小山駅で東京からのお仲間と待ち合わせし、会場入りは2時少し前。ワイド打ちを正面から見る大会本部横に陣取ります。隣に居合わせた川崎からの親子連れの方と、しばし花火の話で盛り上がり、楽しいひと時を過ごします。観客の出足は比較的ノンビリしており、午後4時を回ってもスペースに余裕があります。混み出したのは5時を過ぎたころでしょうか。
<オープニング/スターマイン>
まだ明るさの残る午後7時、「開運のカギ OYAMA」と題したワイドスターマインでいよいよ花火の始まりです。これは徳川家康と東軍諸侯が、この地で「小山評定」を行い、「関が原の合戦」を決意した故事にちなみます。
<仕掛/スターマイン>
枠仕掛けが多いことも特徴と言えます。会社の名前などが格子枠に仕掛けられたランス(発炎筒のような噴出花火)により表現された後、スターマインが裏打ちされるオーソドックスなものです。中にはワイドスタマなど非常に大掛かりなものもあり、見ごたえがあります。
<銘華競演>
スターマインの間を縫って、各地から集められた芸術性の高い玉も上がりました。
<大玉連発>
大玉連発と題して、尺玉も上がります。尺玉は正面左手の少し離れたところから上がり、大きな音とともに巨大な盆(花火が丸く開花した広がりの事)を開かせます。今年の大玉は親星まで完全に崩壊した玉が目立ち、残念な内容でした。
<フィナーレ/富士通提供〜千輪ワイド乱れ打ち>
フィナーレの楽しみは、富士通提供の超特大スターマインからでしょうか。とにかく派手な打ち上げで期待を裏切る事がありません。眼前に夢の世界が広がります。ナイアガラをはさみ、オーラスのワイドスターマインでは、今夜の担当「田熊火工」の得意技である、千輪が3箇所のワイドでドバドバ上がり、もう・・・すごいのなんの・・・感動です。
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