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 「子宝はり」の日本ハリセンターへようこそ          


ハリに関する知識 1




鍼(はり)について
 このサイトは赤ちゃんに恵まれない不妊症でお悩みの方の為の専門のはり治療(子宝はり)を行なう不妊医療センターのサイトです。不妊治療や妊娠にかかわる病は一般的には婦人科、産科領域の治療ですが、簡単に妊娠できる方ばかりではありません。様々な婦人科手当てをしても挙児に恵まれず深刻に悩まれている患者様もたくさんいらっしゃいます。また、簡単にかたずけられがちな泌尿器科エリアの男性不妊症も隠れ不妊として不妊症に深くかかわりをもっています。たいへん難しいエリアの治療領域ですが、ひとりひとり、その人にあった治療方法ではり(鍼)を用いてそれぞれの疾病の改善をはかっております。このように、鍼(はり)治療(子宝はり)で赤ちゃんを叶える治療をおこなっております。お時間がある限りごゆっくりご覧下さい。
《基本的な考え方》
 Conceptionについては、非科学的な治療形態を持つ鍼(はり)です。鍼(はり)は科学とは無縁の関係に位置し思考判断や治療概念や臨床主体も相反する部分も見受けられます。しかし、現代医学の基礎は正確な診断です。その根幹をなすものに、科学的検査があります。当センターでは確実な結果を残すために、現代医学の優れたエリアも重視して不妊治療にあたっております。




鍼(はり)の歴史Ⅰ
 ハリ治療は、古代中国から現在に至るまで延々と伝承されて来た東洋医学の一つです。本来のハリの治療方法は、患者さんの体質・個性〔証(ショウ)と言います〕に合わせて治療を行う方法です。すなわち、同じ病名・病状でも患者さんの体質・個性が違うと、治療場所〔ツボ〕が違ってきます。又、病のある患部や痛みのある患部に針治療を施す〔標示法〕ではなく、証や病状に従って決められた場所に治療を施す方法です。貴方自身を深く見つめ、貴方の証に合った治療を行う事になります。
  この治療法は、薬物療法・外科的処置一辺倒の西洋医学で治療を受けてきた方にはなかなか理解し難いと思いますが、まさかと思うような病気の回復や今まで長年に渡り悩んでいた病状の回復が見られます。見えない世界の出来事ですが、きっと貴方に合った証を見つけ希望に叶うことと思います。




鍼(はり)の歴史Ⅱ
 紀元前からアジア地域で各地で行なわれていた伝統医学から年月をかけて大成された固有の医術です 。東洋医学とは、鍼灸・漢方・導引(どういん)・按摩などの総称です。
 当初の原始的な医療行為は、痛いところがあれば、なでる・さするなどといったところでしたが、そこから「導引・按摩(あんま)」といった東洋医学が発展してきました。鍼の起源は石器時代の石や骨針によるものであり、漢方は草根木皮をなめた所からの始まりです。鍼灸は、身体に停滞している気血の流れの悪い部分を取り除き、身体の新陳代謝を良くします。
 古代中国医学が体系づけられたのは春秋戦国時代(紀元前770~221年)の末期でした。日本に鍼が伝えられたのは6世紀半ばで、遣隋使や遣唐使によって、漢方薬(奈良平安時代~)による治療より先に伝えられました。わが国では、西洋医学はオランダから伝来したため「蘭方」(らんぽう)と呼ばれ、中国から伝来した医学は「漢方」(かんぽう)と呼ばれていました。その後日本では、安土桃山時代(16世紀後半)には御園意斉(みそのいさい)により主に腹部の治療を行う「打鍼法」(だしんほう)、江戸時代(1603~1867年)には杉山和一(すぎやまわいち)が、細長い管に針を通して、その管を押しつけて針を刺す「管鍼法」(かんしんほう)を発案するなど、日本独自の治療体系が出来ました。現在、「管鍼法」は日本の主流になっています。

 すでに体調不良である状態を「未病」(みびょう)と言いますが、病を未病に防ぐことが出来るのも、鍼灸や漢方と言った東洋医学です。



鍼(はり)の歴史Ⅲ
●よく「針」という漢字を目にしますが、「鍼」の漢字はあまり見受けないと存じます。一般的には、鍼灸院(しんきゅういん)として目に映る程度ではないかと思います。
○針・・・・・・洋服縫製関係、医療関係(注射針)に使います。(英needle)
○鍼・・・・・・はり治療のみに使う漢字です。(英acupuncture)

●鍼の素材は金、銀、ステンレス製で縫い針の1/10程度の太さの鍼を体のツボに刺入致します。考えて想像しているほど痛みはありません。疾病の状態などにより鍼の太さや長さなど様々な鍼が準備されております。
●鍼(はり)治療は国家資格のもとで、鍼師(はりし)か医師しか鍼治療はできません。体の一部に針を刺して、疾病の改善や体調の管理などを目的とした医療行為です。紀元前からの長い歴史の中から育まれた伝統的な医療です。
●東洋で生まれた東洋医学には、鍼、灸、漢方、按摩導引などがございます。東洋医学特有の診断法からツボや経絡などという一定の秩序を持ったルールの中で治療が行われます。鍼治療の多くは痛い患部や病を持つ患部に限局した処置法ではなく、全体の体のバランスを大切にして治療が行われます。
● ●この「子宝はり」治療は、当センターが1980年から始めた不妊症、妊婦さんの特有疾患、男性疾患などを中心とした疾病改善の為のはり治療です。


子宝はりの歴史は浅いですが、子供に恵まれない方はいつの時代でもいらっしゃいました。その時々の文献や書物から時代時代で行なわれた治療や処置法なども貴重な資料として現代に、そして未来に受け継いでいかなければと思います。科学万能な現代において、「子宝はり」は特に科学的環境下での卵子の質やら精子の首振り回数など、一般の鍼灸では別世界の治療を行なっておりますが、つまずき、先が見えなくなったり、壁に当たったりしたときは「過去を振り返る」ことから何度も助けられました。過去からすれば、現代の医学の優位性は比較にならぬほどですが、過去の医学を捨てられないのは何なんでしょう?。体外受精、顕微受精万能の時代ですが、妊娠率は10%程度の統計が出ております。科学万能社会ですが、見識を変えれば科学が化けはじめたばかりの科学なのかも知れません。まだまだ良人の知恵を拝借する必要がありそうです。


死を待つばかりの末期ガン患者さんが好きなことや登山や抑圧された気持ちを入れ替えて何かにチャレンジしている姿を目にすることがございます。薬物による延命治療とは別に自己免疫機能に何か変化がおき死の宣告期間をはるかに越えたばかりか病巣の改善も計られるようなニュースやドキュメント番組を通して人間の能力の偉大さに感銘を受けたことがございます。
鍼治療は鍼を体に刺入して自己免疫や神経分泌、ホルモン調整、除痛効果などいろいろな分野に影響をもたらすと言われます。これらの自己能力を充分に発揮させて健康を回復させるのも、能力を眠ったままにするのも鍼師の能力にかかります。長い歴史に培われた鍼灸はそこ知れぬ能力が潜んでおります。西洋医学で科学的な中で生きていると「何か変だよ!!」と言われかねませんが、結果を残すこと、科学的に説明できることが皆様の鍼治療に対する雪解けかと存じます。


たいへん多い病気の一つに胃腸障害がございます。現代医学では「胃の調子が悪いので」と言うと内科や胃腸科、消化器科などに受診します。各種検査などで病巣が見つかれば、内科的対応か外科的処置がこうぜられます。そして患部の改善がはかれれば終了になります。このような流れの中で治療か進められるわけですが、疾病の種類によってはこのシステムが起動しなかったり、エラーになったりすることがございます。たとえば、各種検査をしても病気が確認できないけど毎日胃の調子が悪い、神経性胃炎で投薬効果が無い、胃潰瘍が治っても再発する、手術後どうも以前の状態に回復していないなど良く耳にする世間話です。現代医療が疾病の全てをカバーしているわけではないことはお判りだと思います。そして昨今はその様な病状や疾病を救うため漢方処方をすすめる診療形態に変化を見せはじめております。漢方・鍼灸は古くからのお友達で長い間医療を支えてきた仲間です。考え方や処方や診断も酷似しております。漢方は「未病を穏やかに」がテーマです。鍼灸は「未病と疾病を速やかに」が課せられたテーマです。一歩進んだ医療の中で、鍼灸も漢方以上の力を発揮して皆様の治療にあたりたいと存じます。


「子宝はり」あまり聞きなれない名称と思いますが、現在このエリアでお悩みの方々の少しでもお役に立てばと思っております。




日本ハリセンターの歴史
 日本ハリセンターは1980年より生殖医療の枠組みの中で高度不妊医療に属する生殖補助医療(ART)下ではり治療を行っている医療機関です。医療の一端を担う事を念頭に「結果の残るはり治療」を目指してこの不妊分野に身を投じました。赤ちゃんができる事、基礎体温が残る事、はり治療で妊娠した事実を医師ほかの方々が確認できる事などから、この難関なエリアで多くの承認や支持を頂いてきました。そして「子宝はり」の命名については「不妊」という言葉は、罹患患者様にとっては少し嫌な言葉であるので何とか前向きで癒される言葉を捜しておりましたが、赤ちゃんに恵まれる「子宝」と「はり」を結びつけて「子宝はり」としてなずけました。過去の鍼灸の古典や贋作まがいのものではなく、日本ハリセンターが独自に考案し、使用する名称です。その後も多くの方々のご協力やご支援を頂きながら現在に至っております。現在行なわれている「子宝はり」については、婦人科通院歴の無い方や一般の産婦人科通院中の方から生殖医療の枠組みの中で高度不妊医療に属する生殖補助医療(ART)下で加療中の患者様まで様々な方がご通院中です。
 近年、体外受精などの生殖医療の発達により顕微受精(ICSI)など医療技術の発達で男性不妊の環境が非常に変わりました。「精子が一匹いれば男は関係ない」という生殖補助医療(ART)を行う婦人科もありますが、何度も何度もICSIを行っても妊娠しないご夫婦も少なくありません。ICSIでの妊娠率は10%台といわれております。受精卵は精子と卵子が創るもので、妊娠は卵子や女性にウエイトが傾きがちですが、50対50の責任の基でも一度男性サイドを再確認なさってはいかがでしょうか。このような関係から男性不妊症の検査は軽視されがちで、受診した医師によりその結果も天と地ほどの違いもあります。安心して正しい診断が得られればと正確な医療を行う必要をご提案をいたしました。今後、不妊治療に取り組む時は「不妊症は夫婦の問題」としても一度ご一考ください。不妊原因の4~5割は男性原因が指摘されております。簡単な精液のみの検査程度ではなく、睾丸所見や下垂体能力など幅広く男性の診断領域を確認してから治療に望むべきと思います。 女性不妊に関しては、AIH(夫精子による人工受精)、AIB(brother)、AID(ドナー)や体外受精-胚移植(IVF-ET)や顕微受精(IC SI)等経験され妊娠されなかった外来患者さんから一般の開業医で受診中の方までさまざまな方がご通院中です。女性不妊症に関しては科学的データの中で、卵胞の発育、黄体機能の改善、劣化卵子の改善、着床免疫の処置、受精卵の分割・着床、フラグメントの少ないハイグレードの胚等の制作や体質的環境改善を整え、受精しやすく着床しやすく流産し難い生殖環境つくる治療を行っております。又、病的不妊の改善としてOHSS、潜在性高PRL血症、抗精子抗体、抗核抗体、甲状腺系機能障害、黄体機能不全、多嚢胞性卵巣(PCO)、頚管粘液量の低下、フーナーテスト不良、クロミット・HMG・HCG等の投与による副作用、高齢による卵巣や子宮機能低下、無月経症など様々な病的障害の改善もおこなっております。移植病院などからの診療依頼やご紹介や症例情報も数多く、受精環境の改善を体外受精周期療法として協同で妊娠に挑んでおります。また、何度も何度も流産を繰り返したり、カウフマン療法から復帰できなかったり、未成熟卵の改善、受精卵が出来ないなどの改善など高度不妊医療下でのはり治療を行っております。不妊以外の臨床としては、流産予防黄体管理{着床した胎のう、胎芽(赤ちゃん)の維持管理}と各病院からの依頼、ご紹介による逆児のはり治療も専門として行っております。
 男性不妊に関しては、無精子症、乏精子症などの難易度の高い患者さんの精子の増精やLH、FSH、PRLなどのホルモン環境の改善をはかり質の良い精子の製作をおこなっております。無精子下の改善、生検-顕微(TESE-ICSI)をはじめ様々な形での精子生殖医療を進めております。実際には、TESE-ICSIを何度も行っても結果が伴わない方々もたくさん来院中ですが、「精子がいれば」という婦人科的単純な発想だけの医療環境以上のものを求めて治療に取り組んでおります。存在しない精子をつくるゼロ(無精子)からの出発、AIDからの脱出、微小精子のグレードをかえる、OAT、精子のホルモン環境の改善、受精能力をもった良好精子の増精作業、生命体になれる精子や良質受精卵を作る作業を真剣に行っております。はりのほか最先端医療機器なども併用し良好精子をつくります。大学関係や高度先端医療病院との連携による臨床のほか一般の医療施設とも協力し合い結果の残る治療に専念しております。
 さまざまな不妊医療下で充分に「子宝はり」としての役割を果たすことが出来るようがんばっておりますが、わたくしたちの行っているはり治療は、色々な考え方やさまざまな思考判断によってその効果を表現する医術ですが、結論が治癒に帰結できないと無術になりかねません切磋琢磨して、「医術」を「医療」に進化させたく闘っております。妥協や中途半端が許されない技術革新を進めている仲間たちです。はっきりと結果がでてしまう環境下での臨床ですので、「いいかげん」や「中途半端」は通用しない世界での治療ゆえ西洋や東洋医学と言う枠組みにとらわれず成功か失敗かの闘いです。 今後も、学問の研究や東洋医学の解明に力を注ぐと共に、悩み多き人々の期待に応えられるよう努力して行く所存です。このHPは、患者さんから提供して戴いた資料やはり治療に関する事を記載いたしました。ゆっくり御覧下さい。はりが不妊の悩みを解消し、一日も早く希望の扉を開く一助になれば幸いです。母として、父としての出番もま近かかも知れません 、一緒に頑張りましょう。  
 子宝はりの歴史は浅いですが、子供に恵まれない方はいつの時代でもいらっしゃいました。その時々の文献や書物から時代時代で行なわれた治療や処置法なども貴重な資料として現代に、そして未来に受け継いでいかなければと思います。科学万能な現代において、「子宝はり」は特に科学的環境下での卵子の質やら精子の首振り回数など、一般の「鍼灸エリア」の目線ではなくそれとは一線を画して、別世界のはり治療を行なっておりますが、つまずき、先が見えなくなったり、壁に当たったりしたときは「過去を振り返る」ことから何度も助けられました。過去からすれば、現代の医学の優位性は比較にならぬほどですが、過去の医学を捨てられないのは何なんでしょう?。体外受精、顕微受精万能の時代ですが、妊娠率は10%程度の統計が出ております。科学万能社会ですが、見識を変えれば科学が化けはじめたばかりの科学なのかも知れません。まだまだ良人の知恵を拝借する必要がありそうです。                       



 

日本ハリセンター
埼玉県熊谷市久下901
℡048-528-2050㈹