十六回目の富士登山
  今日はです。

 
昨年は金婚の記念と15回目の節目でもあり愚妻と二人で登りましたが16回目は小生 の体力を考えた時どうしようかと迷っておりました。
そんな折、ボランティア活動の団体(朝日山森林公園を守る会)の会員の「ONさん」との会話の中で ONさんもご夫婦で何度か富士登山をされた事がわかり2016年は一緒に登ることになりました。当初はどちらも夫婦で4人での登山を予定していましたが諸般の事情で男同士二人での登山になりました。自宅を出てから帰宅までの経過は次の通り。
8月1日(月)
朝5時にONさんのマイカーにて自宅を出発一路富士宮口登山の起点、水が塚駐車場に向かいました。経路は瀬戸大橋を経由し山陽道に入り、名神草津JCTより新名神⇒東名阪⇒四日市湾岸⇒豊田東JCTより新東名高速を通り新富士ICで高速を出ました。先を急ぐ旅ではないので走行時間約1時間で休憩を取りながらのドライブでした。途中は天候もよく、大した渋滞に出会うこともありませんでした。ICを出てから登山の安全祈願のため富士宮市の「浅間大社」に参拝の後、1日目は「水が塚駐車場」での車中泊のため、夜食と明朝の朝食を仕入れて駐車場に向かいました。早めの夕食をとり、登山準備を済ませて床につき登山に備えました。
8月2日(火)
昨夜少し雨が降りましたが、すっかり止んで頂上も見えました。5時に起床し着替えの後朝食は昨日仕入れた軽食のパンと牛乳ですませ6時発の5合目行のシャトルバスのりばに行き、往復の乗車券を買い求めました。保全協力金(入山料)1000円を支払いバスに乗り込みました。バスは2台で発車しました。5合目には定刻の8:30に到着しました。高度順応のため、およそ1時間ほど休憩をとり登山を開始しました。6合目には普通は20分ほどかかりますがあえてペースをおとして倍近くかけてゆっくりと歩きました。マイペースを守りながら標高2780mの新7合目の「御来光山荘」に向かいました。20分ほど休憩を取り次の山小屋標高3010mの元祖7合目に向かいました。登山計画ではここで1泊して山頂に向かう予定でしたが、思いのほか体調もよく体力があったので標高3460mの9合目の「万年雪山荘」で1泊することにしました。途中で80台60台40台の女性3人組に出会いました。よく話を聞くと80代の女性は過去数回登っており今回は娘、孫の3人で登っているとのことでした。泊りは標高3590m9号5勺胸突山荘とのことで元気に我々を抜いて登っていきました。4時頃に万年雪山荘に到着し宿泊の手続き終了後部屋に案内され、夕食の時間まで静かに休みました。明日の行動について二人で色々相談しましたが、御来光はここ9合目で見て、体調次第で山頂を目指すことにしました。定番のカレーの夕食をいただき8:00ころ就寝しました。
8月3日(水)
今回は夜間の移動をしないようにするため、御来光は9合目の山小屋より少し東に行った御来光のビュウポイントと決めましたので4時頃ひ起床しました。山頂での御来光では夜中2時ころには出発をしなければなりませんが9合目での御来光鑑賞なのでゆっくり休めました。御来光は天候が芳しくなかったので心配していましたが日の出時刻に運よく雲が切れて何とか御来光を拝むことができました。頂上での御来光と比較すると登山者が少なく歓声も小さいので盛り上がりはあまりありませんでした。御来光の瞬間の盛り上がりは吉田口から登った浅間大社奥宮の「久須志神社」前が最高です。今回は山頂アタックを小生の体調がいまいちだったので断念しました。(あきらめることも大切です)朝食を済ませ7時頃から下山を開始しました。6合目昼食を取り、宝永火口の第一火口の火口縁まで足を延ばし火口の雄大さを満喫しました。火口内まで降りると帰りが登りで大変なので火口縁からの見物だけにしました。5合目の直前で野生の鹿の群れに出会いました。私は富士宮口からの登山は過去6回ほどありますが初めての出会いでした。シャトルバスにて水が塚駐車場に向かい、到着後着替えを済ませて、宿泊予定のホテルにチエックインまでに時間があったので、「奇石博物館」の見学をしました。世界中の珍しい岩石や化石の標本が展示してあります。
8月4日(木)
帰りは中央道を経由する予定でしたので、予定通り8:00頃にホテルをチエックアウトし、白糸の滝を見物し.次に本栖湖の千円札の裏の富士山のイラストのもとになった地点で富士山を眺め、国道358精進ブルーラインを経由し、甲府南ICより中央自動車道に乗り帰路につきました。
ほぼ予定時刻の自宅に戻りました。
あとがき
今回は9合目までとなりました。もう少し早めにトレーニングをし、体力の向上と体調管理を図っておくべきでした。

スナップ(クリックすると拡大、再クリックで戻ります)

往復利用のマイカー

浅間大社で安全祈願

水が塚駐車場より山頂を望む

5合目で高度順応の休憩

2400m 5合目からの眺望

2490m 6合目の山小屋で小休止

新7合目から宝永山を望む

2780m 新7合目前の小生

3460m 9合目での御来光

3460m 9合目万年雪山荘前で

下山中5合目付近で出会った鹿

富ホテル比佐志より見た富士山

帰りに立ち寄った白糸の滝

本栖湖からの富士山の眺め

帰路に休憩した諏訪湖SA

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