- 薪について -

平成27年9月

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◆黄色が休みです◆


薪を暖房に利用した場合の二酸化炭素排出量試算結果

薪利用、灯油利用、それぞれにかかる二酸化炭素排出量の試算は下記による。

◆灯油利用◆暖房燃料として灯油を用いた場合の一世帯当たり年間二酸化炭素排出量の試算

項目

記号

単位

数  値

出典(算定式)

CO2排出係数

A1

kg-co2/L

2.53

環境庁「総排出量算定方法ガイドライン」

年間使用量

B1

L/年
/世帯

686.2

CO2排出量

C1

kg-co2/年
/世帯

1,736

=A1×B1

発熱量

D1

kcal/L

8,900

環境庁「総排出量算定方法ガイドライン」

年間発熱量

E1

Mcal/年
/世帯

6,107

=D1×B1/1000

運搬にかかる
CO2排出単位

F1

kg-co2
/ton km

0.178

(社)日本ロジスティックシステム協会

運搬量

G1

ton

0.55

'B1×0.8(灯油比重)÷1000kg/ton

運搬距離数

H1

km

200

石油備蓄基地から日本の灯油消費地重心までの距離を想定

運搬からの
CO2排出量

M1

kg-co2

20

=F1×G1×H1

合計
CO2排出量

N1

kg-co2

1,756

=C1+M1




◆薪利用◆暖房燃料として灯油を用いた場合の一世帯当たり年間二酸化炭素排出量の試算

項目

記号

単位

数  値

出典(算定式)

CO2排出係数

A2

kg-co2/kg

1.833

注1)

年間使用量

B2

kg/年
/世帯

1,775

一世帯当たり年間灯油発熱量と同等となる使用量を設定 注2)

CO2排出量

C2

kg-co2/年
/世帯

3,254

=A2×B2

発熱量

D2

kcal/kg

3,440

福岡県地球温暖化防止活動推進センター
14.4MJ/kg/4.18605J/cal×1000

年間発熱量

E2

Mcal/年
/世帯

6,106

=D2×B2/1000

運搬にかかる
CO2排出単位

F2

kg-co2
/ton km

0.178

(社)日本ロジスティックシステム協会

運搬量

G2

ton

1.78

=B2÷1000kg/ton

運搬距離数

H2

km

1,000

任意で入力

運搬からの
CO2排出量

M2

kg-co2

316

=F2×G2×H2

合計
CO2排出量

N2

kg-co2

3,570

=C2+M2

合計
O2排出量

O2

kg-co2

316

=N2-C2
ーボンニュートラル考慮



注1) 薪の二酸化炭素排出係数は、薪重量の半分を炭素が占めるものとし、それに44(CO2分子量)/12(C分子量)を乗じて算出した。


注2) 各種ウェブサイトから一世帯当たり薪の年間使用量の実績平均を算出したところ 2.6t となった。


参1) 灯油利用にかかる二酸化炭素排出量を算定する場合、油田開発、灯油精製施設やガソリンスタンドなど流通施設の設備開発及び運営過程、原油産出国からの船舶運搬過程で発生する二酸化炭素排出量も別途考慮する必要がある。


参2) 薪利用にかかる二酸化炭素排出量を算定する場合、薪伐採、収集、小割加工、在庫管理などの設備開発及び運営過程で排出される二酸化炭素排出量も別途考慮する必要がある。


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