六回目の富士登山

 平成16年7月22日-24日に高校時代の友人K君と二人(合計年齢130歳) の弥二・喜多コンビで6度目の富士登山に行ってきました。
そのときの概要は 次の通りです。

小生take
K君kana

K君は富士登山は初めてでしたが小生は過去に5回富士山に登りました。当初 実施日は7月27日からの予定しましたが下山後のスケジュールの関係で日程を5日繰り上げました。この事が結果的によかったです。台風10号の発生前に登る事が出来ました。今回も登山口は比較的登りやすい事と1昨年平成14年に愚妻と二人で登り2回目で勝手がわかっているので「須走口」ときめました。7月22日(木)午後2時30分頃 高松の自宅をK君の運転する車で出発し高松自動車道「高松中央IC」から一路須走り口駐車場に向かいました。往路は高松中央IC→(高松自動車道)→鳴門JCT→(神戸淡路鳴門自動車道)→淡路SA→三木JCT→(山陽自動車道)→神戸JCT→(中国自動車道)→吹田JCT→(名神高速道)→多賀SA→小牧JCT→(中央自動車道)→恵那SA→岡谷JCT→諏訪湖SA→大月JCT→河口湖IC→(一般道)→富士吉田→(東富士五湖道路)→須走→(須走口登山道ふじあざみライン)→須走口駐車場の経路で途中の小休止は1.5時間走行で5分から10分と
りました。須走口駐車場には24時頃到着しました。小牧JCTまでは登りの車両は多かったですが中央自動車道に入るとぐっと車が少なくなりました。平日でもあり渋滞は無く快適に走行できました。take1 全部で150台程度の駐車場のスペースは既に7−8割埋まっていました。そのまま 車中で仮眠を取ると共に高所順応をしました。23日(金)朝5時ころ 途中のサー ビスエリアの売店で買ったお結びで朝食をすませ、登山用の服装に着替えて6時よ り 登山を開始しました。電通さんが新入社員の研修登山をやっていました。(一昨 年5回目の登山の時も出会いました) 古御嶽神社に参拝して社殿の右手より樹林帯を一路6合目を目指して歩きました。

吟詠中のK君
kana1

途中大きな木がなくなり見晴らしのよい所で小休止をしましたがK君が詩吟を披露してくれました。雄大な富士の自然をバックに気持ちよく吟じておりました。新六合目「長田山荘ー旧林館」(2450m)が開業していましたので小休止しました。しばらくすると あたりの植物は「オンダテ」のみが目に付くようになりました。本六合目「瀬戸館」(2700m)、七合目「大陽館」(3000m)、本七合目「見晴館」(3250m)、八合目「江戸屋」(3350m)(過去に皇太子さんがお泊りになられたそうで、その旨の表示がある)、本八号目「胸突江戸屋」(3400m)ここで吉田口からの登山者が合流する。深夜1時以降は大変混雑してなかなか前に進めない。八号五勺「ご来光館」と順次山小屋で小休止を取りながら登った。本七合目くらいまでは何とかスムースに登れたのですがさすが3200メートルを超えるこのあたりから少し歩くと呼吸が乱れてしんどくなり、休憩の回数がぐっと増えました。なんとか須走り口頂上の「山口屋」(3750m)に16:00頃到着できました。前回は登山に備えて1年前からトレーニングを兼ねて毎日6キロのウオーキングをして体力の維持向上に努めましたが今回は特に此れといったトレーニングはしませんでした。2年間の体力の衰えを実感しました。

事前に予約をしておきましたが週末は予約なしでも泊まれるそうです。若い人は6時間位で登るそうですが私達は約10時間かかりました。途中 若いカップル、中年の夫婦、外国人グループ、などいろいろな人に出会いました。八合目付近では3000人以上が参加した57回目の「富士登山競争」のグループにも合いました。計画ではもっと早く頂上に着いて山小屋にチエックインの後、お鉢回りをする予定でしたが、到着が遅れたことと、疲労が溜まっているので、お鉢回りはご来光を拝んだ後にすることにしました。泊まり賃6000円(夕食付き)を支払うと寝床に案内され荷物を置きました。夕方5時に夕食(定番のカレー)をとり、寝床にもぐりこむ、2畳に3人くらいの割合で詰められました。消灯が7時でした。消灯後しばらくして私が寒気して風邪の症状が出てきましたが運良くK君が風邪薬を持っていたのでそれを飲んで大事に至りませんでした。

rakou「ご来光」は午前4時20分頃との事でしたので3時過ぎに起床して小屋の前に出てみると既に大勢の人が集まってご来光の場所を確保していました。また、登山道には延々とヘッドライトの帯が頂上目指して動いていました。天気は少し雲が出ていたので地平線から登る太陽は見えませんでしたが雲の間からのご来光もすばらしかったです。その後須走り口頂上の「久須志神社」に参拝しました。体調が思わしくないので大事を取ってお鉢回りはとりやめたがK君は初めての富士登山なので一人で3776メートルの剣が峰まで登りました。私は山小屋で休憩しながらK君の帰りを待ちました。

7時頃から下山を開始しました。頂上から本8合胸突江戸屋までは吉田口への下山道と同じですがここで須走り口方面に向かって下山を続け、七合目から砂走りコースを下山しました。途中ガスがかかって視界が悪く周囲の景色は余り楽しむ事が出来なかった。途中足を滑らせてしりもちをつき尾てい骨を強打した。砂走りの最後の砂払い5合目「吉野家」(2300m)で300円の缶ジュースを飲んで小休止。あと高さにして300メートルは樹林帯を約40分ほど歩いて五合目(2000m)の古御岳神社に午前11時に着きました。所要時間は4時間で予定通りの時間でした。駐車場は車が少し減っていましたが駐車場に向かうふじあざみラインの山側路肩に2−3kmにわたって4−500台の車が駐車していました。

御殿場温泉会館の2時間利用券を500円で買い求め、温泉で疲れをとりました。あいにく富士山には雲がかかって浴槽からその雄姿を見ることが出来ませんでした。遅めの昼食を取り、14:00頃御殿場インターチェンジから東名高速道にのり帰途に着きました。復路のコースは次の通りです。御殿場IC→(東名高速道)→牧之原SA→浜名湖SA→小牧JCT→(名神高速道)→養老SA→吹田JCT→(中国自動車道)→神戸JCT→(山陽自動車道)→三木JCT→(神戸淡路鳴門自動車道)→淡路SA→鳴門JCT→(高松自動車道)→高松中央IC→自宅24日23:00頃高松に無事かえりました。途中雨に遭うことも無くスムースに登山ができました。次回7回目は御殿場口からの登山をしてみたいと思っています。これで主な登山コースを全部攻略する事になります。

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出発前のK君
須走口1950m
古御岳神社
長田山荘2450m
長田山荘前にて
瀬戸館へK君
瀬戸館2700m
見晴館3250m
江戸屋3400m
山口屋3720m
(オンタデ) (ヤマホタルブクロ) (クルマユリ) (オンタデ) (ヤマホタルブクロ)

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