◆ 竜のたわ言 ◆
( 主 管 ブ リ ー フ )

no.50  ダイエー、再建策で迷走!   2004.10.16

 不良債権の代表(?)でもダイエーは、ダイエーを支援するために
作ったとされる「産業再生機構」の活用をようやく13日深夜に決めた。
予定では11日にも決めて要請するはずであったが、ダイエー高木
社長の悪あがき(?)で銀行団・機構・政府・関係官庁が振り回された。
 不良債権を抱えるダイエーに民間を活用した再建などありえないのに
(銀行の支援なくして、誰がスポンサーになるーー)、高木社長は何を
考えて自主再建を模索したのか経営能力を疑いたい。例え、名乗りを
上げている民間の支援グループも先の銀行の破綻のときに、政府が
支援した債権の棚上げを期待してのことだろうが、今回は民間の一
企業であり、景気も上向きの状況であるから、国家保証(?)もない。
銀行のときに甘い汁を吸ったようなことは民間も期待しない方がよい。
 高木社長はダイエーが解体されることに抵抗したかったのであろうが
政府支援で巨額の金融支援を行った債務を回収する再建策で、不良
資産部門の撤退・売却は、国民の税で行っていることからすれば当然の
施策であろう。ダイエー絶好調の昔を再現して行くには、同業他社の力
を侮れないことは分かりきっていること。身軽な形で努力することが求め
られるのである。その点からすると、現ダイエーの首脳陣は無責任極ま
りない。有る批評家によると銀行側が力でねじ伏せたと述べているが、
ダイエーの不良債権を抱えた銀行の経営が危なくなっているのが実情
であるから,強気で迫って当然である。
 甘い言葉でかければ銀行の方から「お金」を貸してくれるご時世では
ないのである。また、不良債権を持ったままで民間のスポンサーが付く
はずがない。
 良き時代の亡霊にとり付かれている経営陣、困った人たちである。

no.49  女は強くなった! しかしーーー?  2004.10.1

 前にも書いたように、拙者は地元のパソコン・シニアネットに参画して
いる。先日役員会を開いた。シニアネットの中には女性も多く参加して
いることから女性の役員もいる。役員になる位であるから、パソコンの
操作は現役時代に駆使されており、指導も出来る人である。それ故、
男顔負けに口も立つのである。その女性、役員会の中で代表(一番
権力を持つ)である男性に、会の進め方について興奮気味で、他の
発言を制するように議論を交わしていた。仲良し同好会の趣である
から、適当なところで引き下がってくれれば良いのに、相手が閉口
(?)するまで述べようとするのである。
 拙者が割り込んで、その場の雰囲気を和らげて、何となく「けり(?
)」をつけて収めた。この両者、相当興奮したのは言うまでない!
 女性の力が強くなったのは、このご時世であり、マラソンにおいても
女性が世界を圧するようになるのも間近であるとーーー。

 高齢になると思考判断が浅くなり、「カッート」なると前後の見境が
無くなることがある(一説によると、それは頑固と同意らしい。)。
 こんな時、一呼吸・二呼吸おいて話しする余裕を持ちたいもの
である。
 男女平等の時代、こんなことを言うのは、女性蔑視になるかも
しれないが、女性たる者、一歩引いて笑顔を見せるぐらいの
「可愛さ!」を求めたいがーーー。 今の時代無理かなぁー。

 
no.48  お出掛けには携帯ラジオを!   2004.9.16

 先日(9月5日)、私は服部主筆と事務連絡のために豊橋のご自宅に
お伺いした。持ち込んだ用も次回再度検討することで終わり、名鉄豊橋
駅を2時45分の特急に乗り込んだ。車中では気分転換に缶ビールと
つまみで一服しながら、今回の用を反省していた。ところが、知立駅で
名古屋方面が集中豪雨で電車はストップした。特急は打ち切りに、普通
しか無く、乗り換えてようやく鳴海駅に着いたところ、この電車も運転
中止となり、1時間待ちが1時間半、2時間ーーー3時間半過ぎになって
、ようやく運転再開したのである。この間、車掌からは再開が何時に
なるのか、他の交通機関の状況はどうなのかーーなど、さっぱり情報が
伝わらない、有るのは「何時になるのか分からないーー待って欲しい
ーー」の情報のみである。
 私は携帯電話は持っていたけど、何処に電話すれば良いのか、年の
所為か、その機転も利かず、ただただ車中とホームで待つのみ。駅で
降りて、他の交通機関でと考えはしたがーーーーー。何しろ、情報が
得られないと言うことは、不安と動作が鈍る。
 ようやく電車は運転され、私はとにかくも名鉄犬山線の上小田井駅
迄着き、ここで急行に乗り換えすべき、ホームで待っていた。
ここで、私は例の7時過ぎの「地震」に遇ったのである。駅の鉄柱が
揺らぎ、ぶら下がっている蛍光灯が大きく左右に揺れる。最初は駅の
上を通る高速道路の大型車の通過かなぁーと思っていたが、なかなか
止まらないーー近くの人がこれは地震だぁーと騒いでーー気が付く。
止まる迄の時間が長くーーひょっとすると東海地震かなぁーーとも
思ったがーー。そして、ようやく犬山の自宅に8時半にたどり着いた
のである
 その日の二度の「えらい目に遭った」ことの疲れか、夜の2度目の
「地震」では、夢うつつの中で感じながら、何もせず寝てしまった。

 今回の出来事で、出かける時は、携帯ラジオを持参する事が必要
であることを痛感したのである。
 いくら情報社会でも、それを受ける手段を持ち合わせないことには、
情報不足になるのである。そして、もう一つは何処へ尋ねれば今の
状況が分かるのか? どのチャンネルでは、いつも災害情報(今回の
集中豪雨は災害でない!?)を流しているのかの把握を平生に
知っておくことが必要と思った。

 (車で出かける人は車中のカーラジオ・テレビで全てを知れるから
  携帯ラジオは不要?  それで良いのかなぁ! )
    これ蛇足??!!

no.47  アテネ五輪終わって、考えちゃう!   2004.9.1

 近代五輪発祥の地アテネで開催された五輪は、大きな事故(テロ行為)
も無く無事に終わった。日本ではメダルラッシュに沸いて、大いに盛り
上がった。最終日の男子マラソンでは終盤1位を走っていたデリマ選手(
ブラジル)が沿道から乱入した男に妨害され、その後の走りにリズムを
崩され、3位に留まったのが痛ましいことであった。警備の甘さ(?)が
あったと思うがーーー。
 さて、終わって、金メダル獲得数の国別を見ると、米国・中国・ロシア

豪州・日本・ドイツ・フランス・イタリヤ・韓国・英国ーーと続く。
メダル総獲得数からは、米国・ロシア・中国・豪州・ドイツ・日本・フランス
ーーーと続く。
 これらを見ると圧倒的に米国が強く、続いてロシア・中国となっていく。
大国の威信をかけてスポーツ選手を優遇する(?)ロシア・中国を別と
すると、経済発展の著しい先進大国が強いことが解る。
 つまり、スポーツを楽しむには、裕福さが求められるのだ。
そして、スポーツを楽しむには、金と贅沢さが要求されるのだ。
 今、貧富の格差が広がっていく世界の中で、五輪の精神である
「友好」が言葉だけに(?)、
果たしてこれで良いのだろうか?
 強い者が益々強くなるーー意味の無いイラク戦争ーーーと。

 筆者のひがみ根性で終われば良いがーーー。

no.46  関西電力美浜原発事故に思う   2004.8.16

 痛ましい事故であった。太い冷却水配管が破裂して、噴出した高温の
蒸気で、作業員多数が死傷したのである。本来点検すべきだった破裂
個所は、運転開始(昭和51年)以来一度も検査されていなかった。
点検台帳への登録漏れもあって見逃され、昨年それに気が付いたが
先送りしている間に、事故になってしまった
(朝日新聞・天声人語から)。
 配管が腐食(さび)と水流による磨耗が重なって、想定以上の早さで肉厚
が減ったのが原因とされる。実は同様な事故が、アメリカ・バージニア州
サリー原発で昭和61年に起きており、その後も同じ要因と見られる配管
損傷事故が世界で10件以上起きているのである。
 関西電力は先に触れたように、運転開始以来破裂個所を一度も細かく
検査していなかった。東北大学院の近藤達男教授は「乱流が起こりそうな
場所を何故検査しなかったのか。サリー原発事故を、関電は本気で自らの
問題としてとらえたのか。こうした点で今回の事故は、人為的に引き起こさ
れた側面がある」と指摘している(朝日新聞記事から)。
 原発の運転・検査・補修全てを外部・関連会社に依頼して、自社内での
作業を出来る限る少なくして、発電コストを下げる事業経営を強いられて
いる現状を理解しない分けではないが、安全が最優先のはずであるのに
どうもーーーー。現場に携わっているいる人たちにも何か危機感が欠如
している?それも言えば飛ばされ!自分の雇用も危ないーーだんまりーー
こんな世相に誰がしたの? トップが辞任するだけで収めて欲しくない。

no.45  「少子化」がお家を断絶させる!   2004.8.1

 拙者は名もない貧乏家系の次男坊で分家している(古い言葉で!)。
結婚して2児の男子を得、その子達も結婚した。
長男夫婦は、永らく子宝に恵まれなかったが、この春にようやく一子を
得、我が家系では珍しく女子の誕生であり、一姫二太郎と言って
はじめは女子が良いと私は思っていた。
続いて次男の方も懐胎したとの事で良いことは重なると喜んでいた。
こちらは、まだ先の出生であるのに、男女の区別が付いてしまい、
女子の誕生となるらしい。先ほどの「一姫二太郎」の言い伝えからすると
目出度いことであろう。
しかし、良く考えると、今のご時世は「少子化」で二人目の子を持つことは、
余程の勇気が要ることになる(?)。もし、これで子達の子宝つくりが
終わるとすると、拙者が築いた家系は子の時代で終わることも十分
考えられる。何故なら養子に来る男子で、苗字を変えてくれるに値する
財産を持ち合わせることは無いだろうからーーー。すると、拙者が
生きていた証も無くなってしまうことになって、空しいーーー。
(子の出世・成金に期待するなら別だが、どうもーーー?)
 ご時世の「少子化」の影響(?)が、こんなところにもやって来るのだ。
少し先を考え過ぎか?、それよりも長男の嫁にハッパをかけて男子の
誕生を促すか?雅子さんの二の舞になるのも可哀相ーーーー。
 この夏の酷暑の中での、他愛もない「たわごと」で失礼ーーー。

no.44  イラク戦争は何だったのか?   2004.7.16

 6月末に、米英の占領統治からイラク暫定政府に主権が移譲された。
それも武装勢力の攻撃を考慮して2日早く行われた。
拙者はこの欄でも、イラク戦争について、しばしば触れてきた。
米英が国連を無視(?)して、イラクのフセイン政権が「大量破壊兵器」を
持ち核兵器で以ってアメリカを攻撃する恐れが有るとして、世界の守護
神・警察官を自負する米英は戦争に突入したのである。
 あれから1年3ヶ月
、占領統治からイラク国民に渡されたのである。
大義名分としていた、あの「大量破壊兵器」も見つけることはなく、フセイン
は危険であ
ったという言い訳に代わってきた。圧政に苦しんでいるイラク国民
を救ったとしている。一国の政権を気に食わないからと言って武力で倒す事に
正義は在ったのだろうか? アフガニスタンのテロ組織アルカイダと組んで、
アメリカを攻撃しようとしている、証拠もある(?) そんな言葉に惑わされて、
日本政府・他の親米国家はこの戦争に加担した。
 イラクの石油資源の発掘・生産は、アメリカが握ってしまったとも言われて
いる、これに対して誰も文句は言わない?
 今の結果を見ると、これで良かったのであろうか?
 世界の正義人、賢者・知識人は何処へ行ってしまったのだろうか?
 口は災いの門 皆んなアメリカの復讐を恐れてダンマリ!!??
 拙者の発言は、偏見に満ちているかも知れない。

no.43  外来語の言い換えについて  2004.7.1

 国立国語研究所は、外来語のわかりやすい言い換えについて、
6月29日にその中間報告をした。先日、テレビの国会審議の生実況を
聞いていたら、議員の質疑に対し、某官庁のお偉いさんが、やたらと
横文字を並べて、答弁していた。聞いていた私も何を言っているのか
チンプンカンプンでこれではーーと思っていたら、さすが議員さんも頭に
きたのか、「もっと分かりやすい言葉で答弁せよとーーー」迫っていた。
話題が経済の動向指標に関することなので、当世の新外来語を使って
難しいように答弁したかったようだがーーー聞いたことが無いような外来
語を駆使して、惑わしていた?
さて、中間発表では33語の外来語について「言い換え」を決めたが、
その内、関心のある外来語について紹介すると、
 イニシアチブ      主導、発議
 ガバナンス       統治
 コンファレンス     会議
 スキル          技能
 スタンス         立場
 セーフガード      緊急輸入制限
 ツール          道具
 デフォルト        債務不履行、初期設定
 ドメスティックバイオレンス     配偶者間暴力
 ハザードマップ     災害予測地図、防災地図
 プライオリティ      優先順位
 フロンティア       新分野
 ポートフォリオ     資産構成、作品集
 モビリティー       移動性
 など他にもあるが、私の偏見で断。

 こうやって改めて見ると、なるほどと感心(思っていた通りとーー)。
 なお、「オンライン」「データベース」フォーラム」などは適当な置き換え
が無いとの事で
見送られている。あまりにも身近な外来語で日本語に
なっているからか(?)。
no.42  素人がパソコンをいじり回すと!  2004.6.16

 筆者の友人M氏は、Windows98システムを愛用しており、これからも
買い換えることなく、しばらくは使って行きたいとかねがね思っていたよう。
その本人さん、本屋さんを覗くと、「98/MEを使い続けるための必読書」
(Windows98/Meが安定する)と言う本が目に付き、『これは良い本(本人
はそのつもりでーー) ぜひ試してみよう。』と買い求め、さらに98システム
の「辞書らしき物」まで買い、喜び勇んだ。そして、自宅のパソコンに向かっ
て、本のガイダンスに従い、該当すると思われるものを実行したのである。
(筆者に、この時点で実行するに当たり相談あれば、止めさせたのにーー)
 スタートアップメニューを常時表示させる、マイドキュメントフォルダを変更
してCドライブをスリム化ーーなどなどを実行したのである。圧巻は『使わな
いフォントは削除しましょう(空きデスク容量が増える)』と言う項目に
惹かれて、何の憂いも無く、実行されたのである。
通常の操作では使ってないからと判断して、本人は1時間以上かけて
50種類以上あるフォントを7種類までに削除してしまったのである。
 また、それ以外の軽くなる手段(?)も、本に沿って実行されたのである。
そして、その結果は、以前より立ち上がりが遅くなるーー、ワードその他の
日本語入力で、以前出ていたフォントが出なくなった!!ーー などなど
良いつもりで行った事が、ますます悪くなったのである。
 そして後刻、筆者にSOSがかかったのである。
修復は、もう最初のシステムに戻す(つまり、再インストール)しか、方策は
なかったのである。
 とどのつまり、素人ほど怖いものはない、筆者はセミ・プロではないが
ほんの少しコンピュータに通じているだけだけど(これも疑わしい)、M氏
が行ったようなことは、多分これからでもやらないだろう。
それだけに、ほんに素人は怖いです!!!

no.41  タウン誌から自転車の情報を知る  2004.6.1

 コンビニ、または駅などに求人雑誌と共に、タウン誌(口コミ誌かもしれ
ない)が置かれている。それらのほとんどは無料である。それはその誌の
中の広告で賄われているからである。私は物好きかもしれないが、それらに
興味を持ち、電車に乗って行く時などは、ひま潰しの積もりで、手に入れ
車中で読んでいる。時には求めただけで、ゴミになることもしばしばある。
 先日、名古屋へ行く時に駅構内に置かれていた名古屋市内を中心に
配布されているタウン誌「なごや咲楽(さくら)NET」と言うタウン誌を見た。
ペラペラとめくって、ためになる(参考)情報があればと見ると、自転車の
情報が、かなりのページを割いて載っていたのである。
 こんな口コミ誌に、こんなに詳しい自転車の情報と言うことで紹介する。

特集 Bicycle”自転車で行こう”
   (巻頭)自転車の歴史(200年)(1頁)
        クラシック自転車を紹介する
   自転車図鑑(2頁)
        自転車の種類、選び方を解説
   MTBで遊ぶ!!(2頁)
        MTBでの遊び方、テクニックなど
   大自然の中でサイクリング(1頁)
        近郊のヒーリングスポットを紹介、恵那市・田原市・津具村など
   地元のおすすめサイクリングコース(1頁)
        庄内緑地、名古屋港などを紹介

   遠出をしたくなるサイクリングロード(1頁)
        
伊良湖、岐阜・長良川近辺のコースを紹介

これほどの情報が、無料で得られるのである。
タウン誌(口コミ誌)と言うと、高級レストラン・デート場・エステなどの
紹介と決まっているが、時には特になる(参考になる)情報もある
と言うことで、皆さん方も、その手の誌に関心をもたれては如何!!



no.31〜no.40は、こちらで読むことが出来ます。
no.21〜no.30は、こちらで読むことが出来ます。
no.11〜no.20は、こちらで読むことが出来ます。
no. 1〜no.10は、こちらで読むことが出来ます。



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