花火散歩[花火大会20061203秩父夜祭花火大会]

２００６年１２月０３日　１８：００～２２：３０　埼玉県秩父市（羊山公園）

10号単打昇小花三重芯変化菊残輪
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思い返せば昨年の秩父夜祭では、眼前に広がる芸術玉の対打ちを写真も撮らずにただ見るだけでした。私のいた場所からは電線が邪魔していたせいでもあり、あまりに素晴らしい花火だったため移動することで見逃してしまうのがもったいなかったからです。「秩父夜祭はスターマイン大会」の先入観から、きちんとした下調べをしなかったことが悔やまれました。

10月に広島へ転勤の話を聞いたときに、まず１番に秩父夜祭が見れなくなる事が残念でした。約２ヶ月も花火を見ない生活を続けると、さすがに我慢できなくなってきます。しかもインターネットでプログラムを見れば昨年同様に日本芸術花火大会と銘打って素晴らしい内容が記載されているではありませんか！運良く翌日まで仕事は休み、これは飛行機で飛んで行くしかありません。

秩父夜祭の花火は終了時間が遅いので、実家の車を借りて出かけます。終電を気にしながら花火を見たくなかったからでした。神奈川を朝７時に出発し、国道16号→299号と走り秩父市に到着したのは午前10時です。その頃には、お目当ての南小駐車場や太平洋セメント駐車場はすでに満車でした。少し遠くの駐車場に車を停めて秩父の街を歩いて向かいます。

お目当ての観覧場所まで到着すると、すでに何人かがウロウロしています。さすがに午前中ということもあり、場所取りには困りませんが、さすがだぁ！とちょっと感動しました。打上場所から至近距離であるため、なるべく距離を稼げる場所を探します。住人の方にお断りして私道の端っこからの観覧となりました。

花火が始まるまであと７時間あります。お昼の陽射しも暖かく、のんびりとした気分でリラックスモードに浸ります。そのうち花火愛好家のお仲間もちらほらとやってきては楽しい会話に花が咲きます。長い待ち時間も花火観覧の楽しみのうちの一つです。

＜オープニング＞

花火大会が始まる前にも、ときおり3号～5号といった小さい花火が上がります。風向きや煙のハケ具合などのチェックをしながら、開始を待ちます。オープニングは19:30のワイドスターマインです。