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2010年1月9日 土曜日

難易度　　　　おいしさ　　　３段階評価だよ

ムール貝とイカの天ぷら

ムール貝の天ぷら

トルコでポピュラーなムール貝の天ぷら。 でも日本で生のムール貝を開けてこれを作るのは地方によっていは簡単かもしれないけれど、少なくてもここ信州では簡単ではないので、加熱済みの冷凍ものを使用するのが楽チンです。 あちこち試した結果カナダ産の物がお勧めです。 解凍したムール貝が残ったらそのまま食べてもおいしいですし、パスタに入れてもおいしいです。 天ぷらに関しては、衣が日本と違うのですがあとは基本的に同じです。 衣はトルコ人の間でもレシピが全然違うので迷ったのですが、比較的パリッと仕上がるものを採用しました。 串にさしてあるのは、トルコの露天のまねですが、あげる前に串に刺すのは相手が柔らかいのでけっこう大変です。揚げちゃってから串に刺すのが簡単です。

ムール貝（楽天）

↑パンに挟んで食べたりする。
自家製のパン。パンを焼くのは苦手。


レシピ

	材料　　９個分
	衣 ドライイースト ビール 小麦粉 塩 ムール貝 塩 レモン汁	小さじ２ 300ｍｌくらい ２２５ｇ 小さじ１ 殻付きで９００ｇくらい 適量 適量

	作り方
	ムール貝は加熱済み冷凍品を準備します。解凍すると殻が開きますので取り出して水気を拭いておきます。 衣の材料を混ぜます。 まずドライイーストを少量のビールで溶きます。 ボールに小麦粉、塩、溶かしたイーストを混ぜここにビールを注ぎよく混ぜます。 混ざったらラップをして1時間室温に放置します。 ムール貝を衣にくぐらせ180度の油で揚げます。 色よく揚がったら油を切り串に刺します。 皿に並べ塩を振ります。ムール貝には塩気があるので塩は少なめで良いです。好みでレモン汁をかけます。

イカの天ぷら

イカでも作ってみました。 イカを揚げたことのない世の中の男性にはわからないかもしれないけれど、イカを揚げるのは恐ろしいものです。はねるのです。猛烈に。 特に皮をつけておくとさらにバージョンあっぷ。イカの総攻撃が開始されます。無防備に接近しようものならこちらは多大な損害をこうむります。 私は左手にフライパン用の大きな蓋を盾にして右手に長い菜箸をもって接近します。油を通さない手袋をすれば多少被害は少なくなります。蓋は一部がガラスになっていて敵の姿が良く見えます。 それでも、完璧ではなくいつも熱ーい思いをしてしまいます。 かつて壮絶な戦いを繰り広げた「ゼッポリーネの乱」を思い出して胸が痛くなります。 料理をしない男性諸君にはイカの天ぷらを食べる時、戦地のことを思い、心して食して欲しいと思います。アーメン。

	作り方
	ムール貝と同じです。 はねにくいようにするには、イカの皮を丁寧にむき、包丁で切れ込みをいくつかおいて軽く塩をし、しばらく置いて水気を良く拭き取るとましになるでしょう。 でも皮が付いているほうがおいしそうに見えるし、皮をむくのはかなり大変だし、今回は皮付きでした。