La fin de l'ecole
  専科生徒ご卒業  
 今年の春に、専科クラス第一期生がスタジオを卒業し、東京へ旅立ちました。喜びや期待と同時に、特に最後の一ヶ月は何とも言えない寂しい気持ちでいっぱいでした。
 スタジオ開設時より一番長く彼女たちと過ごして参りましたので、その分、思い入れも強く、最後のレッスンの時には、あんな事もあった、こんな事もあったと走馬灯のように頭の中を駆け巡り、途中何度も涙がこぼれそうになりました。
 レッスン後のレベランス(ご挨拶)の時に、生徒の泣きじゃくる姿に胸を締め付けられ、一緒に大泣きしてしまいました。
 彼女たちがいなくなり、心にぽっかりと穴が空いたような気持ちで毎日を過ごしていると、生徒たちから近況報告のお手紙が届き、それぞれに頑張っている様子が伺えました。
 思いもかけず、夏には次々とみんなが戻ってきてくれて、元気な姿を見せてもらい、本当にうれしいことが続きました。(留守中に来てくれた生徒たちは、ごめんなさい。)
 何かを得るためには、何かを失わなければならず、バレエの道を志すには、たくさんの犠牲が強いられます。
 毎日のレッスンのため、部活も入れず、友達とも遊べず、日焼けにも配慮しなければならず、特に食べたい盛りのダイエットは非常に辛いものです。努力や根性もひとつの才能で、彼女たちはそれをしっかりとやり遂げ、後に続く後輩たちのよいお手本となっています。
 残念ながら、途中で諦めてしまう生徒も多く、バレエはご両親のご理解と本人の強い意思がなければ続けることができません。
 9月より期間限定ですが、専科クラス第2期生も誕生し、少しずつですが厳しいバレエ生活にも慣れてきたようです。
 来年の9月には、第3回目の発表会も控えており、バレエ界のトップで活躍されているダンサーの方々にもご協力いただき、第1回目、第2回目同様、華やかな舞台を創っていきたいと思います。
 一人でも多くの方に、バレエの素晴らしさを知ってもらい、ご来場者全員が笑顔で会場を後にすることを願っております。
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