ようこそ! 輪和会へ
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◆ 竜のたわ言(たつのたわごと) ◆
( 主 管 ブ リ ー フ )

no.180 不景気なのに何故円高なの?          2010.3.16

 今月4日、為替相場は88円14戦で3ヶ月ぶりに高値を付けた。ギリシャの財政不安が尾を引いているようである。何故、この話題かと言うと、数日前に某全国紙がトップ記事で「20XX年日本、財政破綻!」と言う記事が掲載されていたが、私はその記事を読んでいない。理由は至って簡単、その時分には私は生きていないだろうから?ーーー無縁だと思ったのだ。
 だが、民主党、先の選挙で「自民党政権の無駄を省いて赤字国債の発行はしない」と言いながら、次年度の予算を組むのに財政難で収入が落ち込でいることから過去最高の国債を発行する予算としたのだ。
 選挙公約を守るためらしいが、財政破綻になって来ないのか?心配であるが、それは置いといて、今まだまだ円高の状況である。巷では雇用が先細りで、新規採用を控える企業が多く、就職難の時代に入っており、企業も不景気から脱していない。株価も他の国が以前の水準に戻っているのに、わが国は1万円を低迷している状況なのだ。
それなのに、何故か円を買ってくれる外人が多いのである。不思議であるーーー?
 その辺を少し話題にして見よう。

 日本の国債発行(借金)はずっと増え続けて来ているが、実は他国からの借金である「対外債務」はほとんどないのである。日本の国債は、その大部分を国内の金融機関向けに販売しており、それも自国通貨建てなのである。海外への国債の販売は、わずかであり(6.4%−2009年3月末)、海外から一気に資金が引き上げられても債務不履行(デフォルト)になるというリスクは少ないとみられる。
 また、日本は外貨準備高など財政余力に優れており、世界でも指折りの債権国でもある。借金も多いが、資産もかなり持っているということになる。また国内では借金大国とは言われているものの、その額は欧米の主要先進国と比べても突出して増えているわけではない。英国やフランス、イタリアにしても同様に借金が増え続けており、そのため相対的に資金の避難場所として、リスクの少ない債権国である日本の通貨が買われているらしいのである。(インターネットから情報)

 で、彼等外人投資家がいつまで円を持ってい続けるかと言うと、日本の財政の構図が、借金から抜け出す方策が見当たらず借金を続ける状況を退け時と見て、また、ギリシャ問題などが解決され、海外市場のリスク要因が取り除かれ、欧米の金融不安が無くなれば、資金を日本から引き上げて行くだろう。
 そうなると、逆に円安に向かう情況となり、その時には日本の財政・経済の真価が問われること必死であり、不景気がさらに深刻化するかもしれない。
 2008年秋の米国・リーマンブラザーズ破綻に端を発した金融危機からの不況は、欧米の先進国では先にも述べたように以前の水準以上に戻っているのに、我が国では産業・経済の低迷がより続いている。この要因は資源国でないゆえに、他国への輸出によって支えられていたのが、後進国特に中国の産業台頭によって、根本から崩れてきているのだ。それらの国に負けない製品開発・技術力向上が求められている。

 円高であるが故に苦しいのであるが、それはまだ世界が日本に向いている状況の証であるから、その間に産業・経済の立て直しを行なう好機と私は見たいが!

no.179 「順調に年を取っている」?           2010.3.1

 もう3月に入ってしまった。2月末の暖かい日が続いた時、あぁーこれで寒い冬から逃げられると思った。だが、この時期は俗に言う「木の芽時」と言って、中国医学的にいうと「肝」が過剰に働き、体調が乱れやすくなるようである。春になると自然界のエネルギーが活動を始め、人間も心身の働きも活発になるのにともない自律神経系や運動神経系の働きも乱れやすくなるとのこと。若い時はスムーズに対応していたのであろうが、年を取ると中々そうはいかない。
 私もリタイヤしてからは、この時期になると身体不調になることが多い。花粉症なるものも現役の時は無縁と思っていたものであるが、今はこの時期と秋口が駄目だ。対処法は「じっと我慢して通り過ぎるのを待つ」のみである。
 今年も2月中ごろから何となく不調、目の周りがショボショボする、何となく鼻水が出る、前からと比して「耳鳴り」が強くなった(気にしないようにしているがーーー)、などなど症状が出、それに慢性胃炎(自分で勝手に病名をつけている)が加わっている。
 こんな時期に、近くに住む愚息がご機嫌伺いにやってきたので、「お父さん、何となく体調優れんわー」と、私は言うたのである。すると愚息がタイトルにあるような「順調に年をとっているじゃーないの!」とおしゃるのである。
 どうもこの言葉「順調にーーー」は、私は気にいらない。よーく考えれば年を取ってゆけば、それなりに内臓・器官が故障、トラブって行くのであるから、悪くなるのは当たり前、愚息にすれば老いている父親を見る目は老人そのものであり、いつ不幸(それは死の事!)が来てもごく自然だと思っているのだろう。
 だが、本人様は、まだまだ若いつもりでいるのだから、先ほどの「順調にーーー」の言葉を聞くと「段々と衰えて行くのだから、あちこちと悪くなって当たり前!」と言われたと同じ、うなずきながらも「年を取る」とは、こう言う事かなぁーと侘しくなるのである。
 私が関与するパソコン教室で、私より一つ下の男性仲間から、6回りしたら身の回りを片付けていつ不幸が来てもいいように準備するつもりだとおしゃるのだ。6回りは72歳のこと、私は今年72歳になるのだが、そんな気持ちは全然無い、まだまだ若く?、老人でないつもりでいるのだから、この「6回りしたらーーー」の言葉も私を暗ーく憂鬱にする言葉だ。
 だが、永遠に若い(?)つもりで居られない事は間違いないから、7回りはとても無理だろうから6回り半位で色々の準備かなぁーと思っているがーーー?

 私は、そんなことを内心言い聞かせて、この時期に降りかかる「木の芽時」体調不良を感じながら、何とか楽になれる対処はないかとインターネット検索して、「防ぎようも無い衰え」に時間を浪費しているバカな老人なのであろうか!

no.178 サプリメントの功罪は?            2010.2.16

 鳩山首相や小沢民主党幹事長に関わる「金脈疑惑」は、民主党政府に対する期待感を幻滅させ、きれいな政治改革を国民は思っていたのであるが、失望の限りである。そんなことを書くのは馬鹿らしいので、止めにする。
 さて、最近の新聞はやたらと広告が多い。この時期、バンクーバー五輪の記事で多くの紙面を使っているのであるが、たかが冬季のオリンピックに何故なのかと思うのだけど、これもオリンピック強化費から賛助金を戴いて広報の一環として掲載しているのであるから、これも広告と同じだと言いたい。新聞社の経営もインターネット新聞情報で購読者が減り、その上、企業の経費緊縮で広告が減り、減益の苦しい経営らしい。何処かの全国新聞だと思ったが、九州での夕刊発行を止めるらしい。その代わりに朝刊で記事を埋めるらしい。と言うことは、遅れた情報を読まさせられる事になるのだ。インターネットの方がずーと早いよ!
 その新聞の片隅に新聞社にとっては面白くない記事(私が思うにはーーー後述で)が載っていたので、紹介する。
 アメリカでの臨床試験の結果であるが、サプリメントでのがん予防の効果についてである。アメリカ・カナダ・プエルトリコの男性について、前立腺がんの発生を見るためにサプリメントとして「ビタミンE」・「ミネラルの一種セレン」を投与して5年以上の追跡を行なった。その結果は、非投与のグループよりも「がんの発生率」(1.04から1.13倍)が高く、むしろリスク上昇を思わせる数値だが、発表では誤算の範囲に留まるとしている。この研究の前1990年代以降、健康な集団にビタミン・ミネラルのサプリメントを投与してがん予防効果を調べる臨床試験が報告されているが、先進国の研究の大半では、効果が認められなかった。むしろ死亡率では、投与によって上昇すると言う結果であった。これらを踏まえ、今回の研究につながったのであるが、前立腺がんを含め、他のがんについても予防効果は無かったとしているのである。今後、がん予防を健康者で臨床試験する研究には膨大な費用がかかる事から、この手の研究は終焉するだろうと解説している。
 この記事は紙面の目立たないところの一角に載ったことは先に述べたが、私が皮肉で察するところ、今の新聞はサプリメントの広告が多いのが目に付き、膝の動きをスムーズにするとかで、ヒアルロン酸・グルコサミン・コラーゲン・コンドロイチンなどなど紙面一杯で広告している。それらの広告で新聞社は潤っているのだ。それらが何の効果も無いと言うことを大きく載せたら広告収入が減り困るのである。広告に掲載の責任が問われないのがこの業界なのである。
 がん予防・治療のサプリメントとして一世を風靡していた「アガリスク」、一部の製品に、発がんを促す作用が動物実験で認められたとし、自主回収の処置を厚生労働省が発表したことから、他の製品についても買い控えが生じ、アガリスクの販売が出来なくなり、会社として成りたなくなって、倒産する製造会社も有ると聞いている。もちろん、これは動物実験での結果であり、通常の5から10倍程を与えて結果であって、人体に影響するかどうかは定かではないが、予防処置を取ったのである。
 国民は高齢化し、長生きするのであるが、足腰の衰えは防ぎようがない。健康に歩くことが先決であり、膝の痛みを和らげる・解消する前記のサプリメントに頼りたい(実は私も苦しんでいる)、しかし、効果が分からないのに高額な費用に注ぎ込むには二の足を、また、副作用として内臓を悪くしては何にもならない、まして、発がんになるようなリスクは背負いたくない。
 厚生労働省は製造・販売する業者には、自らの責任において、製品の安全性について確認するよう要請しているが、利用者(使用者)も自らの責任において効果・安全性をチェックして求めることが必要だと分かっているのだがーーー。

 テレビで宣伝しているその種のCMを見ていると、効果絶大で、買わせる雰囲気を出しているが、本当に効くならば、いつかは保険医療対象になるのだと言い聞かせて、やせ我慢している私である。

no.177 子ども手当支給と少子化の波!            2010.2.1

 タイトルの記事を書くより、鳩山内閣いじめの記事を書くのが楽であり、例の普天間飛行場移設先予定地の「辺野古」問題を取り上げ、反対派市長をどの様に説得するのか(?)面白おかしく書きたいが、12月に書いたばかりだと気が付いて止めることにする。
 鳩山内閣は「子ども手当て」を10年度から初年度は毎月13000円、翌年度からは26000円を所得制限無しで支給する方針とした。これで「少子化」の傾向を食い止められるかと言うと、そんな簡単なものではないと考える。

 「少子化」の波は、日本を含む東アジアの先進国(シンガポール、韓国、台湾、そして日本)でも顕著であると某新聞は報じている(中国は30年前に強制した「一人っ子政策」の影響で人口増加が抑制されており、ここでは論外とする)。これらの国の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に産む子どもの数)を見ると、シンガポール1.28、韓国1.19、台湾1.05、となっており、日本の1.37を下回っているのである(例外の国として、香港0.97、マカオ0.91と言うデータもある)。で、人口の増減の分岐点の目安としての2.1出生率があり、これを超えているのが何とアメリカなのである。アメリカは2.12で世界で最も人口のバランスが取れており少子化とは無縁の存在で、世界中の若者が新天地(?)を求めて移民としてやって来て、適度に出生し、人口のバランスを保っているのだ。ここらあたりが日本が移民に対して極端に鎖国している弊害がある(単一民族の国民感情もあるのでーーー)。ちなみにフランス2.00、英国1.96、スウェーデン1.91であり、ドイツ1.38である。ドイツについては、日本と同じように民族意識が高く、直系家族型であるので、他民族との同化に厳しい国柄であるゆえ、その結果、若いエンジニアの減少で技術開発にかげりが見えはじめていると言う。技術立国と言っている日本もそうならないように手を打たないとーーー。
 さて、これらのアジア先進国に共通するのは、結婚の減少が少子化に走っていることである。これらの国の女子の合計初婚率(50歳までに結婚を始めて経験する割合)が、韓国・台湾とも十数年前の0.9から0.7に急落していること、日本は0.7を上下している。もう一方のデータ・結婚件数でみると婚姻率(人口1000人に対する婚姻件数)では、シンガポール・台湾6.5、韓国7.0、日本5.8で、日本では結婚しない人が多いと判断できる。やぶにらみで有るが、フランスは4.19(アジアのデータよりはちょっと古いが)であり、結婚はしないけど未婚のカップルでの出生が顕著に見られることである。これもお国柄の相違で、未婚の女子の子どもに対して差別が無いことへの証であろう。
 で、何故アジアの先進国で若者が結婚しないのか?
 シンガポールは、高度成長によって高学歴を求め、良い仕事に付くことが幸せにつながるとして、子供の教育に熱心となり、子は勉強に走り恋愛をする術を知らずに育ち、相手を探す機会が無く過ごしているとして、政府認定の結婚紹介所を作って若者の出会いを援助している。
 韓国では、親子関係が強く、子の結婚は親が決める風潮があり、一層若者の結婚を困難にしており、さらに教育熱心であることから教育費がかさむことで、結婚や2児出産にブレーキがかかるとしている。
 台湾では、お隣中国との関係で若者の考えが複雑、アメリカや中国本土へ行き帰ってこないで現地人と結婚する例、また女性が独身を謳歌して結婚しない状況を作っていること。さらに、国が今のところ少子化について何ら危機感を持たず対策していない。これもお国柄かもしれない。
 当の日本はどうか?高度成長を遂げ、今は低成長で不況の中、年功序列・終身雇用が崩れ自分の収入だけで妻子を面倒見ることに自信が無い、二の足を踏む若者が多くなった。結果として結婚しない、だから子どもは出来ない。また、女子にとっては昔ながらの専業主婦を最終就職とする考えからの脱皮が進んでいない。故に女子にとって飯を食べさせてもらえる男性に会うチャンスが無くなり、高齢化し結婚・出生の機会を逃してしまう。また、結婚しても共働きを余儀なくされ、子が生まれた時の子育てに不安(収入の確保、乳幼児の託児施設など)が有り、子を育てることに二の足を踏む。

 少子化は、国の滅亡を極端に意味しないが、徐々に国のしくみがおかしくなって行くのだ。その一つが年金制度である。若者の拠出が老人年金を賄って行く制度が成り立たなくなって行き、年金が極端に減少するか、破綻してしまう。また、工場での働き手が少なくなり産業が成り立たなくなってしまう。恐ろしいことである。移民を受け入れる手もあるが、永住を前提にした生活保障が必要だ。そうならない為にも、若者が結婚し、安心して子育てが出来る環境・制度を作るべきである。また、フランスに習って未婚の出産に対しても、婚姻している夫婦と同じような子育て支援(法的にも)をすることも、子の平等から当然である。

 従来の家族・親子関係が崩れ、核家族が普通になった今、従来の仕組みや法律に合わない時代に入っており、まさに「チェンジ」しなければならないと私は思う。

no.176 宇宙を制覇するもの世界を制す!          2010.1.16

 宇宙を制覇することは、世界を制覇する事になる。今地球の上を見つめ、若しくは回っている衛星は数多くある。その中で、最も世界になじみ深いのが、GPS(全地球測位システム)の衛星であろう。今30機以上のGPS衛星が存在し、それらには原子時計を搭載し、地球上に「時」を知らせているのだ。しかし、この原子時計は1980年の開始以来、地球自転による狂いを補正していないらしい。それ故、全世界で通用する正確な時間を必要とするときには、UTC時計(協定世界時)を使って、GPS時計を補正して使うことになると言う。さて、このGPS衛星はアメリカが無料で提供しており、アメリカが世界の時・測位衛星システムをコントロール出来る一極支配に、抵抗する国が出て来ている。それは言うまでも無く、EU(ヨーロッパ)、ロシア、中国なのである。ロシアはアメリカに次ぐ開発実用を見せたが、その内容は不明であり、自国のみの利用に終っているようだ。EU、中国に至っては世界に開放するのは先のことらしい。故に今は、地球測位システと言えば、アメリカが提供するGPSと言うことになる。アメリカがこのGPS機能を停止したら、GPSを活用している世界中のカーナビがダウンし、大混乱となるのだ、恐ろしい一国支配?だから世界を制しているのだ。
 GPSはこれぐらい終わり、次の話題は軍事衛星だ。
 21世紀の戦争は、衛星を利用して無人戦闘機を制御したデスクワーク戦争だと某日刊紙が報じている。一時前の湾岸戦争を茶の間で見たように衛星から地球上の攻撃物を認識し、それを戦闘機または地上軍に知らせて、確実に目標物(兵器、兵隊)をやっつけてしまう。この戦争手法に時のフセイン大統領もあとかたもなく滅びてしまったのだ。
 あれから20年過ぎようとしており、アメリカはアフガン戦争で、一段と衛星戦争を強力にしたと思われる、だが、どう言う訳か誤爆が多いのが気になる。衛星から地球上の人物を見て、それが兵士か民かの区別は困難だろう!だが、数センチの物体まで認識できる能力を持つとされる衛星から、その解析から兵器有無の判断ぐらい出来そうだと思うのだがーーー!敵もあっぱれで偽装することもあるので致し方ないかなぁー!
 衛星を使った軍事能力は、地球に向けられるばかりでなく、今は宇宙空間にも及んでいるのだ。例の衛星破壊がそうである。落ちてくる衛星を地球の外で破壊し、落下を未然に防ぐ、こんなのは朝飯前の攻撃能力。怖いのは自国にとって不利な他国の衛星を打ち落とす能力を持ち合わせているのである。その最も進んでいるのが、やはりアメリカらしい。ロシアはソ連邦を解体してからは、軍事に関しては余り進んでいないらしい。最も注目しなければならないのは、やはり中国なのである。弾道ミサイル、人工衛星、最近の空母製造着手など、アメリカに敵対する軍事能力を鼓舞している。アメリカばかりでなく日本にとっても中国の軍備拡充は脅威なのである。
 特に、先ほどのGPSであるが、広い国土を持つ中国、他国に頼る「地球測位システム」では、軍事に使えないことから自前の衛星を打ち上げており(北斗と称している計画)、2011年には商用利用をめざしており、2020年までにこの手の衛星を35機打ち上げる計画らしい。中国の狙いはアメリカ支配から脱した、アジア向けのビジネス(例えば、カーナビ)を狙っているのだ。

 では、わが国はどうかと言うと、宇宙ステーションを持つ仲間に入ったけど、全て他国に頼った宇宙計画であるが、何とか観測衛星だけは自前であげられるようになっている。さらに、強力なロケット開発やスーパーコンピュータの開発などは宇宙開発に欠かせない技術アップなのであるが、例の女傑代議士の言動に引っかかって予算削除またはダウン!
 で、迎え撃つ経団連は、実は昨年に宇宙開発について提起しているので、下記に抜粋する。
「宇宙はイノベーションの創出を促すとともに、国家の政策目標達成のための有効なツールを提供することができる分野である。例えば、気象衛星や測位衛星、通信・放送衛星等により人類の生活が飛躍的に向上した。また、観測衛星によって防災や環境問題への対策が進むとともに、それらのデータを諸外国に提供することで外交関係が強化された。さらに、多くの国では、安全保障確保のために宇宙は必要不可欠な基盤となっている。ーーーあと省略」
 このように宇宙開発の必要性と貢献を説いているのだ。

あの美人代議士さん、日本の将来を考えているのだろうか?

no.175 沖縄への核再持込みの密約は!           2010.1.1

 年の初めには、迎える年の展望?など、それらしき「たわ言」を書くべきだろうが、私にはそのような日本を予想するすべを持たない。暮れからの出来事だとすると、平成22年度向け国家予算の決定、鳩山首相の母親からの多額の献金問題、普天間基地の移転決着の先送り、小沢民主党幹事長の中国要人の天皇会見への横暴、小沢幹事長と鳩山首相のどっちが上、などなど興味が尽きない話題は沢山ある。それらは全て私からすると民主党批判になるから止めることにする。じゃー首記の密約はどうかと言うと、この件は、自民党政権の末期時代から話題になっていたことだから由として論じたい。
 そもそもアメリカの軍艦が日本へ寄港するときに、事前に核兵器を何処かに降ろして近寄るなんてことは誰も信じる事が出来ないことで、あたかも「非核3原則」が守られているかのような政府筋の釈明があっても誰も信用していないのが事実であり、これこそ核持込の公然・周知の事実なのである。言い換えれば「非核3原則」は理想であって現実とは相当に懸け離れており、これは本土での現実の話。まして、首記のタイトルの沖縄への核再持込み問題は、アメリカに占領されていた沖縄での日本への返還時での対応について、あたかも本土並みの返還がされると思っていた連中の「騒ぎ」であると私は言いたい。時の総理大臣であった佐藤首相は、沖縄返還を実現するに奮闘し、そして漕ぎ着けたのであるが、難関は在留していた米軍は隠し持っていた核兵器は撤去して、沖縄を日本へ引き渡すが、有事の際には沖縄への核兵器の再持込を了解してくれとの要求なのである。その要求が通らなければ、沖縄の返還は事実無理だとアメリカは極東の安全上から言うた事には間違いないのだ。
 アメリカの時の大統領であったニクソンも自分だけの頭の中での了解では軍に対して強固な態度が取れないと思い、双方のトップが私文書的に秘密文書を交わし、その実態が、昨年の12月23日の日本の新聞紙上に載った佐藤元首相の自宅に保管されていた「核密約文書」なのである。
 この文書の存在については、当時の両トップの話し合いを仲介した「密使」故若泉氏が著書で告白しているので間違いない文書である。若泉氏は生前に佐藤宅を訪れ、あの密約文書が公に出ると問題が生じることに懸念し、その存在を確かめたらしいが、家族も分からずに終ったようである。それが息子さんが父の遺品を片付けていたら、その秘密文書が出てきたらしいのである。秘密文書を交わした佐藤首相は密使である若泉氏にその時に「この文書は破ったっていいんだ」と語ったと著書で記している。言うならば、トップ同士の確認であるから、後世に憂いを残さずにと自分に言い聞かせていたと思われる。それ故に、今民主党政権が検証で問題化している外務省に保管されること無く、私宅で温存していたのである。では、なぜ、佐藤首相はこの文書は破らなかったのか?、と言うことになるのだが、両トップが交わした機密文書であるから、相手であるアメリカにも文書が存在するからには、自分にも「万一、中味で文句を言われた時の確認」で持っていたのだと思う。
不思議なことに、アメリカではこの文書は公開されておらず、その所在が不明であり、保管されているかどうかも分からない。多分、ニクソン大統領はトップとして私文書的に取り交わした機密文書であることから、大統領として任期切れの時に、破棄(処分)したかも知れない(私の推測)。そうだと考えると、佐藤首相の息子さんがこの文書を見つけた時、破棄しようかと迷ったそうであり、その存在を外務省に伝えたところ「余り関心が無かった」と語っている。外務省は今更迷惑だと思ったことだろう。そうだとするならば、やはり息子さんは、父の私文書として公にせず、破棄処分するべきだったのではないかと浅はかな私は考えるがーーー今回の公表は高級官僚であった息子さんの日本の将来を考えた行動であったと思われるがーーー?

 では、例ごとく「蛇足ーーー」
 もし、いかなる時でも沖縄への核持込を許さない日本の強固な態度であったなら、多分「沖縄返還」は無く、アメリカの占領地域として存在が続き、今のようなアメリカに協調した経済発展・成長は無かったと想像される。もし、アメリカの沖縄統治が、ソ連の解体・ベルリンの壁崩壊まで続いていたならば、別な形(核なし、基地なし)での無条件での日本への帰属があったかもーーー?
 またそうでなく、朝鮮戦争その後のベトナム戦争を通して米軍が出陣するのに、重要な基地であった沖縄はアメリカの属国として統治され、今以上の繁栄(?)をしたかも知れない。そして日本は、外国の沖縄国として接しなくてはにならなかったかも!ーーー初夢

no.174 鳩山連立内閣の崩壊間近?             2009.12.16

 鳩山政権が発足して、もう早3ヶ月になろうとしている。新内閣が出来た始めごろは「政権交代」の目新しさもあり、期待感もあった。鳩山首相も「連立路線」・「日米信頼」を基に望もうとしたのであるが、懸案の「米軍の普天間飛行場移設問題」については旧政権との日米合意を、何を思ったのか確認の検証をし始めたのである。確認と言えば体裁がいいが、実は旧政権が決めた名護市辺野古への移設に代わる場所を模索し始めたのだ。鳩山首相の「友愛」精神と、「沖縄県民の置かれた立場を少しでも和らげられたらーーーー」と言うのであるが、どうも私が思うのには首相の資質に欠けるのではないかとーーーそれは大局を見て小を切り大を生かす決断。
 この普天間問題、内閣の組閣当時から重要な案件なのであるから、スムーズに決められる内閣を決めなくては成らない。衆議院では過半数を取った民主党であるが、自民党政権を駄目にした参議院では、その当時の野党連合で過半数を取って自民党政権をコケにしたのであるが、民主党政権になった今でも、先の選挙仲間であった「社民党」「国民新党」の協力がないことには過半数を制しないのだ(参議院全体242人 過半数は122人 民主党115人 不足数7人 社民党の5人と国民新党の5人を入れて過半数を超える125人となる)。
 であるから、鳩山内閣の当初から少数与党として「社民党」「国民新党」を大事にしなくてはならない事情なのである。先の国会でも亀井郵政大臣のごり押しを聞かなくてはならないのはこの辺の事情だ。
 いっそのこと連立内閣でなく民主党単独で組閣していたら、どうなっていただろうかと言うと、結果は同じで彼等(亀井、福島両氏)の要求を入れないことには参議院は通らなかったと思う。
 これは組閣当初から予想されることだから、閣内に入れれば彼等は鳩山総理の言うことを聞いてくれるだろうと踏んだわけだが、少数政党で生きのびている彼等、決して安易な妥協はしない。その結果が何度も言うが先の予算の結果だ。
 少しわき道にそれた、本題に移ろう。「普天間飛行場移設問題」、鳩山首相何を思っているのか、あちこち(米国、アフガニスタン、沖縄、グアムーー)と閣僚を行かせて訳の分からない可能性を調べさせている。余りにも煮え切らない態度に業を煮やした米国からは、自国の次年度グアム関係の予算の計上があり、18日までに回答するよう求められてしまったのである。鳩山首相、18日までに普天間問題について何がしの返答をしなければならないのだ。
 COP15出席に合わせて、オバマ大統領に会って事情を説明しようとしたら、大統領からは日本国内の連立政権の事情説明を聞くには時間の無駄だと素っ気無い返事が来ているのであるから、相当に説得力のある回答を打ち出さない限り、鳩山首相の決断・力量を問われることになりそう。
 普天間飛行場を移転する場所が沖縄以外にあるかと言うと、皆無に近いといわざるを得ない。従来の日米合意を継承して「辺野古」に決め、信頼関係を取り戻すしかないとの私の「浅はかな考え」である。だが、旧政権が思案の末に「辺野古」にした経緯、地元の了解した経緯などがあったが、それらが今回のごたごたで全ておかしな方向に向いてしまっている。
 鳩山首相の無駄な検証作業?で沖縄国民をいたずらに惑わせている現状をどう見るのか、首相の友愛精神が来た「優柔不断」が日本の安全・日米外交・経済活動に大きな支障を来たしている。

 従来の日米安保の基本にあった沖縄基地の存在に真っ向から立ち向かう今の福島「社民党」とは、何れは連立政権を解消しなければならないと私は見るが(私は連立発足当時から危惧した)、鳩山首相が潔くその決断をしないと内閣そのものが危ぶまれ、崩壊(辞任)することになるだろう。
(巷では、連立政権を大事するか、日米の信頼を優先するかの二者選択をする論議があるが、私は連立政権の相手の代わりはいくらでもあると、例えば、公明党や一部の自民党でも!)

 蛇足になるが、小泉元首相が「鳩山政権は(来夏の)参院選までもたない」と予言したと報じているが、私はもっと早く終わりがやって来ると(献金問題の拡大によっては)思えるのだがーーー。

no.173 事業仕分けの怪!                2009.12.1

 政府の行政刷新会議(議長・鳩山首相)が率いるところの、2010年度予算の概算要求から無駄を洗い出す「事業仕分け」作業グループの活躍(?)が、連日の新聞やテレビで華々しく報道されている。結果は、事業の廃止、予算計上見送り、予算削減など、各省庁にとっては厳しい「判定」が相次いでおり、政府は2010年度予算案に反映させる考えである。しかし、行政刷新会議自体には予算を削減する権限はなく「判定」が実現するかは、政府である鳩山由紀夫首相の政治決断・指導力にかかる。
 この事業仕分け、1事業につき所要時間は原則1時間以内であり、会議には事業主(官庁)から資料が出されてその説明があり、それに基づいて議論され質疑応答されるのであるが、無駄を排除し予算削減が主目的であるから、本来ならじっくり時間をかけて結論を出すべき事柄。それを1時間で判断するのは、所詮無理がある。会議は、仕分けまとめ役の民主党議員さんの活躍する場であり、例のタレント女史・蓮舫参院議員のテレビ映りの良い・意気のいい発言で事業主に迫っている映像があって、如何にも仕分けの成果が出ているような(?)印象を与えている。
 だが、どっこいこの判定結果ーーー削減などの厳しい判定が相次いだ科学技術予算に関して、ノーベル賞受賞者は記者会見し、「見識を疑う」などと仕分け人を総攻撃し、一方、ノーベル賞受賞者から直談判を受けた鳩山首相、判定見直しに理解を示したのである。要は最終的に予算を付けるかどうかは政治判断であり、国の行く末を判断する能力と決断が求められるのである。果たして、その技量が鳩山首相に有るか、疑問を呈する私である。
 何故疑問かと言うと、税金の無駄を排除すると言うことで、一部(全体予算の1割らしい)の予算の見直しを何故「事業仕分け」のまな板に載せるのか、重要な予算についてはまな板に載せないで従来どおりのやり方でと言うのである。これは解せない。
 要は格好よさを求めたものであり、どうでもいい予算(?)のみを事業仕分けさせたと見るべきであり、中には前述の科学予算・沖縄の思いやり予算などを散りばめてバランスをとり、国民の目を欺いていると見たい。
 言うならば、この「事業仕分け」は見せるショーであり、政権を取った民主党の茶番劇であると言いたい。
 それにしても、日本の将来を思った仕分け人が欠如しており、「削減の達人」だけを配したとーーー?
 例えば、スパコン世界1位を目指す必要がない、2番手、3番手でよいのではないかと言う技術立国の日本を忘れさせるような発言を堂々とし、世界1位を目指すことで先端技術が生まれ、周辺技術が向上し技術が産業を支え、生活向上にもつながる道筋をーーー目先の予算の削減率に固執し、「子供たちに夢を与え、日本の誇り・優位性を維持する」事業を断つような「事業仕分け」で喜んでいると言いたいのだ!
 さすが、沖縄の思いやり予算については、削減については政治が決めることだと言い、基地職員給与の見直しと言う判断を出した。まぁーこれは正解だと思う。沖縄が抱えた基地問題を過去の経緯が分からない仕分け人のいい加減な「さじ」加減で税金の無駄と決め付けたら、沖縄県民が可哀想だ。

 この「事業仕分け」、鳩山首相、当初は「今年限りである」とし、自分達民主党が立てる予算には無駄が無いから仕分けが必要ないと思っていたようだが、好評で他の閣僚の継続発言もあり、止める訳にもいかずーーー来春にもやるらしいが?
どうも党利党略の匂いがする、いい加減なものなのである!

no.172 Windows7正式版をインストールする!     2009.11.16

 先にも書いたように、パソコンのOS・Windows7が10月22日から店頭で売られるようになった。それに並行して現行OS・Vistaのパソコンを買った人には、その製品についている「Windows7アップグレードサービス」を申し込みすると、格安にWindows7のアップグレードCDを手に入れることが出来る。これは今市場に出ているVistaパソコンを売るための商法である。私が関与するシニアのパソコン教室でも最近手に入れたVistaパソコンにWindows7入れるために(?)アップグレードサービスでCDを手に入れ、早速教室に持ってきて「説明書を見ると、何か難しそうーーー?」と聞いて来た。
その方、以前使っていたXPからVistaに代えて間が無く、まだまだVistaになれていない状況なのに、またWindows7に鞍替えするのはどうかと思い、とりあえずVistaに慣れてからWindows7にしたらと言っておいたが、内心は私がまだ正式版(先に試して入れたのはWindows7rc=製品候補版なのだ)を入れていないのにーーーと焦った。
 これでは教室の皆さんに後れを取り、リーダが勤まらないとつまらない見栄(?)を出して、早速22日から発売されている市販パッケージ「Vistaからのアップグレード版」を買い求めた。
 インストールするパソコンは先のrc版を入れたノートパソコンであり、本来のVistaが入っているHDD(ハードディスク)に交換して行なって、Vistaからの7へのアップグレードと言う形である。このノートは2年前の4月に購入した高機能(!)のVistaノートパソコンであり、2年半使っているが、正直に言って上面(うわつら)だけしか使っておらず、言うならば使い切っていない(何故なら通常は使わずに教室用だけだからーーー)。
 インストールの状況を書くと、アップグレードだからOSのみ入れ替えてアプリケーションやデータはそのまま残るやり方であるから、一旦退避してOS=7を入れるのである。軽い状態で退避なら良いのであるが、教室で使っていたからやたらと教材や画像が多く入っており重い状況での退避であるから時間がかかる。ようやく退避してからOSの組み込み・調整、それが終ると先ほど退避したアプリケーションやデータの復元と言うことでやたらと時間がかかった。これらは全てインストールの中で自動的にやってくれるが、どこかの本にはアップグレード30分と書いてあったが、なんの私の場合は3時間半かかったのである(このノートCPUはCore2Duo 1.7Ghz、メモリ 1.5GBであり、決して遅いマシンではないはずーーー?)。
 言うならば何もデータが入っていない場合ならば30分だけど、相当に入っておればこれ位はと自答して我慢納得するのである。
 先のrc版の時は、新規インストールであったから20分程度でOSを入れ、OSのアップデート・調整などを入れても結果は1時間弱で終っているから(アプリケーション類は未入力だから余計に早い)、今回のアップグレードは如何に長かったかは苦痛モノである。
 このWindows7は、パッケージソフトの中にはメールソフトが入っていないことは先にも書いたが、とりあえずマイクロソフトが用意しているWindows LiveサイトからLiveメールをダウンロードして使って見ることにした。このLiveメールを得るにはWindows Live IDを取得する必要があり、面倒この上ないのである。しかし、何とか試行錯誤の上、IDを取得してメールソフトを動かすことが出来た。このLiveメール、OLE(アウトルックエクスプレス)の後継と言うことあって操作は似ているので使い易いことはある。
 さて、評価であるが、Vistaからのアップグレードであるからなのか、売り文句のような早い立ち上げを感じることが無く、むしろ重くなった(?)様な感じがするのだがーーー?
 だがであるが、Windows7の動作・機能を確かめ、インターネットやワード・エクセルも無難に実行できて、ほっとしたノートパソコンのWindows7・アップグレード顛末である。

 もし、誰かがVistaからアップグレードをしたいと言ったら、私は即座に「お止めなさい。」と言うべきだと(XPからのアップグレードはさらに論外!)、そして最初からWindows7が入っているパソコンを買い求めなさいとーーー。

 
no.171 惜しまれる西川善文日本郵政社長の自発辞任?  2009.11.1

 日本郵政の西川善文前社長(当時は社長、71才)は10月20日、東京本社で会見し「現在の職にとどまることは適切でない」と述べ、正式に辞任を表明した。辞任の理由は、政府が決定した民営化の見直し方針と「私が郵政民営化のためにやってきたことと大きな隔たりがある」と述べた。そして28日の取締役会で辞表が受理され、新社長には斉藤次郎・元大蔵事務次官が就任したのである。ことの経緯は、亀井静香郵政改革相の話によると、亀井大臣は日本郵政の西川善文社長と13日に都内で会談して郵政見直しに関する鳩山内閣の基本方針を通告したらしい。大臣就任後、西川氏と直接会談したのは初めてらしく、「直接辞任を求めるようなことはしていない」と述べながら、民営化の見直しに転じた政府方針を直接説くことで、改めて西川氏に自発的な辞任を促した模様である。

 亀井大臣は就任以来、小泉政権で進められた郵政民営化の抜本的な見直しの必要性を主張。民営化方針に沿って経営にあたってきた西川氏をはじめとする日本郵政の経営陣の一新を訴えてきた。郵政事業を所管する原口一博総務相とともに「10月中の経営陣一新」を唱えているが、西川氏の続投の意思は固く、両者の主張はすれ違ったままだったのである。業を煮やした大臣は直接会って引導を渡した格好と見られる。
 これからは私の憶測であるが、20日辞任発表までの1週間、西川社長は自分を任命した小泉元首相や竹中平蔵氏らと連絡を取り、巻き返しの是非・居残り戦術などなど相談(?)したと思う。だが、時局が変わり民主天下となり、郵政改革の大反対論者であった亀井氏が担当大臣になったことから、日本郵政を引っ張って行くための後ろ盾(例えば自民党の権力者)も居なくなったことなど、このままの続投は困難と見たようである。麻生首相の下で鳩山総務相と渡り合って鳩山大臣が辞任を余儀なくされ、自分が残ったように、民営化の対する意思の固さを貫き通すことが出来なくなったことの悔しさがあったと思う。
 私は、西川社長が言っていたように「政府から任命された社長であるからーーー」と、政権が代わって方針が変わり、合わないと思えば「解任」するのが本来だとーーーと西川社長は内心思っていたかもしれない。それならば、「解任」を待てばよいと思っていたと思う。
 だが、発足したばかりの民主鳩山首相と亀井大臣、早々から首を切るのには内閣支持率や国民感情を考え、何とか自発的な辞任を裏舞台で画作していたに違いない。特に財界からの支援で向かえた大物西川善文氏をそんな形で首を切って、財界との関係を悪くしたくない思惑もあったに違いない。

 亀井大臣は否定しているが、13日の西川氏との会談では、西川氏の身の振り方の話は一切無かったとしているが、そこは大人同士の話(?)、自発的な辞任をする代わりに「何か条件つき」があったのではないかと憶測できる。その後、西川氏は関係した人と相談し、苦慮した形(?)での「自発辞任」と言う形に落ち着いたのではないかと邪推するのであるが、鳩山総務相と渡り合ったように、ねばって欲しかったと思うのは、野次馬根性?

no.170 オバマ米大統領のノーベル平和賞に思う!     2009.10.16

 ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、2009年のノーベル平和賞を「国際協調外交を推進した功績」で、米国のオバマ大統領(48)に授与すると発表した。特に、オバマ氏が核兵器の全廃に向け外交交渉を開始したことを高く評価した。また、ノーベル賞委員長は、オバマ氏が核軍縮交渉のほか、国連をはじめ多国間の枠組みを重視し、中東和平交渉など、「対話」を促進していることについて、オバマ氏への「支持」を表明。オバマ氏が提唱する「グローバルな問題に取り組むため、みなが責任を分かち合おう」という考えに「ノーベル委員会が108年間、まさしく追求してきた理念だ」と最大限の賛辞を贈ったのである。
 オバマ米大統領、今年4月、プラハでの外交演説で、「広島、長崎に原爆を投下した米国には、核兵器を使用した唯一の国として、行動する道義的責任がある」と語り、「核兵器のない世界」に向けて行動を開始し、国連での「核兵器全廃に向けた」決議採択を主導したりしている。また、ノーベル賞委員会は、オバマ米大統領がブッシュ前米政権時代の一国主義から決別し、多国間の対話・国連の中心とする思考にエールを送り、米国が国際社会との協調を強めることを促す狙いがある「ノーベル平和賞」授与が伺えるのだ。
 オバマ米大統領の受賞については賛否があり、特に当面の米国の紛争相手であるイラン、アフガニスタンの反体制からは「与えるべきでない」と異論を唱えている。
 米国のワシントン・ポスト紙は、オバマ大統領のノーベル平和賞受賞決定について、名声を得たものの、賞に縛られ、米国の国益を守る判断を下す際に、重荷になるのではないかとの見方を伝えている。同紙はノーベル平和賞には二つの種類があり、一つは功績を残した者に、もう一つは平和実現の大志を抱く者に与えられると指摘。「オバマ大統領は後者だ」としている。
 その上で、「オバマ大統領は米国の国益を守らなければならないときに、受賞が重荷になっていることに気付くかもしれない」との見解を示し、一例として、イランの核問題が、米国の軍事力行使の判断が求められる事態に陥った場合、平和賞受賞者がイランへの攻撃を認めることができるだろうかと結んでいる。 
 日本のノーベル平和賞受賞者が居るのを思い出して欲しい。それは佐藤栄作元首相なのである。授賞の理由は「日本の核武装に反対し、首相在任中に核拡散防止条約に調印したこと」など。佐藤元首相の非核政策を高く評価するということであった。
 いわゆる、核兵器を「持たない」「作らない」「持ち込ませない」という日本の「非核三原則」をしたと言う事なのである。それから35年過ぎた現在、日本への米船寄港に核兵器持込の「密約」があったと騒いでいた民主党が政権をとり、その「密約」をどう処理するか、見ものである。
 「核兵器のない世界」を謳うオバマ大統領、この先日本への寄港に核兵器を外して来ると思ったら、それこそ大間違い。彼の主張は「未来への希望論」であり、いざ現実となると、到底ありえない「核兵器外し」なのである。

 「私のたわ言」を言うとするならば、オバマ米大統領が平和賞で得る賞金は日本円にして、約1億3000万円だと言われている。その賞金全てを彼が言う核兵器を初めて投下した日本の広島、長崎に平和基金として送ったならば、世界が彼を見る目が一段と変わるだろうにーーー。多分彼は米国の貧しい人々への基金に回すだろう。

no.169 八ッ場(やんば)ダムの怪!            2009.10.1

 民主党新内閣の前原国交省大臣は旧政府が進めていた八ッ場ダムの推進を民主党選挙用マニフェストに沿って、その推進を中止した。
そもそも八ッ場ダムは、昭和27年、カスリーン台風(昭和22年)による大被害をうけたのを受け、利根川上流にダムを築いて洪水調節を行い、下流部の洪水被害の軽減を図るための治水事業の一環として計画され、また、年々増え続ける首都圏の人口と、それに伴う水の使用量の増大を支えるための水資源開発も大きな目的であった。しかし、引き水の吾妻川が強酸性の水質だったために上流に、酸性水中和工場がつくられ、堆積するこの中和生成物(ヘドロ)を貯めておくダムが必要だとして品木(しなき)ダムがつくられて行った。
また、本事業の水源地としてダム建設が予定された長野原町、そこには 関東の耶馬渓と称される吾妻渓谷や温泉で有名な川原湯温泉は800年の歴史を持ち、情緒あふれる町並みと共にその名を知られた名湯がある。それらをつぶすことに反対の声があり、当時の建設省はダムを上流に変えるなどの大幅な見直しを行った。
また地域との話し合いも行い、関係する県との着工での合意を得て、今日まで来ていたのであるが、ダムの建設に反対する人々からは、いくつかの裁判訴訟も出ている状況でもある。
これが今までの八ッ場ダムの大雑把な経緯なのである。

 しかし、ダム建設に反対する声は一向に収まらず、また、計画したように水の利用も産業構造の変化で水余りの状況が想定されるなど、ダムの建設に疑惑持つ人々が民主党の中にもあり、「公共事業の見直し」を掲げた民主党にとっては「ダムの建設反対」は絶好の「目玉」と判断し(!)、政権公約であるマニフェストに「ダムの中止」を載せたのである。民主党も野党として、自民政権(時の国交省)に国会でダム建設の是非を問うていたであろうが中止に至るような国会審議にはならなかったのである。
 そして、群馬県の大沢知事は「平成7年(1995年)以降に工事が着手され、その平成7年の時の政府は、自社さ政権で、さきがけの代表幹事をされていたのは、鳩山現首相であります」と述べ、工事を着手した時の与党に、鳩山首相も前原国交相もいたと指摘しているのである。

 だが、ダム建設の発端は今から50年前のこと、高度成長時代の治水・利水開発であるから、今の時代(産業低成長、産業構造の変化などなど)にそぐわないことも出てくるだろう。
国交省の、「国の方針であり、もう着工しているから何が何でも突っ走る」には、問題があると私は思う。毎年の予算申請の時に、当然見直しをしてしかるべきだったと思う。大型の事業ともなると利権が絡んだ契約、政治家の暗躍など、このダムの建設にも疑惑はたびたび出てきたが、今日までに来ているのだ。
 国交省(以前は建設省)は治水対策の専門家たちの集団であり、自分達が計画実行したダム建設、決して政治家の私利私欲のために作っているのではないと私は信じている。それなら、前原大臣の中止宣言に一言でも二言でもダムの重要性を進言しないのか、これが私にとっては解せないのである。
 上司の命令には逆らえないのは解っている、だが一度も省内で議論もせず、経過も聞きもせず、マニフェスト通りに中止する大臣に直言する勇気も必要ではなかろうか!
ひょっとすると、国交省では止めたいのだけど、「中止を言い出す人」を求めていたのではないかと疑いたくなる。このまま前原大臣が中止を進めて行くと「八ッ場ダムは多額の国費を無駄遣いした怪(化け物)である」となり、そのつけが国民に戻ってくるのだ。その財源は言わずと知れた「消費税値上げ」しかないことを予想するしかない。悲しいことよ!

no.168 民主で大丈夫か?            2009.9.16

 この16日に衆議選後の特別国会が開かれ、首相指名選挙で民主党の鳩山政権が生まれることになる。それまでには各々の大臣は内定されるだろうが公表はその後になる。小沢氏が党役員と同時決着を鳩山氏にぶっつけているのだからだ。何と言っても小沢氏は圧勝選挙の立役者であり・陰の実力者、彼の意見を聞かずに全てが行えない鳩山さんなのである。
 そこで気になること、果たして民主党の内閣に相応しい人が集まっているのだろうか?と疑問を私は持つものである。またまた繰り返しであるが、2年前の「大連立」騒動を思い出して欲しい。
 その時の小沢代表は、自民党福田首相との大連立の構想に内諾し(?)、党内持ち込んで反対され、代表を辞意するが翻してとどまるのである。その時の彼(小沢)が見た民主党をこう述べているのだ。
「民主党はいまださまざまな面で力量が不足しており、国民の皆さまからも、自民党は駄目だな、民主党も本当に政権担当能力があるのか、という疑問が提起され続け、次期総選挙での勝利は大変きびしい情勢にあると考えております。」小沢はこう言ったのである。
 では、その力量不足は代議士の数ではないと見たい。私が思うには、政治家とし資質に欠けており、内閣を担当できる能力を持ち合わせていないと自ら暴露しているのだと言うことである。それから2年過ぎたが、彼小沢氏言うように、自民党政権は益々悪くなって行ってしまった。だと言って民主党は内閣を持つほどに政治について勉強し政治担当能力を上げたかと言うと、「Noー」と私は言う。
 元総理の中曽根さんは自民党が今回の惨敗を受け、野党に変わる事で、自民党は如何に国会を立ち向かうのかと若手議員に聞かれた時、「野党は何でも反対し、何もしないのが野党の使命である」と豪語したのである。その通りだとすると、当時野党であった民主党は何もしなかったと見るべきであり、小沢率いる選挙軍団が「解散解散と言って国民の目を逸らし、自民党の悪口を言って民主党への追い風を作ったのみであり、決して、「次期政権を目指した能力アップ(勉強会すべて)」はやっていないと断言したい。
 それらしきものとしては「影の内閣」作りを行っているが、その内閣のメンバーがそのまま鳩山政権に移行するかと言うと(16日以降に内閣作りが始まる)、今の(15日前)鳩山さんの動きを見ていると「別物」と言う感じであるーーー!

 この「竜のたわ言」、15日には一部配信しているので、現時点で鳩山内閣の顔ぶれを見る事は出来ないが、野党3党連立の形をとっているが、それは形ばかりで民主独裁であることには違いない。 現実味を超えた選挙公約の実施、それに伴う財源、4年間の消費税アップなし、アメリカ外交での対等意識などなど、堆積する問題がある中での鳩山丸の船出。政治の世界は一寸先は闇だと言われるーーーここは注目して行こう。

 
no.167 自民党歴史的惨敗 政権交代へ!            2009.9.1

 総選挙の結果が出た。自民党の惨敗に終わった。こうなることは選挙前から分かっていた。何故なら、マスコミが民主贔屓(?)の立場から、そうなる結果を作っていたからだと皮肉をこめて言いたい。
 だが、自民党はこうなる結果を4年前から作っていたことに自覚していない「奢り」がある。
 それを一言以下に物言いたい。
 4年前、小泉首相は郵政民営化の是非を問うとして汚い選挙(郵政改革に反対する党員を脱党させ、その選挙区には刺客を放す)を行い、誕生した小泉チルドレンを面倒見ることなく「使い捨て」と豪語し、政治では格差社会を増長させ、ホームレス状況を作る下地を作った(アメリカ発の金融不安もあったが-ーーー)、挙句にまだ働けるのに政治を引退すると称して代議士の世襲制の批判の中で、次男を自分の後継者にするなど奇人らしい行動をする。
 後を受け継いだ安倍、そして福田は折しも参議院での与野党逆転の中で政権運営に失敗し、1年の途中で放り投げ、国民のひんしゅくを受けるのである。そのあと自民党は挙党一致するかと思えば総裁選挙に数人が立ち、我儘な選挙して誕生したのが麻生政権である。
その麻生首相、人も知る吉田茂の孫であり、政治一家からの又の誕生なのである(前記の安倍、福田も世襲の政治一家なのである。)。
 これで、自民党は人気を取り戻すかと思ったら大違い、麻生首相の発言する口の災いから取り消し・言い訳の連続であり、自民党の支持率が低下すると、途端、反麻生側が騒ぎ出し麻生首相の足を引っ張る自民党の大物政治家などが居て、ますます自民党支持も内閣支持率も下がって行くのである。
 もうこうなると、真実を報道すると称してマスコミの麻生政権末期論が新聞・テレビで騒ぎ出すのである。
 まぁーこんなところが自民党の状況であった。
 私に言わせると、自民党に有利な解散をして総選挙をするタイミングを麻生さんは模索しながら首相としての「責任論」と「経済建て直し」で使命を果たしながら、悩み抜いた末の今回の解散・総選挙になったと思う。だが、もう民主鳩山人気が出ている時の勝負は選挙前から決まっていた。

 こんな自民党の落ち目の中での選挙結果、民主鳩山の大圧勝となったのだ。
敵対することになった自民党、今度は首班指名ですんなりと麻生総裁を自民党として指名できるかと言うと、選挙明けから、もう不穏な空気が漂い、どうしようもない体質である。
まぁーしばらくは、鳩山政権が誕生する動きに注目して行くことになろう。


no.166 Windows7試用して見る!             2009.8.16

 マイクロソフトの次期パソコンオペレティングシステム(OS)「Windows7」の日本での発売日が今年の10月22日と決まった。予定では明年の1月だったのであるが、仕上がりが順調に進んだのか早くなったのである。このOSは、現主力であるWindowsVistaの後継機種であり、巷の噂ではVistaの販売低迷や不人気(XPの使いやすさがあって、Vistaへの移行がマイクロソフト(以後、MS)の思惑通りに進まないことへの苛立ち!)などに対策した製品であると言う。
 MSはOSの開発に当たっては、完成品となる前に市場での試行評価をしていただくと言う事で、Windows7もベータ版を出し、次に完成一歩手前の製品候補版 (Release Candidate 、以下 RC 版)を出してテストの評価を受けている。このWindows7rcは、そう言う理由で使用期間限定で無償でMSサイトからダウンロードしてインスートル出来るのである。
 自称「パソコンおやじ」と自負する私も、この次期OS「7」には興味を其れなりに持っていた。それは、私が属するパソコンシニアグループ(男女で60人ほど)で、誰かが発売されるや即購入して持って来て教えてーーーと言うか、見せびらかす事態も考えられるので、私自身が充分にこの「7」を知っておきたいと言う野望(?)がある。
 そこで、それには発売されて買っておっては遅いから、7rcの試用となったのである。
 使用するパソコンは当初はデスクトップ、試行錯誤しながら何とかインストール出来、デスクトップ画面に金魚が表示されて、ほっとしたものである(金魚の絵は7の標準のデスクトップ表示)。
だが、このデスクトップパソコンをシニア教室に持っていくことは出来ないから、さらにノートパソコンに導入しようと欲が膨らみ、Vistaが発売されて直ぐに購入したノートに入れることを考え、万が一を考えて現OS・ソフトを温存するために、ハードディスク(HDD)を入れ替えて行うことにした。しかしHDDを入れ替えるにはノート本体を解体して行うから、その解体に手こずったが、何とか類似のノートからの手法を参考にして行い、交換出来た時はうれしかった。
 元Vistaノートに何とか7rcを入れ、Office2007なども入れて通常に使用出来るようにした。そして、シニア教室に持って行き、勉強会の資料説明に7rcを使いながら、会員に今動いているのが次期OSの「7」ですよと、自慢げに(!)見せびらかしたのであるが、私が期待した反応は全くなく、まったく拍子抜けしたのである!
 パソコンの新しいものを使いたいけど、OSが何んであるかに関心がないのと、まだお店に出ていないと言うことで興味が沸いて来ないと言うことかとーーー自分に言い聞かせて納得させているのだがーーー悔しい・残念!
 少し前書きに多く書いてしまい、本題を忘れていた。
MSの売り文句のように、この「7」はVistaと比べ、OSの「立ち上がり」と「シャットダウン」が早くなっていることは実感できた。また、画面下のタスクバー表示機能がOSの95から維持していた従来と変えており、表示されるアイコンを大きくしたり、画面の表示機能を高くした「エアロ」では、タスクバーからの作業ウインドウがフルスクリーンプレビューとなっており、操作性が一段と向上されている。内蔵されているペイントも更新されており、これも95以来の表示からは決別し、どちらかと言うとOFFICE系のメニュー表示となった。
 他にもビデオ・音楽などの再生についても新しさを入れている。また、このOSではメールソフトは標準ではインストールされていないので、希望によってはMSサイトからダウンロードすることになる。なお、Officeの中にはアウトルックがあるのでメールはそちらでという手もある(パソコン完成品では状況は変わるかも)。ーーーこの7、機会あればさらに詳細を書きたいけどーーー。

 このOS7を内蔵するパソコンは、年末の新製品として売り出されることになるが、Vistaの改良版として、相当に人気が出ると私は思っている。その時にOFFICE2007は2010にアップされて売り出されるのかは分からない?今のところ、2010は明年1月以降となっているがーーー興味津々である。

no.165 ボケが心配だ!               2009.8.1

 年老いて最も気なることは、物忘れが高じてボケ老人になることである。
 独り身の生活をしていると、いつも同じパターンの生活態度・習慣になっており、最も認知症になり易いのではないかと恐れている。さて、私宅に勝手に郵送してくる健康関係の機関紙を、何の気になしに目を通していたらボケの記事があったので、ここで紹介する。
 金子満雄先生、医者で浜松医療センター開設と同時に脳神経外科部長として就任され、副部長を経て退任されて、現在は同地に浜松早期痴呆研究所・金子クリニックの院長をされている方である。そして、多くのボケに関する本を出されておりベストセラーにもなっているぐらいである。店頭へ行けば氏の本の2,3冊はお目にかかることが出来るほど、売れっ子である。という事は多くの人がボケに関心を持っているからであろう。
 その金子先生の30年以上にわたる治療経験から、次のことを主張され、実行されている。

  1. 痴呆が治らないことはない。早期痴呆(小ボケ)を的確に判断し、対策を立て、中ボケ、大ボケにならないようにすればいい。
  2. ボケは、感性のない親が、子どもを感性のない子に育ててしまう所に真因がある。
  3. 左脳(言語、数学等の論理的情報処理)から前頭前野(総合的判断、決意、創造性など)へ行く経路より圧倒的に重要なことは、右脳(感性、音楽、絵画等の情報処理)と前頭前野の関連である。----ちょっとこれ難解!(私見)
  4. ヨーロッパ、アメリカはじめ大多数の認知症専門医は、痴呆症は治らない。痴呆の原因は、アルツハイマー病、脳血管障害、その他の変性疾患だと言っているが、全く違う。彼らは早期痴呆(認知症などとあいまいな言葉を使うな)を発見できず、その手段(ものさし)を持っていないので、進行してしまった重度痴呆しか診ていない。だから、治らないなどと言う。
  5. 早期痴呆の原因の93%は、老化・廃用型、つまり感性乏しく、遊びを知らず、老化に抗する努力をして来なかった、空しい人間のグウタラ病だ。校長や警察官が圧倒的に多い。
以上が金子先生のお説である。

 で、私の心配事であるが(タイトルのこと)、金子先生の著作本を4冊ほど手に入れて読んで見ようとするが、未だ一冊も読破していない(これ、小ボケの始まり?)。ただ、読み出した始めにごろに、「ご安心ください。忘れっぽくなっていることを自覚し、ボケを気にするのはボケていない証拠です。ボケたら、ひどい物忘れも認識しませんし、悩みもしません。ーーー」と書いてあるのでほっとするのだが?
 では、早期のボケの兆候は「何となく生活にメリハリがなくなるのが始まり」だと言う。そのメリハリ、朝起きて今日一日の行動を考えるようならば、安心だそうである。朝起きてボーッとしていたら要注意だそうだ。
 今の私、一日やることが多くて困るぐらいだからーーーこれで安心か?

 購入した4冊のボケ本を読んで、おもしろい為になるところがあれば、この「竜のたわ言」の記事にしようかと思っているが、いつになるやら!

no.164 都議選 自公半数割れ 民主第1党に!      2009.7.16

 地方選ではあるが、国会のお膝元であることから注目されていたが、やはり自民の惨敗の結果となった。
 東京都議選(定数127、42選挙区)は12日投票、即日開票された。政権奪取を狙い、追い風に乗る民主党(現有34議席)が各選挙区で票を伸ばし、54議席を獲得、初めて第1党となった。麻生政権の支持率低迷で逆風にさらされた自民党(同48議席)は38議席に大幅後退。公明も逆風下での選挙となったが、支持母体の創価学会を中心に徹底的な組織戦を展開、5回連続の候補者全員当選となり、現有に1議席を加え23議席としたものの、自公を合わせた与党の議席は勝敗ラインの過半数を割り込んだ。共産党は前々回から続いた退潮傾向から脱せず、現有13議席を8議席に減らした。東京・生活者ネットワークは4議席が2議席になった。社民党は議席を回復できず、ゼロ、野党の中でも明暗が分かれる結果となた。
 自民党内の惨敗を受け麻生太郎首相の責任を問う声が強まるのは必至の中、先手を打つ首相は、13日に与党と打合せを行い、衆院選日程について7月21日にも解散し、8月30日の投開票とすることで合意したのは、「麻生降ろし」を封じ、麻生首相の早期解散へのこだわりを尊重しつつ、東京都議選大敗を受けて与党内に強まる先送り論を考慮したものだ。「折衷案」の色合いが濃い対応となった。もともと、この時期の都議選は公明党の主張を受け入れ早期に解散をもくろんでいた麻生首相が一歩引いた形の選挙であり、首相にして見れば結果は初めから想定ずみ(?)。
 私からすれば、時間があればあるほど麻生首相に不利になる麻生降ろしが広まる恐れがあるのだから、都議選の結果を受けた13日もしくは14日でも解散すれば良かったのにと悔やむのだ。
 麻生さんにして見れば、ちゃんとやることやった実績を国民に見せ、実行力のある自民党を鼓舞しての解散を目指したいのだろうが、そんな綺麗事で民主党に勝てるわけがないのだ?
 投票を入れるのは訳の分からないタレント性の候補に期待する無党派の連中だからだ。私のように未練がましく自民党に期待するのはバカなおじさん達で、これ以上年金が減らないように自民党ならばと思っての期待感?だが、その麻生さんが消費税15%を打ち出しても、今の年金がもらえるならば仕方がないと泣き寝入りの構え(?)で、それでも自民党を贔屓にする?
 それならば、もう自民党を諦め、ここでは追い風に乗る民主党に一票を投じよかなぁー、長い間続いた自民党政府に見切りをつけ、ここは一旦は民主党に政権をやらせ、お手並み拝見とすればと良いと私は思うようになろう!
 
 こんな「たわ言」を書いて、この記事が公開される時には、もっともっと政情が変わっているかも知れない。その時は私の読みが足りなかったと思って下さればよいのだ。

no.163 東国原宮崎県知事と総理大臣とは!      2009.7.1

 自民党の古賀選挙対策委員長は6月23日に、東国原英夫・宮崎県知事と同県庁で会談し、次期衆院選に自民党公認候補として出馬するよう求めたらしい。これに対し、東国原知事は、自分を自民党総裁候補とすることなどを出馬の条件に挙げた。これに対し古賀氏は「お聞きしました」と述べ、即答しなかったという。多分、古賀氏は想定外の注文に驚いて次の言葉が出なかったようである。言うならば、自民党の古賀選挙対策委員長にして見れば、タレントの県知事の知名度を利用して、あわよくば自民党の議員増加(小選挙区と党割り)を狙ったのだろう。それに対し県知事は自民党を贔屓にしてはいるが、今の自民党に新風を吹きこみかったのだろう!彼(知事)は県知事の任期途中で国会議員に転出するようなことはしないだろうと私は思うのだがーーー?
 この東国原宮崎県知事の発言に対し自民党員の反応は複雑(?)で、例の前総務長官の鳩山氏は「こけにされたというか、足元を見透かされた感じ」と発言、また、他方では「総裁候補とする条件を突きつけられたことへの反発が、古賀氏らへの批判となっており、麻生政権全体への逆風にもつながりかねない状況と判断している。鳩山氏の発言に対し当の東国原宮崎県知事は、「ふざけているとか、おちょくっているとかいうことは一切ない。政権与党に体質も変わっていただきたい。今回は千載一遇のチャンスだ」と総裁のイスを求める姿勢を改めて強調したと報じている。自民党と東国原宮崎県知事との勝負は如何に?と言うことだろうか。
 もう少し東国原宮崎県知事のことに触れるならば、彼が知事になり宮崎県の広告塔として各地の宮崎物産展に顔を出し広めた結果、良い効果が出ていると言う実績が今の彼の発言になっているのだろう。各種の知事出席の場では、積極的に発言し宮崎県はここにありと言う感じ。何処かの県のように弁護士上りで自分の意見を持たず、大企業ご用達のロボット的であり、知事会のリーダーシップを執るのを嫌がる人とは大違いである。
 さて、知事上りの総理大臣はと言うと皆無でなく、有名なところでは細川護熙元首相だろう。ただ彼は即知事からではなく、一度国会議員をやり辞めて、知事を2期やっており、その後国会活動に戻り参議院議員、衆議院議員を経て、細川政権を作るのだが、例の「佐川急便事件」で頓挫し、1年も持たなかったのである。何と言っても殿様気風で?還暦を機に政界を引退するからには変わった御仁であった。
 東国原宮崎県知事も変わったお人、自民党が総裁候補として自分を担いでくれたならばーーーと言うのであるが、前記で書いたが任期途中からの転出は県民を愚弄するものであり、まぁーそんなことはないだろうーーーと思いたい。
 さて、前回述べた前鳩山総務庁長官の辞任に伴う内閣・自民党への影響であるが、内閣支持率が下がったようであるが、致し方ない?
 前回の総選挙で小泉内閣が認知され(?)、小泉さんが辞めた後は安倍、福田、麻生と総理大臣は代わって行くのであるが、野党の民主党は国民に認知されていない総理大臣であるから、早く解散して選挙をして国民の信を問えと言うのを錦の旗にしている。私はどうもこの論理に納得しかねるのである。何故なら、現衆議院議員は選挙を行って国民から投票を得て(信頼を得て)議員になっており、その中で誰が総理大臣になっても不思議でないと思っている。議員には賛成であるが総理大臣としては反対であるとは誰も言ってないのだ。故に民主党が言う総理大臣になったのなら早く国民の信を問えと言うのは屁理屈であり、国民と取っては迷惑千万な論理だと思う。国会で総理大臣を決めたのだから、それで良いのだと思うのだがーーー!
 私は麻生さん贔屓であることはこの場で何度も述べている。今の自民党で彼に代わる適任者はいないと思っている。グローバルで政治・外交を考えなくてはならない今の時代で、何度も書くが一国の首相として一対一で他国の宰相と亘り合える語学力を持つ麻生首相の良さは、歴代の首相の中でも逸材であると思っている。世界の首相が集まる中で、話のグループに入れず、隅っこの方で移っている首相では日本は益々世界から見放されてしまうのだ。麻生さんのように積極的に英会話をして和やかな笑いでの首脳写真を我々国民は求めているのだ。少々の口の軽いのは我慢しよう。

 最後に、民主党にそれが出来るかと言うと「ノー」と言うのが私の独断偏見で。

no.162 難解な食料米の怪!             2009.6.16

 前回の「たわ言」で「日本を駄目にする鳩山兄弟ーーー」と書いたが、その鳩山邦夫総務省長官が辞任し、自民党を脱会して新党結成?などなど政局は予断を許さないが、懸念していたように確実に麻生政権を駄目にしてしまった。この話の顛末は次回ぐらいでーーー?

 さて、総選挙も間近に迫ってきたが、先ごろ自民党の総選挙の政権公約(マニフェスト)に石破農水相が検討を公言してきたコメの生産調整(減反)見直しについての「減反選択制」の導入を盛り込まない方針を固めた。これは減反政策で米価維持を図る従来の農政の転換を検討し、減反に加わるかどうかを農家の判断に任せ、参加した農家には所得補償をすることで、税金を所得補償につぎ込む代わりに、コメの買い支え政策をやめて米価を下げることで、消費者にも利益を還元する狙いがあった。 これは非常に画期的なことであったが、自民党の支持団体である農協は、米価が下がるとコメ販売手数料などの収入減につながるとして反対し、米価維持にこだわる農林族の加藤紘一元幹事長や谷津義男元農水相ら幹部が「減反選択制」の採り入れに反対するなどして、結局、自民党は総選挙前に対立が表面化することは得策ではないと判断したようだ。その代わりに、水田を活用した米粉米や飼料米の生産に交付金を出したり、減反協力農家の転作を補助したりする支援策を補正予算化して米作農家のご機嫌を取ろうとしているのだが?
 その選挙相手の民主党は、すべての販売農家を対象に、販売価格が生産費を下回った場合、差額を税金で埋め合わせる「農業者戸別所得補償制度」を主張している。この法案は、一昨年(2007年)5月、参議院に提出され、衆参両院で十分な審議されたが、昨年の国会・衆院で否決された経緯のものなのである。今回これを選挙マニフェストにあげたのである。この「戸別所得補償制度」は米に関しては自民党の「減反選択制」による補償と似通っている。
 この民主党の案の疑問点を挙げるとするならば、1)財源が明確でない、ほぼ1兆円が必要と言われているがーー、2)確固たる農業方針の理念が乏しい、農家の抱える問題は「高齢化」「後継者難」であり、これへの対処がないーー、3)米を含めた生産調整を国が統制する、片寄った農業統制は新規の農業参加企業を無くすことにならないか、4)大きな農家だけにする、先の国会答弁で民主党は「5年後には小さな農家はなるべく辞めていただく」と言う暴言さえ言っている。
 民主党の案に刺激されたのか、公明党も負けじと選挙対策として、民主党と同じような個別補償制度を公約に入れて、農業者票を獲得したいようだ。
 この、生産調整(減反選択制)に疑問を呈している独立行政法人・経済産業研究所・上席研究山下一仁氏は、高米価と減反政策は零細な兼業農家を温存してきており、彼らがこの方針に基づき減反する可能性は少ないと判断している。同研究員が提言しているのは、減反を思い切って廃止することで、日本農業の競争力を抜本的に高め、輸出もできるようにしようというものだ。彼の論説によれば、国際社会で十分戦える米の値段にすることが可能であり、それを真剣に議論しない政治が駄目にしていると指摘している。
 もう少し、米について触れてみるならば、米の自給率は94%だと言われている。本来は100%なのであるが、海外からの米の輸入圧力が高まり、ガット・ウルグアイラウンドなどで一定量を輸入せざるを得なくなって、今では6%を輸入しているのだ。これらも一般に出回ることなく加工品として扱われているのだ(昨年起きた汚染米の流通は特殊例)。で、需要(消費)はどうかと言うと昭和38年をピークに現在ではその半分の消費となっているらしい。で、米の代わりにパン食が多くなったかと言うとそうでなく(うどんの消費も増えたが)、日本人の食が、肉、牛乳、卵など脂肪の多い食品の消費が増えたのが原因で、同時に日本人に生活習慣病が増えた理由にもなっているという。

 日本人の食の中心は、やはり米である。それが今より安く、おいしいのが手に入れば需要も上向くのでないだろうか?コンビニの「おにぎりが」手軽さで販売を伸ばしていることを考えると、米の持つ草食の良さは、日本人の体に合っており、米を主食とするレシピを再考するのも超寿命の時代に必要かと私は思う。

no.161 日本を駄目にする鳩山兄弟政治家?         2009.6.1

 鳩山兄弟とは言わずと知れた、民主党の小沢代表の後釜に座った兄の鳩山由紀夫氏、麻生首相と下で働く総務省長官の弟の鳩山邦夫氏を言うのだ。
 兄弟政治家は彼らばかりではない。父を東京都知事に持つ石原兄弟(石原伸晃、石原宏高)がいる。変わったところでは現役ではないが元共産党の議長であった不破哲三と上田耕一郎も実兄弟である。で、兄弟政治家は悪いかと言うと、今の話題である世襲に乗っかる国会議員でもめていることからすると、その該当議員の判断は極めて利己的であると言わざるを得ない。
  さて、本題の鳩山兄弟に戻そう。この兄弟、今や政治に賭けた出世と名声欲にしのぎを削っている。弟の総務省長官、あの郵政「かんぽの宿」の一括譲渡で問題を提起し、不当に売り渡そうとしているとマスコミを利用して日本郵政の西川社長と渡り合う。最近発表された第三者検討委員会での調査結果では、「かんぽの宿」の売却過程での経営判断については「不適切な点があったが違法性はなし」と言う結果が出て、西川社長に有利な結果となった。私も民営化を進める上で負の資産となるものは早く処分して民営の効果を挙げることが必要であり、建物と人(雇用)とが一度に解決できる譲渡であれば、少々の売却損が出ても止むを得ないと思う。彼が必要以上に格安譲渡問題に拘るならば、郵政の民営化に反対すればよかったと思うのだ(当然彼は賛成したのだ)。
 次に彼が話題を提供したのが「東京中央郵便局の建て替え」である。この東京中央郵便局は東京に行かれた方はご存知だと思うが、東京駅丸の内側の一等地にある古い建物で昭和の始めに建てられたモダンな洋風なビルである。私も何度か出張の折に、ここで「記念切手」を買った事があるが、中身は暗く古く機能的でなく、東京の玄関としては相応しくないと思っていた位である。建築学者に言わせると歴史建造物として保存するべきだと主張されて、郵政当局は一部だけを残して建て替える方針にしていたところ、鳩山総務省長官は、またまた異議を唱え、中途半端な建て替えにしようとしているのだ。その余波は大阪の郵便局にも波及しているのだ。私は思うのだが、観光地における建物保存ならば理解できるのだが、都会のど真ん中での再開発、それも郵政の民営化実績が問われる中での出来事、長官の不要の口出しとしか言えない。
 彼(鳩山長官)の発言は、麻生首相以上にマスコミ向けの非常識な発言が多い、最新では例の裸の草g剛に対して「最低の人間だ」と発言(彼、この発言で国民からの非難を受け、後日撤回するがーーー)、古いところでは「私の友人の友人がアルカイダなんですね。バリ島の中心部は爆破するから近づかないようにとアドバイスを受けた」と発言するなど、話題に事欠かない人である。
 兄の鳩山由紀夫民主党代表、先日の民主党代表選挙で岡田氏に勝ったが、これは小沢前代表の強力なバックアップが有ったから勝てたのだ。しかし、指摘されているように小沢前代表の傀儡であることは小沢氏の張り切りようで分かる。新生民主党で国民が期待したのは西松建設からの献金疑惑を一掃しての党首であったが、この件では明快な弁明もなく「党でも調査しているのでーーー」に留まり、国民に向けた謝罪は一切なし。むしろ、彼が幹事長で在った時の発言「秘書逮捕は、選挙前の陰謀、検察の暴走であり、検察ファッショだ! 」、さらに「検察の政治介入だーー」という過激な一昔前の発言を堂々していることに、この人に政治を任せられるのかと疑問を持たざるを得ない。
 就任当時から「友愛」と言う言葉をやたら出しているが、この言葉の元は彼の祖父鳩山一郎が使った言葉「リベラルは愛であり、この愛は友愛である」ここからの言葉らしい。私のような凡人にはこの言葉の意味がわからない。
 北朝鮮に対しての鳩山代表の友愛外交について、韓国当たりからも非難・疑問が出ているが、先日の党首会談で麻生首相に対して抽象的な質問に終わり、受け応えする麻生首相も抽象的な回答で終えざるをえなかったと思うのだが、鳩山さんにしてみれば突っ込んだ質問すると小沢前代表の西松献金疑惑に油を注ぐことになりかねず、中途半端になった?

 これは最な偏見、この鳩山兄弟 これからの日本を背負ってゆく人物と見るが、私に学歴偏見はないがこの兄弟そろって頭が良いのか東大卒、エリート政治家、そして世襲政治一家、で坊ちゃん育ちーーー!   日本を駄目にしないのか?  よーく考えるには私は歳をとり過ぎた!



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