10章:人魚、邂逅 ここからしばらく話ごとに頭文字が同じになります。 今回はウミナリ村編、もしくは人魚編です。 北、とはいえ、ヒアイ村の北には休火山があるという設定なのでそれの更に北です。 一応、一週間ほど歩き通しだったっていう設定は本編に書いてませんがだいたいそれくらい。 んで、ドラクエといえばやっぱり井戸でしょう。 本当は井戸だけにしようかと思ったんですが、ミカガミ村が登場。 ミカガミ村はもちろん『水鏡』から。 ただ他の村もあるってのを出しておきたかったのですよ 11章:人と、魚と 新キャラ登場しました。 ウミナリ村編のキーキャラクターです。 ・人魚のミラ ・ミラと恋仲のクォート と、まずはこの二人。 人魚の話はずっと前からやりたかったことです。 むしろ、風地神将でやろうとしていたことだったり。 ほら、風地でトーロルの森に行く予定だったアレ。 あそこでこの二人のエピソードやる予定だったんですよね。 12章:人と、魔と 巨大な大王イカ。テンタルクスにしようかと思ったんですけど、ここは大王で。 中盤のミラの台詞は、まあ伏線みたいなもんですよ。 船の泡のモチーフはDQ6のやつ。 あれはハープが必要ですけど、ここでは無しです。 まあ元ネタがあれなだけで、そのまんまってのもね。 13章:人界、魔界 タイトルの読み方はじんかい、で。 まあ別の読み方でもいいんですけど。ここは特に拘ってません。 ようやく、魔界の設定がここで出てきました。 多重空間世界、というわけでヒアイ村=魔界だったのもこういうことです。 限りなく人間界に近い魔界もあり、そこではまた別の文明が栄えたり衰えたりしています。 魔法や魔物が御伽噺になっているヒアイ村はすっかり文明が衰退した世界ということです。 この多重世界の設定、後々関係してきます。たぶん、次の編あたりで(ぇ んで、新キャラ。 ・巨大大王イカのネカルク。 ローマ字入力でnekaruku。並び替えるとkurauken。まあつまりそういうことです(何がだ ネカルクは実は良い人(人じゃないけど)です。 ここらへんもね。魔界が多重世界であるということが理由になっているのですが。 魔物にもいろいろな性格があるんだよ、と言いたいのでした。 14章:人魔、出現 展開は急すぎるとは自分でも思っています。 しかしね、無理に長引かせるのもどうかと思いまして。 でもこれは唐突すぎるよなぁ……。 話の流れとしては、逃げても逃げても追ってくる強敵ってのを書きたかったんです。 強敵と言っても、こちらから手出ししにくい相手ですけど。 なるべく風地の既死兵とかぶらないようにしたつもりですが……うん、どうでしょうか。 題材がゾンビって時点でもうアウトな気がしますが気にしない。 ここでクォートが敵になるわけですが。なんか彼が一番哀れな気がしてきます。 終盤、ロトルと女性のやり取りは本当は次の話の冒頭に持ってくる予定でした。 だけどあえてここに。次の話の量の問題ってのも、まあなくはない…… 15章:人魚、実態 リビングデッドの特技、不気味な光。仕様はDQ5……だったかな。 VIIのリビングデッドは使いませんが、代わりに毒の息と猛毒の息を使います。 本編中はその両方を足したもの……なんですが毒の息とかは使わなかったなぁ。 イサの新技『風襲・連空爆』。ルビ振ってませんけど、フウシュウ・レンクバクです。 風連空爆の上位互換に当たるのですが、風神石を使った時の風連空爆です。 神極・風死龍みたいなもんですわ。 そして、ルイナのマジャスティス。 DQVIIのあれです。ゲーム内では要らない子になってますが、あれ小説版だと凄いんですよ。 ご存じで無い方はDQVIIの小説(ハードカバー版より文庫版の方が入手しやすい)を是非。 と、まあ宣伝はともかく、一応これになぞっています。水の精霊の力、という理由で(ぇ これは昔っから出そう出そうとしていた魔法です。 まあ炎水では出せなかったので龍求で、と。 複数のメラを同時に打ち込むものですが、あくまでメラです。低威力だったりする。 んで、クォートがミラを手にかけるってのは……ちょっと予定外。 本当は別の形でミラにはご退場願うつもりでした。 16章:英雄、敵対 新キャラ出ました。 今後しばらくお世話になる、痺れクラゲのしびおです。 色と性格と口調以外はホイミンにそっくり。つーか外見ですが。 しびおの趣味はちょっとしたことなのですが、あえて書きませんでした。 今後、どっかに出すかもしれません。 今回で不死鳥ラーミアの設定が出てきたのですが。 レッドオーブは今回本当のレッドオーブです(は 風地でレイゼンが使っていたものとは別物なのですよ。 そして、今回のメイン(?)。VSロトル。 ロトルつえー。比べるとロベルよえー(ひど ロトルの強さは、まあこの通り。エンたちが動揺していたとはいえ、魔法一つで決定的な差。 今後、この人は長期的な敵になる……予定です。 17章:魔森、迷走 読み方は『ましん、めいそう』で。 今回からしばらくエン&イサ&しびおとルイナ&ラグドで別行動。 ルイナたちは砂漠に放り出して(ぇ)、先にエンたちの話から。 アモールの水にするか世界樹の雫で少し迷ったんですが、ここは世界樹の雫で。 ヘルホーネットに追われるシーンは、ずっと前から書きたかったものでした。 そして新キャラ登場。 ・ホビットのダガカ。 名前だけ登場した森王ムドー。 ムドーっていえばやっぱりあのムドーなわけですよ。 スターキメラにも名前があるんですけど、出さないままになってしまいました。 いつか出せるといいなぁ 18章:魔頼、成立 あくまで人間の姿で登場したムドーさん。 今回で魔族の魔界に対する概念と、魔界の現環境の動きを書いたつもりですが……。 本編でも言いましたが、国=一つの世界という考え方です。 古代兵器の伏線は、すぐに出てくると思います。次くらいに(ぇ 魔界の古代兵器=三界分戦の遺産という設定もあるのですが、本編にはまだ書いてません。 んで、中盤にて久々に登場しましたホイミン。 そしてホイミンと一緒に登場した人物は、まあご想像にお任せします。 今二人はルビスフィアを点々としていますが、それはまた後の話。 19章:魔城、突入 久々にエンの蜘蛛嫌いの設定が出てきました。 ていうか自分も苦手なんですけど……。 イサVSスカルスパイダーと、エンVSキラーマジンガになったのですが。 キラーマジンガはDQVIのみに登場するやつです(現時点で)。 キラーマシンガかと思ったんですが、調べるとマジンガでした。 実は勘違いしている方も多いのでは? と負け惜しみを言ってみる。 それはさておき、古代兵器の名前が初登場。エビルエスターク。 VIIじゃん。VIじゃないぢゃん!! とか言われてもどうしようもありません。 20章:魔石、暴走 戦闘メイン。 風魔石を今回、初めて使いました。 もともと風魔石初使用の時は暴走(?)するエピソードの予定だったんですが。 本来の予定なら人を殺めるというものでした。しかしここはあえて魔物相手に残虐性重視で。 魔物だから殺していいのかってのもあって、結局殺めることはしませんでした。 まあ、拷問に近い形にはなりましたが。 深極・風死龍も、読み方はシンキョクです。 飛竜の風爪は両腕に装備するものですから、風神石と風魔石の同時装備をしたら……。 さて、どうなるんでしょうね(ぉ 21章:魔炎、覚醒 Null値って何? って思った方は情報科の先生に聞いてみよう!(こら んで、エンがメラズを再び使うのですが、ここでキラーマジンガが言ってくれます。 複数を同時に撃つとはいえ、所詮はメラなのです。低威力なのですよ。 そこらへんをエンはたぶん分かっていないまま放ったはず。 そして、ついに、登場しました! 炎水龍具-異伝α-でのみ登場しました『炎龍神の斧』。 あっちでは火龍の斧の究極形態とか書いてましたが……。 どちらかというと火龍の斧の進化形態。 水龍王の鞭の説明が、まさに今回みたいになっている罠。 そして面白いことに、今回の話を公開させる予定だった当日にWEB拍手にて 『炎龍神の斧と水龍王の鞭は龍求に出ないのか?』というような質問があって吹きました。 結局その二週間後にこの話がUPされたのですが……。 本当ならコメント返しで『今日』の一言で返したかったなぁ。 22章:魔兵、起動 ようやくエン&イサ&しびおサイドのボス登場。 その名もジャミラス。……うん、DQVIのやつですよ。 まあムドーに対して、敵サイドはジャミラスにしてみました。 キラーマジンガだったりムドーだったりジャミラスだったり、今回はDQVIネタが多目です。 泡で海中に潜ったり人魚のあれもDQVIなんですけどね。 ムドーの魔物だけど人間の姿っていうのは同じくDQVIのアモスの意味合いがないわけではない。 でもムドーの過去の話はDQVIIのルーメンがモチーフになっていたり。 エビルエスターク自体もDQVIIですしね。 そしてそのエビルエスタークがついに起動。 次回はルビは振りません。ずっとカタカナです。 23章:魔獣、激闘 今回にはちょっとした単語が出てきました。 『三界分戦の遺産』。後から重要になってくるかもしれません。ならないかもしれません(ぇ 久々にビッグ・バンを使う機会に巡りあいました。 精霊力入手後は魔法が強力になっているという設定のため、使いどころが難しかったのですが。 まあ、その高威力を発揮することはなかったのですがね……。 実は少しだけ詠唱が変わっています。これはメイテオギルの力を使っている為です。 んで、ムドーの真の姿。 DQVIのゲーム内のような容姿ではありません。 漫画『ドラゴンクエスト-幻の大地-』の5巻〜6巻に出てきた、真ムドーがイメージです。 エビルエスターク(ジャミラス)VS真ムドーは予定通りに進みました。 ただし、今回の終盤に当たるロトル登場の部分。 本当はイサが神極・風死龍を使うシーンを合間に入る予定だったのですがカットしました。 無駄に長くなってしまう気がしたので。 今回で魔が頭文字になるのは終了です。 次回からはまた違う話。まあでも、次の話もエン&イサ&しびおサイドなんですが。 24章:英雄、再び 伏線を張りたいのかムドーVSジャミラス編を完全消化したいのかどっちかにしろ。 とかいうツッコミが入りました。自分自身に。 えぇと、新しい単語としては『海魔竜』ぐらいですか しびおを出したのはただの気まぐれじゃないんだよ!(だからなんだ 一応、今回の話はムドーVSジャミラス編のまとえのつもりだったんですが……。 グリーン・オーブ登場。しかし入手したわけではありません。 本当はグリーン・オーブはもっと別のところで出す予定だったんですが、早速登場。 ちゃきちゃき話を終わらせていかないと、だらだらになってしまいますので(もうなってるがな ロトルも再登場。いい加減こいつどうにかしないと。実力の差のせいで扱いづらい。 今回は早々に退散していただきましたが、次はどうなるかわかりません 25章:闘戦、予兆 今回から頭文字が闘になって、ルイナ&ラグドの話になります。 この砂漠編なぁ。どこまでやるかが問題なんですよねぇ。 もしかしたらこの砂漠編で宝珠編が終わってしまうかもしれない……。 そんな感じで今回は新キャラが登場しました。 砂漠を旅している青年……フィン。 この子にまつわる話もなぁ。どこまでやるか問題だよなぁ。 今回伏線っぽいもの張りすぎたんじゃないだろうか。 そんな気がしても気にしない。 最後の最後で久々の死魔将軍登場も気にしない!(ぇ 26章:闘場、開戦 今回の闘技場は、システム的にはテイルズのやつみたいな感じ(なに 他のゲームじゃんとかいうツッコミは受付けません。 だって一番例えが近いのがそれしかなかったんだもん。 そんなわけで、VS魔物の闘技場(パーティー戦)。 VS死のサソリは、後半部分のフィンの思考への伏線…… ……のつもりだったんですがなんか違う(苦笑 この後半部分のフィンが、次の話に繋がるかどうか……。うん、どうだろう(ぇ 27章:闘王、交渉 もう名前が出揃いはじめたので、そろそろ解禁しますね。 今まで明確に『〜〜編』ってのを行ってませんでしたが、ここいらでそろそろ。 これ、頭文字が『魔』になってから『四魔戦争編』ってのになっているんです。 ムドー、ジャミラス、デュランと来て、最後の『主』はまだ出てきてませんがね。 んで、今回は闘技場で戦闘を続けるような話ではなかったのですよ。 話をちゃっちゃか進めないと量が膨大になってしまうことに気付き始めました。 急展開すぎるような、ぐだぐだになっているような……。 あと、ルイナが変わった云々の一場面。当初の予定ではないものでした。 もしかしたら伏線になるかもしれないと期待を込めているのですが(ぉ この四魔戦争編のラグド&ルイナサイドはいつ終わるのか解からない…… 28章:闘王、対決 デュランの武器について。 当初の予定では鉈と表記していました。 しかし、大剣に変更。 DQVIの小説で、デュランの武器の事を剣と称していたようないないような。 なんとなくそんな記憶というか電波に近いものを受信したもので剣に。 でも実際、あれって何ていう武器になるんでしょう(公式的な意味で) 小説版を確認しようにも、手元になかったので……(実家においてきたorz) んで、場面がピラミッド内部でデュランと戦うことになったのですが。 ルイナが怒っているシーンを書きたかっただけとか、そう言えなくもないです ラグドとルイナ、主導権を握るとしたらラグドっぽいんですがね、 決定権を持っているのはルイナって感じがします。 ちなみにルイナが怒った理由は、さあてどこでしょうね?(ぉ 29章:闘匠、再会 ルイナがデュランと手を組んだ理由は、そのうちわかるかもしれません。 とりあえず、ようやくホイミンたちが合流。 18章でちょろっと出てきていましたが、二人が一緒に理由は今回のそれです。 ムーナの形見として魔龍の晶杖に嵌っていた宝玉の欠片ってのは、今回初めて出しました。 もっと別の場所で出そうかと思っていたんですが、ここいらで存在をアピールしておこうかと(ぇ カエン師匠はやっぱり強いですからね。どこまで活躍してもらうかが悩みどころです。 いわゆるパワーバランスブレイカーですからね。 それにしても今回は話の動きが少なすぎた……。 次回は、もしかしたらラグドもルイナも出ないかもしれません。 30章:闘界、結合 やっぱり今回はルイナもラグドも出なかったな。 あれ? 砂漠編のメインはこの二人の予定だったのになぁ……。 砂漠とムドーの世界が結合して、エンとイサの合流フラグも立ちました。 今回は何回か昔の事を書いたけど、全部覚えている人いるのかなぁ。 エンの演劇がどうのとか。エンを殴り飛ばす彼とか。英雄ロトルの件とか。 スターキメラのスーラは、もちろん『ス』タ『ー』キメ『ラ』という単純なもの。 スターキメラが凍える吹雪を使えるか否かってのは、特別仕様ってことで。 31章:闘魔、邂逅 放浪者の長の話は、ある意味でフィンがラグドたちに話したことを補足する形になっています。 ちょろっとだけ出ていた願いの叶う神殿の話とか。 フィンが住んでいた場所=放浪者達の故郷なわけで、今回で島の話をほとんど出したつもり。 これをさらに補足するのは、また後々になりそうですけど。 思った以上に『四魔戦争編』が長い。特にこの頭文字が『闘』シリーズ。 一応、四魔戦争編で「宝珠、探して」は終わる予定なんですけどね。 今回の話で死魔将軍まで絡んできて、話がだんだんと大きくなってまいりました。 これってちゃんと収集つくのかなぁ、と不安になってみたり(ぇ 32章:闘城、再訪 雷斬刀のイメージ像としては避雷針的な感じで。 といっても、その様子を明確に描画したわけじゃないんですけどね。 こうしてホイミンとしびおがついに揃いました。 だから何って言われてもどうしようもないんですが。 今回でルイナが怒っていた理由を明確にしてみました。 ラグドとエンが言った『未知の領域』っていう言葉は、よくDQの攻略本で使用されているやつ。 ラスダンの深層部であったり、公開情報を抑えている攻略本のダンジョン深層部だったり。 最後のシーンの通り、「宝珠、探して」で死魔将軍の出番は終わりです。 まあ、もともとこの宝珠編で死魔将軍そのものを出す予定はなかったんですけどね。 飛び入り参加みたいな感じだったので、あっさりと退場。 ついでに放浪者たちも、話に上がっても登場はしない……はず(ぇ 33章:闘鎧、激突 鎧の魔人はデビルアーマーとかそんな感じのやつ。 カラーリングはDQ6でいうゾゾゲルかな。 名前をゾゾゲルにしようか迷ったんですが、鎧の魔人で事足りました。 まあ呪文とかいろいろ使いますからね。ゾゾゲルって名前にするとあれだったんで。 そんなわけでデュランの忠臣たる鎧の魔人を撃破した今回。 久々のほぼバトル一辺倒でした。 前半のベギラマを使うシーンは、炎水龍具の某シーンと少し意識しました。 最後で鎧の魔人がメガンテを使う所、あれは某漫画の人の台詞から。 盛大に爆発させようとするところもある意味では同じか。 34章:闘激、炎水 今回、初めて宝珠の名前が全て明らかになりました。 この宝珠編が始まって、ここまできてようやく、です。 もっと早く名前を出しておけばよかったかもしれませんね。 ということで、本来ゲーム上で存在するパープル、シルバー、ゴールドは出番ナシ。 死魔将軍が話した存在しない二つはもちろん最後の二つのことです。 名前からしてあるものと同一だったりするんですが、まあそれは後のことで。 んで、ルイナVSエンなんですが。 これ、炎水龍具書いてる時点でいつかやりたいなぁって考えていた事なんです。 どっかの砂漠辺りでお互いが本気で戦うってのを考えていたんですが、ちょっと違う事に。 まあ砂漠でエンとルイナが戦うってのも少し違ってるんですが(ピラミッド地下だったし) 35章:闘王、対峙 ロトルが出たり出なかったりであの子は忙しいようです。 また登場したけど早速退場。何しにきているんだお前は。 32章の通り、復活の宝珠の数についてロトルも知っているのですが、それもつい最近のこと。 グリーン・オーブ入手の時までは本当に集めようとしていたのです。 もう存在しないことを知って、そこらにいたデュランに渡したという流れ。 他にやる事があるのでついでにデュランがエンたちを倒せばいいか、くらいのノリです。 んで、四魔戦争編の最後の一人。グラコスは既に死亡していたんです。 特にたいした活躍もなく、もう出てこない。まさにグラコス涙目。 今回でルイナの行動理由とフィンの怪訝な行動を明かして、あとはデュランとの決着のみ。 戦闘は次回に持ち越しですが、もう一つの闘いの雰囲気たる後半。 あの二人の話がようやく出せる気がします。気がするだけです。どうなるかわかりません(ぇ 36章:闘王、決着 今回は全て戦闘のみの構成となりました。 まるまる一話分使うことになるとは……。さすがはデュラン。 ラグドの大地の精霊ヴァルグラッドを宿した岩龍爆極槍破。 岩龍霊神槍破の読み方ははそのままガンリュウレイシンソウハ。 ここらでラグドにも活躍して貰おうかと思いまして。 メインはなるべくラグドとルイナに重点を置いたつもりです。 黒い霧、火柱などはイメージ通り出せた……かな。 実際にゲーム内のデュランて攻撃力が高いけど凄そうな特技はあまり使ってないんですよね。 なので、こちらで勝手に火を吹いたり黒い霧使ったり火柱使ったりやってもらいました。 37章:闘拳、炎水 闘王は倒したけど『闘』シリーズはまだ続きます。 今回でフィン関連は終わらせたつもり……なんですが。なんだかなぁ。 詰め込みが甘かった気がします。 『闘』シリーズの一発キャラのはずなのに中途半端な立場のフィンでした。 初期設定ではフィンは島の民の最後の生残りという設定でした。 それをまだ生残りがいるかもしれないという設定に変更しました。 ちょっとくらいは希望のある話にしてみたかったんです。 んで、後半。 場面が変わって、35章のシーンは今回の二人でした、と。 まあバレバレな気がするんですけどね。 ということで、そろそろこの二人の決着を終わらせようと思い、ここに話を挟みました。 闘シリーズの残りは二人の事ということで。 38章:闘士、昔語 今回の話は外伝的な何かに思えて仕方が無い。 なんといっても完全に過去の話でしかありませんからね。 カエンとルイスがヒアイ村にいた頃の話なんですが……。 二人とも若いだけあって性格がかなり違います。 随分と性格が変わった、と風地神将で互いに言っていましたが……うん、変わりすぎ。 まあ十数年も経てば、変わる時は変わる、ということで。 今回、火口のエピソードはDQVIの助ける代わり落ちるあれをもとにしています。 沈黙の羊が登場したのも、漫画の幻の大地の影響ということで。 ルビスフィアにやってきたカエンを助けた二人組み……当初の予定では、別人でした。 初期設定では、ここでオルテガ(勇者ロベルの父親)を登場させようと考えていたんです。 ただ時系列的になにかおかしな事に成りかねなかったので、新規キャラで行うことに。 今回の話で、ルイスがカエンを狙う理由を明確にした理由です。 まあただの嫉妬だったけですが。次の話でいろいろ決着させるつもりです 39章:闘士、決着 今回の話では主人公組(エン、ルイナ、イサ、ラグド)が一人も出てこなかったなぁ。 とか思いつつ、遂にカエンとルイスの話が終了しました。 風地からいろいろやっていたことも、これでひと段落。 マジャスティスの魔書を持ち出した辺りの話が、今回に繋がりました。 ネクロゼイムの名前がまた出てきたことに作者自身驚いております(ぇ あいつってこんなにも汎用性があったのか。 こんなこと言ったら後付設定と思われるかもしれませんが、 魔書との融合は元々考えていたことです。根暗ゼイムが出てきた辺りとかで。 そして『死龍・マジャスティス』。 『マジャスティス・死龍』にするか、いっそのこと『マジャスティス・ムグル』にするか。 名前でかなり悩みました。とりあえずムグルは無理だろと却下。 個人的な語呂の好みで本編の名前となっとさ。 んで。『闘』シリーズの最後として、終盤はただの殴り合いになったわけですが。 イメージとしてはアニメ『スクライド』の最終回みたいな殴り合いにしたかった。 したかったんですが、できなかったんです(ぉ まあ色々と会話を挟みますからね。 ちなみにカエンの一人称。漢字の『俺』からカタカナの『オレ』に変わっている部分があります。 これはわざとです。止めの一撃直前の台詞で戻したのも、そういうことです(何が こういうことかなぁ、と想像していただければ良いかなと思っております 40章:神鳥、復活 今回にて『宝珠、探して』編は終了です。 なんやかやとあって、結局六つの宝珠が揃ってしまいました。 エンとカエンの邂逅は予定通りに進めることができました。 もちろんモチーフはDQIIIのあれです。出会った時点で瀕死状態。 ルイスも登場させるかどうか迷ったんですが、先に退場してもらいました。 カエンの最後の教えは、ある意味伏線かもしれません。 んで、カエンとルイスの二つの秘術について。 登場時から一応、宝珠として扱う予定でした。随分長かったなぁ…… そしてラーミア復活の巫女の台詞。 DQIIIのドラマCDを参考にしてあります。まあ所々かぶっているんですが。 『ラーミアの守り手の一族』という設定について。 島の民たちは全てこれの血統です。 有事の際は本能的に復活の宝珠を集め、ラーミアを復活させる。 もちろんフィンも一族の1人。そして一族最後の生残りです。 フィン(Fin)という名前は、そういう意味合いと『宝珠、探して』が終了する意味合いでした。 最後の最後と云うことで、カエンとルイスの子供たちについて少しだけ触れましたよ。 明言したのは今回が初めてのはず……。まあ丸解かりなんですけどね。 ここまでやっておいて別人というのはさすがにないですから。 そんな感じで、宝珠編が終了。次回から新展開になる……はずです(ぇ |