平成27年9月

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- 稲作について -


序章-ライスフィールドが考える自然な稲作について


私の米作りの特徴を簡単に紹介すると、以下のようになります。

  (1)農薬を使わないこと
  (2)化学肥料を使わないこと
  (3)有機肥料も使わないこと
  (4)できるだけ人の手を使わず稲が育つこと

  このような特徴があります。なぜこういった稲作をしているかは、いろいろ理由がありますし、また以上の栽培方法を一度に始めわけでもありません。毎年、稲作の方法を変えていき、一つ々、上記に記した稲作の特徴を増やしていきました。そして、現在の稲作方法も一つの通過点として考えており、これからも自分の理想とする・・・「理想」と言うほど気張ったものでもなくて、自分が「自然」と感じる、稲作のあり方に近づけていきたいと感じています。

平成18年産米の天日干し

  なんにしても、私が「自然」と感じる稲作とは、上記特徴の(4)、特に「人の手を使わず稲が育つこと。」にあります。ここで強調したいのは「稲を育てる」といったことではなく、「稲が育つ」といことです。私の考える稲作とは、稲を「盆栽のように躾る」のではなく、稲が稲の感じるままに「自然」に育つ、それが私の感じる自然な稲作のあり方となります。

  とは言いましても、「これが私にとって自然な育ちかただよ!」などと稲が言うはずもありません。ですから、どういった育ち方が稲にとって自然であるのか、私は毎年の稲作を繰り返す毎に、その年々の稲作の姿を観察し、日々の気候を肌で体感し、田んぼの土を手で感じ、田に群れる生き物の影を追いかけ、そして米を食べる人の表情に思いを寄せながら「自然」というものに思いを巡らしています。
  そういった私の考える「自然」な稲作について、このホームページで紹介していきたいと思います。



ライスフィールドのお米 目次 序章 一章 二章 三章 四章 五章


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