41章:新たな世界 今回から頭文字ごとに話のジャンル(?)が同じということはなくなります。 今思うと、宝珠編だけで30話も使っているんですよね。 そろそろ話をまとめにかからないと、これ以上広げると大変なことになります。 とかいいつつ今回で新たな世界の設定を出しちゃってまとめるどころが広がりすぎました。 まあ前々から設定自体はあったんですけどね。 『龍具』が何故二つしか存在しないか、とか。 ちょっと仄めかしていた海魔竜の話とか。 そこらをまとめあげるために、竜界の説明はどうしても必要だったんです。 そして竜の女王と、光の玉……ここらの話はまた別でする予定です。 『真実』編ではいろいろと消化していく予定です。あくまで予定なんです。 その第一弾として、風龍石の入手。 どこで入手させようか迷っていたんですが、せっかく竜界に来たので。 そして『光の玉』の存在。これが後々重要になる……かもしれません。 なのでそんなものがあったな、くらいに思いだしていただければ幸いです。 42章:裂かれた道 冒頭の部分で、人間界の方もちょっと動かそうと思っています。 なんせ炎水龍具のラストで戦っているままでしたからね。 せっかくこの『真実』編でいろいろやるんですから、こっちも、ね。 あと、そろそろ死魔将軍との決着を終わらせたいな、と思っています。 なんだかんだでちょこちょこと出たりしている方たちですがね。 精霊組VS死魔将軍ってのはずっとやりたかったことなので。 魔王城内部での動きは、炎水龍具の時とかぶせてあります。 リメイク気分で書いてました。 ビッグ・バンで城壁を派手に吹っ飛ばすとかさ。 ルイナの調合薬。久々に出したなぁ。ここら辺は完全なお遊びです。 そして、ルート別の展開。 一対一の状況を作り出すためだったんですが、どうせなので炎水龍具の時と同じに。 まあ、イサだけは複数人いるんですが、それは後々のことで。 43章:炎の精霊王 今回のタイトルは、本編でエンが何度か言っているので。 ちょっと強調してみました。 というわけで、エンVSフォルリード。 ようやっと決着の時です。最終的な決着まで書いてませんけど。 この二人に関してはまだ続きがあるんですが、他はどうなることやら。 実際に最後はあんな終わり方でしたからね。 今回、新しい魔法を二個出しました。オリジナルですみません。 一つは、ツウシャドス。これ、相手の能力をそのまま自分のもんなんですが、 姿形が変わらない以外はモシャスだよねって言われるとちょっと困るんですよ(ぁ 精霊伝説内の設定になるんですが、 『モシャスは姿形は変化できても技までは完璧に真似できない』という設定にしてます。 例えば、 魔法力の無い人物がエンになってもビッグ・バンを打つための魔法力がないため発動が不可能。 ツウシャドスの場合は、魔法力が足りなくとも発動できます。 ツウシャドスの魔法効果により、魔法を行使するための魔力が強制的に打ち出されているためです。 ここいらの設定が、本編のことなんですよ。 後先考えずにメラズ・メテオを打ちまくったせいで、 フォルリードは知らない内に魔法力を使用しすぎていたのです。 ちなみにこのツウシャドス。ずっと悩んでいました。 この魔法でフォルリードがロベルの技を使っていたのですが、 本当にロベルの父オルテガの力を得ている、という設定にしようかと思っていました。 炎水龍具の時はどっちにでもできるような感じで書いていたんです。 結局はツウシャドスの効果、ということにしました。 だって死んだ人間の力を得てどうとか、風地神将でやっているんだもの(ぁ マナスティス・ムグルの設定とかぶってしまうので、ツウシャドスの魔法効果ということにしました。 ちなみにこのツウシャドス。名前の由来はTO、TWO、移す、Shadow、などから来ています。 44章:騎士道の戦 ガーディアノリスの鉄壁さを全面に出し切れていない気がする。 なんだかんだで消化不良的なキャラになってしまいました。 結界魔法とかも久々ですよね。スカラルドは比較的によく出ている気がしますが。 大技的な何かを出した方がよかったかなぁ、と思いつつもガーディアの出番はここで終了。 岩の上にいる時とかの設定とか、ちょっとしか役に立たなかったなぁ。 冒頭の岩が降り注ぐのとかも、炎水の時にやっていたのですが、今回再び。 更に大岩が後ろから転がり込んでくるという追加要素(ぇ 一応、炎水龍具の時にミレドたちが戦った通路の先、という設定です。 あの時はファイマが空間ごと吹き飛ばしたのでそのまま脱出しましたが、今回は更に奥の部分。 ジルと戦った場所は通過して、広間にてガーディアノリスとの戦い。 本当はガーディアノリスに岩的な技をもっといろいろ使わせる予定でした……。 45章:狂気の氷刃 氷の紋ででっかい爆発っていうのも、前にやった事を意識しています。 そんな感じで、今回はイサVSネルズァ戦。 ロベル伝説ではネルズァは一番最初に斃されるので、 その実力は低いものだったんですよ。最初は。 んで、その事実があったからこそ、一番強さを欲したのは彼でした、と。 実際に一番強いっていう設定にはしているんですよ。 イサもぼろぼろに負けていましたからね。 それに打ち勝っちゃう英雄さん。この子の実力設定が大変なことに。 ロトル>>(越えられない壁)>>他 とかが出てきそうなくらいですよ なんだかんだで、イサって最近活躍してないなーとか思ってみたり。 46章:灼熱の呪詛 今回はイサVSマジュエル戦。 マジュエルって漢字にすると魔呪得流になるのかなとか思ってみたり(どうでもいい 一応、マジュエルはイオ系統の使い手っていう設定があるのです。 ロベル伝説のほうでイオとか使ってますからね。 肉体の内部から爆発させるっていう技は今回使ってません。 ザキと同じ理由ということにしてます。 ルイナは特効薬でいろいろ解決してくれるのでかなり便利です。 今回のG寒天は、寒天ゼリーを食べた日に書いた故にネーミングです。 なんか食べたら涼しくなりそうだったし(ぇ 炎水龍具の外伝αの方では書いてましたが、 本編にはっきりとルイナのエルマートンのことを書くのは初めて。 外伝αの時はとりあえず解決ということにしてますが、 実際にここまで来ると、ねぇ?(なんだ まあここでエルマートンの話題を出したのは今後の展開に繋げるためでもあるんですがね。 なんとかここまでで死魔将軍たちのとの戦いが一通り終了。 一人だけ生き残ってますが、今後どうなるやら……。 47章:蘇りし勇者 どこかでやろうとしていた、勇者復活。 今回はまたエンとイサたちのお話です。 なんかこの二人が同時にいることが多いなぁ。 あとネクロゼイムの名前とか久々ですよね。 通称根暗ゼイムは風地神将の方でやっています。 そして、あっさりと引き下がるフォルリード。 あえて一人だけ生き残っているのは理由があるのですよ。 そりゃまあ今後の展開的な意味で、ですけどね。 そして今回の最後。出てきました。 まあタイトルでネタばれしているんですけどね。 どうしてもやりたかったのですよ。 本当はこの話で一番最初のシーンに繋げるつもりだったのですが、 それは次回ということで。そこまでやると長くなり過ぎるんだー… 48章:ともに誓う -英雄の軌跡-はいつかストーリーを小説化しておきたいと思っています。 ていうかもともと、この話までに中編小説として上げるつもりだったんです。 -英雄の軌跡-は異伝の章の補完物語+本編でも重要な伏線とか少し含ませていたので。 まあそれが今回の一つなんですけどね。 ということで、エン&イサVS勇者ロベル。 といっても主体はエンVSロベルです。イサはサポート。 実は、この話を書くまでロベルの遺体は魔王城に置き去りにしていたと勘違いしてしました(なに そこから蘇生、という流れの予定だったんですが、 うん、遺体はリリナの所に行っていたんですよね。 急遽、血液からでも(場合によっては髪の毛一本からでも)、肉体の生成すら可能、という、 根暗ゼイムどんだけすげぇんだよという設定に。 ほんと根暗ゼイムは死んだ後でも色んな設定に使えますね(ぁ エンが光鳳牙龍神斬翔剣の直撃を受ける時の工程(斧→鎧→直接)はずっとやりたかったこと。 直撃受けた後はどう回復しようとかはあんまし考えてなかったんですが、 その当たりはルイナの回復薬が便利すぎます。 ルイナの薬を出す事で、四大精霊それぞれの力VS勇者ロベルに近い状態にしました。 バトルはエンでサポートがイサで回復がルイナで……ラグドは……ね?(なんだ まあその辺りは『集束』のF・Cで補完しました。 タイトルは「共に」と「友に」の両方をかけています。 49章:あの日の夢 どうせなら今までの展開が全て夢オチで三界分戦の話をオチにしてやろうか(やめ 今回初登場した、ロトルと四大精霊以外の三界分戦当事者たち。 フェアーゴ、オチェアーノ、トルナード、ガイアーラ。この名前ご存じの通り(?)DQ7のやつですね。 んで、フィア。こちらは当初、ルビアという名前の予定でした。 候補はフィアかルビアのどちからだったんですが……。 ロベル伝説でロベルに好意を寄せていた女性、ティアの存在から、名前が似ているフィアに決定。 ルビアとフィア。名前の元ネタが並べただけでわかってしまうような……。 実は、フィア自身は今までに一度登場してます。そんときは名前出してませんが。 見た目の特徴だけで特定……できるのかな(ぇ 今回の話は三界分戦最終決戦前の話です。 なんでこのタイミングでこの話にしたのか自分でもよくわかりませゲフンゲフン。いや、冗談です。 ロトルが禁呪を使ってどうなったかはまたしばらく後になる予定。 次回からまたエンたちの話に戻ります 50章:勇者の武具 ということで(どういうことで?)、再びエンたちの話に戻りました。 前回の話が浮いている気がしてならないけどね。 ついに魔王のところまで辿りついたエンたち一行。ロトルの方が早かったけど。 結局フォルリードには逃げられてしまいましたってことにしたんですが、 今後の展開上、どう絡んでくるか自分でも不明です(なに ていうか、もう50章まで来たんだからそろそろ色んなものを回収しないとなぁ。 そういえば炎水龍具の時も50章前後で魔王城の話をやったんですよね。 ということは……いや、まあ続きのお楽しみと言う事で。 んで、遂に勇者の武具の一つを手に入れたエン。 主人公には勇者役に近いものを担ってもらおうかと。 一応、主人公はエンたち四人ってことにしているんですが、 やはり一人に絞るならエンですので。 気がついたら、皆の中心になる。それは勇者も同じだと思うのですよ。 さて、光神の鎧は入手しましたが、勇者の剣と不死鳥の盾はロトルが使用。 今後、勇者の武具の動向にも気をつけないと行けない気がします。気がするだけですが(ぇ 51章:戦竜の咆哮 伏線を消化するつもりが増えている気がしてならないぜ(なに 今回、新たなキーワードとして、「三界分戦と同じ構図」と『インフィニティア』が出ました。 まあ三界分戦の構図自体は、だいぶ前から解っていることですけど。 ロトルが神界から来ているってのを、エンたちって知らなかったんですよね。 今までその辺りの絡みを出してなかった。いや、まあ忘れてたとかじゃないんですが。 力を無理やり引き出された瞬間、エンとルイナだけ他とは様子が違うってのは、何故でしょね(ぇ どちらも伏線みたいなもんですが、まあ前から出している伏線の続きみたいな感じです。 エンに至っては炎水龍具(リメイク版)の方からずっと張っているものです(なに 今回のサブタイトルとかを意識してリメイク版を読めば解かる……とは思えないくらい隠してます。 まあそのエピソードになった時にでもネタあかししましょうかね(ぉ んで、『インフィニティア』について。 名称をどうしようかと思って、なんだかんだでこれになりました。 三界分戦の最終戦で発動された膨大な魔力そのものを指しています。 「凄まじい力」とかじゃだけじゃあれなので、今後の展開的にも名称が欲しかったのです。 『フィア』とか『ルビスフィア』とか、候補は色々あったのですがね。 そして今回最後に光の玉が発動。勇者の血筋が使うことができるっていう設定でもあるので、 ロトルは余裕綽々で使えます。次回からしばらくエンたちの出番はありません(ぇ 52章:折れぬ意志 というわけで、エンたちの出番が一切なかったこの回。 いや、最初の一文はエンのことなんですがね。 今回は三界分戦の頃のお話です。三界分戦の最終決戦。 フェアーゴがメインになっている気がしてならない。 今回出てきた遠話の魔法については、一度風地神将でやったあれです。 遠くにいる相手と会話できるって便利ですよね。 ロトルたちにはもちろんフェアーゴ達以外の仲間がいるのですが、今回は省きました。 各自の戦闘シーンでもいれようかと思ったんですがね。 フェアーゴの場面だけでかなり長さになってしまうので、 結局、登場するのは四大精霊の力を得た人間達だけに……。 次回もエンたちの出番はありません。 53章:英雄の決意 というわけで今回もエンたちの出番が一切ありませんでした。 今回はロトルの幼少期から勇者の剣入手まで。 そして話がかなり長くなりました。 もともと幼少期と青年期の勇者の剣入手までを分けようかなと思っていたんですが、 幼少期だけだと短すぎるので一緒にしたらこれはこれで長くなってしまった……。 ロトルはフェアーゴとトルナード以外の仲間を一度全て失っている、という設定があり、 それが今回のエピソードというわけ。ちなみにこのころはまだガイアーラと出会っていません。 今回初登場したマセマン。 初期設定ではフルネームがマセマン=S=リオトでした。 とあるキャラの一人のフルネームの由来はここから来ている、 というのにしようとしていたんですがね。 そこらを明言化するエピソードはたぶんやらないと思うので却下。 マセマンはただのマセマンになりました。 あと言うとしたら、ロトルのちょっとしたセリフは伏線になるかもしれない……かな(ぇ 54章:笑顔の為に というわけで今回もエンたちの出番が一切ありませんでした。 今回はフィアの初登場〜三界分戦最終戦まで。 フィアは魔術(魔術魔法)の使い手で、それが可能な人間はフィアだけでした。 というよりも、魔族がフィアに魔術を教え込んだってのがあるのですけど。 まだ人間たち側で魔法の使い方が成立していないため、その副作用とかがね。 フィアの力はそれだけではないのですが、それはまた別のお話。 今回はあくまで魔法を使えるようになるまでの経緯と最終戦の場面です。 最後はもちろん、52章の続きです。53話でさらに過去、そして今回でその中間。 時系列飛びまくっていますが、大丈夫、次回の時系列はエン達の話だから!(大丈夫じゃない ちなみに、ロトルが使った魔書の詠唱。これ随分前に考えていたものです。 設定資料みたいなのが一応あるんですが、そこに書かれていた詠唱。 確か考えたの5年くらい前な気がする(ぇ そう考えると、早く完結させないといけない気持ちになるから不思議だよね(? 55章:精霊の伝説 エンたちの話に戻りました。 戻ると同時に、精霊伝説が完結しました。・・・嘘です。いったん完結にできるというだけです。 第一部の炎水龍具でもやりました。同じ55章でやりました。 ていうか55章付近で切りよくなりそうだったので、途中から話数を調整してました。 ぶっちゃけていうと前回までの三界分戦の話は後でも良かったけどこっちに持ってきました。 そんなわけで、まあ仮の最終回という事ですし、解決話を結構盛り込みました。 まず、魔王の目的。これ、世界同時消滅なんですが、その先にもあります。 ここで終わるとそれだけで終わるのですが、まあ続きの完結編で書く予定です。 そして、魔王の侵略方法。蜂の巣をあえて叩くようなものです。 危害加えるから反逆してみろやーってな感じで。 んで、後は放っておいたら勝手に三界分戦を再現できるという狙い。 これは成功したけど本編の通り、ロトルに奪われてしまうという結果になりました。 そしてもう一つの計画。 聖邪の宝珠による『マダンテ・ギガ・ムグル』と『ギガ・メテオ・バン』の複数同時発動。 聖邪の宝珠から発せられる魔力を溜めこみ続けて発動させようとしていたこと。 まあ『インフィニティア』があれば溜め込み続ける手間もいらずにあっさりと行えるのですが。 その魔力抽出のために魔界に籠っていた、ということです。 今回でネクロゼイムが死魔将軍から外された理由も明確にしました。 元凶を魔王であることを人間たちに知らしめなければならないのに、 ネクロゼイムは巧みに人心を操って人間同士で争わせたから。 そういう設定にしたせいで他にも死魔将軍の候補だった魔物が出しづらくなった……。 たぶんこれ以上は出ないと思うけどな。 そして最後に打ち切りエンド。続きはご想像にお任せします。 自分の書く続きはまだ続きますが、ここで一度終わりにすることもできます。 とはいえ、結合していく魔界の運命やロトルや人間界のことや龍界やフォルリードのことや、 その他もろもろ張った伏線がまだ未消化の分もありますが。 その未消化の分もここで終了する場合はご想像にお任せと言う事で。 ここで終わる人、ここまでご愛読ありがとうございました。 続きも読んでくれる人、これからも続きますのでよろしくお願いします。 |