コロナウィルス感染拡大防止措置として政府より春休みまで休校と発表がありましたので、2月28日に「北海道も春休みまで休校なのか？」、「休校中の習い事はどうなのか？」と北海道教育委員会に問い合わせてみたところ、北海道はまだ決まっていない為、決まり次第各教育委員会の方に伝えますとのこと。また習い事等は文科省のHPに書いてあるとおり休校中は人の集まる場所への外出は避け、自宅で過ごすようにとのお話でした。
最初は1週間、それが大幅に延び1ヵ月。教育委員会へ問い合わせた翌日2月29日に保護者の方からのお電話で休校の期間が延びた事を知りました。
どうしようもないことを嘆いても何も変わりません。
休校中は残念ですがスタジオもお休みです。密閉された空間に集まれば休校の意味もなくなってしまいます。私自身、人との接触があるため、感染していないとも限りません。
第一、休校で外出禁止にもかかわらず、生徒達にこそこそレッスンはさせたくはありません。
長くお稽古をされていた生徒であれば、レッスンの重要性がよくわかると思いますので、みんな不安はあると思いますが、それは私やうちの生徒達だけではありません。バレエを習っている他のお教室の生徒さん達みんな同じように思っていることでしょう。
こんな時こそ、前向きに発想の転換をすることです。
ものの見方や考え方の角度を変えるということは、考え方の癖を変え、訓練しなければ身につかない為子供のうちからそのような考え方をすることは重要だと思います。
一見マイナスに見える出来事の中にも必ずプラスの芽が潜んでいます。
休校になり、外出できないからこそできることも沢山あるはずです。
勉強もわからないところを見直したり自分のペースでできる。本も読める。お部屋の整理・整頓もできる。お父さん、お母さんのお手伝いもできる。バレエの動画を沢山見て研究することもできる。いくらでも有意義に時間を使うことはできるはずです。時間があってもしない人はしない。時間がなくてもする人はする。退屈だと文句を言い、だらだらした生活をし、ゲームに明け暮れる生徒はうちのスタジオには一人もいないはずです。
レッスン再開の日には、一人ひとりが元気に成長している姿を楽しみにしています。
お休みになり、生徒達を考えない日はありません。
みんな無事かな？みんな何をして過ごしているかな？元気に過ごしてくれているといいな！毎日考えています。
こんな緊急事態ですが、学ぶことも沢山あるでしょう。感謝することも沢山あるでしょう。
貴重なマスクを持ってきて下さったり、料理を運んでくれたり、消毒薬を作って持ってきて下さったり、毎日人の優しさに触れ感謝しております。
できることを探し、行動しましょう。
私が今できることは、少しでも来年の舞台が素晴らしいものになるように、意義ある時間にしていきたいと思います。
このお休みが無駄にならないように。
生徒の皆さんに宿題を出します。
宿題は以下のとおり ↓
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宿題
「専科クラス」「クラシック基礎クラス」
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＊宿題は各クラスレッスン再開初日に出すように！
ノートには、それぞれ出された質問を書き、それから答えを書いて下さい。
① チャイコフスキーの3大バレエは何ですか？
② 3大バレエのそれぞれのストーリーを書いて下さい。
③ 一番踊ってみたい踊りはなんですか？その理由も書いて下さい。
④ 自分の踊りに関して、今後の課題は何ですか？
⑤ 来年の舞台についての目標を書いて下さい。
⑥ その為にはどうしたらいいのか教えて下さい。
⑦ 毎日「心の中日記」をつけて下さい。心の中で何を考えているか正直に文章にする。
⑧ お父さん、お母さんのお手伝いはしましたか？それはどんな事ですか？
宿題は以上です。
外出しなくても、うがい、手洗いを忘れずに！
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