HAIKU POETS |
陽 鳥 季ときを 詠 む |
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ご参加歓迎!
開催日:毎月第4日曜日
(12:00~16:00/大分市コンパルホール)
開催日:毎月第2火曜日
(13:00~15:30/長浜公民館・大分市)
~季語として創出しよう~
渕 野 陽 鳥 ふちのようちょう
1986/4自画像 |
1942年 大分県別府市に生まれる 本名・渕野純生(ふちのよしお) 信用金庫理事長、天文台館長を歴任した後、趣味に興じる 2000年 「蕗」入会・倉田紘文に師事(2014年4月終刊) 2003年 公益社団法人俳人協会会員 2006年 大分県俳句連盟事務局長(2006/4~2010/5) 2006年 日本童話祭<久留島武彦先生顕彰> 全国児童生徒俳句大会実行委員 第24回~第27回(2010/5) 2008年 第44回大分合同新聞読者文芸年間賞(倉田紘文推薦) 2009年 日本現代詩歌文学館振興会評議委員(2009/4~) 2011年 鉄輪俳句筒湯けむり散歩句碑建立(第18回年間優秀句) 2015年 「花鶏」入会・野中亮介に師事 2019年 句集「風紋」上梓(角川書店) 2021年 よみうり<西部>俳壇2020年間賞一席(野中亮介選) 2022年 長浜さやか句会幹事(2022/2~) 2023年 大分県高等学校文芸部誌コンクール選考委員 第20回~第21回 2023年 第7回全九州高等学校総合文化祭大分大会俳句分科会講師 |
陽 鳥(ようちよう)
昔々のお話になります。 洋酒メーカーのサントリー社が『純生』(じゅんなま)の銘を冠 したビールを売出しました。 私の名は純生(よしお)ですが、テレビ・コマーシャルでこの銘柄 が連日流されると、友だちから「渕野のコマーシャルだ!」と囃さ れたものです。 <サントリー・純生>のサン(Sun/太陽)を陽に トリー(Bird/鳥 )を鳥に 置き換え、さらに、大のファンであった漫画家手塚治虫の作品 「火の鳥」をイメージして、陽鳥が生まれました。 郷里の大分では、酒に酔っ払っている状態を 「ようちょう」とか「ようちょる」と言います。猪口一杯で酔うて しまう下戸の私のことでもあります。 いつしかビールの<純生>は市場から消え、代わって発泡酒の <純生>が売出されたものの、最近では店頭に見かけません。 写真は、下戸の私が記念に買った発泡酒の空き缶です。 缶の底には<賞味期限02.12 製造0204下>と記しています。 |
画 江 藤 一 弘
湯けむりのあしらひ上手春二番 陽 鳥
倉田紘文「評」二月から三月にかけて、その年初めて吹く強い風が春一番。
そのあと大陸の寒波が入り込んで来て強く吹く風が春二番。別府のゆけむ
りは上手にそれをあしらって受けとめるという。天晴れ。
鉄輪俳句筒「湯けむり散歩」(平成22年春/第71集)に選ばれた一句です。
第18回年間優秀句に推されて「俳句広場」 に句碑が建立されました。
句碑除幕/2011年5月29日・句碑の材質/玄武岩・句碑制作/鶴見石材
「蕗」主宰倉田紘文先生と私
温泉山永福寺の上の路地を入った「湯けむり散歩」コースの半ばにあり、
遠くに別府湾を望み、左手イトーピアに鉄輪俳句筒・湯けむり散歩、選
者倉田紘文句碑があり、 目の前は幾条も上がる鉄輪温泉の湯煙、広場の
下には冨士屋さんの大銀杏と珍しい多種類の椿園です。
地獄蒸し工房や蒸し湯に次ぐ新たな鉄輪の楽しい場所の誕生です。
この広場は、前鉄輪愛酎会会長の原寛孝さんが別府市に寄付された土地
を公園として整備されたものです。(平成23年3月末竣工)
第一句集「風紋」
俳誌掲載/角川「俳句」2019年6月号から抜粋
(上製本函入・丸背)
新版角川俳句大歳時記☆所載
/風紋のしがみつきたる薄氷
/病棟の注目の的燕の巣
/ショッピングモールの映る青田かな
/青簾散歩の猫が素通りす
/妻見舞ふ金魚の餌を忘れずに
/めまとひの話の中に割込みぬ
/屑鉄の如く蚯蚓の枯れてをり
/権現に参じ高きに登りけり
/卯の花の雨に朱を帯ぶ摩崖仏
/ストーブの炎が語りつづけたる
440☆BOXの読者へ謹呈
ご希望者はお届先(住所・氏名)をご記入のうえ下記宛お申し込みください。
〒870-0891 大分市荏隈町1丁目14番6号 渕野陽鳥
渕野陽鳥フォト俳句展 2021/7/11~7/22
第7回全九州高等学校総合文化祭*大分大会 2024/12/8~12/9
俳句分科会/J.COMホルトホール大分410会議室