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よしおか カイロプラクティック









施術の概要










ここでは、当院の施術の概略を紹介します。


施術の主な目的


 1. 身体の左右のバランスの改善。
 2. 身体を流れる体液(主に脳脊髄液)の循環促進。
 3. 身体の緊張の除去。
 4. 各関節の機能異常の改善。


施術の流れ


 1. 身体の機能的な左右差を考慮し、個人個人の歪みの傾向を分析する。
 2. 正常な範囲を逸脱した部位を特定し、それを正常な範囲へと誘導する。
 3. 体液の循環を阻害している部位を特定し、改善する(主に緊張の除去)。
 4. 各関節の機能異常を改善する。



簡単にまとめるとこんな感じなのですが、
これでは良く分からないでしょうから、もう少し具体的に・・・。




 『テクニック』


カイロプラクティック(Chiropractic)の語源は、ギリシャ語で
「手」を意味する「Cheir」と「技術」を意味する「Practicos」からなる造語、
つまり「手の技術」を表したものです。
私の施術はまさに「手」のみで行います。
特別な器具や特殊なベッドなどは使いません。


主に指先や掌の感覚のみを頼りに施術を行う為、
それを文章にして伝えるのは容易ではありませんが、
簡単に言えば、手探りで組織の緊張や関節の運動制限を探して、
それを取り除いて行くのです。


その私自身の施術を第三者に説明する際には、「流れ」あるいは
「伝達」という言葉を用いるのが、最も伝わりやすいのではないか
と思います。


「神経の流れ」「血液の流れ」「力の伝達」「荷重の伝達」
「脳脊髄液の流れ」等など、上から下へまたは下から上へと、
身体には様々な「流れ」「伝達」が存在します。
それらの流れを阻害するものが、関節のサブラクセーション(ズレ)
であったり、組織の緊張であったりするわけです。


脊柱や骨盤等の関節部分に「ズレ」が生じると、主に荷重の伝達に
異常が起こります。荷重の上から下へのスムーズな伝達に乱れが生じると、
身体のバランスは乱れます。
関節の配列の異常は、周辺組織の異常な緊張を誘発し、
付近を流れる体液の循環動態に変化を生じさせます。
もちろん実際はもっと複雑なのですが、簡単に言えば、関節の異常を正し、
それらを正常化させるのが私の施術の目的だと思ってください。


その手法ですが、かなりの部分がオリジナルだと思っています。
私の手法は、既存のカイロプラクティック・テクニックのカテゴリーには
含まれないものかもしれません。
しかしながら、多くのカイロプラクターは、数多いテクニックを融合し
自分なりのオリジナルを作り上げていくものだと思っています。
私の用いる技法は、異常をきたした関節や組織に指先や掌でコンタクトし、
軽く(時には強く)押したり引いたりしながら、
正常な状態へと誘導していくものです(マッサージでは有りません)。
それ程頻度は高くありませんが、必要があればスラスト(所謂ボキボキ)
を行います。
理論的にはSOT(仙骨後頭骨テクニック)が最も近いと思います。
それに、その他のカイロプラクティック・テクニック全般、さらには
頭蓋仙骨治療やオステオパシ―の手技なども取り入れた手法を
ミックスさせたものだと思っています。


カイロプラクティックや脊椎矯正というと、ダイナミックで
荒療治的なものを連想する方には、少々物足りないかもしれません。





 『身体のバランスの改善とは』


身体には、正常な機能に基づく動きの左右差が存在します。
ですから、いかに健康に気を使っていても、
身体に歪みが生じることは避けられない事、と私は考えます。
すべての歪みが異常であると断じる事は出来ませんが、
正常な範囲を超えた骨格の歪みは、様々な弊害をもたらします。


一例を挙げると、普段無意識に体重を乗せている足には偏りがある
事が多いのですが、その偏りによって骨盤には歪みが生じます。
すると、上体荷重が片側の足に伝達されやすい状態が形成されます。
荷重は脊柱に沿って上から下へと伝達される為、荷重負荷により
それが骨盤へと移行する部分(腰仙関節)に傾きが生じます。
つまりこれは、柱の土台の傾きを意味することになります。
上体荷重は、傾きの低い側へ流れやすいので、脊柱を伝わる荷重は
低い側へと移動しようとします。これが脊柱の歪み(捻れ)の
始まりとなるものと私は考えています。
偏った荷重の伝達により、局所的なストレスが生じます。
それが、腰椎の変性や椎間板ヘルニア等の一因になるものと予想されます。


また、このような歪みに対応するように、人には身体を真直ぐに
保とうとする優れた機能も備わっています。
常に片側へと捻れようとする脊柱に対して、
それを戻そうとする反対の力が脊柱には加わっていることになります。
脊柱の捻れに一定の法則がある場合、
それを戻す為に必要となる筋肉にも一定の、
左右アンバランスな負荷が加わり続けることになります。
つまり、これは骨格の歪みに起因した筋のアンバランスな緊張、
と言うことになります。
このような状態から脱却する為には、骨格の矯正が不可欠です。
筋肉をいくら揉み解したところで一向に改善しない腰痛の原因は、
このような骨格の歪みに起因したものが多いようです。


当院では、そのような状態を分析した上で、最小限の力を利用して
正常な状態へと誘導します。


ここで挙げたものはほんの一例で、これら身体の左右差に基づく
症状は、腰痛だけではありません。
骨盤帯の歪みから始まる身体のアンバランスにより、
あらゆる部位に影響が及んでいることは稀ではありません。


ただし、闇雲に骨盤矯正を繰り返せば改善するというものでも無く、
場合によっては、さらに悪化させてしまうことも考えられます。
しっかりとした技術と知識をもったカイロプラクターによる、
分析と矯正が必要であることは言うまでもありません。




 『体液(主に脳脊髄液)の循環促進とは』


身体は様々な体液によって満たされています。
それら体液の循環によって、必要な物質が身体の隅々にまで運ばれ、
また、不要なものはその流れに乗って適切な場所に運ばれて処理されます。
体液の循環が人の生命維持に欠かせないものであることを
疑う方はいないでしょう。
それらの循環が滞る事で、人体は重大な危険にさらされます。


さて、血液やリンパなどの循環とは別に、神経に沿った循環があることを
ご存知でしょうか?
それを「脳脊髄液の循環」と言います。


脳脊髄液とは、神経を包み込む膜の中(くも膜下腔)を満たしている液体で、
神経系の新陳代謝を司ると共に、脳や脊髄をその中に浮かべることで
衝撃から保護する緩衝作用を持ちます。
脳脊髄液は、脳の中心部(脳室、脈絡叢)で主に生産(約500ml/日)され、
髄膜内には150mlほど貯留していて、一日に3回ほど入れ替わります。
そして、頭蓋骨と仙骨の間に見られるゆったりとしたリズム(6〜12回/分)に
乗り、脳と脊髄の周りを循環しています。
殆んどは脳の頂上付近にある静脈に吸収されるのですが、
一部は神経周膜という膜を通って、末梢まで流れ出ます。
従って、脳脊髄液は、神経に沿ってくまなく全身へ行き渡る体液である、
と言えるでしょう。
この循環経路を見ただけでも、ここに何らかの滞留が起こることで、
神経系の不調として身体に様々な症状が現れると考えるのは、
自然な推量だろうと思われます。


徒手療法の世界では古くからこの循環に着目し、頭蓋骨や仙骨の矯正
を用いて、脳脊髄液の循環不全を改善する手技を発展させてきました。
しかし残念ながら、この脳脊髄液の循環不全と、我々が扱う骨格の
歪みとの関連は、医学会全体の常識ではありません。
おそらく、常識的な医師達は、頭蓋骨の矯正等と聞いても怪訝な表情を
浮かべるだけでしょう(もしかしたら軽蔑されるかもしれません)。


この脳脊髄液の循環不全に対しては、主に頭蓋骨と仙骨の矯正を行います。
この矯正法は、非常に穏やかなものです。
第三者が見ても、殆んど何もしていないように見えるかもしれません。
「頭蓋骨の矯正」と聞くと、「怖い」という印象を持たれる方も多いようですが、
全くその心配はありません。
私は、これ以上穏やかで効果的な治療法は他に無いだろうと思っています。
ただし、なかには暴力的ともいえるような矯正を行う方もいるようです。
私は、頭蓋骨の矯正は力で行うものでは無いと確信していますし、
これは頭蓋仙骨系の治療の常識でもあります。


また、脳脊髄液の循環の正常化には、骨盤の矯正が不可欠です。
それ以外にも、脊柱全体と内臓など、全身の問題との関連が強く、
それらをトータルで改善する必要が有り、施術には豊富な経験と知識が
必要となります。




簡単ですが、これらが当院の施術の概要です。


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