ようこそ! 輪和会へ
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◆ 竜のたわ言(たつのたわごと) ◆
( 主 管 ブ リ ー フ )

 
no.160 悲しい!老人の最後の棲家?         2009.5.16

 この3月群馬県にある「静養ホームたまゆら」で火事があり、入居者16名中10名が亡くなる惨事があった。この「静養ホーム」とは聞いたことのない名称であるが、実態としては食事や生活上の世話を提供している有料老人ホームであって、実態は無届けの老人ホームであったのである。群馬県は「もっぱら65歳以上の高齢者を入居させる」と規定されている有料老人ホームとしては把握していなかったようであり、それ故ホームの実態を掴んでいなかったのである。
 高齢者を受け入れる施設はいくつもあるが,大きく分けると次の3つになる。(おさらい)

 1.特別擁護老人ホーム:介護が必要で低所得の年寄りが対象。公的福祉施設。
 2.有料老人ホーム   :民間で,利用料が高いので資金がないと入れない。介護を必要としない。
 3.無届け老人ホーム :無届けであるので、経営者にとっては運営しやすい、全国に増えている。

 有料老人ホームは,都道府県の指針によって必要な設備や人員が決まっている。まず個室であり、スプリンクラーや警報器などの設備、それから介護・看護・栄養・調理などに当たる人員が決められている。 一方無届け老人ホームは狭い部屋に高齢者をすし詰めにすることによって大きな売り上げが得られ、さらに警報設備や適切に職員などを置かなければさらに大きな利益が得られる。老人ホームになると一定の規制がかかるが、届け出をしないで老人ホームではないとすれば,その規制から外れるので、だから無届けにすると利益が得られるのである。ここに、悪徳業者が入り込み、いわゆる「貧困ビジネス」が誕生するのである、悲しい現実である。
 こうした悪質な無届け老人ホーム(老人ホームとうたわない所もある)の実態は、ターゲットを生活保護者にしているのだ。生活保護の方は、安心して生活できると誘えば、自動的に入ってくる(各地の福祉事務所が斡旋?)。一つの部屋に詰め込んで、生活保護費が確実に国から入り、食費などを安くすればさらに利益が上がる。さらにうまみがある手が、それは介護保険の適用なのである。
 中身はこうだ。限度いっぱいまで入浴や着替えのサービスをやったことにして介護報酬を請求するのだ。その額何と一人当たり20万ほどになるという。だから要保護要介護の人を入れればどんどん利益は上がってくるのだ。介護認定する人−介護支援専門員(ケアマネージャー)と結託すれば、いとも簡単に利益が上がるのだ。このような形で健常者が出費する介護保険が使われることに憤りを感じる。
 また、高齢者が生活保護を受ける実態が多いのも問題だと私は思う。若い働き盛りにお国のために働いたが、蓄えも無く、受ける年金も僅かか無しであり、扶養してくれる身寄りも無い、体も弱り働けない、このような無い無いづくしの方には、憲法で規定している「国民に健康で文化的な最低限度の生活を保障するーー」を与えてあげなくてはならないと思う。だが、若い時に遊びほうけて保険にも入らず、高齢になり国に同様な保障を求めるのも如何と思うのだが(税金を払って来たのだから当たり前と言う考えもあるがーーー?)。
 国が裕福で社会保障制度が行き届いている状況ならば対応が出来るのだがーーー我が日本国、とても充実しているとは思えない?特別擁護老人ホームが絶対不足している事実、無届け老人ホームに送り込んでいる福祉事務所の実態、路上生活者の増加、泊まる所が無い雇用解雇者、そして将来の年金受給不安、などなどを見れば分かるだろう。

 それにしても、老いた国民が無届け老人ホームの設備・看護の行き届かない所で余生を送り、死を待つ実態は悲しい限りである。それを食い物にしている一部の「貧困ビジネス」の悪徳業者は許されないだろう。

 
no.159 台北でのアジア最大の自転車展から!         2009.5.1

 今、最も関心のあるのは「豚インフルエンザ」だ。しかし、これは新聞・ラジオ・テレビなどでその動向を知ることが出来るので、そちらに譲るとすると、例の人気アイドル・SMAPの「草なぎ剛」が公然わいせつの疑いで逮捕されたニュース。これは、余りにも騒ぎ過ぎの異常なマスコミ反応? で、当方の記事には不向き? ここらで、私の飯の種になっていた「自転車」について目を向けよう。
 台北で先月(3月)2009年台北国際自転車展覧会(アジア最大、世界3大自転車製品見本市の一つと言われる)が開かれた。出品メーカは過去最高の762社だと言う。今年は世界的な不景気の中で、自転車もご多分に漏れず自転車産業に影響波及し、市場拡大にブレーキがかかると関係者は言っている。台湾最大の巨大機械(ジャイアント)は、ロードレーサーからマウンテンバイク、女性専用車まで幅広く展示し、TOPの劉氏は中国の北京〜上海を走破する特別モデルを展示して、台湾を一周したことの経験から、今回は同コースを20日間で走破するとしている。
 もう一方の企業美利達(メリダ)は、ロードレースやトライアスロン用の高級モデルや9kgの軽量マウンテンバイクなどを展示した。
 日本最大の部品メーカ「シマノ」は、エレクトリック・シフティングシステムのコンポーネンツ「デュラエース」を中心に紹介した。スイッチ操作で力を入れずにギアチェンジができる電動コンポーネンツである同製品は、今年に入り量産を開始したばかり。しかしハイエンドロードレーサーでの注目は高く、今回の台北自転車展でもジャイアントやメリダなど5〜6社が同コンポーネンツを採用した製品を展示した。
 台湾の昨年の輸出は前年比13.7%の540万台、輸出高は前年比31.6%の13億9千万米ドルに達している。しかし、今年は金融危機の波が自転車輸出にも影響しそうで、前記企業の担当者も、現状維持か横ばいと見ているようである。
 会場の式典で同国の馬総統は、自転車の輸出産業を高く評価し、自転車道路などを整備して産業を育成し、台湾を「自転車島」にしたいと話したと言う。
 (以上、台北自転車展示会をインターネット記事から拾った。)
 さて、お隣の韓国であるが、日本の自転車の普及率は60%以上と高いが、韓国はわずか15%程度。だがここ数年、自転車人口は増加傾向にはあるが、政府もグリーン成長産業の一つとして活性化に乗り出しており、4月末から来月3日まで、全国各地を自転車で走る「大韓民国・自転車祝典」が行われるらしい。
 次は中国・上海で電気自転車が普及している話。
 上海では、一般の自転車やスクーターに並び、電気自転車が市民の足となっている。スクーター似のものも自転車似のものもあるが、よく見るとかなりの割合で走っているらしい。約10キロの重いバッテリーがネックではあるものの、1,500〜2500元(約2万1,500〜3万5,800円)と、5,000元前後のスクーターよりかなりお手ごろな値段。さらに家庭用電源で充電でき、本体以外にお金がかからないところも魅力。バッテリーが切れても、ペダルをこいで目的地に到着できるという利点もあり、普及が進んでいるらしい。最近では、メーカーが更なる普及を狙っているのか、オシャレなミニ自転車風の電気自転車も出始めた。若い女性には人気のようであるという。(私、上海には旅行していないのでどの程度に、この電気自転車が乗られているのか、定かでない!)
 今、関西で違法な電気自転車として取り締まっているのが、この手の自転車が日本国内に入っているのかも?(日本では原付は免許が要る、電動アシスト型自転車は一般自転車として認可され普及しているがーーー)

 別紙機関紙(輪魂点滴)で服部主筆が、日本の自転車生産を案じて見えたが、中国・台湾・韓国ではどっこい自転車生きているのだ。

no.158 北朝鮮のミサイル発射!         2009.4.16

 北朝鮮はこの5日に、人工衛星だと称して長距離弾道ミサイル「テボドン2号(改良型?)」を発射した。そして北朝鮮側の発表では打ち上げは成功し人工衛星は軌道を周回して「金将軍の歌」を流していると報じている。
 また北朝鮮は、日本が人工衛星の打ち上げに過剰に反応し、いたずらに世論を煽っていると報道しているが、これは見当違いと言いたい。北朝鮮の北部から東に向けて発射を予告し落下する海域として日本海と東北本土を飛び越えた太平洋側を予告してきた。人工衛星を打ち上げる時は大体地球の自転の関係から東側に向けて発射するのが当たり前らしいが、フランスなどは東近隣が海でなく他国であることから影響を考えて、南米に持つ自国の植民地から発射するぐらいに気を使って発射しているのである。まして北朝鮮と日本とはまだ戦争終結していないのである。その相手国から日本の頭上を了解も無く飛行するのはどうかと思うのは、私だけではないだろう。日本の頭上(通過高度があまりにも高高度であるため、一般的には領空侵犯・主権侵害とは言えないらしい!)を飛翔するからには、万一を考え、日本国内に打ち上げ用ロケットの一部が落下して被害を及ぼす可能性はあることから、落下物を打ち落とす準備をして置くのも致し方ない。日本の頭上を通ると言うことは、日本国民の生命と財産を脅かす行為であった事に変わりは無い。また、日本にとって気に食わないことは、発射寸前には陸続きの中国とロシアに、またアメリカにも発射通告があったそうであるが、最も影響がある韓国・日本には事前通告は無かったのである。
 アメリカの高官は今回のテボドンの発射は3回目であり、何れも失敗しており、このようなミサイルを買ってくれるような相手国はいない、と公言しているが、私はそうは思わない。少々の難点があるミサイルであっても、それを持って威嚇する能力は十分あると思っている。湾岸諸国からの借金返済にこの「長距離弾道ミサイル」の輸出もありうると思っている。
 このような危険性をはらんだ北朝鮮のミサイル発射に対して、国連の安保理事国のロシア・中国が北朝鮮寄りの態度をとっている裏には、両国が北朝鮮に強く出れない「何か?」があり、それは経済的な交流や武器輸出かもしれない。キナ臭い感じがするのだ。特にロシアは核武装も出来た旧型潜水艦10数台をスクラップと称して売り渡し、北朝鮮はその潜水艦から核ミサイルの発射技術を得たとも言われており、金になることなら何でも供与する世界なのである。現実にその潜水艦(?)は日本近海まで近づいたのだ。
 今回のミサイル発射は、金将軍の体制を一段と強固にして、巷に流れる健康不安から来る北朝鮮の崩壊説を打ち砕くものだったのと、オバマ米政権と対等にテーブルに着き、少しでも有利な現体制の安泰と援助を期待したのだろうと私は思うのだ。

 韓国の某調査機関によれば、今回のテボドン2号の開発にかかった費用は推定3億ドル以上(300億円以上)に上ると言っており、食料不足にあえいでいる同国(北朝鮮)の一年間の米の量をまかなう値だと言う。
 国民を犠牲にしてまでも開発しなければならない「テボドン発射」なのか?それよりも頓挫している6カ国協議を進展させて、友好的な援助を受けて国際協調路線に切り替えたほうが長い目で見れば国の将来につながると思うのだが、同族での独裁政治にはまっていると外が見えない?

no.157 侍ジャパン2連覇成す!         2009.4.1

 (あの感動を再びここに)
 WBC韓国との決勝戦、不振にあえいでいた「あのイチロー」が劇的な決勝打を放ち、侍ジャパンを優勝に導いたのである。この記事を書いている私は恥ずかしいかなーーー涙を出しながらーーー書いている。老人になって涙もろくなったかも知れないが気にしない!あのイチローに感動し、自分の中の喜怒哀楽にうれしいのである。
 WBCの始まる日本での練習試合から興味を持ち、特にイチローの成績には一段と気に掛けていた。(何故なら、私の次男がイチローに似ている事もあってかーーー親バカ!)

 春先の大リーグでもなかなか立ち上がりが悪いイチローであるので、このWBCでも「その内に本来の打撃をとーーー」と思っていたが、アメリカへ渡ってからのWBCシリーズに入っても彼らしい打撃が見られず、時たま打つ安打も点に貢献しない場面がしばしばあった。こんな時には、私は新聞を見ることの元気も無く!早くシリーズが終ってくれないかなぁーと思っていたぐらいである。しかし、侍ジャパンに底力が有ったのか(?)敗者復活戦から登り上がって韓国との再度のわたる優勝戦になったのである。この優勝戦、イチローは打撃に目覚めたのか、3安打を放した後の、あの劇的な延長10回2死2,3塁に走者を置いての「一打勝ち越しの場面」、イチローが曰く「いろんなことの思いがあったし、打たなければならないというプレッシャもあった。(しかし、こんな場面を持ちながら、)冷静に韓国投手が次の打者(当たっている中島選手)を嫌がっているから、多分自分と勝負に出るだろう読み、チェンジアップした甘い玉を、あの歴史的な決勝2塁打を放し、ジャパンを優勝に導いたのである。 大リーグで鍛えた「勘・読み」がイチローを支えたのであろう。優勝の瞬間、真っ先に喜び興奮したのはイチローだっただろう。何故なら彼こう曰く「僕は持っていますね(チャンスが来て、男を上げる場面!)。神が降りてきました(打席に立ったときに神に願ったのでなく、幸運を下さったと言うことーーーイチローの言葉は独特で前後を理解していないと、誤解を招く?)と言い、また、「あの場面でいろいろ考えると良い結果が出ないんだけど、出ましたから、また、一つ壁を乗り越えた気がします。」と言い切っている。すごい男である。
 これは、試合が終ったからの状況後見であるが、あの場面にイチロー以外の例えば中島選手でも打ったかもしれないし、固くなって3振・ゴロでチャンスを潰したかもしれない。だが、イチローにその場面を持たせた運(神・天)に、イチローは降りかかるプレッシャを跳ね除け答えたのである。正に神が(天が)イチローに下さったのである。
 イチローが思っていたように、日本中が昼のテレビであの場面を見、興奮し感動したのである。私はテレビで報道されるたびにーーーその度に涙を流していたのであるーーー恥ずかしい!
 余談であるが、イチローの回顧談であるが、あの不振の時、「原監督をまともに見ることが出来なかった」と思い出して言っている(私、また、涙)。そのイチローを最後まで信じ期待しフル出場させた原監督を私は、本当に偉い監督だと思った。あの不振の時、いつイチローをスタメンから降ろすのかと「イチローをかばうことなく殺す心算なのかーーー」とさえ思っていたのである。

 これも余談で申し訳ないが、北京5輪の時には不振に陥った選手を使い続けて屈辱の4位になって批判を浴びた星野監督の例があったことからすると、最後に「最高の結果を出したイチロー」それを支えた原監督に感謝したい。そして、不振のイチローに代わって終始奮闘した他の選手にも感謝の賛辞を送る。パチパチ(これ拍手)!!

no.156 小沢一郎民主党代表の正体は?         2009.3.16

 小沢一郎民主党代表の第1秘書が西松建設からの違法献金容疑で逮捕され、取調べを東京地検特捜部から、先ごろ受けている。これについて当の小沢氏は「衆議選が取りざたされている時の異例の捜査は不公正な権力行使」だと言って特捜部を批判し、自分自身「何らやましい事やっていない、全てオープンにしている」と述べ、世間を騒がしていることに一言の「おわび」が無かった。しかし、連日の取調べの報道や民主党内部からの批判も有ってか、ようやく10日に記者会見の場で「国民の皆さんに、ご迷惑、ご心配をおかけした」と言って謝罪した。
 ここで、小沢氏の生い立ちを少し述べてみよう。岩手県出身、父は衆議院議員小沢佐重喜氏で吉田茂元首相の側近として幾つかの大臣も勤めた人である。父の急死により当時学生だった一郎氏は地元岩手から自民党として立候補し、27歳の若さで衆議院議員となるのである。その当時の党幹事長が田中角栄氏であり、彼の下で政治や金集め(?)の薫陶を受けるのである。ロッキード疑獄では終始擁護に勤め、全裁判を傍聴するなど、言うならば特捜部の手の内を勉強するのである。
 この時の勉強で、竹下元首相でのリクルート事件、そして金丸自民党副総裁の佐川急便の違法献金・脱税事件などを通して一郎氏は、如何にして献金を誤魔化すか(?)その手法を学んだと思う。
 今回の違法献金事件に関しては、検察庁の調査にも対応できる帳簿を作っていたと想像できる。そうでないことには、発覚してからの記者会見でも動揺せず落ち着いて「公正である」と言えるのであろう。民主党の代表であっても元は自民党の有力者であったからには、田中・竹下金権政治の温床を持つ政治家であることには間違いないと自分は思っている。
 今回の違法献金事件の行く末は予断できないので、この件はここまで。
 もう一つの事件と言うより事柄は、小沢代表が先日(2月24日)記者団に話した事柄である。それは、在日米軍再編に関して「米国もこの時代に前線に部隊を置いておく意味はあまりない。軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分だ」と述べ、将来的に日本に駐留する米軍は海軍関係(第7艦隊)だけで十分との認識を明らかにし、さらに、「あとは日本が自らの安全保障と極東での役割をしっかり担っていくことで話がつくと思う」とし、政権交代した場合、国連活動への協力などを通じて在日米軍基地の整理、縮小に取り組む考えも示唆したのである。これは民主党の路線に離脱するような、自衛隊の軍備増強になる話なのである。また、在日米軍は日本のみならず、極東アジアの安全も背負っていたことを小沢さんは認識しているのだろうかと疑いたくなるのだ。単に日本のみならず極東アジアの安全も自衛隊が受け持つつもりなら、近隣諸国特に中国・韓国・台湾が黙っていないだろう。

 最後にもう一つ、これはお笑い種で済ませたいが、小沢さんが発言した(?)「済州島買っちまえ」発言である。最近韓国資本による長崎県・対馬の不動産買い占めに対抗して、前連合会長の笹森清氏に「今、円高だから(韓国領で観光地として知られる)済州島を買っちまえ」と述べたと言うのである。
 本人は言っていないと否定しているが、前述のように錬金術に長けた人ゆえに、銭儲け出来ると踏んだのかなぁー!

 麻生首相も失言が多いが、小沢代表はそれ以上に問題児だと自分は思う。

no.155 中川前財務・金融相の酒飲み大醜態!       2009.3.1

 ローマで開かれたG7の後の記者会見で「もうろうーへロへロ」の体たらくで、応答ちぐはぐがテレビに報道され、非難を受けた同大臣が辞任したのはご存知のとおり。
 同大臣の一連の行動を追ってみると、13日の昼出発した飛行機の機内では風邪をこじらせていることから風邪薬を飲み、酒も飲んでいたようである。13時間のフライトの後、ローマに着きアメリカの財務長官と会談、その後のG7の夕食会に出席し、問題なく(?)業務をこなしていたらしい。その後は同行した男性記者達と飲み食いして、睡眠薬を飲んでお休みになったらしい。
 翌日、朝8時過ぎから始まった本番のG7会合では日銀の白川総裁の補助も有ってか、無難にこなすが、顔の表情からすると体調がすぐれない(深酒でアル中?)様子だったらしい。その後、G7の昼食会があり出席して「問題のワイン」をいただくが、「口につける程度」だったと財務省側近では言っている。同氏、何を思ったのか途中退席して宿泊先のホテルに戻ってしまうのである。
 公式の場からの脱出(?)に、財務関係者は面食らったが、その後ホテルのレストランで財務省高官や取材同行していた女性記者・現地通訳らと会食をしたのである(この女性記者、気の毒で会社の職員名簿から消え去られるーー何故なら要らぬ憶測出るから?)。ここでは「赤ワイン」を注文するが「口につけた」程度だったと出席者は言う。
 この後、ホテル内でロシアの財務相と会談しているが、若干の言動の不安定さがあったと言われる。 このあと、部屋に戻り財務省幹部と打合せしたが、「酒を飲むことはなかった」と中川氏は言っている(そんなはずがないと拙者は思うがーー)。しかし、その直後の記者会見の前までは「ろれつが回らない」状況であったらしい。不思議なのは、この大臣の体調を見ているはずの財務省関係者は、このような大臣を何故記者会見させたのか?と疑問がわく。財務省は「G7と言う世界が注目する会合であり、すでに会見の時間がセットされており、欠席させればよかったと言うのは後知恵で、到底出来る状態(会見欠席)ではなかった」と、その状況の言い訳をしている。(聞くほうの記者達も大臣の体調を問うことも無かった、これも不思議ーー!)
 さて、この辺が、日本国内ではいろいろ物議をかもしている、反麻生派が同大臣が「郵政見直し」を言っていることから罷免する状況と作ったとか、ワインに強い睡眠薬を入れて眠らせたとか?これらは全て筆者の「推測たわ言」として見ていただきたい−−−根拠なぁーい!
 さてさて、おまけに、「メロメロ」会見した同大臣、趣味人行動を起こし、バチカン博物館を視察し(公務の一環だから視察らしい?)、ふらつきながら見て周り美術品の周囲枠を乗り越えたり、美術品に触れてはいけないのにさわったりして問題を起こしているのである。当然お一人でなく、財務省関係者、現地大使館館員らを伴っているのだ。

 この大臣の大醜態は、全世界に東京発ニュースとして報じられ、笑いものにされたことは言うまでも無い。

no.154 軍備増強して経済に刺激を!             2009.2.16

 先の日本の国防白書によれば、中国の2008年度の国防予算は約4,099億元(1元=15円で換算すると約6兆1,491億円となる)、前年度比17.7%の増加と発表している。中国の公表する国防費には、戦略部隊(核・ミサイル)、海外からの兵器調達、軍事関連の研究開発、準軍隊の費用が公表の国防費に含まれていないと指摘されており、これらを含めると公表国防費の2〜3倍の軍事費であると言われている。日本の自衛隊関係の2008年度の予算は、約4兆8000億円で中国と大きな差が出ておる。
 日中に差がある中で、中国のミサイル(大陸弾道弾、核の搭載は別にして?)の幾つかは日本に照準を当てているのは周知の事実。中国ばかりで無く、ロシア、北朝鮮、そしてアメリカさえも報復のために日本へ照準しているらしい。また、巡航ミサイルは中国、北朝鮮、韓国、ロシア、台湾という日本を取り巻くアジア諸国は保有しており、日本にとっては脅威である。何故なら、日本は憲法9条の定義からそれらの兵器(大陸弾道ミサイル、巡航ミサイルなど)を持てないから無防備なのである。
 平和主義で居れば安全だと言うのは「ウソ」であり、相手と同等の力を持つことで均衡が保たれ、相手も注意することになって平和なのである。
 その日本にとって最も脅威である中国が最高の兵器「空母」を建造しているとのニュースもあり、一段と軍備のバランスが崩れてくる。何故なら先ほどの憲法で日本は空母が持てないのであるからーーー。アメリカ空母は台湾へ寄航するのをアジアの安全のためにと常駐化しているから、益々緊張度が増す?
 また、いずれか近いうちに北朝鮮も中国に刺激されて「空母」を持つことになるだろう。もう少し「空母」を調べると、保有する国はアメリカ(11隻)、イギリス(3隻)、イタリヤ(2隻)、そしてフランス、ロシアが各1隻となっており、僅かな国が持っているだけに中国が持つことは、世界の軍事力に大きな影響を与えるのだ。
 このような状況の中で、日本が自衛のみにこだわった防衛軍備では大きな差があり、小国になってしまい、近海で起きている領土侵犯に対し、強い行動に出れず、相手側に負けている状況から(?)から、脱皮しなければいけない。

 そこで、低迷する経済不況の中、刺激を与えて生産活動を浮上させなければならない。そのためには、軍事費を大幅にアップさせて、新型兵器の開発・増強をすすめ、産業界の技術開発・生産を進める方策を拙者は夢見たい。兵器の中では、今自動車産業が苦しんでいることから、新型兵器車両へ大幅更新・増強など、また、当然、自衛官の増強も進め、若い人たちの雇用を計れば、失業対策にもなり、一石二鳥だと思うのだ。

 100年に一度あるかないかの金融恐慌そして経済不況を乗り越えるには、少々の荒っぽさが必要だ。


no.153 大相撲を一刀両断する!             2009.2.1

 オバマ大統領、就任して10日過ぎた。劇的な変化(?)を期待していた拙者には、誰がアメリカ大統領になっても、直ぐには大きく変えることが困難な経済不況の深刻さを思うのだ。日本の内政を見ると定額給付金で騒いでいた国会議員やマスコミも、法案が通り拍子抜けの状態。
 この「竜のたわ言」もそれらを問うのを止めて、またまた大相撲を話題にする。
 前評判が悪かった朝青龍が、横綱の品格はそっちのけで土俵を睨み付けてのガンバリ(?)で賜杯をものにした。優勝の瞬間をテレビで見ていた武蔵川理事長は「すごいとしか言えない」と、うなっていたと報じている。しかし、直後の朝青龍の〈ガッツポーズ〉に対し、何らコメントしなかったようである。横綱審議委員会の偉い人(?)までも優勝に興奮して褒め称えるぐらいだった。
 だが、一夜明けてマスコミや一部のファンが取り上げたのや、開かれた横綱審議委員会で他の委員から〈ガッツポーズ〉を問題する意見が出た事から、親方を通じて注意することになった。本人はマスコミに隠れてモンゴルに一時帰国してしまっているのだ。当然、千秋楽からこの対応は迫れたはずなのに、理事長も含めて朝青龍の復活?に興奮していた体たらくさとしか思えない。
 拙者が言いたいのは、「勝てばいい」「勝てば何でも許される」という気風が今の日本の相撲界に潮流にあることに問題である。土俵上で横綱が相手を鬼の形相でにらみつける、勝負が決まったのにダメ押しをする、到底横綱らしくない振る舞い、横綱として相撲力士のトップに立つ風格・品格に欠けることは明らか。
 これらのことは朝青龍個人の問題でなく、そのような状況を作り出している相撲協会に問題あり。
 拙者の仲間が曰く、天皇賜杯を手にしている外人に国歌斉唱「君が代」を行うのはおかしい!モンゴル国歌で優勝を称えるべきだとーーー。
 実は、今回これを言いたかったのである。スポーツのグローバル化で相撲も外人を許して来たならば、彼らに日本が古来から大事にしていた相撲道を求めるのは止めなくてはいけない。それが嫌ならば相撲鎖国にして、日本人だけの国技としての相撲を続けるかである。 中途半端な対応で行っているから問題が起こるのだ。
 さらに言いたいのは、外人の相撲取り(彼らはゼニ儲け口として相撲を見ている)を続けるならば、天皇から頂いた賜杯(天皇から賜杯を頂いた経緯は、優勝者に対して国民に代わって、その努力・鍛錬に応えたものであり、当然、日本人受賞者を意識しての賜杯だろう)を返上し、国技名も返上し、格闘技として行い、優勝者にはその国の国旗掲揚・国歌演奏を、とオバマ流の変革をしなければならないだろう。
 そのような状況になれば、今のように公共放送のNHKが実況放送することは無いだろう?

 だが、日本人が精神的に持つ武士道−相撲道を捨て切れない内は、外人とっては、相撲はゼニにはなるけど、嫌な重荷だろうなぁー。拙者は同情はしないよ!絶対に!

 −追記−
 30日、十両力士若麒麟大麻所持で逮捕ニュース。何て言たって親方のゼニ儲け主義が弟子放任に走る。救い難し!。モンゴルから再入国した横綱、騒動知らず。あぁー天皇から戴く賜杯が泣く!

no.152 「年越し派遣村」の実態は?              2009.1.16

 暮れからこの正月のかけて、新聞・テレビなどのマスコミに取り上げられた話題に「年越し派遣村」のニュースがある。アメリカ発の金融恐慌(?)による「経済活動の悪化」から企業の生産縮小によって雇用を打ち切られ、解雇された人がその寮・宿舎を追われて行くところ無く、東京・日比谷公園に群がるようになったことから、ボランティア団体(NPO)や労働組合などが支援して炊き出し・相談などを行ったのである。多いときは400人を超える人たちが集まってきたと報じた。中には、ここ東京に来れば食に有り付けるとして地方からの上京組も居たとの事。各地の自治体も職を失った人たちに自治体の臨時職員として雇ったり、公営の泊まる場所を暫定的に提供したりする対策が起きている。
 ここから先は拙者の偏見での見方であり、まともでないことを付け加えて述べる。
 そもそも非正規労働者は、短期の雇用契約者であり派遣労働者となって企業の中に入って、正規労働者と共に働いているのだが、生産調整の調整弁としての雇用の立場である(前回述べたとおり)。今回の解雇等は予想もしていなかった経済恐慌の結果であるが、しかし、派遣労働者にとっては、雇用が継続されるのを見込んで将来を考えずに給与を使い、遊んで(?)いただろう。解雇されたら一文も無く、泊まる所も無く、食べる金も無く、日比谷公園に集まってきたとするならば、少し身勝手ではないだろうか?
非正規労働者の立場であることを踏まえて、日ごろから万が一を考えて蓄えておくべきだったのだ。この日比谷公園に集まってき来た人たちの中には、前からの生活困窮者やホームレスの人も混じっているのだからややこしい。
 総務省の坂本政務官の発言が大きな波紋を呼んだ。それは、「年越し派遣村、日比谷公園の情景を見るとき、これは本当なんだろうか、本当に真面目に働こうとしている人たちが、こうやって日比谷公園に集まっているのかなぁ、という気もいたしました」と言う発言であるが、彼はマスコミや他の政党の反発で、この発言を撤回して謝罪してしまった。だが、新聞ではあまり報道されていないが、インターネットでは彼の発言に同感し、擁護する人が多く寄せられているとの事実。その中では「より好みしなければ、仕事はある。 バイトはイヤ、派遣はイヤ、終身雇用がいいなど言って働かない人を支援する必要があるのでしょうか?」と言う意見もあった。全く拙者も同感だ。
この非正規労働者を作り出す「労働者派遣法」が悪いのだと言って、それを作った国に己の立場をすり替えて泊まる場所・食の対策を求めるのは、如何なものか?
 真面目に働いている人からすると、全く無責任な人たちであり、「自分で努力しない」その日暮らしの人だと言わざるを得ない。

 最後に、そのような人たちが居るのに、自治体は何故支援するのか?拙者には理解することが出来ない。多分、そんな費用の金は国からの補助金を騙し、裏金としてプールしてあった隠し金だろうと疑いたくなる。

no.151 出稼ぎ外国人労働者は一時帰国しては?       2009.1.1

 深刻な経済不況になりつつある中で、自動車・電子機器業界に生産調整、雇用調整が進み派遣労働者の契約打ち切りがマスコミで報道されている。政府も不況対策の施策を講じようとしている。 アメリカに端を発した金融不安、それから生じた経済不況は全世界を巻き込んでいる。我が国においても花形産業であった自動車生産、そのトップであるトヨタ自動車も例外でなく今期赤字決算になる見通しだと会社発表している。
 前記の自動車・電子機器業界は、多くの非正規労働者を雇い、生産の調整弁として契約していたが、景気の良いときには再雇用・継続で雇い続け、働く派遣労働者側も不安なく働き、派遣元の会社も、例えば「トヨタが駄目になるはずが無いーーートヨタが駄目になる時は日本が潰れる時」だから絶対に雇用は安心だと言って派遣していただろうと想像する。
 しかし、事態は一変し派遣契約を打ち切る状況が続出しているのだ。拙者が気に食わないのは派遣元は派遣先から入る額の30%以上ひどいところだと半分近くをピンハネしている状況の中で今回の派遣打ち切りに、なんら対策せずにいることだ。

 タイトルの話題にしよう。
 ブラジル・ペルーからの日系人(2世、3世、最近では4・5世?で証明書あればOK?)に対しては、日本が移民で世話になったこと(?)、日系2世に対し厚遇した結果、日本への出稼ぎ労働者として多くの日系人(?)が来ており、それも大部分が非正規労働者(臨時的な雇用形態の人、例えば季節雇用、契約社員、派遣社員、嘱託雇用、パート、アルバイト等)なのである。この人たちが住む市や町では、言語や生活態度の違いで地元住民との摩擦を起こしている。また、彼らの一部の中には犯罪に起こしているような様である。不況による契約打ち切りは彼らも例外ではない。
 拙者は決して彼らを排斥しようとは思っていないが、日本人の雇用対策をしてからの後、彼らの面倒を見る。その間は、本国に一時帰国してもらう。彼らの中には、日本で稼いだ金は本国では大金になり、数年の食い扶持となると聞いている。

 そのような中で、帰国費用の無い人には日本政府が立て替えてやり、かつ当分の生活費も支給してあげる。数年先、不況から立ち上がった時には、再度日本で働いてもらうーーーこんな考えは身勝手過ぎるかなぁー!

 −追記−
暮れの新聞報道によると、一部の日系人たちは職を失い、雇用の当ての無いことから、片道切符で(往復切符が買えない、日本へ戻れる予定が無いなどから?)故郷へ帰るのが多くなったと報じている。

no.150 麻生内閣を駄目にするのはマスコミだ!       2008.12.16

 某新聞は、12月初め、各報道機関が行った世論調査によると、「麻生内閣支持率」が20%台に急落したと報じ、そしてあたかも麻生内閣が末期状態であるかのように煽っている。拙者が購読している「某新聞」は、ひどく、内閣いじめを公然とやっている。「某新聞」、もともとアンチ保守の旗頭であるが、例えば読売(申し訳ない)だとかなり政府側に好意的な社説・論文を書いているので、嫌ならばそちらに移れば良いのだがーーー。各マスコミの中で、新聞はまだまだ広く国民に読まれているから、その記事は世論を動かすことにもなるので、その報道には中立もしくは体制是認(?)でないといけないと思うのが拙者の持論。公正中立で単なる「状況報道」では寂しいが、体制が左右されるような、国民をある方向に誘導する主張は許されないと思う。
 米国の金融破たんから生じた世界的な規模での不況が始まりつつある中で、日本も例外でなく不況、雇用不安が進む中で、経済危機を克服するような景気対策を実行して行かなければならない。民主党は「衆議院解散」ばかりを叫んでいるが、今の状況は内閣が変わったからと言って世界情勢が変わるわけでなーい。ここは麻生首相、しっかりと腹を据えて取り組んでもらい、一段落した来年の春以降、任期間際で解散すれば良いのではないかと思うのだがーーー!
 麻生首相、不用意な言葉出たりして、もう少し慎重な発言をしたらと思うのだが、それを封じたら麻生さんの持ち味がなくなってしまうかも知れない。
 世論調査で苦言を呈したいのは、誘導尋問的な世論調査である。不特定多数の無作為での電話調査らしいが、拙者などこのかた一度も調査を受けたことが無い。多分、拙者の電話番号はNTTに登録されていないからだと妬かんでいるが? わき道にそれるが、今の若い夫婦などは固定電話を持たずに携帯電話で用を足しているご時世であるから、例の電話調査も偏って当てにならないと見ている。
 調査項目に、「誰を首相にしたいか?」があり、小沢民主党首が麻生首相を抜いたと、これも報じられているが、益々、麻生さんの支持率低落に輪を掛けるような調査だと思う。

 経済が低迷し、派遣社員の契約破棄、自動車、電気・電子機器等の減産、それらから来る失業・税収入の落ち込みーーーなどなど対策しなければならないことが多々ある。野党である民主党など、何故この非常事態に協力できないのだろうか?マスコミも然りと、拙者の独断偏見で訴えたい。

no.149 生活支援定額給付金の怪!       2008.12.1

 政府・与党の緊急追加経済対策の目玉として定額給付金なるものが出てきた。
 これって、先の選挙で公明党が公約として上げていた「定額減税」が発端なんです。公明党の案では前回(1998年2月)実施された定額減税がモデルになっており、前回も2兆円の規模でしたから、今回も2兆円というわけなんです。
 公明党と組んでいる政府・自民党としては、この公約を無視できず、直ぐに国民に給付できる形の「定額給付金」に落ち着いたのである。そして、年内支給と言われたのであるが、政争の道具となってしまい、来年早々の通常国会に追加経済政策として上げるようである。
 では、この「定額給付金」なのであるが、当初からつまずいているのが、所得制限。前代未聞の「受け取り辞退」を促すことであったが、結局、所得制限は自治体任せになり、制限を設ける場合は、額面2000万円以上=手取り1800万円以上に辞退を促すことになりそうである。ところが、支給の窓口になる市町村の自治体は、窓口での仕事が煩雑になる、地域差が出るなどから、所得制限を設けない方針としている。
 けれど、「受け取り辞退」を促すことは生きているのだから、実際、国税庁の民間給与実態統計調査によると、年収2000万円超は22万2000人いるらしい。このうち何人が辞退するのか?
 今、予想されるのは国会議員、自治体の首長・議員、有名会社の社長・重役、有名人(特にテレビによく出るタレント)などが辞退することになりそう?。辞退と言っても申請しないことを言う。
では、なぜ辞退するのだろうか?ーと言うと、金は欲しいけれどーーー後で受け取ったといってテレビで叩かれるのが嫌でーーーと言う事____いゃいゃー彼らには小銭しか思えないのが本音だろう。
 この「定額給付金」の効果であるが、世論調査によれば大半が預金に回ってしまい(銀行口座に振り込まれるらしいからーーー)、実際の消費につながり経済効果となるのは僅かと予想されるのだ。では、何故こんな税金の無駄使いをするのかと言うと、言わずと知れた政府・自民党の選挙対策のバラマキなのである。その結果返ってくるのが「消費税のアップ」なのだ。

小生は65歳以上なので、2万円の「定額給付金」になるのだが、これと引き換えの増税では、絶対反対だ!!

今からでも遅くないよ麻生首相さん! 勇気ある行動でこの「定額給付金」を撤回しては!!

no.148 田母神俊雄前航空幕僚長という人物は!       2008.11.16

 参院外交防衛委員会は今月(11月)11日、歴史認識をめぐり、政府見解と異なる内容を含む論文を発表したとして更迭された田母神俊雄前航空幕僚長を参考人招致し、質疑を行った。
 その中で、田母神前航空幕僚長は、「(過去の侵略を謝罪した)村山談話は、具体的にどの場面が侵略とか、まったく言っていない。村山談話の見解と違ったものを書いたとは思っていない」と語り、さらに同氏は、自ら辞職しなかった理由について「自衛官にも言論の自由は認められるべきで、制約されるかどうか(懲戒手続きで)審理した方がはっきりすると考えた」と述べるなど、政府や国民に物議をかもした事への反省や謝罪は一切なかったのである(諸外国からは早めに更迭したことで、非難は軽微に終わった)。結果は、出席した田母神前航空幕僚長は、持論を展開する場を得たとした態度であり、質問する側に挑戦的な態度すらあった。同委員会はこのような状況になるのを察してか(?)、NHKによるテレビ中継を止めていた。
 では何故、田母神前航空幕僚長を参考人として呼び、何ら収穫も無い問答となり、田母神前航空幕僚長を喜ばせただけの結果であるのか、そもそも与野党が逆転している参議院であるから、民主党は、この材料で麻生内閣を追及し、来る総選挙を有利にしようとしただけである。
 しかし、田母神前航空幕僚長を呼んで分かったことは、航空自衛隊のトップに、ふさわしい人物でなかったことだ(何が悪いのか、それは誰が何と言おうと、先の戦争は時の内閣と軍部が仕掛けた国乗っ取りの侵略戦争であったことは明白であり、航空自衛隊トップの田母神前航空幕僚長が公然とそれを否定したのは良くない。過去の歴史認識に欠けていると言わざるを得ないし、言論の自由にトップとしての制限もあることへの自覚・配慮・バランス感覚の欠如ーーーなどなどトップにふさわしくない。)ーーー任命したのは安倍内閣の時であったらしいが、年功序列での昇格?
 この田母神氏、以前から問題児で「東大での講演」、「航空自衛隊によるイラクでの活動の一部を違憲とした判決にーそんなの関係ねえー  発言」、「日本の核武装の必要性」など発言しており、異端児であったのである。
ただ、少し容認したいのは、45000人の隊員を率いるトップであるので、隊員の戦争意識(有事の)や、殺し合いの正当性を説くなど士気を高める指導教育は必要だろうと拙者は思う。
これが行き過ぎて現国家(政府)の存在が邪魔になり武装した反乱を起こしてもらっては困る。そのために文民統制で最高指揮(首相それに防衛大臣)を握っているのだからーーー。

 今回の田母神問題、自衛隊の規律・教育に問題を投げかけたと考えたい。

no.147 衆議院解散 年内見送り!            2008.11.1

 麻生首相は、年内解散・総選挙を見送った。理由は世界的な金融危機への対応を最優先するために、政治の空白、対策の遅れがないようにするためだ。拙者は順当な処置だと思っているが、民主党は国民に認知されていない内閣が居座っていることに反対し、11月解散して民主党政権を作ろうと画策していた。だが、首相が常に言っているように「政局より政策。それが優先する」正に今はその通りだと拙者は思っている。民主党は、年金・健康保険の政府の落ち度を的にして、政権の奪取を狙っているのだが、まったく党利党略の考えで世界に渦巻く金融不安・株安それから起因する景気後退に目をそらし、麻生政権を潰そうとしているのだ。
 某世論調査によれば、「麻生・小沢どちらを首相にしたいか」を問うと、今のところは圧倒的に麻生さんを希望している。拙者の個人見解になってしまうのだが、麻生首相は英会話が達者のようで、アメリカやヨーロッパの政府要人とは通訳なしで意見交換が出来るようだ。
ただ、重要な公用場面では解釈の違いもあるとのことで、通訳を入れているらしい。
近来稀に見る(!)首相の器だと思っている。外人(特にアメリカ政府)と差しで話せるのが良い。少々脱線かもしれないが拙者の英会話不出来でーーー麻生さんを買っているのだ。
 小沢さんならどうだろうか?話べたであるのは致し方ないが、この難しい時期に外務省の通訳を入れての話では、対応の遅れも懸念される。
まして、官僚政治を廃しすると豪語するならばーーー?
(これからの首相は英会話が堪能な人が選ばれる要因にしないとーー)

 また、民主党幹部は11月解散を目安に、法案の審議に協力してきたが、これからは参議院の優勢をバックに国会審議を徹底抗戦すると言う、何と言うことだ! 国民を軽視した政治行動であり、国会を愚弄するものだ。

 景気後退・輸出激減・消費減少が進むと言われて行く中、党利党略をやめ、現政権を手助けし、国民の安定を目指すのが国会議員の務めでないかと、思うのだがーーー!

no.146 拉致問題を問う!            2008.10.16

 アメリカ国務省のマコーマック報道官は11日、北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除したと発表した。未申告核施設の検証を拒んだ北朝鮮に対し、6者協議の枠組み維持を最優先した米政府が譲歩し、事実上、申告した施設に限った検証計画を受け入れ、見返りに指定解除を決めた。また、拉致問題が進展しない状況での解除には問題があるとして、日本政府はアメリカに猶予を呈していたが、無視された状況である。

(今さらであるが、北朝鮮がテロ支援国家に指定されたのは、例の大韓航空機爆破事件である。1987年11月29日に北朝鮮の工作員2人がバグダッド発ソウル行きの大韓航空機に仕掛けた爆発物がアンダマン海上空で爆発し、乗客乗員115人全員が死亡したことを受け、米国は1988年1月20日に北朝鮮をテロ支援国家に指定したのである。)
 拉致問題、その解決にアメリカの力を借りようとして被害者共々アメリカ詣でいたすが、任期末期のブッシュ政権、大きな金融危機の渦中にある現在の米国では、北朝鮮問題は一般の関心事にはなっていない。そこをブッシュ政権は、誰もが経済危機に目を奪われているタイミングを利用し、北朝鮮政策の歴史的な転換を実行したのである。コケにされたのは我が日本、6者協議の中でも拉致で異端視され、無視されている。韓国は解除に賛成し、北朝鮮復興に手を貸し国益を上げようとしている。アメリカさえ、サブプライム問題で冷え込んでいる産業界の復活に「北朝鮮特需」を狙っているのだ。
 確かに、この後も北朝鮮は信用に置けない、駆け引きに秀でた悪知恵で、核兵器の拡散に手を貸し外国に売り払う懸念は十分あり(今までも売っていた!)、また、ミサイルを発射して周辺国・日本を威嚇し、そしてアメリカさえ恐怖に陥れているのだ。
 このような北朝鮮の中で、拉致問題解決ばかりを言っている日本で良いのだろうか?
以下、「竜のたわ言」として暴論を吐くことになるがご容赦願い無視してほしい。

 拉致は国家の戦争では当たり前の出来事である、北朝鮮とは第2次世界大戦の後処理を完全に終えてなく、戦争状態が続いていると見ていいのだ。戦争では国民は国家のために被害を受けるが致し方のない事としている。拉致された家族にとっては大変な苦しみであろうが、10数人のために国家の大事を誤ってはいけない。私は拉致は過去のものとしなければいけないと思うーーー忘れること!
 北朝鮮は危険な国かもしれない。しかし、他の国(中国、ロシア、韓国、アメリカ)が復興に手を貸し、自国の利権を得ようとしている最中、日本だけが損をしてはいけない。今、株安・金融不安があって、底冷えする産業を少しでも良くする方向を執るのが、国の外交政策であろう。

 拉致問題から目を逸らし、北朝鮮との友好を図ることが国益になるのでなかろうか?

no.145 小泉元首相の引退!            2008.10.1

 小泉元首相は引退を表明した。
 拙者は、小泉元首相の政治に対して、この場で何度か取り上げ、批判ばかりしていた。
小泉元首相の功罪といえば、言うも知れた「郵政改革」である。巨大な資金を持つ郵便貯金を目の敵にして民営化・構造改革という錦の旗で郵便局をつぶしてしまった。
 郵政改革を旗印にした衆議院総選挙では、反対した自民党議員を除名して対立候補を立て、いわゆる「刺客」を差し向けるなどして、選挙では圧勝した。
 しかし、その後の参議院選挙では(このときは安倍首相であるが)、このしこりがあってか?(惨敗の第一要因は年金問題)、自民党は惨敗し参議院の第1党を民主党に盗られてしまった。そして今も続く「ねじれ国会」、何一つ満足に審議できない状況を作り出してしまっているのだ。
 言うならば、郵政改革はしたけれど「自民党をぶっ壊す」と言って「格好いいことを言って」民衆を惹きつけ、自民党を延命させたといわれるが、今の現実を見ると日本の政治を停滞させる元を作ったと言わざるを得ない。
 そして、構造改革 ー国家の歳出を削減した結果、格差拡大が広がり、ひいては企業の派遣社員による雇用が広がり、若者の安定した職場が少なくなってしまった。地方では貧困の差、事業の縮小で地方自治体が苦しむ結果となる。その時期に作成されたのが「医療保険改革」であり「後期高齢者」と言う馬鹿げた言葉が作られたのである。
 良いこともあったかもしれない、それは郵政と同じように「道路公団民営化」であり、採算が取れない道路は作らないということだったのであるがーーー現実はどうか?
また、銀行の不良債権にも取り組み銀行のリストラを実行した。その結果は銀行は安定し、今では、アメリカのサブプライムによる金融不安に対し、資本提供・買収などができる力を持つようになったのである。
 その小泉元首相、首相を辞めたときに引退するつもりであったらしが、時機を逸して。中曽根・宮沢さん達に引退の引導を渡したことからすれば当然だろうが、小泉元首相・今66歳の年齢からするとまだ引退は早い感じがするのだが、先の総裁選挙で押した小池氏が3位であったことから、政治の表舞台に興味を無くした様だ。引け際を考えた「男の美学」と思ったのであろう。

 しかし、後がいただけない。自分の後継に次男を決めたらしい。これだと政治家の世襲制を地に行くものだ。構造改革者として自負するならば、いただけない話だ。
 「男の美学」に傷をつけることよ!

no.144 銭儲けに「良心」は要らない!         2008.9.16

 農薬などに汚染された事故米を「工業用」として国から安く買い、それを偽って「食用」に転売し、大きな利益を上げていた米販売会社「三笠フーズ」が、今、新聞紙上で大きな社会問題を起こしている。「食用」として転売した米は、一部は保育園や老人ホームの食べ物として利用されたようであるが、その時の関係省庁が「この程度のものを長期に食べていても体には影響しないーーー」と公言したことには驚くしかない。
 確かにそうであろうが、国が汚染米の基準を設け、食用にはならないとして「工業用(のりの原材料)」として売り払った後、その米がどのように処分されて行ったか、出先機関が買った会社の現地に立ち入りしながら、「食」に転売した実態を見抜けなかった事実は、到底許されるものでない。
 ある事務次官が「それは買った側の責任でとーーー」と自分たちの責任を回避するような発言して、町村官房長官から呼びつけられ、叱責されたようであるがーーー、情けない話である。
 悲惨なのは、酒造会社であろう。「三笠フーズ」から2〜3の米卸会社・転売を経て購入した「米」を材料として焼酎の原酒を作っていた会社、「不正米」だと分かって自主回収に迫られ、回収した中には該当しない酒までが戻ると言う悲惨な目に遭っている。会社の風評が招いたわけであるがーーー恐ろしいことである。まだ、酒造会社の倒産は出てないようであるが、回収が多くなればそのような事態も懸念される。
 このような事態を招いた「三笠フーズ」、当初は、「しっかりと検査して良い物だけを出荷している」と社長は言っていたが、現場の担当者に言わせると「いいかげんな検査をしてーーー」。彼らには「良心」は無いのだろうか?
 「工業用」を「食用」に偽装して「銭儲け」して、それで「良心の呵責」は無いのだろうか?
北海道の「白い恋人」・伊勢の「赤福」・大阪の料理店「吉兆」などに見られる、「売りの食べ物」に対する「良心」、それが欠けて起きているのだ。銭儲けができれば「悪事」を働くことに何の「後ろめたさ」を感じない経営者が多いことを裏付けている。

 政治も然り、自分のご都合で首相をお辞めになるケースが二度も続いている。日本の国を、国民の生活を良くするつもりで首相になられたのであるから、もう少し努力する必要があったのではなかろうか?「自民党の衰退を考えての決断だと言うがーーー」庶民には分からないことだ。

 夕食時にアルコールを嗜むのを最大の楽しみにしている拙者であるが、飲んでいる「焼酎」が今回の酒造会社の物でないので、ほっとしている。また、つまみも「あられ」(偽装された『もち米』で作っている)が好きであるが、こちらの方は気にしないことにした。
 何故かと言うと、この程度ではーーー?   考えが甘い!

no.143 認知症は怖い!         2008.9.1

 数日前の新聞誌上で、「鉄の女」の異名で知られたマーガレット・サッチャー英元首相(82)が認知症を患っていることが報じられた。
 英メディアによると、サッチャー元首相の長女キャロルさんが、近く出版される回想録で00年から認知症の症状が始まっていたことを明らかにしている。
キャロルさんは自著で「吸い取り紙の脳」のようだったサッチャー元首相の記憶力が8年前から急速に衰え、「同じことを何度も尋ねるようになった」と述べているという。
 サッチャー氏は79年から90年まで英国初の女性首相として保守党政権を率い、82年、アルゼンチンとのフォークランド紛争で英軍をすぐに派遣し勝利し、支持率が7割に上ったと言う実績を持ち、信念の強い女性であった。そして、大国イギリスを復活させ、世界でも有数の競争力のある国家に生まれ変わらせた功績は大きい。
一種のカリスマ性をもち、12回もサミットに出席した経験を持ち、堂々として決して他の首脳陣に引けを取らなかった。本当に大舞台の似合う女性首相だったと思う。
人生の黄昏期を迎え、1つの時代を飾った鉄の女も認知症ということで、やはり老いには勝てなかったということか、とても残念と言わざるを得ない。やはり、サッチャー元首相と共に活躍した米国のロナルド・レーガン元大統領も同じような認知症になって最後はそのために・・亡くなったらしい?。
 サッチャー元首相が公の場に出たのは、昨年9月にロンドンの首相官邸でブラウン英首相と会談(招かれて昼食をした)したのが最後のようである。この時、労働党党首のブラウン首相はかつての政敵だったサッチャー女史を「信念の政治家だ」と称えたそうである(この時点で、もう認知症だったことをブラウン首相は、知っていたのだろう?)
 これから先、サッチャー女史にとって、静かな安らぎで包まれる日々でありますように願うしかないのである。
 言い換えれば、認知症に効く特効薬は、未だ世界には無いのが現実、怖いの一言に過ぎる。

(付け足し)
認知症とは、「脳や身体の疾患を原因として、記憶・判断力などの障害がおこり、普通の社会生活が送れなくなった状態」と定義されている。

no.142 有名人の引退潮時を誤ると!         2008.8.16

 今、北京五輪大会ま最中である。大会2日目、日本女子柔道期待の谷亮子選手は銅に終わった。拙者の試合前の感じと言うより、4月の全日本選抜体重別選手権で若手の山岸絵美に完敗したが、過去の実績から五輪選手に選ばれた経緯であって、谷選手は主婦業で練習不足があり、とても五輪で連覇は難しいのではないかと思っていた。
 試合は準決勝で谷の積極性不足で「指導」ポイントを取られ惜敗してしまったが、3位決定戦で1本勝ちして日本今大会初のメタルを得たのである。
 彼女の今までの奮闘を労いたいのであるが、拙者の「竜のたわ言」流で言うならば、「銅メタルを取るために五輪に送ったのではない」と言うことだ。選手選考会では、スポーツの世界、特に五輪では何が起こるのか分らないことだから、過去に実績のあるベテラン選手を送ったのであろうが(トヨタの援助が欲しいから?)、4月の敗戦のときに、もう勝負は分かっていたような感じがする。
 もう一つ、言いにくいこと言うならば、彼女は五輪試合の後の会見で「これからは主婦がしたい。ーーー略」と言ったようであるが、不謹慎な言葉である。何故なら、国民の税金を使って五輪に参加しているのである。引退を表明させるために、中国まで行かせたのでないのである。後で「皆と相談してーーー」と言い訳した。
 プロで自分のお金で参加し、賞金を稼いでいるならば、何を言おうと勝手であるが、アマの世界で国費で行く時には、それなりの気配りが必要であろう。(最近の五輪では、プロの選手も参加できる種目もあるので複雑?)

 タイトルにあるように有名人(スポーツ以外でも)が引退する潮時を失い、惨めな悲哀を感じさせる場面を多々見る時がある。今回の件、これも「竜のたわ言」流でいうならば、谷選手、4月の敗戦の時に後輩に譲るとして五輪選手になることを断っておけば(本人は自分の衰えなり、弱さを感じているだろうがーーー周囲が許さない事情もある?)、「惜しまれる引退?」となって、その後の道にそれなりの優遇が期待されたと思うのだがーーー!

これ、五輪、高校野球に新聞を取られ、見るべき記事が無いと嘆く「老人のたわ言」で済ませたい。

(追記 記事完成後だから)
女子マラソンの野口みずき選手は、足のケガで思案に末、五輪欠場となった。これは本人にとっては、悔やまれることだろうが、見る方(応援する)にとっては無理に出場して途中棄権するような無様な姿を見るより、今の判断に敬服し、今後に期待して行きたいと、日本国民全てがそう思っているだろう。

no.141 大相撲名古屋場所の不思議!         2008.8.1

 名古屋場所(7月場所と言うらしい)は7月27日、白鵬の全勝優勝で幕を閉じた。
拙者にとって面白くないこと(?)は、昨年同場所で起きた「時津風部屋での若手力士の暴力死」に対して、今年も相変わらずに同時津風部屋は、犬山成田山を宿舎とし稽古場を開いたことである。
 成田山には時津風部屋の旗が立ち、あの暴力事件が忘れられたような印象を持った。稽古場の初日には亡くなった力士の一周忌法要を営んだようであるがーーー。
 だが、本当に時津風部屋が若手力士の死を悼むなら、せめて、今場所ぐらいは犬山に陣を張るのを遠慮して欲しかった。それは日本全国に犬山の悪名を行き渡らせた犬山市民に対する遠慮・礼儀でもなかったのではなかろうか?
 そう願うのは拙者だけでは無いだろう、息子の死を迎えた父親も同じ思いではなかったかと想像する。直ぐ近くに住む拙者であるが、この時津風部屋の旗・幟を見て異様に思ったので、ここに書かせていただいた。
 どうも、大相撲の世界は、昔ながらの古い考え(?)を持っている。
 先の横綱朝青龍の品位・人格問題や暴力、白鵬との土俵上での喧嘩(?)などなどに対して文部科学省(文科省)の指導を得た相撲協会は、25日に同省を訪れ、「時津風部屋新弟子死亡事件の再発防止策報告書」を提出し、その中で「理事及び監事に外部有識者を登用する」と明記した。
当初は議決権のない監事のみを入れるつもりだったらしいが、「議決権のある外部理事を入れなければ意味がない」と言う大臣の強い指導で変わったようである。
 それにしても、暴力事件から1年過ぎて対策報告する協会のやる気無ささには驚くしかない。
協会のトップ・北の湖理事長は「これからの相撲は白鵬が中心、「白鵬時代」になる」と言うたそうであるが、外人の横綱に期待するような協会理事長では駄目だー!
 生粋の大和魂を持つ日本人横綱の出現を期待しているのは、拙者だけではないだろう。

 この秋には外部理事を決めるそうであるが、協会自体の改革を進めてくれる強い理事の登場に期待したいところである。



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