どうぶつの未来はこどもの未来
私はバレエ教師以前にひとりの人間です。
動物を愛するひとりの人間です。
人間にみえてもひょっとしたら人間じゃないかもしれません。
どちらかというと人間よりも動物寄りですから。
これまでの人生を振り返ると子供の頃から常に私の側には動物がいました。
動物と生活してわかった事は、動物には私達人間と同じ痛みや苦しみ恐怖を感じるということです。
人間と同じく感情もあります。
共感性は人間よりも上かもしれません。
子供の頃父が、,飼っている犬の前でわざと私を叩くフリをすると、犬は飛んできて私の前に立ちはだかり父に牙をむきワンワンと吠えて戦闘態勢で私を守ろうとしました。これはどの犬もそうでした。 今いる3歳の犬も教えた訳でもないのに同じ行動をとります。
猫は前にも書きましたが、頭痛がひどく苦しんでいる私のおでこに自分のおでこを当てて治してくれました。
動物は仲間の苦しみがわかると、何とか助けようとします。
それなのに人間は、金儲けの為に動物を残虐に殺します。
今はSNS等により事実を知ることができますが、これらは私達の知らない闇の中で行われてきました。
毛皮産業、動物実験、畜産、ペット業界、イルカ漁など、あげるときりがありません。人に隠れて行わず、全て隠さず人目に晒すといいと思います。
「いただきます」と食前に手を合わせるのには意味があります。
食べることができること、そして食べ物になった生命に感謝の気持ちを表しています。
お肉はスーパーのパック詰めしか見たことがないでしょう。
動物が生まれどのような過程を経てスーパーのパック詰めになるのか実際に知らないと、感謝などできるはずがありません。
私達の為に、何の罪もない動物がどれほど酷く残酷な扱いをされているか、正面から向き合い大人子供も関係なくしっかりと見せるべきだと思います。
動物を利用するのであれば、食べるにしても着るにしてもどのような事が行われているか知ってから利用するといいと思います。
羊はみんなおいしく食べていますが、子羊の時にお尻に蛆虫がわかないようにミュールシングといって無麻酔で皮膚と肉を切りとられます。動物だからしょうがないと思いますか? ナイフやはさみで大きく肉を切り取られるんですよ。去勢や尻尾切り、歯を切るのも無麻酔。私は許せないです。
その後の治療もなく、まともな人間であればこの行為を見ると怒りの感情を抱くはずです。
全く野蛮なものです。 何の罪も犯していないのに、人間の為に増やされて残虐な扱いを受ける。命あるものとしての扱いではありません。
ウールも同じ。テレビでは上手に丁寧に羊毛を刈り取っていますが、実際は血まみれになるほど雑な扱いです。痛みで起き上がれない子もいるほどです。どうせ殺すからといってあまりにも酷すぎる扱いです。
キツネやタヌキ、うさぎなどの毛皮は生きたまま剥がされます。死んでからだと死後硬直してしまうので、どれほどの恐怖と痛みか想像できますか? 野蛮人です。
動物実験は犬、猫、猿、羊、ヤギ、豚、牛、うさぎ、マウスなどあらゆる動物が使われます。世界各国、日本にも多数、実験用ビーグル犬の繁殖場まであります。
うちのビーグルは動物実験に使用されていた子でした。
我が家に来た時はお腹の上から下まで一直線に切られ針金でザクザク縫われていました。
耳にはJN2F1とシリアル番号を入れ墨で彫られ、手足には拘束の跡がついていました。
頭を撫でようとすると、ぶるぶると震えだし、常に怯えていました。
胃腸の実験の為、胃は摘出され、腸の一部を袋状にし胃の代わりにされていました。
論文を書く為に一人の実験者がこの実験だけでも30頭使っています。
そのうち28頭が死んで、2頭生存、しかし面倒をみるのが大変ということで安楽死、残った1頭は面倒はみたくないが論文を書くので経過が知りたいということでしょう。
逐一、実験者から状態を報告するように言われました。
食べては吐いて下痢をしての繰り返し、一日6回~7回こまめにごはんを与えていました。
家族みんなの愛情も受け、20年生きました。
動物実験を見たことがありますか?
恐らくないと思います。
まともな神経の持ち主であれば、そこまでする必要があるのか疑問を持つはずです。
私はビーグルの赤ちゃんが実験者に実験されキャンキャンと鳴いている鳴き声が耳に焼き付いて離れません。
医学の進歩の為、人間の為という理由で動物の権利を無視して残虐な実験に使用していいわけがありません。 人間の子供も動物の子供も命の重さは同じです。命に優劣があるとすれば、そのような行為を平気でする人こそ何の価値も見いだすことができません。
今はインターネットで簡単に何でも見ることができますので、現実を知ってほしいと思います。もういい加減やめた方がいい。と思う人が増えるともっと世の中変わるのではないかと思います。
医学や獣医学を志すものは、大学で命の大切さではなく、生き物の殺し方を学んでいるのか!と思います。
医学部の学生が笑いながら動物の殺し方を話していた時は、恐怖とともに怒りがわき上がってきました。
闇で行われていることは全て犯罪です。 何をしても許されるようですが、やっていることは犯罪です。
イルカは水族館の人気者ですが、あの子達は和歌山県太地町で捕らわれ売られます。
9月から2月、種類によっては4月まで毎日イルカ漁は行われます。
捕らえられたイルカはトレーナーが水族館に売る用と食用とに選別されます。
ほとんどのイルカは噴気孔に銛を刺され残虐に殺します。
苦しんで苦しんで死んでいきます。
今はイルカ漁反対の団体がうるさくグレーのテントで覆い人目に触れないようにして行っておりますが、テントの下から流れるイルカの血で海は真っ赤に染まります。
知らないということは恐ろしいことです。私もイルカのトレーナーが毎日イルカと接することができていいなぁなんて呑気な事を考えていましたがお恥ずかしい話です。
今年ニュースで放送された白イルカを虐待していたイルカトレーナーの映像をご覧になった方もいるかもしれません。
調教時に白イルカ達を殴ったり蹴ったりしていました。
これは調べてみると、ロシアの水族館で行われていた事でロシアのグリーンピースが公開したものでした。
グリーンピースJAPANに問い合わせ、ロシアのグリーンピースに聞いてもらうとあの白イルカ達は北極圏の海に帰されたとのこと。
トレーナーについては詳しくはわかりませんが公になり政府も知った以上、恐らく処分はあったでしょうとのことでした。
環境保護は動物を守る事に繋がるので私も今後もっと勉強をし、できることからはじめていきたいと思います。
動物の虐待を見て、楽しがる人間や何とも感じない心のない人間がいる限り、これからの将来を背負う子供達の平和な未来はありません。
子供達を守りたいのであれば、まずは事実を知ることです。


イルカについてどうぞ知って下さい。
日本では和歌山県太地町では秋から春にかけて
毎日イルカ漁が行われており、捕らえられたイルカ達は水族館用と食用に分けられます。
ほとんどが殺されます。
今は人目につかないようにシートで隠しておりますが、
イルカを残虐な方法で殺すので海は真っ赤な血で染まります。
私達ができることは、水族館に行かないということ、
あとはどのような事が行われているか知ることです。

By さゆさん

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