宝石箱 |
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発表会を目前に控え、生徒たちはいつも以上に真剣な顔つきでレッスンに取り組んでおります。 |
主催者として当然のことですが、明るくなってから寝る生活が続いており、目の下のクマと重い瞼を眼鏡で隠し、スタジオへ向かう日々です。
スタジオへ入ると、子供達の無邪気な笑顔に迎えられ、気分は一転、疲れが一気に吹き飛びます。
暑いスタジオから出られず、真っ赤な顔をしていると、次のクラスの生徒たちが入ってきて「先生の顔、真っ赤!かわいそう~」と子供達の小さな手で私の顔をみんなでパタパタ扇いでくれます。 |
毎日がこのようなかわいらしい生徒達に癒され、そしてエネルギーをもらっております。この仕事をして多くの子供達に出会い、お金では買うことのできない大切なものを沢山得ることができました。 |
子供達からの沢山のお手紙や絵、手作りのアクセサリーや小物、大切なお小遣いで買ってくれたプレゼントは何よりの宝物です。
これに比べると、高級ブランドや宝石にはまったく価値を見い出すことができません。 |
私の宝石箱には、子供達からのプレゼントと共に肉眼では見えない大切なものが沢山入っています。
先日もらった素敵なプレゼントは、昨年、東京の大学附属高校の舞踊科に主席で入った生徒が、日本代表に選ばれ、北京で踊ると電話を頂きました。教育テレビにも出ると!
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次の日は、東京のバレエ団附属研究所に入った生徒が、50周年記念の2日間もある発表会で、ソリストを頂いたとお手紙を頂き、こんな素晴らしい生徒達に恵まれて本当に幸せだなぁと込み上げてくるものがありました。
忙しいながらも、感謝、感謝の毎日です。 |
生徒のお母様達も大変協力的で、本当にいつも助けられております。
発表会は、私一人では何もできず、周りの方々のおかげで、田舎の小さなスタジオですが、とても豪華な舞台にして頂けるのはありがたい事です。
東京では、橘るみ先生の旦那様が、何から何までサポートして下さり本当に心強いです。 |
胸いっぱいの感謝を込めて、お客様全員が、喜びや幸せを感じる舞台を創りたいと思います。
まるで、ディズニーランドに行ったときのような、ワクワク胸が躍るような感じをお届けできるように・・・
どうぞご期待下さいませ。 |