新年を詠む


 陽 鳥  新年を詠む


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   初空に揚がれる凧に夢託し               
    初雪が正午の鐘に舞ひにけり
     パソコンの立ち上げをして初仕事
      松過ぎの巫女に不断の会釈かな
       付箋貼る葉書の戻る七日かな
   コンビニで耳掻きを買ふ二日かな
    初夢の中で初夢見てゐたり
     去年今年お国自慢の湯のけむり
      大通りその裏道の恵方かな
              砂噴き上ぐる若水の力かな
      七草や齢九十になりし母
         ぬるま湯につかつてをりぬ去年今年
          上の道下の道ある恵方かな
            初夢の中に忘れし備忘録
         ぜんまいの切れた人形女正月
    仏の座のろまでよしと父の声
    鬼の数目立つ昨今仏の座 
     初鴉空の高みを極めけり 
           成人の日の自転車の遠出かな
       福引を夫に引かせて平和かな

   掲載した俳句は、俳誌・雑誌・新聞などに掲載された中から選びました。

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