映画館主F様のDAY FOR NIGHTでよくお組になられていた特集を真似っこしてはじめてこの部屋を設けてから
はや2年(笑)。前回も1回目と題してはいても続くかどうかは不明なんてこと言ってたのですが
やっと2回目の特集を組むこととなりました。
今回はご協力いただいた方には本当にご無理をしていただきこの場を借りて
心より御礼申し上げさせていただきます。

はじめに

今回の特集を思い立った理由なのですが、今までは日頃お遊びでやってるサイトであまり思想的なことは言わない、しないようにしてきたのですが、昨年くらいから漠然と「なんだかなぁ〜・・・」という思いに囚われるようになり、ちょっと考えてみませんか?という気持ちの発信くらいはしてもいいんじゃないか?
せっかく遊びであれ、情報発信の術を持っているのだからと思いついた次第です。
今回ご協力いただいたシューテツさんにも指摘されている通り、普段ヘラヘラと面倒なことは避けて通っている私には本当に似合わない企画なんですが(笑)、こんな私でも「みないフリ、考えないフリ」だけはしたくないなと考えさせられる昨今。
せめて今日8月15日というこの日だけでも、少し立ち止まって考えてみませんか?
むずかしい本じゃなくっても映画からでも「戦争」や「平和」について何か読み取ることは出来るのですから。
                                                               2003.8.15   BYとめ



※原稿到着順とさせていただいております。

映画館主Fさん 生かせ、殺すな?「ターミネーター2」に見る“反戦”
特集はしばらくお休みと休業宣言なさったFさんなんですが、休んでいても本家は本家ということで真っ先にお願いしたらなんと3日後には原稿が届くという超早業で仕上げてくださいました。さすが本家です。

シューテツさん キューブリック的、戦争の構図
この企画は最初かなり頭を痛める企画だったようなのですが、さすがシューテツさん。
スイスイと筆がすすんだようで、私たちが見るべき「戦争の構図」をキューブリック作品から導きだしてくれました。

しらちゃん 『ディア・ハンター』から考える「戦争の真実」
お題を決めるにあたりかなり悩ませてしまったしらちゃんは、あえて反戦映画ではないとご自身が否定出来る映画で「真実」を知る必要を語ってくれました。

とめ 『マイ・ドッグ・スキップ』の時代背景が語るもの
思いっきりズルしたように思われる題材ですが・・・(笑)
言い出しっぺが頭をかかえてしまった結果がこれでした。

くろねこさん 『きけ、わだつみの声』
やわらかい言葉で語りかけるようなくろねこ節で
『きけ、わだつみの声』から感じたことを一篇の詩のようにまとめてくださいました。

神宮寺誠さん 『軍旗はためく下に』と戦争へのトラウマ
この企画にあたり絶対にお願いしたかった作品を私がこの作品を知るきっかけとなった神宮寺さんにぜひともとわがまま言わせていただきました。

9番さん 『ジョニーは戦場へ行った』は反戦映画か?
「反戦映画」という言葉の響きも啓蒙映画という含みがあって好きじゃないとおっしゃる9番さんにはそれならば・・・と私のトラウマ映画『ジョニーは戦場へ行った』をお願いしたのですが、おかげでトラウマとなってよかった映画だと確信させていただきました。

Kaoriさん 「英雄は平和をもたらすことができるのか?」
いよいよ明日(8/16)公開の映画『英雄HERO』からいち早く、みんなが思う「平和」って?「平和」へと導く方法って?「う〜ん・・・」と頭を抱え込んでしまうような疑問を投げかけてくださいました。



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