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パース Perth  

パース概要

パースPerthは、高層ビルが立ち並ぶビジネス街を持つ近代都市でありながら、同時にイギリス統治時代の面影を残す重厚で清潔な街並と、スワン川周辺をはじめ緑あふれる多くの公園を持っています。
年間を通して温暖な地中海式気候であり、都市を一歩出れば雄大な大自然があります。
パースは「世界で最も美しく暮らしやすい街」と言われます。といっても言ったのは兼高かおるさんです。(古ぅ!)
パースの街は日本と比べると、道路もゆとりある配置でゆったりとしていて、電柱や看板がないのですっきりしています。また、清掃が行き届いているのでゴミがほとんどありません。郊外の一般家屋も黄土色の壁にオレンジ色の屋根でほぼ統一されていて、道路脇の芝生地帯の街路樹と合わせて落ち着いた景観を作っています。

パース市

パースは西オーストラリア(WA:Western Australia) 州の州都です。正式なパース市は、City of Perthと呼ばれる所で、面積が62平方km、居住者は約1万人にしかすぎません。
南緯31度、東経115.49度に位置します。 パース市の中のビルが連なる市街地は、スワン川の流域の東西 4.5km、南北1.5 km程度の狭い領域で、碁盤の目のように道路が交差しており、その周辺には住宅地が広がっています。海岸までは10kmたらずです。

しかし、普通、パースと呼ばれるのはFremantle, Subiaco , Victoria Park , Stirling , Claremont, Armadaleなどの30の市を合わせたメトロポリタン地域the Perth Metropolitan Areaと呼ばれる所を指します。これは、南北およそ100km、東西およそ50kmで、面積が5,369平方kmという広さで、2,187平方kmの東京都の2倍以上あります。海抜20mで周辺には平地が広がっています。
パース市 www.perth.wa.gov.au/  

人口

WA州全体の人口が193万人なのに対し、パース(メトロポリタン地域)には150万人(2004年6月)とWA州の70%近い人が住んでいます。オーストラリア第4の都市です。以下、「パース」と書いたらこの広い方のパースを指します。とくに狭い方のパースは City と言い、このホームページでは「パース市」と表します。
パースには1,421人の長期滞在者と1,414人の永住の日本人が住んでいます(2002年10月)。TVによれば、2004年オーストラリアに約1,400人が長期滞在したそうです。
詳細(民族)→



その他

オーストラリアの他の大都市との距離は、シドニーSydney 4,127km, ブリスベーンBrisbane 4,357km, ダーウィンDarwin 4,040kmもあり、空路がなければ文字通り「世界でもっとも孤立した街」です。シンガポールからも約4,000kmなので中華系の人が多く、約2,500kmのバリ島へ旅行する人も多くいます。

オーストラリア人(オージー Aussie と言います)と言えば、いい加減、大雑把、人が良い、親切、明るいの代名詞です。とくに田舎であるパースは代表選手でしょう。街中は別として、人がいるところで地図を広げてはいけません。すぐに親切なオージーがニコニコと寄ってきて、ペラペラと「お手伝いしましょうか?」と聞かれ、あいまい笑顔で「ノオ。サンキュー」などと言わねばならなくなります(そりゃ、おまえだけだって)。
パースはすべての面でのんびりした街で、シドニーなど東海岸の都市の人からはWA西オーストラリア州はWait Awhile(ちょっと遅れている)の略ではないかと、からかわれるそうです。
パースPerthの「ア」の発音はあまり口を開かないあいまいな「ア」です。

西オーストラリア WA 州
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  map_australia

西オーストラリア州(WA:Western Australia)はオーストラリア大陸の3分の1を占め、広大な大自然が広がり、豊富な鉱物資源を産出、輸出しています。

WA州は、ドイツ、イギリス、日本の合計より大きく、日本の7倍の面積があります。南を南極海、西をインド洋、北をインドネシアに続くチモール海に囲まれています。144の自治体により形成されています。

WA州には、北西にハマーズリー山脈Hamersley Ranges、と言っても一番高い山が1,236mのMt. Bruceですが、山脈?があり、あとは北西に1,000m以下のキンバリー高原Kimberley PlatがあるくらいでMt.何々とあっても、山と言うより丘です。パース近郊500km以内は海抜500m以下の丘があるくらいでほぼ平地です。

もともと雨量が少ないWA州で、パース近辺ではとくに近年雨量が少なくなり、人口増加とあわせて水不足が深刻になり、個人宅でのスプリンクラー使用制限のほか、遠方からのパイプライン建設、海水の淡水化を計画し、多額の費用がかかることから政治問題ともなっています。各家庭でも使用水量を超えると罰金となるそうです。

WA州と兵庫県は1981年から姉妹都市となっていて、多くの交流があり、兵庫県文化交流センタHyogo Cultural Center がパース市にあります(市内の主な見所参照)。また、パース市は鹿児島市と(1974年)、Fremantle市は横須賀市と(1979年)姉妹都市の関係にあります。鹿児島市にはパース通りがあるらしい。

詳細(政治状況)→

オーストラリア  flag

オーストラリアAustraliaの正式名はオーストラリア連邦Commonwealth of Australiaです。Commonwealthはカナダ、インド、南アフリカなどを含めた英連邦のことです。オーストラリアは立憲君主制で、国家元首はエリザベス二世英国女王です。6つの州と準州、特別地域からなる連邦国家です。

オーストラリアの国旗は、左上に英国国旗である Union Jack ユニオン・ジャックがあります。右側には4つの七綾星(しちりょうせい:良く見ると出っ張りが七つあります)と出っ張りが5つの小さな星があり、これら全体で Southern Cross 南十字星を形つくっています。さらに、ユニオン・ジャックの下の大きな七綾星はオーストラリア連邦を表しています。七綾星は6つの州と特別地域(準州を含む)を表しています。

オーストラリアの面積は768万平方kmで、日本の約20倍と、世界で6番目に大きな国ですが、最も高い地点が海抜2,228mのMt. Kosciuskoコジアスコ山(NSW州)であり、比較的平地が多い大陸です。人口は2,050万人に過ぎませんが、牛は2,700万頭で、羊は人の3倍、カンガルーは5,700万頭以上いるそうです。ちなみに、日本だって、人間の数より、たまごを産む雌鶏の数の方が多いのをご存知ですか。一人あたりの年間たまご消費量が約340個で、イスラエルに次いで世界第 2位だそうです。

オーストラリアは若い国ですが、それでも2050年には60歳以上の人口の占める割合が現在の10%から25%へ増加すると心配する記事がありましたがまだまだです。何といっても、日本は2006年で20.7%で、2050年には35.7%ですから。

日本は第二次大戦時の1942年に西オーストラリアの北部都市ダーウィンを攻撃しました。これがオーストラリアが外国から攻撃された最初で最後の出来事です。また、日本軍はインドネシアで多くのオーストラリア兵を捕虜とし、厳しい労働を課し多くの人が亡くなりました。1957年に日豪通商条約が締結され石炭などが日本へ輸出され対日感情も向上し始めました。現在ではオーストラリアの第一の輸出先は日本であり、就職に有利と日本語を勉強する人も多く、日本に対し友好的な人が多くなっています。しかし、日本人として以上のような歴史があったことは一応頭に置いておいたほうが良いと思います。2006年は日豪交流年で、パースでも各種イベントが計画されています。  www.perth.au.emb-japan.go.jp/WA_YOE_Calendar_Japanese.htm 

パースの歴史

1829年8月12日セレモニーが行われ、木が切り倒され、パース市の設立が宣言されました。この日がパース市the City of Perthの正式な創立日です。

第二次世界大戦後の移民によりパース市の規模や性格が変化し新しい文化が持ち込まれました。さらに1960年代と70年代の金、鉄、ニッケル、アルミナといった鉱物ブームにより発展に拍車がかかり、超高層ビルが建設され、より近代的な都市になりました。

1973年5月には当時皇太子だった現天皇陛下と美智子皇后もパースをご訪問になりました。

詳細(パースの起源)→

時刻
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世界標準時間GMTより、8時間進んでいます。シンガポールSingaporeやマレーシアMalaysiaと同じです。パースが昼の12時のとき、東京1pm、London(GMT)4am、New York11pm, Sydney2pmとなります。
多くの州で実施している夏だけ時計を進める夏時間(daylight saving)をWA(Western Australia)州は採用していませんでした。しかし、06年12月3日から夏時間を導入することに決まりました(11月21日)。 これで、10月から3月25日までは日本とWA州は時差なしになります。オーストラリアで夏時間を導入していないのは、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州のみとなりました。
夏時間は日本でも昭和23年頃実施していたのを覚えていますか(歳がわかる)?

オーストラリア国内でも時差があり、WA州のWestern Standard Time(WST)は、South Australia州とNorthern Territory州からは一時間半、その他の州からは2時間遅れています。

気候
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パースの気候(Climate)は、1年を通して温暖で陽光豊かです。

temp

一日の日照時間が年平均で8時間もあり、オーストラリア一のお天気都市で、地中海性気候です。
パースの2005年の月平均気温と降雨量を見れば分かるように、夏(2月頃)は暑いが、乾燥しているので日陰では涼しく感じます。冬(7月頃)の寒さはあまり厳しくなく、気温が0℃まで達したのは今まで2日だけで、真冬でも日中の気温が16℃を切るのはまれです。雨量はそれほどでもないが、冬は雨の日が多くなります。

パースで唯一いやなことは蝿が多いことです。市内はそれほどでもありませんが、郊外とくに荒野へ出ると数匹がしつこくたかってきます。周辺の豊かな自然との引き換えなのでしょう。小さなハエなのであまり汚いという感じはしないのですが、顔に止まってくるのには閉口します。11月から増え始め、12月がピークで1月末には少なくなります。
詳細(ハエ)→

2006年から07年にオーストラリアの東側は、史上最大の干ばつに見舞われました。米国ブッシュ大統領べったりのハワード首相は温暖化防止の京都議定書を批准せず、水資源確保も十分進めてきませんでしたが、あわてて農家への補助金支給や、付け刃的温暖化対策を打ち出しました。06年7月から07年6月の小麦生産は前年の6割減と想定されています。日本のうどんはオーストラリア産の小麦が必須のようでオーストラリア政府はうどん用小麦だけは確保するそうですが、どうなりますやら。

・春

9,10, 11月:平均気温22℃。花が咲き乱れ町中がより美しくなります。

FlowerOn bottlebush

日本では見たことない奇妙な花であるワイルド・フラワーWildflowerはWA州の北部で7月頃から開花し、徐々に南部へ移り、パースや郊外では9,10,11月がシーズンとなります。Wildflowerの一種BottleBrushの血のように赤い花があちこちに咲き、良く手入れされた街中の歩道にはどこにでも花が一杯咲きます。

9月、10月はシャワーがある日が多いのですが、夜や朝早くだけ降ることが多いと思います。昼間降る場合も、しばらく雨宿りしていれば10分ぐらいで止んで、からりと晴れてしまう場合がほとんどです。ただし、オーストラリアも2005年は異常気象で10月末まで肌寒い日がつづきました。06年は9月中ごろまでは朝晩は寒く、ヒーターを使いましたが、それ以降は快適でした。

11月に入ると雨の日も少なくなりますが、雨の日の挨拶は「グッダイGood Day」と言いかわすようです。これから乾季を控えて水の少ないパースでは雨は歓迎なのです。

WA州南部は非常に紫外線がつよいところです。特に11月は南極のオゾンホールが最接近するので注意が必要です。外出時は帽子と日焼け止めクリームを忘れないようにしてください。

詳細(日焼け止め)→

・夏 

12, 1, 2月:平均気温30℃。昼間29℃ですが、夜間は17℃と涼しくなります。まれに2月に3,4日続いて温度が35℃になることがあります。

海岸沿いの町では午後に海からのそよ風(Fremantle Doctor)が吹き、過ごしやすくなります。日本に比べ湿度が低いので温度のわりにすごしやすく、日陰に入ると涼しくなります。歩く時は日向を急ぎ足で木陰に入り、一息つきます。

汗をかいているのにすぐ乾燥し水分不足を自覚できないので常に意識的に水分補給が必要です。多くの人がペットボトルの水を持参しています。海で泳ぐのに良い時期は12月終わりごろから2月後半までです。

日本と逆の南半球ですから、日当たりが良いのは北側です。しかし、日光が強すぎるので、リビングは南側に多くあります。

・秋 

3, 4, 5月、平均気温24℃。3月から4月ごろは、涼しい日が段々と多くなり、4月、5月には夏にはなかった雲が出てきて雨の降ることが段々多くなってきます。

・冬 

6, 7, 8月、平均気温18℃、雨期。昼間18℃、夜間9℃。冬に10日前後、最低気温が2から3度という非常に寒い日があります。しかし、夜でも0℃以下に下がることはありません。

雨は激しく降るときもありますが、すぐに止みます。もっとも湿った月である6月でも雨の日は19日以下です。


カレンダー
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 休日:、 学校休み:

06年12月3日から3月25日までは夏時間になり、日本と時差がなくなります。



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祝祭日
  祝祭日Public Holidayは年により、州により異なります。オーストラリアでカレンダーを買えば来年の州毎の祝祭日や学校の始業・終業日がわかり、出かけるのに便利です。以下はWA州、2007年の場合です。

WA州の2007年の祝祭日 
日本語
英語
月日
新年New year's Day1月1日
オーストラリア・デイAustralia Day1月26日
労働記念日Labour Day3月5日(WA)
グッド・フライデイGood Friday4月6日
イースタ・マンデイEaster Monday4月9日
アンザック記念日Anzac Day4月25日
創立記念日Foundation Day6月4日(WA)
女王誕生日Queen's Day10月1日(WA)
クリスマス・デイChristmas Day12月25日
ボクシング・デイBoxing Day12月26日

オーストラリア・デイは建国記念日で、夜には、パース のビルから花火が上がり、スワン川 対岸のサウス・パース やキングス・パークなどは沢山の人が繰り出し、川沿いやキングス・パークの道路は封鎖され歩行者天国となり大変華やかだそうです。イギリスは囚人流刑の為の植民地とするため、総督アーサー・フィリップ率いる流刑船団をニューサウスウェールズに上陸させました。この日が、1788年1月26日でした。実際にオーストラリア連邦が発足したのは1901年になってからです。

イースタは、その年の春分の日の後に来る満月の直後の日曜日と決められています。したがって毎年、日にちが異なります。キリストが磔にされたのが金曜日でGood Fridayとなり、Easter Saturday, Easter Sunday,
3日後に復活したので月曜日はEaster Mondayと呼ばれ、金曜日から月曜日まで連休になります。

アンザックAnzacというのは、Australian and New Zealand Army Corpsの略で、オーストラリアとニュージーランドの連合軍の呼び名で第一次大戦に参加し、多くの犠牲者を出した戦死者を悼む戦争記念日です。

父の日は、日本、米国、カナダでは6月の第3日曜日ですが、オーストラリアでは9月の第一日曜日です。当然ですが祝日ではありません。しかし、ここオーストラリアでは家族が集まってお祝いし、DIYの小物など贈るそうです。自由な一日という贈り物もあるそうです。父親としては、うれしくて哀しい贈り物ですね。

英連邦の一員であるオーストラリアではエリザベス女王の誕生日が国民の祝日です。しかし、WA州では女王誕生日 Queen's Birthday を、他州では6月5日なのに毎年9月末から10月上旬の月曜日にずらします。このロングウイークエンドにはPerth Royal Showや、Kings Parkでの Wildflower Festeval が開催されます。エリザベス女王の本当の誕生日は1926年4月21日で、英国でも6月になっているそうです。日本では考え難いですが。

Boxing Dayのboxingとは箱詰めのことで、12月26日が日曜になると翌日になります。英国や英連邦の一部では郵便配達の人、ごみ清掃人などにクリスマスの残りのご馳走を箱に詰めて、Christmas Boxを渡す習慣があるそうです。カナダでは単なる安売りディになっているそうですが。

学校の休み 

学校で授業があるのは、WA州、2006年の場合、2/1-4/13, 5/1-7/7, 7/24-9/29, 10/16-12/7です。2007年はカレンダーをごらんください。学校が休みの期間は街に子供達が大勢いてにぎやかです。日本よりも子どもを連れて出かけることが多いと思います。また、それだけ子どもが自由に遊べるところが方々にあり、男性もサービスではなく家庭第一の考え方のようです。
オーストラリアでは、出産費用は無料で、その上マタニティペイメントと言って子供を出産すると無条件に$3,000もらえるそうです(2006年7月から$4,000になりました)。その影響で、2005年には1971年以来最高の26,5031人が出生し、増加する出生率と移民数によって、オーストラリアの人口は2050万人を突破しました。 気のせいか、日本より、街で赤ん坊連れの家族を見ることが多いような気がします。それにしても、クリスマスと新年をはさんだ夏休みが54日もあるとはさすがオーストラリアです。子供のいるお母さんにご同情申し上げます。新学期は2月から始まります。

 

イベント 

パースでの主なイベントを以下に示します。

Wildflower Festival(Kings Park): 2005年は9月22日から26日まで、2006年は9月28日から10月2日まで開催。 パース見所-市内の主な見所-Kings Park-Botanic Garden 参照

パース・ロイヤル・ショー(Claremont Showground):2006年は9月30日から10月7日

詳細(パース・ロイヤル・ショー)→

Telstra Rall Australia 2006:10月26日−29日、FIAワールド・ラリー・チャンピオンシップ(WRC)のオーストラリア・ラウンド、 www.rallyaustralia.com.au/one/index.asp

Air Race World Series in Perth:11月19日、曲芸飛行, www.redbullairrace.com/index.php 

   

フリーマントル・フェスティバル(フリーマントル):11月17日〜26日、文化イベントや地域イベント

ヴェラックス5・オーシャン・ヨット・レース(フリーマントル):12月、3万マイルに及ぶ海洋レースの第一寄港地

オーストラリア建国記念日花火Australia Day Skyworks:1月26日、キングスパークやスワン・リバーが見どころ。 www.perth.wa.gov.au/skyworks/info.html

ホップマンカップ(バースウッド・ドーム):12月30-1月5日、テニスの男女混合の国別対抗戦、男子シングルス、女子シングルス及び男女ダブルスの3試合。www.hopmancup.com.au

マルチプレックス・リビング・ロットネスト・チャネル・スイム:ロットネスト海峡横断水泳大会。コテスロー・ビーチ - ロットネスト島間の20km世界最大規模の屋外水泳大会。(2月中旬)www.rottnestisland.com/rotto/events/channel_swim_2005/

フリーマントル・ストリート・アート・フェスティバル:芸術祭。毎年3月(イースターの時期)、世界的にも有名な大道芸人達、(3月下旬) www.fremantlefestivals.com/main/html/home_sa.cfm

パースV8400スーパーカーチャンピオンシップ:オーストラリアの各地でのレースのパース大会。車両規定が「豪州国産のV8エンジンを積んだ4ドアセダン」と決められているため、オーストラリアの車メーカーのホールデンのコモドアと現地に工場を持つ米のフォード社のファルコンの独壇場となっている。(5月12日〜14日)、www.v8supercar.com.au/

アボン・デセント( Avon Descent ):。スタート地点ノーザムからスワン川上流域・アボン渓谷を抜け、パースがゴール、総延長134km、足漕ぎ / モーターボートのボートレース。関係者3万人の一大イベント。(8月初旬)www.avondescent.asn.au/

スプリング・イン・ザ・バレー:スワンバレーの定期イベント。オーストラリア最大規模を誇る食とワインの祭典。(10月初旬)Tel:(08)-9379-9400

入出国
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観光VISA(電子ビザ) 

観光や知人・親族訪問が目的で、1回につき3カ月以内の滞在を予定している場合には、観光ビザであるイータスETAを申請します。 発効日から12カ月有効で、ETAは数次ビザですから、有効な間は何度でも必要なだけ出入国できます。例えば、ニュージーランドのビザを持っていれば、3ヶ月以内滞在したオーストラリアからニュージーランドへ渡航し、また オーストラリアへ再入国し3ヶ月以内の滞在ができます。もちろんETAの有効期間内での話しですが。

申請時に取得済みETAがあっても、新ETAは新たな申請から12ヶ月有効となります。ETA有効期間中にパスポートが切れる場合は、切れた時点でETAは無効となりますので、新たにETA取得が必要になります。

このほか、商用での渡航には、短期商用ETAがあって、登録後12ヶ月間有効な数次ビザで1回につき3ヶ月以内の滞在が可能です。

アパートメントや家を借りる場合は6ヶ月以上だとリースになり、大幅に安くなりますが、3カ月以上の滞在者はETA申請できません。 また、永住希望者、就労希望者、学生も申請できません。

観光ETAは、インターネットで、申請者の有効なパスポートおよびクレジットカードの必要項目を入力すると、オーストラリア政府のコンピューター上に登録されます。オーストラリアへ渡航する際は、空港のチェックイン・カウンターで、航空会社スタッフが旅行者の搭乗許可(ETA登録確認)をコンピューター上で確認します。 www.eta.immi.gov.au/ETAAus0Jp.html

母親に併記されている子供も含めて、渡航する家族全員が登録する必要があります。ETAの申し込み前にオーストラリア行きの航空券を手配する必要はありません。料金は$20で、支払いはクレジットカードになります。この機能はシステム使用料なので、登録認可の是非にかかわらず、払い戻しはありません。

旅行会社や航空会社を通さずにサイト上で直接登録した場合には参照番号が与えられ、これによりETAの登録状況の確認がサイト上でできます。カンタス航空会社等では航空券を購入すれば無料でETAをとってくれますが、サイト上での確認はできません。



詳細(退職ビザ)→

航空便フライト 

成田―パース直行便はカンタス航空QUANTASの便しかありません。インターネットでオンライン予約すると、電子チケットです。航空券もビザ(ETA)も紙が無くなると、なんか頼りない気がします。正規割引運賃航空券「スーパーカンガルー35」を出発35日前に購入すると比較的安くなります。一人、6.2万円(10/1-12/7)、 7.8万円(1/3-3/31)、13.8万円(12/22-12/30)など。

以下、フライト時間は1時間程度はときどき変わりますので、参考程度です。

機内食は出発後水平飛行に入ると直ぐ出て、後は着陸前の早朝に出ます。楽しみにするほどの内容ではありません。飛行機が747など比較的小さいものでない場合は各座席の前にディスプレイがあり、映画が見られ、ゲームも出来ます。日本語吹き替えの映画は4,5本でしょうか。飛行時間は約10時間ですから、徹夜し頑張れば3本見ることができます。私は05年に6回乗って15本以上の映画を見ました。

2006年10月29日から07年3月24日までは、成田発パース着は、月・水・土曜日にQF70便が20:40発、翌朝6:00着です。朝早くパースへ着くのでアパートApartmentsに宿泊の場合は、時間前のチェックイン手順をあらかじめ調べておくか、カジノに行くなど時間の過ごし方を考えておかないと空港についてから困ります。

上の同じ期間では、パース発成田着は、火・金・日曜日にQF79便が22:10発、翌朝8:45着。この帰国便も出発が遅いので、遅いチェックアウトLate checkoutにしておくなどチェックアウトした後の過ごし方を考えておかないと、パースの店は金曜日以外は5時過ぎには閉まるし、大して広くない空港で時間をもてあますことになります。空港での搭乗手続きは20時以降に始まります。

この他、シンガポール航空、マレーシア航空、ガルーダ航空などの経由便が福岡、大阪、名古屋空港から出ています。関東地区以外にお住まいの方は日本、アジア、オーストラリアのいずれかで乗り継ぐことになります。


カンタス航空エコノミーの場合、預ける荷物は20kgまで、手荷物は7kgまでです。本当はかなり厳しく制限されるようですが、私達の28kgの荷物はHeavyのワッペンを貼られましたがOKでした。日本とは季節が逆の国に行くので結構着物など荷物を厳しく選別する必要があります。

パース国際空港

パース国際空港(Perth International Airport)は、市内から北東に約20km、タクシーで$25-$35.
フィーチャー・ツアーズのリムジンバスが到着便の時刻に合わせて運行。市内の主要ホテルまで$7.
1階がチェックイン・カウンターと到着ホールで、2階が出発ホール。
空港税は$30.両替所、郵便局などがあり、小規模ながらレストラン、スナック、バー、ギフトショップ、免税店もあります。

オーストラリア国内からパースへ航空機で行く場合は国内線ターミナルに着きます。国際ターミナルと国内ターミナルは 別空港に近く、距離は約11kmあり、この間の移動にはタクシーが必要です。 国内ターミナルからパース市内まではタクシーで$25程度です。 www1.perthairport.net.au/

Tonkin HYWからHorrie Miller Driveに入り、そのまままっすぐ行き、Roundaboutロータリーを3つ越えた突き当りがパース国際空港です。

 
持込禁止品

  詳細(持参品リスト)→


セキュリティ上、はさみや、女性の化粧ポーチの「眉ばさみ」などが成田でチェックされますが、オーストラリア出国時にはノートパソコン( Laptop Computer )はバッグから出して別にベルトに乗せなければなりません。列から出されて全身と荷物を検知器でチェックされる運(人相?)の悪い人もたまにはいます。係員はランダムに選定したと言っていましたが、私は2回選ばれました。

オーストラリアドルで1万ドル以上を持ち込む際には、入国カード(ED Card) で申告欄にチェックすることが必要です。入国時にマネーロンダリングのチェックがあるかもしれません。出国時も1万ドル以上は申告が必要です。

また、オーストラリアへの入国時には環境と農業の保護のためかなり厳しい検疫があります。

持込めないもの

申告が必要なもの

オーストラリア到着前に渡される入国用乗客カードに、食品、植物・動物製品を持っている場合は、Yesに印を付けて申告する必要があります。土のついたもの、木製のものや、食品はすべて持込困難と思ったほうがよさそうです。申告しなかった場合、$100以上の罰金になります。
申告の必要性を判断しかねる場合は、入国カードのYesに印を付け、検査官に尋ねてみる方が良いでしょう。大半の場合、申告した物は返却されます。

たとえば食品でも、肉類の入った加工食品、インスタント食品、マヨネーズ、卵入り麺製品、漢方薬、ハーブティー 、スナック類、紅茶などまずたいていのものは申告が必要で、袋を開けて一品一品確かめるので検疫に時間がかかり、押収されることもあるので持ち込まない方が無難です。検疫で数時間かかったと話して居る人もいました。

ゴルフシューズのスパイクの土も引っかかり、処理料$30を払うか、破棄処分してもらうことになります。

アルコールに関しては1125mlまで、タバコに関しては250本か250gを超えると免税扱いになりません。

 

詳細(入国カード記入)→


 

私はパース空港で預けた荷物が出てくるのを待っているときに係員が来て背中のリュックを床に置くよう指示されました。変な話だったので、英語が理解できなかったのかなと思っていると、犬がやってきて、さかんに臭いをかいでいました。検疫が必要な食物、動物がないかチェックしていたのです。この犬が05年12月に日本にもやって来ました。

また、日本からオーストラリアに送付する荷物も当局で開封し調べられたものが届くそうです。

ペットもオーストラリア到着後120日間動物検疫所に隔離されるので、残念ながら実質困難です。

禁止品のリストは、以下にあります。 www.daff.gov.au/corporate_docs/publications/html/languages/whatcanti_japanese.htm


TRS

オーストラリアには旅行者払戻制度(TRS:Tourist Refund Scheme)があり、旅行者はオーストラリア国内で購入した物品のGST(消費税)やWET(Wine Equalization Tax)の払戻を請求できます。TRSの返金額は、総購入額を11で割った額で、WETは総ワイン購入額の14.5%です。 ただし、使用しても良いが、一部でも消費せずに手荷物として国外へ持ち出す場合に限ります。

条件として出国前30日以内に$300以上の買物をした場合に、店から一枚のTax Invoiceを発行してもらいます。帰国時に、手荷物の検査を過ぎて搭乗口へ向かう前に、TRSの係官が立っています。時には、「Duty-free? 免税品はありませんか(日本語)」と声をかけています。ここでTRS手続きをします。

持参するものは、パスポート、オリジナルのTax Invoice、対象の品物、搭乗券です。払戻を受けるために、クレジット・カードか、オーストラリアの銀行口座番号あるいは小切手が必要です。

TRS手続きには2通りあります。

店で購入時に相当金額を差し引いてもらった場合は、出国時の空港で手荷物に貼り付けたTax InvoiceをTRSの係官にはがしてもらうだけです。

店でGSTを含めた金額を支払った場合は、出国時にTRSのカウンターへ行き、品物を見せTax Invoiceを提出して返金処理をしてもらいます。TRSで返金してもらう場合は、$200以下の現金、クレジットカードへの支払、オーストラリア銀行口座への振込、小切手のいずれかを選択できます。クレジットカードへの返金が一番便利です。

TRSでとなりの人はTax Invoiceを持っていませんでしたが、同一店で合計$300以上のレシートの束を提出し、列の後ろの人を気にせずに交渉し、なんとか返金してもらっていました。さすがフランス人。

 www.australia.or.jp/travel/trs.html>

 
お金
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通貨 

・基準通貨(Currency)はオーストラリアドル(A$)で、100セントが1ドルです。もちろん多少変動しますが、2006年11月現在で日本円の91円程度です。以下、オーストラリアドルを単に$で表記します。

・紙幣:紙幣notesは薄いプラスチックで出来ていて、種類は、黄色の$50(ドル)、オレンジの$20、青い$10、薄紫の$5です。緑色の$100紙幣もありますが、ATMで出てこないためか、あまり流通していません。

coin1 coin2 coin3 coin4

・コイン: $2コインと、, $1コインが金色で,50¢(セント), 20¢, 10¢, 5¢が銀色。$2コインは $1コインより小さいのですが、セントコインは50,20,10,5の順で小さくなっています。博物館などの入り口の寄付の箱にGoldと表示してあれば$1コイン以上という意味です。

最初の写真は、上段左から、$2、$1、50セント、下段 20セント、10セント、5セントです。コインに描かれている絵はときどき変わります。2番目の写真で、逆側はすべてエリザベス女王の顔になっています。3番目の写真の$1コインの大部分はカンガルーの絵ですが、ときどき絵柄だけ異なる記念コインになるようです。4番目の写真で、今年80歳になられたエリザベス女王の顔も1984年、94年、99年と歳をとっています。1984年が若々しいですね。

・買物では端数は5セント単位にまるめられます。

1966年までは英国式のポンド・シリング・ペンスが使われていたそうで、今でも12進法だったら頭は大混乱でした。

・クレジットカードはたいていの大きな店で使えますが、小さな店や地方では使えないところがあります。トラベラーズチェックも大部分の店では使えますが、小さな店では断られることもあります。現金が一番便利な支払い手段です。
クレジットカードの盗難、紛失時の緊急連絡先 Visa 1800-805-341、MasterCard 1800-120-113、American Express 1800-230-100 

・日本円からの両替は、換金レートが良い順番でカジノ、両替所・銀行、ホテルとなります。Perth国際空港にも両替所がありますが、東京からの直行便で行くときは朝6時5分に空港に着くので市内では24時間営業のカジノしかあいているところはありません。タクシーで市内へ行くならバースウッドBurswoodのカジノCasinoに寄って両替するのも良いかもしれません。ただし、着いたとたんに一文無しにならないように。
詳細(銀行カードでの支払)→


ATM

ATM

主要銀行の支店、スーパーマーケット店頭などにATM(Automatic Teller Machines)があり、24時間利用可能です。ATMの正面に使えるカードのデザインが書いてありますが、オーストラリアの銀行のキャッシュカードはもちろん、日本の銀行のインターナショナルカード、郵貯カードやCitiバンクのキャッシュカードでも裏面などに Plus あるいは Cirrus と書いてあるカードは、Plus あるいは Cirrus と表示のあるATMで使えます。銀行カードは他社のATMでも互いに使えるようです。

国際キャッシュカードの為替レート、手数料(例)
海外で引出した場合、引出し1回あたり0―210円の手数料と、換算レートに+1−3% の接続手数料がかかります。海外の一部ATMでは別途使用料が必要となる場合があります。銀行によって、また引出すATMによって、金額、レートは異なります。詳細は個別にお調べください。

ATMの使い方:
まずカードを入れ、暗証番号を手前のキーボードから入力し、OK(ENTER)を押します。
画面に表示されるWithdraw(引出し)の横のキー(あるいは画面をタッチ)を押して選択。(残高照会は Balance )
Saving(普通貯金)を選択。引出金額($500,$200など)を選択。
紙幣種別($50×2,$20×5など)を選択。
レシートReceiptの要否を選択し、しばらく待つ。
返却されるカードを取出し、紙幣、レシートを受け取る。

一度に$500まで引き出せるATMと、$200までのATMがありました。


カードを海外のATMで利用した際に、カード情報や暗証番号が、何らかの方法により盗まれる事例が発生しています。
ATMに不審な機器が設置されていないか、暗証番号をのぞき見しようとする不審者がいないか等十分な注意が必要です。商店の店の中にあるATMでなく、金融機関に併設されているATMを利用したほうが無難です。

ATMからカードが出ないように細工を施したうえで助けるふりをして、利用者に暗証番号を押させて、暗証番号を盗むという事例も発生しています。
また、定期的に口座残高やお取引内容を確認する必要があります。

消費税

オーストラリアにも消費税(Retail Tax)があり、品物とサービスに税がかかり、内税方式で税を含んだ価格が表示されます。通常物品は10%。


チップ 

オーストラリアにはチップ(Tipping)の伝統はないので、期待はされていません。タクシー、ポーターは不要です。しかしながら、サービスが特に良かったときには料金の10%程度のチップを渡してもよいそうです。

銀行貯金 

オーストラリア(海外)で生活するには、現地銀行の預金口座があると、小切手の資金化、公共料金の支払いができ、現地発行のキャッシュカードで買い物やATMでの現金引き出しにとても便利です。また、引き出し(200円)や残高照会(100円)に手数料を取られますが、シティバンクのワールドキャッシュカードも同様に使えます。

また、オーストラリアの金利は1年定期で5.5%程度(短期間で変動する)ありますので、もちろんいろいろリスクはありますが、資産運用としても有利です。ただし、日本に居て現地口座を作るには、資金は500-1,000万円以上が必要です。

詳細(現地口座)→


通信
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郵便
  post

定形の葉書(Post Card):世界中どこへでもAir Mailで $1.20。

手紙(Letters):定形、規定重量以下なら日本へ$1.80、オーストラリア国内へは50¢(セント)。

切手は郵便局Australia Postと、大部分の新聞販売所newsagentsで買えます。郵便局には葉書、文房具、荷物送付用箱、お土産、カメラフィルムなど郵便に関するものはもちろん、まるでコンビニのように何でも売っています。

街角の郵便ポストは赤と黄色の2種類あり、赤は国内普通郵便と国際普通郵便で、黄色は翌日配達郵便用Express Postです。

郵便局は月ー金曜日9pm-5:30pmOpen。Perth駅南の Forrest Place にあるGPOは月ー金曜日8pm-5:30pm、土曜日9:00am-12:30pm。  www.post.com.au/

詳細(荷物の送り方)→


電話、携帯電話 

緊急通話は000番で、救急車、警察、消防車が呼べます。日本領事館は9480 1800、日本語医療センター1800 777 313です。
公衆電話はコインとクレジットカードが使えるものが多く、市内通話は40¢(セント)が最小単位で、パース市内なら時間制限なして話せます。使えるコインは、$1、50¢、20¢、10¢コインです。

だだし、ホテルなど施設内の電話(日本のピンク電話相当)では50セントが最小単位の場合があります。また、携帯電話との通話は多少高いので、1ドル以上を入れて電話した方が無難です。1分少々は話せます。

シティのあちこちで格安国際電話カードを購入することができます。日本へだと$10で 5時間も話すことができるカードがあるそうです。このカードには固有の番号が書かれているだけなので、パース市内番号のセンタにかけ、書かれている固有番号を入力し、通話相手の番号を押せば、公衆電話や、一般の家庭電話からも掛けられます。センタで固有番号毎の利用額を管理するシステムです。日本の携帯にかける場合でも$10で30分以上話すことができるはずです。私はメールで済まし、やむを得ない場合はFAXで連絡しますので、めったに国際電話しないのでカードは購入していません。

日本の家庭電話からパースに電話をかけるには、国際識別番号:NTTコミュニケーションの場合は010、国番号:61、パース市外局番:08、市内番号8桁ですので、001+61+8+(市内番号8桁)をダイヤルします。日本の携帯電話からは、国際電話専用番号:ドコモは009130、国際識別番号:010ですので、009131+010+61+8+(市内番号8桁)をダイヤルします。

パースでの携帯電話は、テルストラ Telstra ( 元オーストラリア国営電話会社)が地方も含めて使える地域が広いと聞いています。Telstraに対抗して出来た電話会社が Optus です。また、日本でも商売しているボーダフォン Vodafone もオーストラリアで携帯事業をやっていますが、まだ地方では使えないところが多いと聞きました。

日本の携帯電話をオーストラリアで使うと、オーストラリア国内間での通話も日本を介しての国際通話になるので高額になるようです。ある程度長期間滞在し、オーストラリア国内で通話する場合はオーストラリアで携帯電話をプリペイドかレンタルした方が良いようです。

詳細(携帯電話)→


インターネット 

Internet カフェがいろいろなところにありますが、日本語が使えるところはそれほど多くありません。多分一番安いと思い込んでいるのは、Murray StreetとBarrack Streetの角の建物の2階の日豪センターで、日本の免許証を見せると30分$1で借りられます。 www.nichigonet.com 

光はもちろんADSLといったいわゆるブロードバンドは極く一部にしか普及していません。持参したPCでインターネットする場合は電話機あるいは電話線にモジュラージャック(FCCコネクター)をつないでダイヤルアップでつなぐことになります。

ホテルやアパートメントの電話機が、モジュラージャックがつなげないコネクタ・タイプになっている場合は変換コネクタを手に入れる必要があります。そのほかもちろん、オーストラリアの電話会社に自分でインターネット接続を申込む必要があります。
オーストラリアで一番大きな電話会社Telstraの子会社(?)Bigpondがプリペイドのダイアルアップ・カードを売っていました。ダウンロード限界なしで、30日有効12時間アクセス可能で$9.95、45日有効で30時間$19.95・50時間$29.95、90日有効で85時間$49.95と書いてありました。
Bigpondは、ワイヤレス・ブロードバンド・サービスも提供していて、購入したPCカードを挿入してCDからソフトをインストールすると、電波が来ている場所ならどこでもコードをつながなくても使えるので便利でした。私は夜はベッドの膝の上でブログを見たり、書いたりしていました。
日本でプロバイダー提供にメールを使っている人は、オーストラリアでメール送受するためには、日本にいるうちに外国からの接続方法をインターネット・サービス・プロバイダー ISP に問合せてローミングの登録などをしておく必要があります。


VTRやDVD 

オーストラリアのTV方式はヨーロッパ、香港、インドネシア、シンガポールと同じPAL方式で、日本や米国のNTSC方式とは異なっています。日本で録画したり、購入したビデオテープはオーストラリアのビデオデッキでは見ることができません。

DVDソフトおよびプレイヤーにはリージョンコードが設定されていて、日本は2で、オーストラリアは4です。したがって、日本のソフトはリージョンコード2のデッキでしか再生できません。音楽CDは共通です。


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基本情報終わり