
花火大会のオープニングは非常に大事です。どれだけの花火を上げて、観客の心を鷲掴みにできるかは打上業者の腕の見せ所です。今夜は開幕ワイド尺玉10発一斉と豪華な内容でなかなかの好スタートでした。
私を含め、はやく三尺玉を見たいというせっかち者のために、打上時間とは無関係にこの日の3発を最初に載せてしまいましょう〜。予想に反して近い距離で、海面にも届きそうな大きな盆の三尺玉を見る事ができて非常に満足です(笑)
開幕ワイド尺玉10発一斉打
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30号 昇り太尾引彩色小花入金閃超大柳
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30号 昇り曲導付彩色大百花園
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30号 昇り曲導付錦カムロ先緑千輪浮模様
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<ワイドスターマイン・天地の宴>
もう一つの目玉、ワイドスターマインもなかなかの打上でした。スターマインは短時間に多くの花火を打上げるため、一箇所でも豪華なのですが、それが5箇所、10箇所と・・・。非常に贅沢なプログラムです。これだけの規模のワイドスターマインを見れる花火大会もそう多くはないでしょう。
ワイドスターマイン 天地の宴
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ワイドスターマイン 天地の宴
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ワイドスターマイン 天地の宴
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ワイドスターマイン 天地の宴
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<4〜6号玉早打ち>
メインのプログラムの間にも、4号(約12cm)、5号(約15cm)、6号(約18cm)などの花火がテンポ良く打上られます。比較的小さな花火なために1発だけを写したのでは画面が寂しいので、多少絞りを調節して、いつもよりも多めに重ね込んでみました。
<フィナーレ特大スターマイン・未来に羽ばたけ!がまごおり!>
フィナーレも豪華なワイドスターマインで締めてくれました。8号から10号といった花火玉を使用して、幅も高さもある打上で、締めくくりにふさわしいクオリティです。いわゆる納涼花火大会でこれだけの内容のものが上がるのですから、さすが本場の愛知県は違うなぁと感銘した一夜でした。
特大スターマイン
未来に羽ばたけ!がまごおり!
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特大スターマイン
未来に羽ばたけ!がまごおり!
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特大スターマイン
未来に羽ばたけ!がまごおり!
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