新しい年を迎えました。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
昨年はコロナという未知な感染症にバレエにとっても、大きな影響を受けました。
大人クラスにおいては、次のリハーサルが始まるまでお休みとさせていただき、ご迷惑をおかけしております。
子供たちは、今までにない2ヵ月半という長期のお休みで筋肉が落ち、出来ていたことができなくなり、生徒も私も戸惑いながらの再開でしたが、地道なレッスンを続けていただき、ようやく取り戻しただけではなく、ひとりひとりがとても成長しレッスンへ行く度に多々驚かされます。バレエはスキップなどしているうちは楽しいのですが、クラスが上がりバーレッスンやセンターレッスンが始まると、徐々に難しくなる、ダイエットはしなければならない、スポーツは駄目、日焼けは駄目、部活も駄目等嫌になってしまうお子様がいてもそれは当然です。誰も責めることはできません。
そんな制限の多いバレエを愛し続けてくれる生徒達。陰で多大なるサポートをして下さる保護者の皆様には生徒たちの成長をお見せすることで恩返しをしなければなりません。
最近各クラスの生徒達がものすごいスピードで上達しており、毎回スタジオへ行くのが楽しみです。誰がということではなく全員とても良いのです。
生徒の上達については、みんなに共通するのが性格が「素直」ということです。
バレエが好き、努力ができるということも大切な要素ですが、根底に素直な性格あってこそ生かせるものだと思います。いくらバレエが好きでも性格が素直でなければ人の注意を聞き、直すことができません。
努力についても、ただ努力すれば上手になるというものでもなく、間違ったことに対して努力を続けてもあまり意味はありません。
素直な生徒が注意を受け入れ、正しく努力を続けていくことができれば、バレエ上達に繋がるのだと思います。
私自身も心がけているのですが、人の話を聞くということは、とても大切なことです。
バレエの指導で重要になるのが生徒との信頼関係だと思います。
長い時間をかけて互いを信頼しあうという関係を作らなければ、長く続けていくことは困難です。
生徒や保護者の皆様がバレエを習っていて良かったと思えるような、何かしらの成果を残すことができるよう今後とも精進して参ります。
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