先日、鈴木北海道知事よりスタジオ宛てにお手紙がありました。
内容は、今年５月に神奈川県川崎市において、多くの児童らが殺傷されるという大変傷ましい事件が発生しました。子供が巻き込まれる事件が多く、未来ある子供たちが犯罪の被害に遭い、かけがえのない命が絶たれてしまうことは、あってはならないこと。
「子供たちの安全を守る」という共通の思いのもと、子供たちが犯罪等の被害に遭わないよう注意を呼びかけて下さいという内容のお手紙でした。
「知らない人に挨拶をされたら逃げるように」「マンションの敷地内では挨拶禁止」と、とある都会のマンションにはこのような決まりがあるようです。これは理解ができなくもありません。
スタジオ開設時は生徒達には、スタジオの外でも誰にでも笑顔で元気に挨拶をするようにと伝えていたのですが、ここ数年生徒達への指導改め、「誰にでも挨拶」という言葉は控えております。生徒自身の身を守るため、スタジオを卒業し親元を離れる生徒には、残念ながらこの世は良い人ばかりではないという事を教えてから送り出しております。
笑顔は本来、相手に自分は敵ではないというメッセージで友好を示すボディランゲージですが、それを悪用する人間もいるのは事実。「悪い事を隠す為の笑顔もある」と、ある方がおっしゃっていましたが全くその通りだと思います。
「そんな事をするような人に見えなかったです」犯罪者を知る人がTVでよくこのようなコメントをしています。悪事を隠すからその分いい人に見せる必要があるのでしょう。 なんの不信感も持たず、子供達はそんないい人に見える大人について行き事件に巻き込まれてしまいます。
マンションの決まりも子供を守る為のひとつの手段としてはしょうがないのかもしれません。
笑顔で近づいてきた大人にはついて行かない。ついて来たら逃げる。
鈴木北海道知事からは、子供達に対しては「防犯ブザーや近くの大人に知らせる」「近くのお店や家に避難する」など危険な状況に遭った際の具体的な対策について伝えていただきたいとのことですので、異変を感じた場合にはそれらの対応、そして万が一捕まったらバレエの練習で行う脚を大きく振り上げるグラン・バットマンで戦う！
これは相当の威力です！
相撲レスラーの次に強いのはバレエダンサーのようですので、いざとなったら使えます。
厳しいレッスンで体を鍛えておりますので、うちの生徒たちは相当強いと思います。
ただバレエ以外で使う機会がないことを願います。
あくまでもバレエは芸術ですので・・・
|
| |
| |
|
|
|
|
| |
|
