八尾テレマーク研究会

活動記録(第8シーズン)

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H18.6.18 第70回研究会へ向けて 「移動車HR−V搭載量向上!」
 早いもので2006年も春が来て、1年でもっとも昼間の長い季節がやってきました。
 
第8シーズンは「バーゴン樫」を坂内村「試練の谷」へ突き落とす計画から始まる予定でしたが、なかなか日程の都合が付かず、シーズン開始は早くても7月になりそうです。
 ただし前回記録を更新してから2ヶ月近く経ち、掲示板も時折『Hな書き込み』がある程度で(消すのが面倒なのでやめてほしい)、「八尾テレって活動しているの?」と疑問に思われている方も増え始めたようですので、とりあえず活動は全くしておりませんが、記録だけは更新することにいたしました。<ヲイヲイ

 今回のネタは、八尾テレ公認高速?移動車HR−V(エヴィン3号車)にキャリアBOXが搭載されたという話です。といっても新品ではなく、教祖様の車に乗っていたお古を譲り受けただけです。(^^;
 教祖様の中島飛行機製ランカスターはついに現役引退することになり、恥知らずにも南蛮(フランス)車に乗り換えるという暴挙にでたため、この箱は必要なくなったとのこと。しかしこれで神聖なスキー板を雨風にさらすことなく運べるようになりました。テレマークスキーのアピールをしながら走ることが出来なくなったのは残念なのですが(^^;

エヴィン3号改−2
 例年より残雪は多いようですので、乗鞍での夏スキーは現在の所8月の12〜14日の間で計画中です。今回は乗鞍スカイラインの方から攻めてみる予定ですが、現在情報収集中でどうなるか分かりません。だめならいつものようにエコーラインからのアタックになるでしょう。モチベーションは下がったままですが、木製ストックも入手を完了したことですし、夏の研究会が近づくまでには少しずつ上げていければと思います。

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H18.7.29 第70回研究会 「試練の谷へのご招待」
 変人「バーゴン」こと38號「樫」挺身隊員は、第69回研究会における「乗鞍林道雪壁腰落とし」の功績が認められ、聖地「伊勢」においてTOC(八尾テレマーク指導員課程)に入ることになり、その中間試験として日本ではもっとも過酷で極悪であるとの呼び声が高い「遊らんど坂内ゲレンデ(マット・スキー)場」、通称「試練の谷」でプラスノー・テレマーク技能を査定される運びとなりました。

 ところが予定日の22日、肝心の候補生「樫」が恐れをなしたのか突然逃亡、29日にようやく身柄を拘束し試練の谷へ連行したのですが、今度は教祖Jがお仕事のために欠席、仕方なく広報エヴィンが代行で中間試験の査定を実施してきました。(結果は後ほど)

雨は降ってましたが、それでも10人くらい滑りにきてました(絶対に頭がおかしいと思う)
 伊勢出発時はピーカンだった空も「試練の谷地域」に入った瞬間に暗雲が立ちこめて雨が降り出し、滑走開始前には土砂降りの本降りになりました。まるで彼の将来を暗示するかのようです。

 事前にプロテクターなど完全武装で臨むように指示していたにも関わらず、軽装で滑った「バーゴン樫」は派手に転倒して手首を擦りむき、スパッツにも穴を開けて戦意を喪失したため、査定合格は危ぶまれましたが、かろうじてチケットの4時間分を滑りきることができたので、傷を癒しに立ち寄った久瀬温泉 「白龍の湯」において、略式ながら「マット・テレ(司祭)」の称号を授与し、最終試験である「乗鞍ヒルクライム・スキー」の関門に挑むことを許しました。

試練の谷の成果
 実際、初めてブラシ・スキーをしたにしては、2本目から曲がりなりにもにテレマークターンをこなしていたので、「バーゴン樫」のテレマーク技術は大した物です。晴れてTOCを卒業し「八尾テレ司教」の称号を手にすることができるのか、それとも脱落して八尾テレの晒し者になってしまうのか、バーゴン樫君の今後の活躍に期待が高まるところです!

* マットスキー場の状況
 今年から、4時間券なるものが2500円で販売されていて「10時〜14時」「11時〜15時」の微妙な時間に滑ることができるようになりました。伊勢のような遠方から来る者にはありがたいです。この日の午前中は激しく雨が降りましたが(昼からは小雨程度)、全部で15人くらいは滑りに来ていました。(本当に何が悲しくて来られるのか不思議で仕方ありません)

試練の谷の成果
 雨には降られましたが逆に板が良く滑って(いつもより)滑りやすく、暑くもなくて良かったです。ただし、「また滑りに来たいです」という言葉は口にしたくないというか・・・、シーズンに1回が限度のような気がします。

 そう言えば、このスキー場の堤防壁面に描かれている人物の絵には一つの疑惑があります。

間違いなく踵が上がっている!
 赤の人がボーダーであることは議論の余地がないとして、緑の人の踵の辺りがアルペンスキーとしては妙に不自然です。そうです彼はテレマーカーなのです!間違いありません。ということはここはテレマーク・スキー場!?

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H18.8.12〜13 第71回研究会 「乗鞍ヒルクライムスキー(その2)」
 乗鞍ヒルクライムスキーと聞いてピンとくる人はかなりの「八尾テレ痛」いや「八尾テレ通」と言わなければならないでしょう。そうです、第6シーズンのはじめに第56回研究会として自転車で乗鞍エコーラインを一番下(観光センター)から大雪渓までスキー板を担いで登り、テレマークスキーをした(スキーはしただけで楽しんではいないというのが・・・悲しい)輝かしくも愚かな歴史が八尾テレにはあるのです。

 あのとき誓ったはずでした。「こんなばかげた事はもうやめよう」と。しかし、歴史は繰り返してしまうのでしょうか?ただ単に学習能力が無いだけなのでしょうか?それとも春の乗鞍合宿で38號こと「バーゴン樫」が披露した「乗鞍林道雪壁落とし」の荒技がその場に居合わせた3人を狂わせたのでしょうか?

1回で2度楽しい?
 今回の研究会は38號こと「バーゴン樫」君のTOC(八尾テレ指導員課程)卒業査定を兼ねて、長野県側から乗鞍スカイラインを自転車でヒルクライムしてテレマークスキーを敢行してきました。自転車もスキーも楽しんでしまおうというこの企画は、どちらも中途半端になって疲れただけ・・・ということになりかねませんが、乗鞍スカイラインはエコーラインに比べると斜度も緩めでそれなりに楽しんで登ることができ、スキーも楽しめました。
 この記録は量が増えすぎましたのでえびちゃんの山行記録 セカンドステージ乗鞍ヒルクライムスキー・アナザーサイド」にまとめています。細部はこちらを参照してください。
 夏の活動は今回で最後になる可能性が非常に高いですが、今度は(人工)雪が降るシーズンにどこかのスキー場でお会いしましょう。

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H18.10.14 第72回研究会 「ひそかにマットレ」
 ようやく朝晩が涼しくなってシーズンインが待ち遠しくなってきた今日この頃・・・・なぜか、再び坂内村マット・トレーニングを行ってしまいました。
 坂内村のマットスキー場はあまりにも難易度が高いので、シーズンに1回が限度だと思うのですが、よく考えれば第70回研究会では、教祖様が「自治会の集まりが云々」などと言って来なかったので、今頃になって、研究会を行うことになったのです。

 「やっぱり手強いです」 このスキー場をテレマークスキーでまともに滑れる人は、無条件でテレマーク・マスターの称号がもらえるでしょう。

 アップカンナベや大屋スキーと比べると、斜度もきついでしょうし、芝が堅かったり(ほとんど毛がなくなっているところもある)、斜面がうねっていたり、転んだら死ぬほど痛かったり、何が楽しくて行くのか普通の人には絶対に理解できないスキー場であることは間違いありません。ただ、こみ上げる恐怖を飲み込んで無事に下まで滑り降りることが出来たときの達成感は尋常ではないのです(滅多にありませんが)

 「わかりました!」ここのスキー場で滑るメリットは、シーズンはじめに人工の腐れ雪で人混みに紛れながら滑ることになっても、「やっぱり雪っていいな〜」と思える事なのでしょう。

斜面はエグくて公開は自粛します
 今回も、早速教祖様は手首を擦り剥いていました。それは奇しくも第70回研究会でバーゴン樫君が怪我したところと同じであり、ここに美しい師弟関係を確認することが出来ました。広報エヴィンも背中で滑りながら、進歩の無さを痛感しました。どうやら今シーズンも劇的な進化は望めそうにありません。

 ところで第8シーズンの合い言葉は「戦うテレマーク!(教祖談)」だそうです。
 何と戦うのかはよく分かりませんが、(人工)雪のシーズン・インは11月24日(金)に休みが取れて、鷲ヶ岳スキー場がオープンしていたら行いたいと思います。

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H18.11.24 第73回研究会 「戦うテレマーク」
 珍しく今回の研究会は2ヶ月くらい前から日程が決まっていました。人工雪のスキー場が次々とオープンするこの時期に、平日に滑りに行くのなら勤労感謝の次の日しかありません(なぜ?)。ただし、こんな時に限って週間天気予報は「雨」。ただし、信頼度は「B」ということで、神に祈ること数日。2日ほど前から天気予報「晴れ」に転じ、今シーズンの初((人工)雪)滑りは思いっきり晴天の中で快適に滑ることができました。

相変わらずの初滑り
 「快適に」と言っても気持ちよく滑れたわけではありません。雪は相変わらずシャーベットでコースはご覧のとおり、ちょっと気を許せば体は逆サイドか前方へ吹っ飛んでいきます。やはり手強いのです。
 人工芝→人工雪→天然雪→パウダーとだんだんステージが良くなっていくことを期待しながら、「今回はこれくらいで勘弁してやろう」と肉体的な限界でドロップアウトしましたが、教祖様はそれから3本以上も滑っていたので、テレマークのためには手段を選ばない人であることを再確認しました。恐るべし!
 高速道路ICから近い鷲ヶ岳スキー場は、シーズンが本格的に始まったら人も多くなるので、来ることはなくなるかもしれませんが、3人くらいのテレマーカーさんを見かけることができました。確実にその時は近づいているようです。

 帰り道では三重県亀山市の知る人ぞ知る長距離トラッカー御用達の焼き肉屋さんで、身も心も満足して帰宅しましたが、やはり次の日の筋肉痛は免れることが出来ませんでした。

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H18.12.16 第74回研究会 「ウィングヒルズにテレマークは飛ばず」
 今年は例年通りの暖冬予想。祈りもむなしくスキー場からの(天然)雪便りはなく、平成18年最後の研究会は開催が危ぶまれましたが、教祖様の強烈・果敢な「押し」によって、なんとか開催する(させられる)事になりました。

 場所は「ウイングヒルズ白鳥リゾートスキー場」・・・なんか八尾テレにはハイソでエグゼクティブ過ぎて似つかわしくない響きのスキー場ですが、休日に鷲ヶ岳の混み混み粗目・人工雪バーンは絶対に滑りたくないし、新規スキー場開拓(布教)活動もそろそろ始めないといけないこともあって、以前から狙っていたバトルフィールドへ照準を定めたのです。

ウイングヒルズに勘違い野郎が登場!
 高鷲ICからヒルズまではそんなに遠くはないのですが、途中に桧峠という難所があって、積雪があるとスタッドレスが劣化した我らがeVin3号車ではちょっと厳しそうです。「この峠は対テレマーク結界となっているのだろうか?(教祖談)」ということでテレマーカーの生息数も「0」でした。もしかしたらテレマーク禁止スキー場かもしれません。

 雪質は人工雪にしては良好でした。ちゃんとエッジが効くので高速ターンも思いのままにできるような気がします(できた訳ではない)。総延長2kmを謳うコースは2本のリフトで分断されているので、一気に滑り降りるには乗り継いで上がらなければいけませんが、体力の衰えた体には1km滑ってリフトに乗る方が楽だし、混雑も緩和されるようでいい感じでした。

 また今回はぎんちょりん氏もおいでになるかもしれないということで革靴で戦いましたが、滑ることに関して言えば、なんだか革靴もプラ靴もあんまり変わらない感じです。転ぶところではプラでも革でも同じように転ぶし、違う所と言えば山側のスキーが時々ぶれたりするので足先に神経を使ってやらなければいけないことと、小一時間で靴下が濡れてくることぐらいでしょうか?まあ、粉雪であれば靴が濡れることも少ないでしょう。私の最終解脱の日も近いのかもしれません。

 夕方には雪質も悪くなって、空も暗くなってきたので撤収することにしましたが、この日は日本野鳥の会の人でもヒルズに2人以上のテレマーカーの飛来は確認できなかったでしょう。山にも雪は積もっていないし一体テレマーカーはどこへ飛んでいってしまったのでしょうか?

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H19.1.3 第75回研究会 「しんちゃん再び!」
 新年あけましておめでとうございます。突然ですが、今年は暖冬です。誰がなんと言おうと暖冬です。最悪です。一体、神様は我々にどうしろと言うんでしょうか?もしかして初詣にも行かず、滑りに行こうとしているのが間違っているのでしょうか?<だから雪が降らないのだよ!

 年末に一瞬大雪が降って喜んだのもつかの間、その後は晴れ・雨・曇で雪のかけらも降りませんでした。関東出張中の師範代「しんちゃん」と、久しぶりに滑りに行くことになったのですが、ネットで調べると
 「雪が無くなって板がガリガリいいました。明日(3日)からは厳しいかも」
というレポートはまだ良い方で、
 「明日から一時営業停止しま〜す(来ないでね)」
なんてところもあって、近畿圏のスキー場は壊滅状態です。
 これで、岐阜圏のスキー場に行ってしまおうものならコミコミ・ガールズになっているのは明白であり、しんちゃんに中止の電話をかけたところ、「折角なので滑れなくても伊吹山で昼食会でもやりましょう。」ということになって、強引に研究会を開くことになりました。

コースの状況は想像にお任せします
 大正解でした。びっくり!

 こんな条件で滑りに行こうという人はいないらしく、駐車場は営業が始まってもガラガラ、300m強の人工雪コースもガラガラ、当然リフト待ちなし、食堂もガラガラ、雪はそこそこで、高速カービングターンの練習には最高でした。(滑る人よりも伊吹山山頂へ登る人の方が多いくらい)
 また久しぶりにしんちゃんの切れるターンを生で見ることができて、その映像を脳裏に焼き付けることも出来ました。基本的に自分(エヴィン)の技術は師範代しんちゃんの滑りが基本となっているので、いろいろ指導してもらい滑りに進化が期待できそうです。まあ、教えてもらってもその効果が現れてくるのはだいぶ先になってしまうのが凡人の悲しいところではありますが・・・・。(すべては試行錯誤)

 今年の雪は全然期待できませんが「決めました」。今シーズンは伊吹山メインで滑ります。二度と伊吹山が閉山とならないように・・・・がむばれ!伊吹山。

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H19.1.21 第76回研究会 「テレマーク教室」
 今シーズンは超暖冬ですが研究会をやらないわけにはいきません。皆さんはお忘れかもしれませんが、教祖ジョニーが伊勢の地でだまくらかしてテレマークスキーセットを購入させた「のの」ことフリーヒーラー24號の指導を兼ねて、岐阜県でも知る人ぞ知る超穴場の国見岳スキー場で研究会を開くことになりました。
 国見岳スキー場は伊吹山の北側にあるスキー場ですが、アクセス道路が半端じゃなく普通の車で行こうものなら、たどり着けないだけでなく行方不明になってしまう可能性もある桃源郷みたいなところです。
 ただし駐車場が無料であるうえに、食堂は結構アットホームだし、狭い割には滑走コースがまともなので、練習で来るには最高のスキー場なのです。また、岐阜市街からもっとも近いスキー場であることも見逃せません。

穴場スキー場に絶滅危惧種を多数確認!!!!!
 予想通り人も少なめだったので33號の指導は教祖様に任せて、5號しんちゃん直伝の超?高速ロング・テレマークターンの練習(通称:エビタ〜ンMk.V)に励みましたが、朝一番はカチカチのアイスバーンでかなり危険でした。昼前から雪も柔らかくなって快適に練習できましたが、高速ターンの練習は面白いけど転倒したときのダメージがかなり大きいこともわかりました(^^;

 <頭文字(イニシャル)T>
 奴は最近、速い滑りをするようになってきている。・・・・・藤原拓海君の進化と革靴テレマークの進化の過程は似ているような感じがします。いつかこのネタで日記を付けてみたいものです。(すみません、分かる人だけということで・・・)で、作成した日記がこれです!

 <テレマーク教室>
 吹雪の48回研究会でテレマークの洗礼を受け、51回研究会で伊吹山頂を目指すためにスキー場に取り残された哀れな24號は、初めてまともに教祖様からテレマークターンを教えてもらったようですが、う〜ん、目をゴシゴシ・・・最後に曲がれたような・・・・?
 初心者が細板と革靴でテレマークを始めるときは、テレマークの神様に「曲がってよし!」と言ってもらうまで、数え切れないくらいの転倒を繰り返さなくては行けませんが、どうやら今回はその言葉がよく聞こえなかったようです。始めた頃の自分を見ているようでとても懐かしいです。

 <絶滅危惧種大量確認>
 こんなスキー場に岐阜では絶滅危惧種と呼ばれるテレマーカーさんがおられるのですね。ちょっとびっくり!もしかしたら山に雪がないのでこんな山里に降りてきているのでしょうか?失礼!(熊や猪じゃないんだから・・・^^;)

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H19.2.25 第77回研究会 「ホームゲレンデは大事にしましょう」
 2月から舞い始めたにっくき花粉により2號の目と鼻は大ダメージを被り、「もはや今シーズンもこれまでか・・・」と思われましたが、教祖様の叱咤激励によりホームゲレンデにおいて研究会を実施することになりました。
 伊勢の地に来てからは「伊吹山」が第2のホームゲレンデとなっておりましたが、暖冬により次々とスキー場がクローズされている現在、1度くらいビバレへ行くのは吝(やぶさ)かではありません。でも来てみてびっくり!

ホームゲレンデ最高!
 気温がかなり低いので量は少なくても雪のコンディションはかなり良かったのです。また、まともに滑れなかった頃から通い詰めたスキー場で滑ることは、レベルアップにつながるような気がします。
 暖冬のおかげで、駐車場代が休日でも500円(通常1000円)になっており、リフト・ゴンドラ代金も1日券が3900円(朝からサンキューセット)なので、日帰りで滑りに行くにはやっぱり良いところです。新しいターンの習得のためにも、あと1回は来たいものです。

 また、今回も教祖様の「カリスマ転け」が炸裂したことを、この場をかりてご報告しておきます。(イメージとしてはF1レースでコースアウトした車が柵に沿って吹っ飛んでいったような感じ・・・、あなたも研究会に参加して歴史の証人になりましょう♪)<とか言いつつ、最近は研究会の告知をしてませんね〜。すみません。この日のテレマーカー確認数は1でした。

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H19.3.11 第78回研究会 「神様の贈り物」
 エルニーニョがようやく消滅した3月初旬、時すでに遅く近畿地区のスキー場は風前の灯火(ふうぜんのともしび)状態であり、まともな研究会を行うためには奥美濃地区へ向かうしかありません。ただし、奥美濃でスキーをすると魔の東海北陸道大渋滞に巻き込まれる危険性が高く、慎重に行動することが要求されます。雪不足のため今年のテーマである「戦うテレマーク」はすでに達成できず、教祖が唱えていた「八尾テレメソッド」(仮称)も全然進んでいないようなので、今シーズンはすでに敗戦処理モードであり、無理をして研究会を実施する元気はありません。

 伊勢を早朝に出発して午前券で滑って、道路が混雑する前に伊勢まで帰って来れるスキー場を探した結果、「ホワイトピア高鷲」が今回の攻撃目標になりました。ホワイトピアは初めて行くスキー場ですが、鷲ヶ岳の隣なので高速道路からのアクセスは良好で、鷲ヶ岳ほどは混雑しないスキー場のようです。

 朝3時起床。伊勢は大雨でした。これではスキー場も雨に違いないとがっくりしてしまいましたが、神様は八尾テレを見捨ててはいませんでした。岐阜に入る頃には道路の脇には雪が積もっていてまるで冬のようです(まあ、冬なんですが・・・)。そしてゲレンデにはなんと30cm近くの新雪が積もっていました!

今までで一番良い雪質!
 今までで最高の雪質でエッジがしっかり食い込むので上手になったような気分になります。雪質がよいとコブもなんとなく滑れるような感じです。ただし、未熟なためか、長距離を滑るのが久しぶりなためか、体への負担は結構大きいようで、こまめな休憩が必要でした。
 そして最後の休憩で教祖様ががっくり肩を落として座り込んでいたので、「もうやめようか?」と聞くと、原因は別にありました。
Tの悲劇!
 なんか右足に変なものが付いています・・・・こ、これは、もしかして「転倒してスキー板が外れ、付け直そうとしたらビンディングが無かった・・・よく見たらビンディングは足に付いていた〜!もしかして〜もしかしてぇ〜(長すぎ・・・)」ではないでしょうか?
 古くはアストロレースで教祖様がロダン号を失い、軍神タックさんが大屋のプラスノーで背中にモンモンを刻んだ「桜吹雪事件」があり、かくいう私も3年前の立山の雷鳥沢で愛機「10thマウンテン」を永眠させてしまったことがあるくらいなので、テレマークスキーではそれほど珍しい事故ではないのかもしれません。
 最近主流のビンディングと違い、3本ビスのビンディングでは無茶はしてはいけないということなのでしょうか?八尾テレでは、このことを「Tの悲劇」として言い伝え、戒めとしたいと思います。

 ジ・エンドかと思われた研究会も予備に持ってきていたエヴィンのマジコが活躍して最後まで執り行うことができました。あんな事があっても滑り続けることができるのが軍神たる所以なのでしょう。

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H19.3.31 第79回研究会 「ラストゲレンデに2匹目のドジョウはいたか?」
 続々と閉鎖が決定している中で前回おいしい思いをした「ホワイトピアたかす」にて最後のゲレンデ研究会を実施することになりました。ただしゲレンデコンディションは最悪であることが予想されるので、禁断のプラ靴使用した「コソ練」形式での研究会でした。

終末の寂しさが漂う
 さすがに人も少なく、雪も少なく、空模様も思わしくなく早々に切り上げた瞬間に雨が降り出しました。よく見るとスキーのソールは大きくえぐれていて最悪です。ただ、今シーズンの技術目標であった「切れるターン」はなんとなく見えてきたので来シーズン以降の新しいステージの準備は出来てきたと思います。
 雪が少ないシーズンでしたが、それなりに研究会が実施できた事に感謝!

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H19.4.28〜30 第80回研究会 「乗鞍越え(ただし敗退)」
 シーズンを締めくくるバックカントリー・スキーは今年も乗鞍で行うことになりましたが、いつものように三本滝から山頂を目指すマンネリなコースではありません。あまり人が登っていないのか情報がほとんど無い岐阜県側から乗鞍を超えて三本滝への越境を目指したのです!
 失敗でした・・・・。予想外の大雪に見舞われたのもあって、当初計画した乗鞍越えはおろか、摩利支天岳にも到達することは出来ず、かろうじて硫黄岳の山頂を踏むことができたのみ。しかし、岐阜県側から登ることで、改めて乗鞍高原の懐の深さを実感することは出来ました。

二日目は最高の天気だったのですが・・・
 まともに滑る(テレマークターンする)ことが出来ず、滑走に関しては欲求不満の残る研究会でしたが、今後の課題をいろいろ得ることができ、一応の成果を得て第8シーズンは終了とします。8年も続けていれば、ハッピーエンドで終わらない事だってあるでしょう。
 今回の記録は量が増えすぎてしまったため、えびちゃんの山行記録 セカンドステージ 「乗鞍死亡遊戯」として再構成しました。興味のある方はどうぞご覧になってください。
 衝撃の真実がそこに・・・

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1.テレ研とは 2.メンバー紹介 4.道具について 5.今後の予定

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