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しあわせをひとつ・・・・。 日本ハリセンター

はじめまして・・・・「子宝はり」の日本ハリセンターです。可愛い赤ちゃんに恵まれる診療を中心に行なっております。男性不妊症、女性不妊症の無料相談も行なっております。お気軽にご相談下さい。




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男性不妊症を治すには







下垂体系の調整


なぜ正確さが必要か?
不妊治療に関しては、男女を問わずこの視床下部-下垂体の部分が不妊治療の本社入り口とお考え下さい。これから始まる無精子症や男性不妊治療において、さまざまな症状、ホルモン濃度、治療エリアでかかわりを持つ事になります。
ミスを防ぐための防護壁



   下垂体系の調整  
  男性不妊症や無精子症は、脳やフィードバック機構やさまざまなホルモン、ペプチド、アミノ酸等と密接な連携を持って生命維持や生殖機能維持を行っております。これらのどこかに問題が発生いたしますと、ホルモンの異常や赤信号が点滅いたします。多くの化学物質の地縁、血縁、友人などの力を借りて機構が成立しております。丁寧にひとつひとつ剥がしてこの実態を確認いたしましょう。範囲は狭くも奥が広すぎるため、1例をあげて説明させていただきます。
◇ 視床下部-下垂体-睾丸系ループ ◇
     
◇ 下垂体の働き ◇
下垂体は脳の真ん中から垂れ下がっている小さな器官ですが、 成長と発育に必要な蛋白ホルモンを合成,分泌して,標的内分泌腺を刺激し他のホルモン分泌を調節したり、尿量を調節するなど非常に重要な役割を果たしています。
◇ 下垂体前葉 ◇
下垂体前葉ホルモン
成長ホルモン
(GH)
○身体の成長の大部分はソマトメジンCを介してなされ,その合成はGHによって調節される。
○ソマトメジンC→肝臓が主な供給源である。
○GHの合成と分泌は,主にGHRHが促進し,主にソマトスタチンが抑制する
○単鎖ペプチドで,胎盤ホルモンでヒト絨毛性ソマトマンモトロピン(ヒト胎盤性ラクトゲン)PRLとも少し構造が類似している。
○タンパク質合成の促進
○成長ホルモンのレベルは年齢とともに低下する
○骨の成長促進
○コルチゾール,エピネフリンやグルカゴンとともに,GHは中枢神経系のためにグルコース濃度を維持し,代替代謝燃料として脂肪動員を行う。
○血糖上昇作用
○ソマトメジン産生促進
○睡眠時に著明に上昇
プロラクチン
(PRL)
○TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)もプロラクチン産生に関わっている
○乳汁産生分泌
○妊娠中の下垂体の大きさが妊娠中に約2倍になるのはプロラクチン産生細胞の過形成と肥大による
○プロラクチンの分泌増加はストレスでも性行為でも生じる。
○ラクトトロフ(プロラクチン産生細胞)は下垂体前葉細胞の約30%を占めている。
○視床下部による管理を受ける(PRF PIF)
○人間以外の哺乳動物では、PRLの上昇は母性本能を高める
甲状腺刺激ホルモン(TSH) ○甲状腺ホルモンの生産
副腎皮質ホルモン 糖質コルチコイドの分泌
ゴナドトロピン性腺刺激ホルモン 女・・・・卵胞刺激ホルモン→卵の成熟、エストロゲン
女・・・・黄体形成ホルモン→黄体形成、排卵、PRG分泌
男・・・・精子形成ホルモン→精子形成
男・・・・間質細胞刺激ホルモン→男性ホルモン

○副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)はコルチコトロピンとしても知られ,39個のアミノ酸からなる単鎖ポリペプチドである。その生物活性部位はN末端の20個のアミノ酸にある。CRHがACTH分泌刺激を基本的に司っており,ACTHは副腎皮質からのコルチゾールやある種の弱い男性ホルモン分泌を刺激している。
 プロオピオメラノコルチコトロピン(POMC)を共通の前駆物質とするペプチドホルモンとして,ACTH,βリポトロピン(βLPH),αおよびβメラニン細胞刺激ホルモン(MSH),エンケファリンとエンドルフィンがある。POMCは下垂体前葉や,下垂体中葉に由来する細胞,視床下部に存在するが,POMCの存在部位により酵素による形成過程が異なるために,種々の活性ホルモンが形成されてくる。したがって,下垂体前葉で合成される主なホルモンはACTHとβLPH(αLPHとβエンドルフィンの前駆体としてごく少量)である。中葉に由来する細胞でこれらのホルモンは切断されて,βLPHからαLPHとβエンドルフィンが,ACTHからコルチコトロピン様中葉ペプチド(ACTHの18~39に相当)とα-MSH(ACTHの1~13に相当)がつくられる。さらに中葉細胞によるPOMC産生は主にドパミンとセロトニンによる調節を受けているが,前葉ではCRHが重要な調節因子である。POMCとMSHは皮膚の過剰な色素沈着の原因となりうるが,ACTHが異常高値を示す疾患(すなわち,アジソン病およびネルソン症候群)でのみ臨床的に重要となる。エンケファリンとエンドルフィンは内因性オピオイド物質と考えられており,中枢神経系のあらゆるオピオイドレセプターと結合して活性化する。
 
下垂体性糖蛋白ホルモン――甲状腺刺激ホルモン(TSH),黄体形成ホルモン(LH),卵胞刺激ホルモン(FSH)――および胎盤ホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)は,αサブユニット(全て同一)とβサブユニット(各々異なる)で構成されている。
※LHとFSHの合成と分泌は,視床下部神経ホルモンであるGnRH(LHRH)だけが刺激し,エストロゲンが抑制する可能性がある。女性では,LHとFSHは卵胞の発育と排卵に必要である。男性では,FSHはセルトリ細胞に作用し,精子の形成に必須であり,LHは精巣のライディッヒ細胞に作用してテストステロン生合成を刺激する。

◇ 下垂体後葉 ◇
下垂体後葉ホルモン
バゾプレシン(抗利尿ホルモン)
(ADH)
○視床下部のコントロールをうけている脳下垂体ホルモンである
○腎臓集合管で水の再吸収促進作用
 分泌増加→水再吸収増加→尿量減少
 分泌低下→水再吸収低下→尿量増加
○血圧上昇作用(血管収縮作用)
○血漿浸透圧の変化により(発汗・飲水)
 高浸透圧(発汗)→分泌亢進
 低浸透圧(飲水)→分泌抑制
オキシトシン
(幸せホルモン)
○視床下部のコントロールをうけている脳下垂体ホルモンである
○子宮収縮作用
○乳腺に作用して乳汁排出促進
○射乳作用(授乳時の乳頭吸引により分泌増加)
下垂体後葉機能
 下垂体後葉は抗利尿ホルモン(ADH,バソプレシン)とオキシトンを分泌する。この2つのホルモンは9個のアミノ酸からなるペプチドで,視床下部の視索上核と室傍核にある別々の細胞で合成される。これらのペプチドはより高分子の蛋白前躯体として合成され,ニューロフィジンという担体蛋白に結合したまま軸策を下行し,下垂体後葉終末の分泌顆粒に貯蔵される。神経インパルスを受けて分泌されたADHとオキシトンは,直ちにニューロフィジンから分離し,その血中半減期は約10分と非常に短い。ニューロフィジンの生理的作用は不明である。
 ADHとオキシトンは,第20染色体上で互いに付近に位置する単一コピー遺伝子によりコードされる蛋白前躯体を経て合成される。ADHのプロホルモンはプロプレソフィジンあるいはバソプレシンニューロフィジンIIとしても知られ,アミノ末端のシグナルペプチド,バソプレシン,それと関連したニューロフィジン,およびカルボキシ末端のコペプチンとして知られる糖化ペプチドの順に構成された4部分からなる。オキシトシンのプロホルモンも類似の構造をしているが,コペプチン部分を欠き,1つのヒスチジン残基で終わる点が異なる。おそらく,プロホルモンが神経分泌顆粒内の蛋白分解酵素によって切断されることにより,活性ホルモンと個々のニューロフィジンが生じるものと思われる。
 ADHの主な作用は腎臓での水分保持促進である。高濃度では血管収縮も引き起こす。アルドステロンと同様に,ADHは体液ホメオスタシスと血管や細胞の水分保持に重要な役割を果たしている。ADHの主な分泌刺激は,視床下部浸透圧受容器で感知される体液浸透圧の上昇である。左心房,肺静脈,頸動脈洞,大動脈弓にある圧受容体で感知される血液量の減少情報は,ADH分泌にとって2番目に重要な刺激である。血液量の減少のシグナルは迷走神経と舌咽神経を経て中枢神経系に伝達される。この他にADH分泌を刺激するものに,疼痛,ストレス,運動,低血糖,コリン作動性物質,β遮断薬,アンギオテンシン,プロスタグランジンなどがある。アルコール,α遮断薬,グルココルチコイドなどはADH分泌を抑制する。
 尿崩症は,ADH欠損(中枢性尿崩症)またはADHに対する腎臓の正常反応の欠如(腎性尿崩症)の結果として生じる。下垂体を切除しても恒久的な尿崩症になるとは限らないのは,ADHを含有するニューロンの神経終末の多くが視床下部正中隆起にあり,機能が維持されるからである。機能的なバソプレシンを含有するニューロンがごく少数あれば,尿崩症は防止できる。
 オキシトシンの主な標的組織は,乳腺胞周囲の乳腺筋上皮細胞と,子宮平滑筋の2つである。吸乳刺激で分泌されたオキシトシンは乳腺筋上皮細胞の収縮をもたらし,乳汁が胞から大きな洞へと運ばれて放出される(授乳時の「催乳反射」)。オキシトシンは子宮平滑筋細胞の収縮を刺激する。妊娠中,子宮のオキシトシンに対する感受性は亢進しているが,分娩中に血漿オキシトシン濃度が急激に増加することはない。陣痛開始時のオキシトシンの役割は不明である。男性ではオキシトシン分泌を促す刺激は認められていない。


◇ 下垂体の病気 ◇
下垂体の代表的な病気
下垂体腫瘍
末端肥大症
クッシング病
プロラクチノーマ
視床下部・下垂体機能低下症
尿崩症
ADH不適合分泌症候群(SIADH)・低Na血症




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