Le métier comme une danseuse de ballet
バレエダンサーという職業 
 シニヨンにした頭と大きなバック、送ってくれたお母さんに「行ってきま-す」と元気に手を振り生徒達がスタジオにやって来ます。
 ここに通っている生徒達がこの先、どんな道に進んで行くのか、ここにいる何人の生徒が自分の夢を掴むことができるのか、ふと想いを馳せながら階段を登って行くと、そんな不安はよそに、目をいきいきと輝かせた生徒達が「おはようございます」と挨拶にやって来る。
 バレエを経験された方ならよくご存じだと思いますが、バレエを踊るという事は、楽しい反面、心身共に非常に苦痛を強いられます。バレエの動きに適した身体にするために、人間の身体を一から作り変えなければならないからです。脚の可動域を広げる為に、脚を付け根から外側に開き、柔軟性をつけ、日頃使われていない筋肉を鍛えるという作業を毎日のレッスンで繰り返されます。バレエの技術は日進月歩。どんどん複雑に人間の限界に挑戦しているかのような動きもたくさんあり、それに対応できる身体を作らなければならないのです。
 ジャンプはより高く、回転はより多く、複雑なステップでも一度で覚え、身体は益々細くしなやかに、優雅な身のこなし、気品ある仕草、等々・・・
 バレエダンサーには、自らが芸術作品の一部となるので、多くのことが要求されます。
 ただ、バレエダンサーは誰でもなれるものではありません。自らを律し、鍛錬を重ねた者だけに許された職業で、十分社会的にも評価され価値ある仕事です。この先、我が国でも文化の発展と共に、諸外国のように益々社会的地位が向上されるでしょう。
 当スタジオで学ぶ生徒のうち、真剣にバレエの道に進みたいと考えている生徒には、微力ながら手助けができればと思います。
 そして将来、バレエ団の公演でスポットライトを浴びたくさんの拍手をもらっている生徒を頭に描きつつ、大きな声を張り上げる日々です。
TOP | プロフィール | きまり事 | Guest Dancer | 3rd Ballet Concert
バレエダンサーという職業 | 専科生徒ご卒業
宝石箱 | 祈りをこめて | 私の宝物 | 2016レッスン風景
2016歓迎会 | 2016ハロウィンパーティ | 2016クリスマスパーティ
2016おさらい会 | 2017 ハロウィンパレード | 新聞掲載記事より
mizueバレエスタジオ TEL0158-42-3353 北海道紋別郡遠軽町西町1丁目6番地
Copyright & copy ; 2006 Mizue Igarashi all right reserved.