あんなに暑かった夏も過ぎ去り、秋の気配を感じる今日この頃です。
緊急事態宣言の発令、そして延長によりスタジオはまた長いお休みになりました。
全国的にもコロナ感染者も減ってきたようですので、10月よりスタジオは再開予定で、ようやく生徒達に会えることを楽しみにしております。
来年は待ちに待った地元文化センター設立とともに発表会の予定でしたが、急遽見送る形となってしまいました。
発表会は私のものではなく、生徒や保護者の皆様のものですから、私は陰でサポートをさせていただくだけですので、見学会で十分とのご意見が約半数あればそのようにさせていただくだけです。舞台のない年はスタジオで見学会を開き、大変好評でしたので、それで良いとのことですので、それはそれで嬉しいです。 私としても舞台作りは来年を最後にお休み予定でしたので、生徒達に大きな舞台に立たせることが出来ないという意味では残念ですが、今の人数で半分しか参加できないとなると何も作品が作れませんのでどうにもできません。
舞台を作るのは想像以上に大変な作業です。
当スタジオの場合、だいたい1年前から戦いが始まります。私は日中も別の仕事がある為、睡眠時間もなくなり心身ともに衰弱していきます💧気力だけで身体を動かしている感じです。舞台近くなると毎回必ず口唇ヘルペスができ近所のクリニックにお世話になります。寝ないと死んじゃうよ。時間がなければ目だけでも閉じると違うよと先生や看護師さんが心配して下さいます。2時間睡眠が続けば弱ってくるのは当然ですね。
いつも舞台を作る為には精一杯の力で皆様に喜んでいただけることを一番に考えて取り組んで参りましたので、その分の負担が減り、私ももう若くないので体力的に続くかという不安もありましたので、見学会で十分とのご意見に内心ほっとしている自分もおります。
人数が少ないスタジオですので、作品作りも工夫をしながら、どうしたら喜んでもらえるか、退屈させないように間を持たせるか、夢を与えることができるか、経済的負担をかけないようにできるか、色々一人で考えて16年走って参りました。
ゲストもバレエ界で活躍されているダンサーの方々にご協力いただき、おかげで発表会は田舎でも本物の豪華なバレエをご覧いただけ、生徒たちにも良い刺激になったのではと思います。
一生懸命力を注いできたので悔いはありません。
今後少しずつ縮小という形となりますが、バレエの道やその他ダンスやエンターテイメントの道に進みたい生徒にはできる限りのお手伝いはさせていただきますので、おっしゃって下さい。
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