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詳細(紫外線と日焼止め効果): 

パースの天気予報は、www.wunderground.com/global/stations/94610.html> が一部日本語でわかりやすいのですが、オーストラリア政府の Bureau of Meteorology 気象局 www.bom.gov.au/products/IDW12300.shtml の方が詳しく、紫外線予報も出ているのでよく利用しています。

パースでは非常に日差しが強いので、以下、紫外線と予報、つぎに日焼止めクリームの効果について、資料から抜粋します。

まず、紫外線とその予報についての気象局の解説

紫外線はUVAとUVB、UVCの3つに分けることができます。オゾン層はUVCを阻止し、大部分のUVBも阻止しますが、UVAは阻止できません。UVAは皮膚に深く浸透して「しわ」や、「しみ」を生じさせます。UVBは日焼けを生じさせ、炎症、痛みを起こします。紫外線を浴び続け、とくに子どものときに日焼けを繰り返すと皮膚がんのリスクが増大します。

今年は約30万人のオーストラリア人が皮膚がんを取り去るために医者を訪れました。皮膚がんの危険予防のため、オーストラリア気象局は UV Indexを毎日、予報しています。

UV Indexは紫外線放射の強さの危険度を単純でわかりやすく表したものです。Index尺度上の各ポイントは地表上でUVAとUVBの25mW/m*mと等価です。(すみません。意味わからないまま訳しています)

UV Index : Danger Category

皮膚がんが起こる可能性のあるレベルは3以上で、そのとき SunSmart Alert(警報)が出ます。雲はいくらか紫外線を阻止しますが、雲のタイプと量に依存します。ある種の雲は反射により地上での紫外線を増加させることもあります。温度が低いと紫外線が少ないと思い勝ちですが、紫外線の強さと温度は直接関係はありません。雪の反射も要注意で、海でのレベルと同等と考えるべきです。

SPF30+の水に強いに焼け止めクリームを2時間ごとに付ける必要があります。

紫外線が強いパースで使う日焼け止めクリームはSPF30以上、PA++以上で、汗や水に濡れても効果が薄れないWater Proof Typeが野外で過ごす場合には望ましいでしょう。

以下、日焼け止めクリームSunscreen について、日本化粧品工業連合会HPより抜粋で紹介します。

紫外線はUVAとUVB、UVCの3つに分けることができ、日焼けの原因になるのは、UVAとUVBです。

日焼け止めにはこの2つの紫外線を防ぐため、紫外線散乱剤や、紫外線吸収剤などが使われています。UVAを防ぐ効果の目安がPA (Protection Grade of UVA)で、UVBを防ぐ効果の目安がSPF(Sun Protection Factor)で、各々の値が日本の商品には表示されています。海外製品はPAについては表示がないものもあります。また、一般に日本の方がSPFの値が高い商品があるようです。

SPF(Sun Protection Factor)

UVBは肌に炎症を起こし、肌が赤くなり、色素沈着を起こす原因にもなります。 繰り返しUVBを浴びると肌の老化や皮膚がんを誘発するおそれがあります。 SPFは2から50までの数値で表されますが、上限は、「50+」です。

PA(Protection Grade of UVA)

UVAは肌を黒くするほか、皮膚の奥深くに侵入するので、長期間浴びると肌の老化につながります。

海外には今のところ確立されたPA測定法がありません。

日焼け止めクリームは、ムラなくたっぷり塗って2,3時間おきに塗り直して使うと効果的です。

私は05年9月から2箇月パースに滞在したときに、長袖を着ているし面倒だからと日焼止めクリームを付けませんでした。おかげで、ばっちり、顔と手の甲に大きなシミができ、老人性シミと間違えられる(?)事態に陥りました。パースでお母さんが手足を丸出しにしている子どもに日焼止めクリームのスプレーをかけているのを時々見ます。女性のお化粧は出来上がっていく楽しみ(苦しみ?)があるのでしょうが、男性の日焼止めクリームの場合は面倒で仕方ありません。しかし、スプレーで顔に塗るのも、ちょっとためらわれます。小さなビンから出して指で少しずつ塗るしかないのでしょうか。