大学入試問題

全般について

・判定がＡだからといって受かるとは限らない。
・判定がＤだからといって落ちるとは限らない。
・センターと２次の配点比率を考えよ。
・本人の追い込みで，力が付いてきているかどうか。
・ノミの心臓か毛が生えているか。
・自分の点数（得点率）の良し悪しは，全体の出来不出来により変わる。全体の中での位置を見よ。（例えばコンパス）

【参考事項】C(D)判定の場合

（１）３年の評定平均が４．３程度にあがってきた生徒は受かる可能性がある。
（２）模試の成績が上り調子の生徒は，表に現れた点数より受かる可能性は高い。
（３）本当に力があるのにセンターで失敗した生徒で，模試などでマークより記述の判定がよい生徒は逆転する可能性がある。
（４）上の逆の場合は受かりにくい。

【参考事項】全般

（１）平均点にとらわれず，配点からくる受かりやすさの変動に注意して欲しい。特に，後期はセンターだけの成績や，一部教科の成績だけで決まる場合がある。
（２）失敗した生徒は，レベルを下げ，かつ試験のないところを望む傾向にあるが，センターの失敗を取り返すには，２次で逆転しなければならず，従って，２次の配点が高い所にする必要がある。生徒の気持ちのケアが必要である。
（３）中期・後期は見かけより実質受験人数は少ない。うまく利用しよう。特に，センター前まで後期を考えなかったり，受験校を変更しようとするときに使える。
（４）近くの大学だけでなく，全国を見渡して探すのがよい。
（５）センター私大は，中堅～上位校は受かりにくく，下位校は受かりやすい。しかし，判定はあまり当てにならない。本当に受かりたいなら受けに行け。

ＡＢ判定　→　そのまま出願ｏｒ上位校に変更
・後期によい判定があり，受かる可能性が高いと思われる場合は，前期に上位校を受験させるのもよい。ただ，２次試験に耐えられるだけの学力があるかどうか，赤本（過去問）をやらせてみてから判断しよう。
・２次対策を怠ると落ちる。

ＢＣ判定　→　そのまま出願ｏｒ下位校に変更
２次で力を発揮できるかどうか個人の資質による

ＣＤＥ判定　→　下位校に変更ｏｒそのまま出願
【注意】そのまま出願する場合，中期・後期や私大で合格可能性をあげておくとよい。
・落ちたときのケアを考えながら，ＧＯを出すとよい。

ＤＥ判定　→　下位校に変更ｏｒそのまま出願
・本人の希望が強いなら次年度に向けてそのまま出願するのもよい。浪人してもよいのかどうか確認しながら相談に乗るのがよい。