江戸の湯屋・ページ5

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湯屋の二階

■湯屋の二階

江戸の湯屋(男湯のみ)には二階があり、入浴後そこで休息しながら談笑や囲碁将棋などを楽しみました。 また、茶や駄菓子なども売っていました。小窓などから女湯がのぞける設備のある湯屋もあったということです。

左図、『賢愚湊銭湯新話』より

(川柳)江戸拾遺書くなら湯屋の二階番
『宇治拾遺物語』ならぬ『江戸拾遺物語』を書くとしたら、噂の飛び交う湯屋の二階番がもってこい。

板の間稼ぎ

■板の間稼ぎ

自分は粗末な服を着て湯屋へ行き、早々に入浴をすませ、帰りは金目になりそうな他人の服を着て、そ知らぬふりで出て行く、 これを「板の間稼ぎ」と言いました。犯人を捕らえると、五尺ほどの竹や棒にくくりつけ、さらし者にしたあと、顔に油煙の 煤を顔にぬり釈放するという、一種の私刑が行われました。

左図、『賢愚湊銭湯新話』より

(川柳)盗人の物きて帰る湯屋の客
湯屋で着物を盗まれて、裸では帰れず、しかたなく盗人が置いていって粗末な着物を着て帰る。

のぞき

■のぞき

男性が女性のヌードに興味を持つのは今も昔も変わりません。 明治の末頃に出っ歯の亀太郎という女湯のぞきの常習犯がいて、その後「出歯亀(でばかめ)」とういうのがのぞきの代名詞になりました。江戸の銭湯も混浴が禁止されると、女湯のぞきをする者が増えたということです。

左図、『柳樽末摘花余興・紅の花』より

(川柳)女湯をのぞきがてらに小便し
湯屋の外の溝に小便をするついで、障子にあけた穴か板のふし穴から、女湯をのぞきみる。

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